こうなった
皆さんは
キタサンブラックと言うウマ娘を
よく知っていると思われる
困っている人をほっとけない
何かしら助けになれないかと奔走する
では
『スーパークリークにでちゅね漬け』された
キタサンブラックは知っているだろうか
「き、キタサンブラック?」
虚ろな目で
『流石に制服姿』だった
「はい、キタちゃんのトレーナーさん。」
「え?」
そう言って渡された紙袋の中身は?
(これが、キタちゃんに
『実際に着せたスモック』ですよ?)
「お返しします。」
そう言ってキタちゃんをしっかり抱きしめてあげる
「帰ろう、キタサンブラック。」
ぁい、かえりゅ
おい、その言葉は不味い
「クリーク、これは治るんだよな?」
「そ~ですね~、
長い娘は2週間でしょうか~。」
「・・・2週間は困るな、
来週、キタちゃんのご両親とお話しがあるんだが。」
「ん~・・・でわ~、
ちょっと、キタちゃんと
二人きりにして貰えますかぁ~?」
「ん?」
有無を言わさず部屋の外に放り出された
突然キタちゃんの『甘い声が響いた』
「え?ちょ、ホントに大丈夫か?」
そう言うや否や扉が開く
「き、キタちゃん?大丈夫か?」
「は///はぃ~///」
「トレーナーさん。」
「はいよ。」
(今のキタちゃんは、
ちょっと興奮している状態に近いですので
直ぐにお布団にしまってくださいね?)
(はぁ、本当に大丈夫なんだろうな?)
(もし、捕まえられたら
『尻尾』を強く握ってあげてください)
とってもしおらしいキタちゃんが見れますよ?
⏰
見たい?そりゃぁ、見たいけど
まだ『卒業していない』
トレーナールームの仮眠用ベッドに
『念の為拘束具を腰にひと回し』して
寝かせている
まぁ、危うく
『絞め殺されるかと思う程』締め付けられた
その際、尻尾を掴めば良かったのだが
ウマ娘の尻尾は『デリケートゾーン』だ
『サトイモ』・・・失礼
サトノダイヤモンドのトレーナー曰く
『尻尾はアカン、手首骨折で済んで良かったよ』
と、聞いていた為触らなかった
また、触らなくて良かったとも思える
事あるごとに側に座って来て
『尻尾ハグ』して来るからだ
キタちゃん曰く『尻尾で懸垂』とか言っているせいで
今では
『尻尾で10kg程度の荷物を
持ち続けられるまでになった』
ただ、付け根が痛くなるそうで持って10分程
ん~・・・
どうやら起きた様だ
「キタちゃん、起きれるか?」
拘束具もはずしてキタちゃんを起こす
「ふぇ~・・・ほはようこらいまふ~。」
・・・耳をぎゅ
「ひんっ?!ななななんですかっ!?」
「起きたか?」
「あ、トレーナーさん!
おはようござい、ま、す?あれ?」
「おはよう、キタサンブラック。」
ぴゃ~っ!?
毛布に包まって縮こまるキタちゃん
「あぁ~ああのののっ!?」
「ぁ~、自業自得だな、
サトノダイヤモンドを追い過ぎだ。」
どうやら思い出したみたいだ
「ぁぅ~///」
「いくら友人とは言え
『キスシーンを覗くのはダメだろう?』」
「へ?なんで知ってるんですか?」
「知ってるも何も、
『俺、職業トレーナーさん』
それに、サトノダイヤモンドのトレーナーは
俺の友人だよ、
アイツがサトノダイヤモンドの担当になってから
『速攻相談されてな』後押ししたのも俺だ。」
「うぇ゛っ!?」
「俺から見ても良い仲に見えたしな、
漸く外に出てるアイツに
勿体ないぐらいの彼女だろうけど。」
「え?」
「あぁ、アイツは一度、
『人間不信』になってな、
ネトゲで久しぶりに会って
オフ会、んでこの『ウマ娘のトレーナー』の
世界に引っ張って来たのが俺だ。」
「ぇえええっ!?」
「アイツ、育成ゲームじゃ
有名なプレイヤーなんだけど知らない?」
「いえ、あんまりそう言うのは見て無いです。」
「そうだな、
大抵見ているのは
『トウカイテイオー』のレース動画だもんな?」
「はい!トウカイテイオーさんは
今でも憧れですから!!」
漸く毛布から出て来た
「ほれ、座れ、髪治してやる。」
毛布に潜った段階でボサボサになってる
「あぅ///お願いします。」
⏰
「ほれ、これでどうだ?」
「ほぇ~、トレーナーさん
理容師さんなんですか?」
「まぁ、親戚がな、
ほれ、寮の時間大丈夫か?」
「あ、今日は外泊届を出してたんですけど、
両親が帰って来れなくなっちゃって、
家に帰っても、その、
トレーナーさんのお家は、ダメ、ですか?」
「なんもないぞ?」
「え?ベッドの下にそう言う本は?」
「ないねぇ。」
「えぇ~。」
「俺にどんな期待をしてんだよ。」
⏰
トレーナーさんの賃貸マンション
「ぁ、あれぇ?トレーナーさんのお家って、
ここ、でしたっけ?」
「あぁ、引っ越したんだよ。」
「い、何時の間に。」
⏰
「と、トレーニングルームがある。」
「あぁ、隣はサウナとお風呂も付いてるぞ。」
「ぁ、後で使っていいですか?」
「構わんよ。」
⏰
リュックサックに詰めて来た
トレーニングウエアにすぐさま着替えたキタちゃんは
一通りのトレーニング器具で汗を流した後、
今、お風呂に入っている
「はて、冷蔵庫の中身で足りるかね。」
越して来たばかりなので
『ミンチ肉20kg』とか
『産地直送高級にんじん』とか
その他物々が入っている
とりあえず、にんじんハンバーグを作り出す
じゅ~
「うわ~、いい匂い!」
「おぅ、あがった・・・
なんで俺のワイシャツを着ているんだい?
