登校した武昭達がそれぞれの教室に入ると……
「おはよう武昭、今朝も3人仲良く一緒に来たの?」
「あぁ、憧おはよう、いつもの事だから慣れたもんだろ?」
武昭が教室の自分の席に座ると1人の女子が声を掛けてきた。
彼女は
「そうね、ある意味、いつもの風景だものね、あっ武昭、放課後ちょっと付き合ってくれない?お姉ちゃんから少し頼みたい事があるんだって」
「
「そう、なら放課後ね」
2人は担任が来たので、それぞれ自分の席に座った。
放課後になって……
「武昭、帰ろう」 「アキ君〜 帰ろう〜」
玄と宥が武昭の教室に迎えに来た。
「あぁ、玄姉、宥姉帰る前に憧の所によっても良いかな?望さんが何か俺に頼み事があるんだって」
「私は良いですよ」 「私も良いよぉ〜」
「ありがとうございます、玄さん宥さん。それじゃ行きましょう」
4人は集まると憧の家に向かった。
4人が憧の家に到着すると、そこは神社だった。
「ただいまー お姉ちゃんーいるー?」
「おかえりなさい憧、あっごめんね武昭君、急に呼んだりして」
憧が帰ってきたので声を出すと母屋の中から憧に似た女性で姉の望が出てきた。
「いえ、特に俺も用事が無かったですから、それでどうしたんですか?」
「そうそう、こっちに来てくれるかな?」
武昭達は望に連れられてある場所に向かった。
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皆が連れられた場所は神社の敷地内にある物置の前だった。
「実はねここの扉を開けて欲しいんだけど……」
「え?鍵は開いてないんですか?」
「いや、開いてる事は開いてるんだけど、長い間開けてなかったから金属の所が錆びちゃってるの」
「あぁ〜 本当だぁ〜」
望の言葉に玄と宥が反応したが武昭はどこか気まずそうな表情になっていた。
「あのー 俺は構わないんですけど……この感じだったら扉を壊しそうなんですけど……」
「それなら問題はないよ」
「あっ、お父さん」
「「「あっ、お邪魔してます」」」
皆が話してると気付いた憧と望の父親が話しかけてきたので武昭と松実姉妹が挨拶をした。
「いやいや、そんなに畏まらなくても良いよ、実はこの物置の整理をしようと思ったら扉が開かなくてなってて、良い機会だから新しく立て直そうとしたんだ」
「けど、扉が開かないから整理をしてから業者に頼もうとしても頼めなかったの」
「なるほど、それでウチの武昭に手伝ってもらおうとしたんですね」
「分かりました、そういう事情なら……よいしょっと……危ないから離れててくださいねー せーのっと!」バゴッ!
父親と望の説明に玄が納得してると事情を理解した武昭が扉の取っ手に手をかけて力を込めると簡単に開いて、そのまま外れた。
「あっ、すみません、力を入れすぎました」
「気にしなくて良いよ、この方がやり易いから、望、母さんに言って何かオヤツでも出してあげなさい」
「うん、分かったわ、皆、こっちに来て」
武昭達は望に連れられて母屋に戻った。