ウマ娘ショートストーリー?   作:扶桑畝傍

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ホッコータルマエ
お迎え記念

サラバ諭吉×3人で
10連プラス単発を経てお迎えしました。


苫小牧!苫小牧は良いトコ!ロコドルのホッコータルマエです!

ずごごごご

 

(ぁ~、さびぃ~)

 

除雪機をゆっくり押しながら玄関から

通りへの道を作って行く

 

ぇ~、日本が豪雪地帯

北海道が、我が『苫小牧』は

 

例年に比べ降ると

ま~、雪が降るんですわ

 

さびれてくとか何時の話か

我が愛バ『ホッコータルマエ』の

努力と活躍により

なんと、

『転出者の数が転入者の数を下回る』

つまり、人が増えたのだ!!

 

夕張市の二の舞は避けられそうな矢先

 

この豪雪

 

「あ゛~、どうなってんのかね~。」

 

排雪口に溜まる雪は

中々流れて行かない

 

「てい、てい。」

スコップで突っつき

流れを確保する

 

シャカシャカと反対側から聞こえるのは

 

「たるまえ、そっちはどうだ?」

「あ、とれ・・・じゃなかった

 旦那様///」

 

39戦17勝のウマ娘を俺は娶った

 

いや、喰われたが正しいのか?

 

そぅ、アレは引退を決めての翌日だったか

 

 

「トレーナーさん!!」

「うぉっ、どうした?タルマエ?」

「苫小牧のアピールし足りません!!」

「ん~・・・どうするよ?

 引退は決めちまったし、

 トレセン学園の食堂には

 常設メニューも置いて貰ってるし、

 東京駅に常設駅弁屋もあるし、

 近場のアンテナショップじゃ

 連日等身大パネルと

 ツーショット写真を求めて

 ほっきカレーもバンバン売れてるし。」

「ん~っ!?」

「あれ?知らない?」

「知りません!!

 何時からですかっ!?」

「いや、スマートファルコンと

 ライブコラボしたろ?

 その時にJRの方々も来てたんだ、

 そこで色々話したらね、

 丁度、東京駅の

 構内売店の入れ替えがあるから、

 やらないか?って、

 ファル子と話してOK貰ったから、

 コラボ弁当で

 ホッキ飯が出てるよ?」

「な゛っ!?ファル子さんの

 OK出ちゃってるんですかっ!?」

「あぁ、ロコドルとウマドルの知名度アップに

 繋がるからって。」

「教えてくださいよっ!!」

「いや、その後、

 『東京大賞典』だったじゃないか、

 タルマエに余計な事考えて欲しくなくてな、

 終わってから言えば良いかって、

 思ってたら、引退決めちゃったし、

 忘れてたんだよ。」

「む゛~っ!!」

ぐ~

「んな話したら腹減ったな、

 タルマエ、アンテナショップ行く?」

「もう!!行きます!

 行きますから準備してきます!」

 

(ぁ~、めっちゃばるんばるんしてたな、

 アレでブラしてるんだよな?

 してるよね?

 ウマ娘用のブラって、すげぇんだなぁ)

 

「してきました!!」

「早いな、おいっ!」

 

 

アンテナショップ

 

「ぁ~、予約した___だけど。」

 

スマホのQRコードを店員さんに

読み取って貰う

 

 

「はい、え?ちょ、

 ご本人様ですかっ?!」

「あ、まぁ、出来れば

 そんなに騒いで欲しくは。」

 

まぁ、普段はしない

三つ編みを解いて

バレッタで一つに纏めているタルマエは

どこぞのお嬢様風味になっている

 

髪留めのカラーと模様は苫小牧旗カラー

 

落ち着けない

 

「すまんな、タルマエ。」

「ひぃへっ!?

 らいじょうぶれふっ!?」

 

ダメじゃん

 

精々4人掛けのテーブルが5つの店舗は

まー、どえらい『圧』と『密』で

一人一人の質問に

『真面目に答えてしまう』タルマエは

もうヘロヘロになっていた

 

「っし。」

普段は外さないグラサンを外し

 

「みなさんっ!!」

めっちゃデカい声で声を出す

 

流石に静かになった

 

「今日はお客として

 ホッコータルマエと

 このお店を利用しているのです、

 そこら辺はご了承いただければ幸いです。」

 

中学時代に負った

流木で失った左目と生々しい傷痕をさらし

 

両親からも言われた目つきの悪さで睨みを利かす

 

「か。」

 

か?

