未来の魔王が過去のトータス蹂躙RTA?   作:真藤陽人

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 遂にミレディが登場します・・・長かった、というつもりだったんですがまだそんなに
  立ってませんでした

 それとタグにも追加しましたが最初の目的だったエヒト討伐して概念魔法で帰還までの話
  よりもノイントや恵理との話が長くなりそうです(本編よりも弱いエヒトに負ける訳が
  無いですから)

 そして追加ヒロインとの話が終わってからもなろうのアフターみたいな本編後の話を作る
  予定です

 ただ別枠で更新している物語も作りたいので更新ペースは落ちますm(__)m

 それでは解放者たちの夢と誇り、優しさの物語をご覧ください


神域突入、解放者たちの誇りと共に

 世界を支配する悪い神様を倒して真の平和な世界を作る

 

 ミレディ・ライセンにとってかけがえの無い約束

 

 いつの日か現れるであろうエヒトを倒しうるイレギュラー、その誕生を彼女は待ち続けた

 

 何百、何千、何万・・・数えるのも馬鹿らしくなるくらいの年月が経った

 

 そうして何度も諦めそうになりながらも仲間たちとの約束を胸に待ち続けた彼女の願い 

  は叶った

 

 ここで手に入る重力以外の全ての神代魔法を所持している、それを感じ取った時ミレ 

  ディは泣きそうになった

 

 無論ゴーレムの体であるから涙は流れない、けれど

 

 「・・・待ってるよ、早く来てね」

 

 他6つの迷宮を攻略しているなら物理的な攻撃も、精神的な攻撃も効きはしない

 

 自分が信頼する仲間たちが作った迷宮の事を攻略した少年少女に向けるミレディにとっ

  て最大限の称賛

 

 けれど手を抜きはしない、唯一意思ある自分がこの目で見て確かめなければならないの 

  だから

 

 

 

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 ライセン大迷宮

 

 トータス旅行で訪れた場所にハジメたちはやってきていた

 

 エヒト討伐でミレディとも話したい、それが全員の総意であり今までは待機していた愛

  子やリリィ、ミュウも後ろではあったがともにやって来ていた

 

 戦闘はユエとシアに香織、雫にノイント

 

 既に重力魔法を持っているハジメは念の為4人の護衛を担当

 

 「わ~懐かしいですね、あの鉄球も懐かしいです」

 

 そう言ってまた手に入れた変性魔法で強化、迫りくる鉄球を叩き潰すシア

 

 「王道ッて感じのトラップだよね~」

 

 何かを纏った鉄球を分解する香織

 

 「・・・成長」

 

 「そうね、以前も同じことをしていたけど変わったわ」

 

 親友の成長に感慨深くなるユエと雫

 

 「・・・今度作るダンジョンはこれも居れるか」

 

 「ハジメ君、お願いですから危険のない物にしてくださいよ⁉」

 

 「アトラクションパークですか、地球は本当にそういったお金、経済関連が素晴らしい

   です」

 

 マッドなハジメ、相変わらずな愛子、金の亡者みたいになっているリリィ

 

 「パパ~、今度はミュウも遊びたいの」

 

 「ミュウ、お願いだからハジメさんかお姉ちゃん達の誰かが居る時にするのよ?」

 

 本当にテーマパークに遊びに来たような感じだった

 

 

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 それから騎士ゴーレムとの戦闘があり(チート集団に一瞬で滅される)

 

 またまた最初に地点に戻され、煽られるという展開に3度も会うハジメたち

 

 等々ありつつも神代魔法を殆ど入手したユエ達の敵ではなく、圧倒的スピードで攻略し

  ていく

 

 そして遂にたどり着く、ボスステージへと

 

 「やっほー、皆大好きミレディちゃんだぞ♡」

 

 「「「「「「「「ウザッ」」」」」」」」

 

 全員の言葉が一致した

 

 「初対面の人にそれは酷くないかな? もしかして礼儀も知らないのぉ?」

 

 煽る、ひたすら煽ってくる

 

 「上手い挑発、乗ってあげる」

 

 「ですね~、このミレディさんは覚えて無いとはいえあの時の辱め、絶対仕返しで

   すぅ」

 

 「あんまり魔力は使いたくないけどあの時のリベンジだよ、雫ちゃん‼」

 

 「私達が勝てなかったのはハジメが改造した奴だけどそうね、せっかくだし挑みましょ

   う」

 

 「解放者ミレディ・ライセン、貴方の生前を私を知っています・・・ですがそれはそ

   れ、これはこれです」

 

 普段からは考えられない殺気、少しだけ気圧されながらハジメは戦えない4人を守る為

  クロスヴェルトによる結界を何重にも張る

 

 「なんだかよく分からないけどいいや、けどその前に」

 

