ウマ娘ショートストーリー?   作:扶桑畝傍

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ガチャでカワカミプリンセスが来たのは
先の話で書いた

その後、
残りのジェルで引いたら
スマートファルコンが来て
放心状態だった

んで、ナリタタイシンを育成して
自己ベスト更新したので
ナリタタイシンを書いたりする訳で・・・


諦めない先に

その小さな身体で走り続けた彼女は

度重なる故障と屈腱炎を患い

 

「タイシン。」

「なに?」

 

なぜか家に居候していた

 

「トレセンから捜索願出てるけど?」

「適当にあしらっといて。」

そう言ってスマホに目線を下げる

「まぁ、そうするけど。」

え?普通は教えるだろって?

 

『俺が居る家に問題があるからだ』

 

ちょっと遡ろう

 

 

あの日、宝塚記念を骨折で断念し

京都大賞典を目安に調整していたら

まぁ、『タイシンが女の子から女になった為回避』

天皇賞(秋)を念頭に『周期調整薬』で調整していたら

屈腱炎を発症してしまう

 

それらを『マスコミに叩かれたのだ』

 

『BNW解散か?』『負けるとわかったから出ていない』

とか、まぁ、そう言うのも居たのだ

 

 

「タイシン、本当に大丈夫なのか?」

ハヤヒデがそう問いかけるも

「アタシに構わないで。」

「うぇ゛え゛え゛ん!?タイシン!!

 だいじょうぶなのお゛~っ!?」

「ウザい!!」

 

と、あの二人が声を掛けても突き放しにかかっていた

 

「あぁ、トレーナー。」

「ハヤヒデか、どうした?」

「どうした?では無いぞ?タイシンの事だ。」

あぁ、顔を青くしつつも

チケットを無理には引き剝がそうとしない

「すまんな、ただ、

 今は調整中だ、そっとしておいて欲しい。」

「この前もそう言ったな?

 『何時まで調整中』と言うつもりだ?」

「そうだよ!!

 屈腱炎だって大変な病気なんでしょ!!

 なんとかならないのトレーナーさん!!」

「ウイニングチケット、

 それは大っぴらに言わないで、と、

 やよいちゃんからも言われてるよね?」

「あぁっ!?ごめん!!

 タイシン!!あたし!!」

 

離れろ、ほんと、ウザい

 

「ぁ。」

「タイシン、そんな言い方は無いだろう!!」

 

「ハヤヒデ、アンタはどうなのさ?」

「どう、とは?」

「ドリームカップに転向しないんだって?」

「それは。」

「アタシを心配するより、

 自分の身の振り方を考えたら?

 チケット、アンタもだよ、

 『アタシより先に引退しといて何様なの?』」

 

そう言って

 

 

今に至る訳で

 

「ねぇ。」

「あいよ。」

「アタシ、まだ走れるよね?」

「おぅ、先ずは屈腱炎治してからな?」

「そ。」

 

「質問。」

「やだ、いま、良い所。」

その小さな手は素早く動き

音ゲーがMAXで良い所なんだろうが

 

まぁ、それで手を出せない俺な訳で

 

「っし、更新。」

どうやら自己ベスト更新を達成したらしい

 

「で?」

「あぁ、いいか?」

「ん。」

ウサギパーカーでソファーに寝転ぶタイシンは

こちらに顔を見せない

 

「宝塚記念、どう?」

「半年、切ってるよ。」

「まぁ、申請すれば枠は取れるよ。」

「いいんじゃないの。」

 

引退はしないんだね?

