未来の魔王が過去のトータス蹂躙RTA?   作:真藤陽人

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 今更ですが魔王なハジメと恵理の組み合わせって見たこと無いんですよね

 「ハジメの悪だくみに付き合える」嫁が一人くらい居てもいいと思うんですよ・・・

 因みに蒐集にした意味は特にありません(何となくカッコよかったのと好きなので)

 正直勇者(笑)大好きな恵理をハジメに惚れさせるのは簡単なんですがハジメが受け入れる
  方が問題なんですよね(笑)


 とにもかくにも楽しんで読んで貰えると嬉しいです


鉱石蒐集と理解

 

 真のオルクス大迷宮

 

 クリスタルキーと羅針盤を使いハジメは恵理を連れてやってきていた

 

 「ここが、オルクス大迷宮?」

 

 「あぁ、ていっても一般的に知られている階層よりもさらに下、百層よりも下の本来の

   大迷宮だがな」

 

 「どういうこと?」

 

 「今から説明してやるよ・・・」

 

 そうして恵理に説明しつつハジメはどうしてこうなったのかを考える

 

 「(あの勇者にぞっこんだった中村が簡単に心を開くとは思ってなかったがまさか一緒

   に来るとはな)」

 

 ハジメとしてはあの時点で顔を合わせる、自分の力を示せれば最低限は出来ていた

 だからこそ恵理がハジメに付いてきた理由に納得しつつもかなり驚いていたりする

 

 「とりあえずはこんな所だ。てかお前の方こそ勇者に付いていなくてよかったのか?」

 

 「光輝くん?・・・どうせ今の光輝くんに私が居なくなったことを伝えても香織や雫の

   事が優先で気にしないよ」

 

 「・・・かもな」

 

 「あ、でも南雲が香織や雫だけじゃなく僕も連れ去ったって考えるかな? 勇者な光輝

   くんと囚われのお姫様な僕、きゃっ♡」

 

 「・・・」

 

 妄想に浸る恵理を見てハジメは無言になった

 

 勇者から「過去の自分が恵理を助けた、けれど自分はそれで救った気になって何もしな

  かった」とさわりだけ聞いているのだがどうして恵理が自殺を決心したのか、その理

  由は聞いていない

 

 「・・・はぁ」

 

 「あれ、もしかして僕の惚気で疲れちゃった?」

 

 なんてとんでもない勘違いをする恵理、ハジメはこれを救うのかと気が重くなるが香織

  たちと約束した手前投げ出すわけにもいかない。

 

 「中村、ついてくるのは勝手だしお前に死なれたら(俺の目的的に)困るから守ってやる

   があまり勝手に動くなよ」

 

 「分かってるよ、けどさっき南雲に貰った薬のお陰で魔力は満タンになって足手まとい

   にはならないと思うよ?」

 

 「・・・それはどうだろうな」

 

 自分たちが勇者として召喚されこの世界の人間とは文字通り次元が違う事を感じていた

  恵理は何処か油断していた

 

 そうして歩いているとハジメの気配感知にある物が入って来る

 

 「おい中村、来るぞ」

 

 「え、どこに・・・は?」

 

 二人の視界に入ったのは一匹の兎

 

 一般的な兎とは言い難いがモンスターと言いきれるほどでもない、はずなのに

 

 「嘘、なんでこんな化け物が・・・」

 

 それが他の生徒だったのならばまず油断しただろう、だが恵理は知っている。本物の憎

  悪と敵意、殺意と呼べる負の感情を

 母親から、光輝を狙う女たちから感じる悪感情・・・知っているからこそ理解できた

 

 これは化け物だと

 

 「こんなのに、どうやって勝てば・・・」

 

 今にも発狂してしまいそうな恵理、そんな彼女を無視してハジメは

 

 ドパンッ

 

 そんな一瞬の銃声と一条の光が現れ、先ほどまで恵理が恐怖していた蹴り兎は

 

 「あんな化け物を一発で、倒したの?」

 

 「当たり前だ、あんなのに怯えてたらこの先は無理だぞ」

 

 「・・・はは、まさか南雲がそんな強気な事を言うなんてね」

 

 紛れもなく死を感じていた所からの安堵、やはり付いてきて正解だったとあの時の選択

  を心の底から絶賛したい気持ちになる

 

