ウマ娘ショートストーリー?   作:扶桑畝傍

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スマートファルコン
何も言うまい

書き出したのが
14:00頃
今ここ↓
19:10

なんでこうなったのか
わからん


世界に羽ばたく先は?

「お~い。」

 

「もしも~し?」

 

「スマートファルコーン。」

 

はっ!?

 

「あ、ごめんトレーナーさん、

 どうしたの?」

「どうしたもこうしたも。」

腕時計を指差す

「ん?」

「大丈夫か?ファルコン?」

左手をおでこに当てる

 

じゅっ

 

「ぁ~、今日はオフ決定。」

「ほえ?」

 

 

保健室

 

「ぇ~っと、なんで?」

「なんでって、お前なぁ。」

 

おでこに当てる体温計を見せる

 

「え?」

ウマ娘では完全に風邪をひいた時の体温を

ちょっと超えていた

 

「さっき飲ませたのが解熱剤と、

 ウマ娘用の風邪薬はこれからな?」

「は~ぃ。」

 

 

とりあえず寝たな?

流石に『ドバイ』の遠征が響いたか

 

「無理、させたな。」

顔に掛かる髪をどかしてあげる

「ファルコン。」

頭を撫でる

 

「あらあら、

 ウマドルにセクハラをする現場でも

 安心~ってね?」

「何しに来た不審者。」

「失礼ね、ちゃんと臨時保険医よ。」

「あぁ、そうだったな、」

「ホントは本人に言わなきゃだけど。」

「あん?」

 

彼女、もう走れないわよ?

女の子から母親になる準備が始まったから

 

「・・・じゃぁ、この熱は?」

「最初は風邪と誤認されるケースが多いわね、

 でも、『一度すっきりすると』

 自覚症状がでるわ、

 その時、貴方が支えないと。」

「支えないと?」

 

最悪自殺するかもね

 

「安心沢!!」

「事実よ、それだけ

 『ウマ娘』の『走る力が失われる』

 精神面にそれだけ負担をかけるし

 『不安定になる』トレーナーの役割は

 ウマ娘をサポートするだけじゃない、

 『走りを終える時』適切な対応を取らないと

 トレーナー諸共おじゃんって事よ。」

「っ、先輩方が

 『深入りするな』って警告したのは

 そう言う事か。」

「正しいとも言えるし

 正しくない事とも言えるのが

 悲しい現実ね、

 ま、近年は大分減ったんだけどね、

 『貴方知らないでしょ?』

 地方も、中央トレセン学園も、

 『卒業後のウマ娘の行き先』」

「それは。」

「『ウマ娘の精神病棟』

 URAは公にしてない機関、

 そして、『政府も隠している』」

「そうかぃ。」

「貴方はどうする気?」

「あ?」

「『スマートファルコン』とまだ

 『走り続けるの?』それとも

 『添い遂げるのかしら?』」

「・・・まさか、

 お前からそんな事言われるなんてな。」

「昔馴染みが悩んでるんだから、

 心配しない訳ないでしょ?」

「馴染みって、

 何年前だよ、忘れてくれって言っただろ?」

「忘れるもんですか、

 『私に告白した』幼馴染君。」

「あ゛~、もぅ!」

「保健室ではお静かにね?

 さてと、理事長から

 お呼び出しかかってるから

 ちょっと行って来るわね。」

「あ、おい!」

 

「あ。」

「んだよ?」

「手ぇ出しちゃダメよ?」

「しねぇよ!!」

 

 

(え~っと、

 寝たふり続けよ~かな~)

「ファルコン。」

(うわわ、こっち来た)

「俺は、お前に手は出さねぇぞ?」

(ぇ~、それはそれで

 なんかファルコ負けた気がするな~)

「それに。」

(それに?)

 

ウマドルぐらいは諦めさせたくない

 

(あ)

「どうやってコイツに、

 ファルコンに、

 『もう走れないって言うんだ?』

 ただの風邪って思ってくれてるんだろ?」

(ぁ~、聞いちゃってるから

 ファルコ、わかってるんだけどなぁ~)

「ウマ娘に、走れないって

 残酷過ぎるだろぅ。」

(トレーナーさん、泣いてる)

「言えねぇよ、

 言える訳ねぇよ・・・

 だって『砂のハヤブサ』なんだぜ?

 ダートを盛り上げたいって

 ずっとゲリラライブもやって来たんだぜ?