 

「トレーナー、何が言いたいの?」

「ん~、なんだろうね、

 タイシンが走り続けるなら

 俺はそれを支える、

 引退を選ぶなら選ぶで、

 『言いたい事』がある訳で。」

「ぁっそ。」

 

タイシン

 

小さく声を掛ける

 

小さく、その声を殺し、泣いていた

 

「アタシ、二人に。」

「メールやラインは?」

 

力なくスマホを渡して来た

 

あぁ、ブロックを掛けてたのか

 

「外しても?」

小さくうなずく

 

外すと同時に来るわ来るわ

二人だけじゃない

いろんな娘達から心配のメッセージ

 

「タイシン、宝塚記念を走ろう。」

「でも。」

「大丈夫なんて俺は言わない。」

「は?」

「屈腱炎を喰っちゃ寝で治したオグリキャップは

 正直参考にならないからな、

 これから半年、

 俺の考えたメニューで整えていくぞ?」

宝塚記念までのトレーニングや食事のメニューを

テーブルに置く

 

「これ。」

「あぁ、俺が準備しないとでも?」

「アンタ、バカじゃないの?」

「あぁ、ナリタタイシンに惚れた大馬鹿だな。」

 

「へ?」

 

「小さな身体を馬鹿にされ続けて来たのは

 俺も知っているし

 それを撃ち返し、実現して来たウマ娘に

 惚れるなってのは無理な相談だな。」

「どうかしてるよ、トレーナー。」

「あぁ、俺も

 『進退を迫られてるし』

 ライセンス剥奪も念頭に置かれちゃ

 覚悟も決まるってもんだ。」

「え?ちょ、なんで剝奪なんて・・・。」

「俺が、

 『ナリタタイシン』以外を断り続けたからな、

 ホントは『ビワハヤヒデ』も、

 『ウイニングチケット』も、

 俺にトレーナーになって欲しいと言われてたんだ。」

「ぇ。」

「それを蹴ってでも、

 俺は『ナリタタイシン』キミを選んだ、

 そして、その先が地獄の様に険しい道のりでも

 『ナリタタイシン』と走りたかった。」

「バカ、でしょ、アンタ。」

「あぁ、その結果、

 ライセンスが剝奪されようとも構わない、

 俺は『ナリタタイシン』

 キミが走るから

 『キミに全てを賭ける事が出来た』

 だから、見せつけてやろう。」

 

宝塚記念でナリタタイシンは走る事を諦めないと

 

 

『本日も晴天の阪神レース場の

 コース状態は芝、ダート共に良バ場の発表です』

『引退説も流れていた

 ナリタタイシンが出走ともあって

 会場には大勢のファンの方が詰めかけております』

 

控室

「タイシンっ!!」

「ハヤヒデ、扉壊さないでよ。」

「そんな事はどうでもいい!!

 本当に大丈夫なのかっ!?」

「大丈夫じゃなかったらどうする気よ?

 止められてもアタシは

 『走る』それだけよ。」

「タイシン。」

ドドドド ズザー!!

「だいじんっ!?いままで

 どごいっでだのっ~!?」

「別に、トレーナーのトコに匿って貰ってただけだし。」

二人の目線が俺に向くが

「言ったろ、調整中だって。」

真面目に何も手は出していない

流石に貧血でフラフラな時は

身体を拭いてあげたりしたけど

それ以外は何もしていない

「もし、手を出していたら。」

「ハヤヒデ、なんでアンタに

 そう言う事言われなきゃいけないワケ?

 それともなに?

 ハヤヒデ、アンタのトレーナーと

 いかがわしい事でもしてるの?」

「だ、だだ、断じてそう言う事はししてない、

 してないぞ!!」

よし、ウマぴょい警察に通報だな

「待ってくれトレーナー、

 本当に何もしていない!!本当だぞっ!!」

「はぁ、チケット、

 は・な・れ・てっ!!」

流石に離れて欲しい

これからレースなのだから

「だっでぇ~っ!!」

「ウイニングチケット、

 離れて貰えるか?タイシンは

 これから走るのだから。」

「うぅ~。」

「しかし、どうやってここまでの調子を

 整えたのだ?」

「そうそう!!

 学園でも『テストの時以外』

 いなかったのに、どうやったのっ!?」

「ん~、どうする?タイシン。」

「教えなくていいよ、

 二人に真似されると

 『引退』取り消すとか言い出しそうだし。」

「ぁ~、確かに。」

「トレーナー。」

「ハヤヒデ、

 ざっくり言えば『地元で調整しただけだ』

 それ以上はキミのトレーナーと

 しっかり話し合えば良い、

 『引退』の取り消しはかなり面倒だからね。」

「くっ、痛い所を。」

「でもでも、

 それをクリアすれば

 『また3人で一緒に走れるんだよね?』」

「チケット!