 あの時と同じく彼女は問う、挑んでくる少年少女の目的を

 

 「君たちの目的は何? ここ以外の神代魔法を持ってるって事はあのクソ野郎の所業は

   知ってるよね」

 

 成長したハジメ達でさえ圧倒される冷たい声

 

 以前のハジメは帰還するため、神殺しなど興味は無いと言った

 

 だが今のハジメは違う

 

 「一番の目的は元の世界に帰る事だ、だがエヒトは絶対に殺す。生きている事を苦痛に

   感じる程徹底的に、な」

 

 ミレディ程ではないが冷たく、けれど獰猛な声音と雰囲気で返す

 

 「・・・そっか、そうなんだ」

 

 「御託は良い、さっさと倒されて重力魔法をよこせ」

 

 「もぅ、せっかくいい雰囲気だったのに・・・けどそうだね、君たちの願いは分かった

   よ」

 

 それで雑談は終了、全員が戦闘態勢に入る

 

 「それじゃあ、行くよ‼」

 

 先制ジャブとばかりにその腕を振るった

 

 

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 ユエ達vsミレディゴーレム

 

 ミレディに油断はなく挑み騎士ゴーレムを召喚

 

 その相手を刀群を召喚した雫が対処

 

 本体の相手をユエ、シア、香織、ノイントが担当

 

 「あのゴーレムの弱点は心臓の核。香織、ノイント‼」

 

 ユエの指示によって飛び立つ2つの影

 

 黒い髪と白い髪

 

 魔王の使徒2人の合わせ技

 

 「「分解っ‼」」

 

 双大剣から放たれた二撃は見事ミレディゴーレムを守る防壁を消し飛ばし、最奥のアザ

  ンチウムすら打ち砕く

 

 「えっ⁉ 鉱石の中でもめちゃくちゃ固いはずなのに、ていうかその攻撃弱まってそれ

   なの⁉」

 

 何でもない場所であればそれで終わっていた、さしものミレディも呆然自失

 

 「こうなったらっ‼」

 

 以前も見せたミレディ必殺の天井落とし、回避は極めて困難

 

 だがそもそも当たらなければどうという事はない

 

 「・・・天球」

 

 空間魔法を昇華魔法で引き上げて放つ最上級魔法

 

 落ちてくる天井を空間魔法で別の場所に転移する

 

 言うは易し行うは難し

 

 日々の鍛錬とユエの圧倒的才能があってこそできる離れ業である

 

 そして必殺の天井落としを防がれ、呆然とするミレディの隙を逃しはしない

 

 「ミレディさん、これで終わりですぅ‼」

 

 身体強化と変性魔法、昇華魔法に再生魔法と持てる技の全てを使って接近

 

 そうしてミレディの核に叩き込まれる一撃

 

 「・・・もう、可笑しいでしょ」

 

 思わず素に戻ったミレディの言葉だった

 

 

 

 「・・・やられちゃったね、それじゃあさようなら」

 

 光の粒子となって消滅するミレディゴーレム、しんみりとした空気になると彼女は思っ

  た

 

 「ん、また後で会う」

 

 「そうですねー、今もしんみりした空気をぶち壊して驚く私達の顔を想像してるんで

   しょうか」

 

 「・・・ねぇ、どうして全部知ってるの?」

 

 今までの余裕はなく、問うミレディ

 

 「それも合わせて後で話すさ、まずはお別れだ」

 

 そう言って何とも閉まらない感じで戦いは終わった

 

 

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 ミレディ本体が過ごす空間

 

 「はい、これで重力魔法と概念魔法が使えるよ」

 

 「ん、やっぱり重力魔法が無いと困ってたから助かる」

 

 「ふふんっ、だよねミレディさんの魔法ってば超優秀だから‼」

 

 「調子に乗んな、さっさとお前の持ってる神殺しの概念の宿った短剣を持ってこい」

 

 「ねぇ、ずっと思ってたけどどうして君だけ全部の神代魔法持ってるの? 概念魔法の

   事はともかく形が短剣だなんて誰も言ってないはずだし・・・」

 

 「俺が未来からやって来てとっくの昔に神代魔法コンプも神殺しもやってるからに決

   まってるだろ」

 

 「そっかー、そうなんだ・・・って本当にあのクソ神を殺したの⁉ていうか未来からっ

  てそんなのあり⁉」

 

 「落ち着け、お前が短剣を持ってきたら全部話す」

 

 そう言われては仕方ないと思いいそいそと短剣を持ってくるミレディ

 

 

 それからハジメたちの知る未来、現状を話した

 

 「そっか、未来の私はクソ神を倒した世界で君たちを助けられたんだね」

 

 嬉しそうな、誇るような感じで呟くミレディ

 