 「それでそいつを操ってみるか?」

 

 「・・・やってみるよ」

 

 ハジメに言われて本来の目的を思いだした恵理は死んだ蹴り兎に近づき詠唱を始める

 その場にユエかティオのどちらかが居ればほぅと一目置きそうなほどに彼女も降霊術は

  異世界から召喚されて日が経って居ないようには思えないレベルだった

 

 「(なるほど、油断が無ければこの時点でここまで出来るのか)」

 

 魔法の適性が皆無なハジメが見ても恵理の練度は中々の物だった

 あの時点で不意を突かれたのは本当に偶然だったらしい

 

 「これで、どうだ‼」

 

 詠唱が完了し死んだはずの蹴り兎が起き上がる

 

 そして蹴り兎はフラきつつも恵理に対して・・・跪いた

 

 「やった、あんな化け物が僕に‼」

 

 思わず声を上げて喜ぶ恵理

 だがそれも無理はない、今まで魔物に試したことは無かった上にこれまでの獣たちとは

  次元が違う強さだったのだ

 だからこそ自分を超える力を持った存在を支配したことは恵理にとって初めての達成感

  を感じさせた

 

 「落ち着け、それでまたコントロールを失ったらどうする」

 

 歓喜する恵理の頭に少し強めにチョップするハジメ

 

 「痛いな、もう少し加減してよ」

 

 と不満を零しながらも確かに油断せずにしっかりと意識する恵理

 

 「死んでも生き返らせるがそれも俺の近くに居ないと無理だ。離れるなよ」

 

 「分かってるよ。あぁあ、そんな台詞は光輝くんに行ってほしかったのに」

 

 「あの勇者なら言うだろうな、香織か雫に」

 

 「・・・へぇ、やっぱり君は分かってるんだ」

 

 勇者の本質、恵理も理解していない訳では無い・・・だが理解していても自分だけと

  願っているのだ

 

 「俺としては心底どうでもいいがな、それよりも行くぞ」

 

 「ちょっと待ってよ、こんな所で一人は流石に嫌だからね‼」

 

 気にせず我が道を行くハジメの後をなんやかんや言いながら付いて行く恵理

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 そうしてハジメは目的の場所にたどり着き、立ち止まる

 

 「ここだな」

 

 「ここって何もないよ?」

 

 「見てろ、、錬成」

 

 実は言わなくても使えるのだがせっかくなので言ってみるハジメ、何時だってかっこを

  付けたいのだ

 

 そんなこんなハジメは錬成を続けていき、遂に目的の物を発見する

 

 「なに、これ・・・」

 

 「神結晶、クソ神が伝承で人を救う時に使った伝説の遺物だ」

 

 まぁあのクソ野郎がそんな殊勝な事をしたとは思わないハジメ

 

 「なんかすごい力を感じる、ていうかさっき渡された奴と同じ?」

 

 「よく分かったな、この石から出る水は傷も魔力も回復させる。そして力が亡くなって

   も魔力を蓄える力がある」

 

 適当に説明しつつハジメは神結晶を宝物庫に収納する、中で神水をためる用意は出来て

  いる

 

 「宝物庫って言ってたけど便利だね、それも南雲が作ったの?」

 

 「あぁ、元は別の人間が使っていたのをパクったんだが今は俺も作れる」

 

 「神代魔法、かー 凄い力だよね」

 

 恵理には既にある程度の説明を済ませている

 

 「ねぇ、僕にもその宝物庫つくってよ」

 

 「断る」

 

 「なんでさ、君が欲しい女を用意するよ?」

 

 「そんなもんはいらん、今の時点で十分だ」

 

 「ふぅん、香織に雫だけじゃなくて先生にお姫様だもんね。そりゃあいらないか」

 

 「・・・分かったら諦めろ」

 

 実は更に倍の嫁が居るとは言えないハジメ

 

 

 そんな形容しがたい関係の二人の大迷宮攻略は幕を開けた





 何とも言えない所で終わってしまってすいませんm(__)m

 それとこれも今更ですがここからは今までの様なテンポよくとは行かないと思いま
  す・・・

 「こんな展開が見たい」等々あれば是非とも感想でお書きください

(追加合わせた)ヒロイン以外のキャラとの絡み

  • その他クラスメイト
  • 旅で出会った面々
  • 上記2つとも
  • いらない
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