 その疲れを絶対に顔に出さない

 最強のアイドルなんだぜ?

 それに。」

(それに?)

 

そんなひた向きに努力を続ける

『スマートファルコン』が最推しで

1人の女性として好きだと言いたいのに

 

「しゅきぃ?」

 

「え?」

 

 

(き、きまずいよぉ)

「ぁ~、ファルコン?

 どこから聞いてたの?」

「ぁ~、アハハハ、ど、

 どうだったかな~///」

「・・・幻滅しただろ?」

「し、しないよ!」

「ほ、ほんとか?」

「うん!むしろ、

 そう言うふうに見られてないと

 ファルコ、女の子として

 自信なくしちゃうなぁ~。」

「なくすな!」

「うわっ。」

「ぁ、あぁ、ごめん。」

「だ、大丈夫、トレーナーさん?」

「・・・独り言だ。」

「独り言?」

 

『最初はこの娘大丈夫か?って思ったんだ。』

(え?)

『アイドルじゃなくてウマドル?

 なんか違うのかって感じた』

(ぇ~)

『ただ、担当を始めて驚いたのが

 〔誰よりも努力を重んじる娘〕だ』

(っ!?)

『デビュー戦はダートで

 芝も走って見たいってのは驚いたけど

 この娘なら勝てるかもって』

(トレーナーさん)

『ほんとに勝ったのは

 マジで驚いたけど。』

(あ~、信じてなかったな~?)

『ジャパンダートダービー

 これは一緒に悔しがった

 俺の指導力不足だって』

(でも、それは私の努力も足りなかったって

 言ったよね?)

『そこからの〔連戦連勝〕は

 逆に心配になった』

(え?)

『ゲリラライブもしながら

 トレーニングをして、レース結果も出す、

 彼女の身体は本当に大丈夫なのか?

 いつも冷や冷やしてた』

(ぁ~)

『〔JBCクラシック〕

 〔東京大賞典〕〔川崎記念〕

 ファルコン、頼む、これ以上走るな、

 そう思ってた』

(え?)

『でも、キミは止めなかった

 ホントは止めたかった、ドバイ出走』

 

『そして、俺の海外の経験不足があって

 ボロ負け、スマートファルコンの経歴に

 傷を増やしてしまった

 トレーナー失格だ』

 

『もぅ、〔川崎記念〕の時のような

 気迫が感じられない、

 ぼ~っとしている事が増えていた』

 

『そのまま、消えてしまいそうな感じがした』

 

『消えるな

 消えるんじゃない!

 キミは『砂のハヤブサ』なんだろ?

 今度は『ウマドル』として

 羽ばたくんだろ?』

 

『俺はその羽休めの為に

 使える物、使える事は全部使って

 キミを癒そう

 疲れた顔を隠してあげよう』

 

『キミが〔ウマドル〕を辞めても

 俺は〔スマートファルコン〕のトレーナーで、

 ファンで、1人の男として、

 キミを護る、

 そして、キミさえ良ければ』

 

『ウマドルを辞める時』

 

「俺と、結婚して家庭を築いてくれますか?」

 

真っ赤になったスマートファルコンから

 

「シャィ///」

 

「スマートファルコン!!」

 

「はいはい、言った側から

 手を出さないの。」

 

「「わ~っ!?」」

 

 

ウマドルとしてワールドツアーを成功させ

人気絶頂期に『引退を発表』

 

今は?

 

 

「お待たせ?トレーナー・・・

 うぅん、旦那様?」

「いいんだよ、ファルコン、

 キミが納得したのなら、それでいいんだ。」

 

「で?態々私の所に見せつけに来たの?」

「安心沢、スマートファルコンの診察を頼めるか?」

「うん、お願い出来るかな?」

 

 

そして世間は更に騒がしくなる

『スマートファルコン

 ウマドル引退を発表の翌日に

 『妊娠を発表!!』

 更に、結婚も発表っ!?』

 

と、ファン達が危うく

『暴徒になりかけたのは言うまでもない』

 




スマートファルコンのトレーナー

『身長166cm』

ヤル事はヤッテいる

スマートファルコン

努力は怠らない・目
ウマドル・科
結局ママドルでも活躍するウマ娘

安心沢

たづなさんや、やよいちゃんより
動かしやすいので出番が増える

幼馴染と言っても小学生時代の事
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