未来の魔王が過去のトータス蹂躙RTA?   作:真藤陽人

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 今回で一気にヒロインが出そろいます

 原作通りの様で原作無視、悲劇は殆ど消し去りますよ

 それと大分適当な部分がありますが許して・・・どう書くか思いつかなかったんです


奈落の底での再会

 

 魂魄魔法をあっさり入手した翌日

 

 ハジメ達は結界を張った室内で作戦会議を行っていた

 

 「ねぇハジメ君、愛ちゃんの記憶は戻さなかったの?」

 

 「愛子は俺たちの中でも目立つ、それに隠し事とか得意じゃないだろ?」

 

 「それはそうだけど・・なんだか可哀想ね」

 

 「・・・戻すか」

 

 「それじゃあリリィにもやらないとだね‼」

 

 「あぁ、リリィなら隠し通せるだろうしエヒトが何かしらの洗脳をしても抵抗出来てすぐにわかる」

   にわかる」

 

 「先生とリリィは良いとして他の皆はどうするのよ」

 

 「そうだね、この世界の人たちはともかくクラスメイトの皆はまだ何とかなるだろうし」

 

 「て言ってもな、俺が香織たちに使った概念魔法は嫁にしか作用しないだろうし」

 

 「・・・そう、それなら仕方ないわね」

 

 「…そうだね」

 

 ハジメが自分たちには記憶を共有して欲しかったという事実が単純に嬉しい2人

 

 「ともかく現状で最優先はユエを取り戻すこと、そしてミュウを攫ったゴミ共を殺す、徹底的にな」

   徹底的にな」

 

 未来でのこととは言え最愛の娘が囚われ、奴隷となる未来をハジメは見過ごさない

 

 それは香織や雫も同じ

 

 「一旦は別行動だ、雫は黒刀を使って愛子やリリィの護衛」

 

 「分かったわ、あの時通りなら何もないとは思うけれどしっかり守る」

 

 「香織はノイントの肉体を活かして偵察、エヒトが協会連中に何かしでかしたら即抹殺」

   殺」

 

 「動いてからでいいの?」

 

 香織は今すぐに抹殺しない事に驚く、それは雫も同じ

 

 「あぁ、狂信的ではあったが奴らも殺らなくて済むならそうしたい」

 

 「「ハジメ(君)・・・」」

 

 それは日本という国で常識を取り戻したからなのか

 

 「だが誰に対してもじゃない、分かってるな?」

 

 あくまで余裕があるから、救えないものまで救う気は無い

 

 その言葉に気を引き締め直し頷く二人

 

 「よし、俺はさっき言った通りオルクスに行ってユエを救出、迷宮を攻略してユエに生成魔法を習得させる」

   成魔法を取得させる」

 

 「あれ、でもシアはどうするの?」

 

 「それに関しては考えがある、帝国全域を洗脳する予定だ」

 

 国一つを洗脳、恐ろしい言葉だったがハジメは手を抜く気は無い

 

 「流石にこれは時間が掛かるからな、グリムを使って滅ぼすことも考えたがあの国には他の奴隷も居る」

   他の奴隷も居る」

 

 時間を重要視するのならば殲滅が早かったりするのだが流石にそこまでやるきにはなれなかった

  なかった

 

 「んじゃ香織、雫 作戦開始だ」

 

 「「うん(ええ)」」

 

 

 そうしてハジメのトータス蹂躙ツアーは幕を開けるのだった

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 オルクス大迷宮、表では無く裏の五十階層

 

 ユエが封印されていた場所にハジメは転移してきた

 

 「・・・誰?」

 

 抑揚のない、ハジメの知る彼女とはまるで違う声

 

 けれどもその声はハジメにとって特別な物

 

 「本当、よくこんな場所に封印したよな」

 

 全てを知るハジメは思わず呟く

 

 「なぁ、ここから出たいか?」

 

 「・・・出して、くれるの?」

 

 「あぁ、だが条件がある」

 

 「私に出来る事なら何でもする、だからここから出して」

 

 抑揚のない声から一転、必死さを感じる声音

 

 「分かった、ならまずはここから出してやる」

 

 そう言ってハジメは封印石に手を触れ、錬成を開始する」

 

 「・・・嘘」

 

 ユエにとって何よりも苦痛を与えて来た封印が見る見るうちに解かれていく

 

 「生成魔法だけでも、変性魔法だけでもダメとは、本当お前の叔父さんは過保護だよ

   な」

 

 最初の頃は言うに及ばず、神話決戦前の成長によりさらに鮮やかに封印を解いていく

  ていく

 

 そうしてユエの封印は解かれた

 

 「・・・ありがとう、それで私は何をすればいい?」

 

 「簡単だ、俺の手を握ってくれ」

 

 「ん、分かった」

 

 疑問を感じつつも恩人であるハジメの願いを聞き、手を握るユエ

 

 そうして発動する概念魔法

 

 

 「これ、なに・・・ハジメ?」

 

 天性の才覚というべきか香織たちは時間のかかった記憶の定着がユエは一分もせずに終了した

  了した

 

 「あぁ、久しぶり、てのも変だが大体わかったか?」

 

 「ん、全部分かった・・・でも神代魔法、全部使えない」

 