 「あぁ、あんた達解放者は立派だった」

 

 「ん、誇り高い最後だった」

 

 掛け値なしの賞賛と敬意、ハジメとユエから滅多に出ない言葉

 

 それは香織たち全員も同じこと、

 

 「それで、君たちの話を聞いてると神域にはもういけるんだよね?」

 

 「あぁ、何なら今からでも行けるがどうする?」

 

 「・・・少しだけ、待ってもらってもいいかな」

 

 「分かった、ユエ達も疲れてるだろうししばらく休む。お前も俺たちの船に来るか?」

 

 「ううん、ここでやりたい事があるから」

 

 「そうか、先に言っておくが死ぬことはない。だから準備や覚悟を決めるだけで良い

   ぞ」

 

 言外に遺書など書く必要はない、そう伝えるハジメ

 

 「・・・分かった、それじゃあまた後で」

 

 そうしてハジメ達とミレディは一度別れた

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 ハジメ達が去った数分後

 

 「・・・そっか、私達の夢は叶ったんだ」

 

 人の身を捨て待ち続けたその時がもう間もなくとなった

 

 「それにしても、皆似てたなー」

 

 記憶の彼方、けれどミレディ・ライセンにとって掛け替えの無い仲間たち

 

 「ハーちゃんはオーくんに似てる所があって、皆楽しそうだった」

 

 久しく忘れていたあの賑やかさ、それがミレディに当時の光景を連想させた

 

 「それに遺書は書かなくていいなんて言われちゃった・・・」

 

 傲岸不遜で自分のからかいを全く相手にしない少年

 

 「全部終わったら絶対にハーちゃんをからかってやる」

 

 エヒトを倒した後の世界

 

 平和になった人々を見守ること以外にミレディに夢は無かった

 

 けれどこの時、何万年ぶりに彼女に新たな夢が出来た

 

 「・・・皆、もしかしたら私がそこに行くのは先になっちゃうかも」

 

 心の支えとなっていた写真を眺めながらそんな事を呟くミレディ・ライセンであった

 

 

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 ミレディと別れたハジメたちはアーヴェンストで思い思いに過ごしていた

 

 ハジメ以外まとももエヒトと戦ったことはない

 

 ユエの体を使っていたとはいえあのハジメをギリギリまで追いつめ、一瞬でも気を抜け

  ば敗北していた

 

 そんな神を相手にすると考える香織と雫は戦闘には参加しない愛子やリリィと過ごして

  いた

 

 ユエとシアの二人は敗北は無くとも万が一が無いよう油断なく、精神を集中させる

 

 そしてハジメはミュウとレミアと過ごす

 

 「パパ、なるべく早く帰って来てね?」

 

 「あぁ、さっさと殺して帰って来るさ」

 

 ミュウの中にハジメが、大好きなお姉ちゃん達が負ける姿など微塵もない

 

 「ハジメさん、どうかご無事で」

 

 「分かってる、レミア達がみて悲しむような怪我はしないさ」

 

 流石に怪我は避けられない、けれど体の一部を失うような怪我はしないと誓うハジメ

 

 「ノガリにエガリ、ミュウ達を絶対に守れ」

 

 「承知しました、主」

 

 「妹たちが襲ってきても同じく捕まえて主の元に持ってきますので」

 

 「あ、うん頼んだ」

 

 エヒトへの対策は万全、使徒に対する機能停止も対策済み

 

 「いざとなればこの戦艦の力で潰せ」

 

 そう言ってハジメは宝物庫からグラスプグローリアを取り出し、ミュウに預ける

 

 他にもノガリとエガリには使徒権限の許可を出しているので準備は万全

 

 「主様、願いをかなえて頂き有難く思います」

 

 ハジメ作のメイド服を着たノイントが話す

 

 「気にすんな、奴の終わりを見せるって約束だからな」

 

 「何故でしょう、元は同じはずなのにどうしてここまで差が・・・」

 

 なんて愕然とあうるノガリを無視してハジメはノイントを傍らに歩き出す

 

 

 

 そうして予定の時間、ミレディも合流しハジメがクリスタルキーと羅針盤で神域への扉

  を開く

 

 「皆、行くぞ」

 

 短く、けれど意志の籠った声でハジメは先陣を切ったのだった・・・

 

 

                                    つづく




 楽しい、楽しすぎる

 天井落としは黒天球つかって対処したかったんですがユエさん重力魔法使えなかった

 そして今回の香織とノイントの同時分解みたいな話はやります

 次回は遂にエヒトとの決戦・・・使徒とアーヴェンストはありませんが、それでも魔王軍
  のチートをお楽しみに

 という訳で次回「決戦、そして・・・」お楽しみに‼

優花ヒロイン追加

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