キタサンブラック?」
「へ?」
「そうか、道理で
ロッカールームのワイシャツが無くなる訳だ。」
とっとと寝間着に着替えさせお説教中
「だって!
トレーナーさんの『匂い』が
イケナイんですよ!!」
「あぁ?」
「始めは男の人の匂いだな~って思ってたら
なんだか、クセになっちゃって
半月に一回は嗅がないと落ち着けなくなっちゃって
最近は毎日嗅がないとダメなんです!!」
「どうして引いてるんですか?」
「いや、
まさか俺にこう言う事が降りかかって来るとは
思って無かったからな、
そっか~、だからシャツが無くなるのか~。」
「はい!!
トレーナーさんのせいです!!」
バシン!!ひんっ!?
「毎日のように買い足すと
『とんでもなくお金がかかるんだぞ?』」
「ぁ。」
「ったく、アイツの言う通りか。」
「アイツ?」
「あぁ、サトノダイヤモンドのトレーナーだよ、
ついでに言えば、
サトノダイヤモンドからも、言われてたな。」
「え?ダイヤちゃんからも?」
『たぶん、わかってないと思います』
「ほぼ、毎日、毎回、
キタちゃんが
俺のワイシャツに頬ずりして
クンカクンカして、うずめて、
カバンにしまっているのが
サトノダイヤモンドに見られてたんだ。」
あ、フリーズした
⏰
「はっ!?」
「おはよう、キタサンブラック、
せっかくのにんじんハンバーグが
冷めてしまったよ。」
「あぅ、すいませんでした。」
「はぁ、
さっきご両親に連絡したんだ。」
「え?」
『キタちゃんを、
キタサンブラックを
俺の嫁にください』ってね
「ふぇ?」
「いつも一緒に居れば
ワイシャツが無くなる事もねぇだろ?」
「うぇええええっ!?」
「いや~、
ダメ元で電話したら『即OK』でたよ、
むしろ『家の娘以外を選ぶとかないよな?』って
言われたけど、
まずありえませんって返したよ、
お義父さんの方は
まだ忙しく見たいでね、
予定が空き次第連絡くれるって・・・キタ?」
ぼん
「ぁ~、
落ち着くまでそこにいな、
にんじんハンバーグを
シチューにアレンジして来るから。」
その日
キタサンブラックの生涯で
一番声を出した
「ひひ~ぃ~んっ!?」
⏰
「「あ、やっとくっついた」」
後日、サトノダイヤモンドと
そのトレーナーさんに見つかり
根掘り葉掘り
ある事ない事を聞かれまくった
キタサンブラックのトレーナー
元、廃人ゲーマー実況者
サトノダイヤモンドのトレーナーとは
古くからの友人で
彼の人間不信
『原因の一部の片棒を担いでいたのだ』
数年お互いに離れて
ネトゲで偶然再会
そこで漸く和解した
ナチュラルに彼氏ワイシャツをする
キタちゃんには、流石に引いた
キタサンブラック
自覚症状無し・目
薄い本OK・科
トレーナーさんの
ワイシャツクンカクンカウマ娘な、ウマ娘
恥ずかし過ぎると『ひひ~んっ!?』と鳴く
スーパークリーク
お洋服は残して置きますね~、な、ウマ娘
スモック以外にも、
キタサンブラックを着せ替え人形にしていたらしい