 「あぁ、だから今から取りに行く。ミュウも助けないといけないから最速でな」

 

 「ん、でも私の魔力全然ない」

 

 「それも大丈夫だ、ほらっ」

 

 そう言いながらハジメが投げたのは魔晶石、これで魔力は十分

 

 「それじゃあ行くか」

 

 「何がくるかは分かってる、私とハジメなら余裕」

 

 

 そうしてハジメとユエは本当に休むことなく(再生魔法で回復しつつ)オルクス大迷宮を怒涛の勢いで攻略したのだった

  怒涛の勢いで攻略したのだった

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 生成魔法を入手してそのままハジメとユエはライセンにやってきていた

 

 その理由は勿論二人にとって掛け替えの無い存在であるシアに合うため、そして本来なら亡くなるハウリア族を救う為だ

  ら亡くなるハウリア族を救う為だ

 

 「確かここらへんのはずなんだがな・・・おっ」

 

 「ん、見つけた」

 

 だがハジメたちが探すのはシア達ではなく彼女たちを襲った帝国兵

 

 その世界に染み付いた文化を否定するきはなかったハジメだが流石に彼らの言動には目に余るものがある

 

 

 何よりもシアを悲しませた時点で帝国兵の運命は決まり切っている

 

 

 天より振り下ろされる魔王の権威

 

 相手と顔を合わせることなく、彼らの生涯は幕を閉じる

 

 

 

 

 そうして帝国兵を排除したハジメたちはハウリア族を探し、見つけた

 

 そこからはユエの時と同じように近づき、記憶を定着させる

 

 「ハジメさん‼」

 

 本来なら失われるはずだった仲間たちが生き残り、感謝の気持ちと一緒に抱き着くシア

 

 「気にすんな、それよりも今はミュウだ」

 

 「そうでしたね、それじゃあちゃちゃっと飛びましょうよ」

 

 「だな、レミアにもケガさせたくねぇし」

 

 結局の所ミュウもレミアも大事で仕方ないハジメ、内心を知るユエとシアは微笑ましそうに眺める

  うに眺める

 

 「そういえばミレディさんの所にもいくんですよね、どうするんですか?」

 

 「どっちにしてもエヒトは殺すからな、話すさ」

 

 「そうですか、でも今の私達なら以前の様にはなりませんよね」

 

 「ん、もう絶対アレに乗っ取られたりしない」

 

 「当然だ、魂璧はあるし他にも念を入れる」

 

 成長し、油断のないハジメたちに果たしてエヒトは勝てるのか

 

 なんて会話をしつつ三人は転移する

 

 

 

 そしてとんだ場面では丁度ミュウが攫われるという所だった

 

 「いや、助けて・・ママ」

 

 そんな声は空しく彼女は捕まる、はずだった

 

 ドパンッ

 

 電磁加速させたドンナーがミュウに襲い掛かる男たちを殺しつくす

 

 「大丈夫だったか、ミュウ」

 

 「みゅ。誰?」

 

 目の前での殺戮現場に動揺しつつも最低限受け答えは出来るミュウ

 

 「俺はたまたま通りすがっただけだ、それよりも本当に大丈夫なんだな?」

 

 「う、うん・・・お兄ちゃんが助けてくれたおかげで」

 

 「そ、そうか・・・じゃあ早く母親の所に連れて行かないとな」

 

 呼ばれ慣れていない呼び方に動揺しつつハジメはミュウをレミアの所に連れて行く

 

 娘が知らない人間と戻ってきたことに一瞬不信感を抱くレミアだったが理由を聞くと一

  遍、涙ながらに感謝を伝えた

 

 そこからは今までと同じ、ミュウとレミアと手を繋いだハジメは概念魔法を使用、

 

 「パパーーーーーーー」

 

 「あらあらミュウったら・・だけど貴方、私も」

 

 勢い抱き着くミュウ、ミュウを窘めつつも自分もそっと寄り添うレミア

 

 「なんだか前にもこんな感じでしたよね」

 

 「ん、あの時よりも凄い」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 レミアとミュウの記憶を定着させてからしっかり帝国も洗脳、上手く行っているかに見えた

  えた

 

 だが事はそう上手くはいかない・・・

 

 

 神域、肉体無き偽神は命じる

 

 「我が眷属ノイントよ、我が世界を変革するイレギュラーを排除せよ」

 

 そうしてこの場にはいない眷属が頷いたことを確認する

 

 

 

 「イレギュラーよ。貴様の好きにはさせんよ」

 

 そうして嗤う魂

 

 だがこれは知らない、自らの思考すらも魔王の誘導である事を

 

 

 

                                    つづく

 

 





 一気に話が進みましたね・・・

 矛盾を感じられる方も多いと思いますがハジメは正義の味方では無いと私は思っています

 救いたい物を救うし救う価値の無い物は救は無い、労力や感情的な面もある

 そして最後をご覧になってくださった方は分かると思いますがノイント(香織)vsノイン
  トの魔王の眷属と偽神の眷属の戦いです

 帝国の変化でエヒトは本来よりも早く動いているのが悪影響、になる事はありません

 ですのでどうか皆さんはお楽しみくださいm(__)m

優花ヒロイン追加

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