 

「かっこいぃ///」

 

タルマエ?

 

「と、トレーナーさん。」

 

「タルマエ?」

 

「うちと、

 結婚して苫小牧に住んで貰えますかっ!?」

 

盛大にぶっちゃけやがったのだ

 

収拾?付く訳ないじゃん

 

「お前なぁ、

 時と場合を考えろよ。」

「ごご、ごめんなさ~いっ!?」

 

 

(色々あったな~)

「旦那様?」

「いや、こうして

 もこもこに着込んだタルマエを

 俺は独り占め出来てるんだな~って。」

「独り占め?」

 

周りは珍しく降った雪で囲まれ

通りは見えるが人通りは無い

 

「はぅ~///」

「ふふっ、タルマエ、

 さっさと雪搔きしないと

 明日出れないぞ?」

「はっ!?はぃ!!」

 

シャカシャカとスコップの音と

ずごごごご、と、除雪機の音

 

しんしんと降る雪は

二人だけの空間を

造ってくれていた・・・筈だ

 

あぁ、

通りから見え隠れする『ウマ娘の尻尾は』

気のせいだと思いたい

 

「ん?どうしました?旦那様?」

「ホッコータルマエ。」

「はい?」

「ちょっと後ろに来て?」

「??わかりました。」

 

除雪機の雪噴射口を通りに向ける

 

「へぶぶぶっ!?

 なにするんですかっ!?」

「家に何の用だ?

 『スペシャルウィーク』」

「げげっ!?なんでわかったべかっ!?」

「すっ!?スペシャルウィークさんっ!?」

「それと、お前もな。」

「おう、久し振りだな、___、

 結婚祝い、持ってきた方が早いからな、

 持って来たんだ。」

「連絡寄越せよ。」

「サプライズ的なアレだ。」

「サプライズ騒ぎは

 テイエムオペラオーだけにしてくれ。」

「ちげぇねぇ。」

 

今日の苫小牧は

雪、ところにより

『熱々なウマ娘が見れるでしょう』

 




ホッコータルマエのトレーナーさん

中学時代
台風にはしゃぐ友人と
川に行く馬鹿だった
『左目を失ったが友人は助けられた』

高校時代
その友人とやんちゃしてた

でも大学まで行けちゃった不思議

そこからトレーナー試験(中央)を受け
取れちゃったのでトレーナーに

ホッコータルマエは5人目の担当

苫小牧に本籍を移した後
タルマエと入籍、責任を取った?取らされた?

そして、ご両親の後押しもあり、
トレセン学園のトレーナーに復帰
サブトレーナーとして、
ホッコータルマエが付いた
『尻尾でどのウマ娘か解る』
『ウマ娘尻尾マイスター持ち』

苫小牧普及に終わりは無い

除雪機の雪噴射口は
決して人耳に向けてはいけません
『ウマ娘』だからおふざけで済んでいます

ホッコータルマエ

ロコドル・目
ばるんばるん・科
盛大にぶっちゃける馬鹿真面目ウマ娘

『まだ、子供は考えていない』が
チームを受け持つトレーナーが
取られてしまうと焦り
『十数夜戦してしまう』
尚、原因は『ダートウマ娘らしい』

スペシャルウィークとトレーナーさん

ようやく外に出れるようになった矢先、
ホッコータルマエの結婚を知る

苫小牧に来る為
一年を掛けて少しずつ
遠出をして慣らして来たが
トレーナーが居ないと動けなくなってしまう

ホッコータルマエのトレーナーさんと
スペシャルウィークのトレーナーさん

トレセン学園での同期

スペシャルウィークが置かれていた状態に
気づくが手遅れだった

タルマエトレーナーが
スペトレーナーをぶん殴り
トレセン学園黒歴史
トレーナー同士のガチ喧嘩に発展

中学時代からの腐れ縁
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