 良い所に気づいてくれた!!

 早速トレーナーと話を!!」

 

タイシンの走りを見て行かないのか?

 

「っと、そうだった、

 私達はコースの外で見ているよ、

 タイシンの走りをね。」

「私も見てるだけじゃなくて

 応援もするから!!」

 

「あそ、好きにしなよ、

 アンタ達が『引退』を後悔するような

 最高の走りを見せてあげるから。」

 

 

何処かの世界では

 

宝塚記念で負けて引退した歴史があるそうだ

 

だが、ここはウマ娘の世界

 

それを覆すのが『ウマ娘』であり

 

「俺の愛バが、負ける訳ないだろ?」

 

『勝ったのはナリタタイシン!!

 ナリタタイシンだぁっ!!

 今までの不調を跳ね除ける

 豪快な追い抜きで勝ちをもぎ取ったぁ~っ!!』

 

 

「って、事があったんだよ。」

「ママ、楽しかったんだね!!

 ママ、すっごい笑顔だ!!」

「ふふっ、そう?」

「うん♪」

 

ドリームカップに転向はしたけど

宝塚記念での走りはもぅ、出来なかった

 

でも、二人が復帰して

同じドリームカップを走った

結果は3人共着外だけど

嬉しくて楽しかった

 

「偶には会うかな。」

「え?___ちゃんと、___ちゃんに会えるのっ!?」

「ぁ、うん、向こうの都合が合えばね。」

「わ~ぃ!!」

 

ただいまー

「あ、パパー!!

 ママがね!!いつ会えるのって!!」

「んん?」

「ハヤヒデと、チケット、

 都合のいい日ある?」

「あぁ、それなら丁度良かった。」

「え?」

「ふふ、タイシン調子はどうだ?」

大きなお腹を抱えるビワハヤヒデ

「ママー!!置いてくよー!」

「うひ~っ!?まって~!?」

娘に引っ張られるウイニングチケット

 

「アポ無しは止めてって言ったよね?」

「すまん。」

「ほら、___お茶菓子準備して?

 アタシはお湯を沸かすから。」

「はーい!!」

 

いつか、娘達もトレセン学園に行くだろう

そして、同じ舞台で走り

勝を獲りあう

 

「二人共。」

「ん?どうした?タイシン。」

「な~に?タイシン?」

「家の娘が勝つから。」

「いいや今度は家の娘だ。」

「違う違う!

 今度はぜぇ~ったい!!

 家の娘だもんね!!」

 

「まぁ、

 来年は3人共トレセン学園に決まったから

 最初の勝負は選抜レースからだけどね。」

「そこは。」

「ほら。」

「ね~。」

 

「んん?俺?」

 

「アンタとアタシの娘を勝たせないと?」

「私の娘を預けるにはキミしかいないと思っているが?」

「そうそう!!

 変なトレーナーさんよりよっぽど安心出来るよ!!」

「___、___ちゃん、____ちゃん、

 俺はトレーナーとして、選抜レースを見るよ?

 そこできちんと判断するからね?」

「「「望む所!!」」」

 

BNWのライバル関係は

その娘達にも受け継がれる




大久保トレーナー

ナリタタイシン専属

以外の設定が出て来ない~

ナリタタイシン

聖なる一本半?

下痢で棄権と言うより
ウマ娘なので『月のモノに変更』

引退後、妊娠するも難産
入院が長引いた
結果、ビワハヤヒデ、ウイニングチケットの
娘達と『同月』に生まれる奇跡が起こった

ビワハヤヒデ

何度か大久保トレーナーに
頼んだが振られた

3人の中で色々遅かったが
子供は3人とも『同月に生まれる』奇跡を起こした
二人目を妊娠中

ウイニングチケット

3人の中で一番早くに結婚したが
子供が『同月に生まれる』奇跡が起きた

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