はぁ、勝負服(ノーマル)でも
危険が危ないだろ、アレ
アレをわしづかみ出来る
担当トレーナーが
羨まけしからんよな~
すっ
「ひん!?」
「作者さん、
そこから動かないでくださいね?」
「なんでグラスワンダーがここにっ?!」
サラサラ
すっ
サラサラ
すっ
「こら、エアグルーヴ、
根を詰め過ぎだ。」
かるく頭を小突く
「ちっ。」
「ほぅ、そうとう『今日のべろちゃん』は
ご機嫌ナナメな様で。」
「あ゛?」
まぁ、俺がいけないのか?
いや、偶には部屋の掃除をしようとして
延々と丸一日掃除に休みを使ったら
『我が愛バ、
エアグルーヴが不機嫌MAX』なのだ
そうして、シンボリルドルフから
ラインが来て
〈済まない、助けてくれないか?〉
〈なに事?〉
〈エアグルーヴがコワイのだ〉
正直、そのラインを貰って、
「は?」と、口にして、
取り敢えず生徒会室へ向かうと
まぁ~、キツイ眼つきでも
『俺の愛バは美人だ』
そして、シンボリルドルフ側へ
積みあがる書類の山が
そろそろ倒れそうになっていた
「___トレーナー君、
この山を抑えてくれるか?
既に『さしあさって』の書類にすら
手を出していてね、
これでは逆に業務が
ストップしてしまうんだ。」
「ぉぅ、コレはそうとうアレだな。」
言うな否や
エアグルーヴからボールペンを取り上げる
「たわけ、
紙に傷が付くだろう。」
「お前がたわけだよ今日は、
エアグルーヴ、どうしたんだ?」
「あ゛ぁ゛?」
「ひんっ?!」
いや、ルドルフさん?
アンタがビビッてどうすんだよ
「・・・ん?会長?
どうされたんですか?」
「い、いや、流石にこの量の書類精査は
時間が掛かるのでな
流石に止めて欲しい。」
「え?」
ようやく気づいたようだ
「っ!?も、申し訳ございませんっ!!」
「か、構わないよ、
私も切りの良い所で止めるから
トレーナー君と共に
今日は上がってくれ。」
「ですが!」
「エアグルーヴ、会長の言う通りだ、
このまま残るとか言うなら
部屋の掃除を始めそうだからな。」
腰にクルが、エアグルーヴを『お姫様抱っこする』
「ばっ!?ばかっ?!」
「暴れられる方が辛いんだけど?」
「この、たわけっ///」
「まぁ、程々にな、
トレーナー君、エアグルーヴ。」
⏰
トレーナー個室
「ん?」
「どうした?」
唐突に
指先を窓のサッシに突っ込んだ
「ふっ、たわけ、
まだホコリが残っているではないか。」
すると、どうだろう
尻尾が急にフリフリし出し
若干、腰も振っているように見える
「掃除のしがいがあるな、
トレーナー?」
「ぁ~、はい、そうですね~。」
どうやら、掃除フラストレーションが
溜まっていたらしい
(ん~)
~~♪~~♪
フリフリ
(うぉちつぅけるぅかぁああああっ!!)
(クラシック音楽の
ショパンを口ずさみながら
制服で腰と尻尾をフリフリしながら
屈んで掃除を進める姿をみて
集中なんて出来るかぁああっ!!
ついでに、耳もピコピコうごくなぁあっ!!)
下をエプロンで隠しながら
「エアグルーヴ、今日はどうしたんだ?」
「ん?なにがだ?」
「実家でなにかあったのか?」
「実家で?なんで?」
あ、コレは当たりだ
「お母さんと喧嘩でもしたのか?」
「いや、してない。」
うん、確定、なんかあった
尻尾が垂れ下がり
耳も伏せ気味
腰フリも止まった
「先日。」
「昨日?」
「あぁ、母と出かけたのだ。」
「うん。」
▽
「べろちゃ~ん!!」
「お母様!それは止めて下さいと
言っているでしょう!」
「も~、良いじゃない別に♪」
史実のエアグルーヴは
なぜか『ギャル』と思われたらしく
それで産まれた言葉が
『エアギャルーブ』なのだが、
ウマ娘のエアグルーヴのギャル成分は
母親に持って行かれたらしい
▽
「モールで買い物?」
「あぁ、冬服を買いにな、
ブラのサイズも合わなくなってな。」
(おーい、エアグルーヴ?
俺、男だよ~)
▽
「ねね?エアグルーヴ?」
「はい、お母様?」
「トレーナーさんとはどんなカンジ?」
「どぅ、とは?」
「お母さんね、
エアグルーヴに
とってもお似合いだと思うの♪」
「はぁ?」
「べろちゃん?」
「止めてください。」
「もぅ、アナタの尻尾は正直なんだから
認めなさいよ?」
「え?」
▽
「その時、初めて
トレーナーの話題になると
尻尾は勝手に動いていたのを知ったのだ。」
「おぅ。」
(GJお母さん!)
▽
「なっ///」
「それで~?実際どうなのよ~?
家に来ても
気配り上手だし、
食器洗いとか片付けとか
率先して手伝ってくれるし、
この間『帰り際に会った時も』
荷物を持ってくれて助かっちゃったの~♪」
「ヘェ、ソウダッタンデスカ。」
▽
「延々とお前の事を聞かされたな。」
ミシミシ バキン ギャァ~
(あぁっ!?エアグルーヴ棒が!!)
※エアグルーヴ棒
割りばしに輪ゴムを巻き付けた
ホコリ取りに使える掃除道具
「あぁ、長々と話し込んで
お菓子も貰ったな。」
「ホゥ?」
▽
「ねぇ?キミ暇?」
「え?」
「ん?」
複数人の着崩した服装の若者が数人
「学生さん?俺達と遊ばない?」
「はっ、そんなじか「いいの~?」ちょっ!?」
「お、キミノリがいいね!」
「それで?なにで遊ぶの?」
「おか「あぁ、ちょっと良いトコで俺達と遊ぶんだ、
なに、近場だよ!」」
ピキ
「え~、でも、これからゴハンも
作らなきゃだし~、
“べろちゃん”もいるし~。」
ピキキ
「ん?『お母さん?』
お母さんも、俺達と良いコトしちゃう?」
プッツン
▽
「ぁ~、把握した。」
「伏せていた耳に気づかれなくてな
『娘の私を母親と勘違いしていたらしい』」
「この間の呼び出しはそれだったのか。」
実はその際トレーナーは
『母親の方から連絡を受け』
現場に駆け付けていた
「あぁ。」
今でも苛立つのか
エアグルーヴ棒がどんどん犠牲になって行く
「エアグルーヴ。」
「ん?なんだっ!?」
顎を抑えそのまま口づけを深く絡めて行く
「んぁっ///たわけぇ~///」
「俺はちゃんと見分けただろ?」
「それわぁ///」
エアグルーヴの担当前で、
出張から帰って来た時
『エアグルーヴとお母様』に遭遇し
お母様の「娘はどっちでしょ~?」に、
「こちらがお嬢さんですね。」即答で
エアグルーヴの手を取った
「それに。」
左手を絡め
眼前に『指輪の添えられた左手を持って来る』
「俺はエアグルーヴを愛してる。」
「たわけ、当然だろう?」
「よし、いつものエアグルーヴに戻って来たな?」
いつの間にか肩の力は抜け
多少はつっかえも取れた気がする
「はぁ、まだまだだな、私は。」
「それでいいよ、
これからがあるんだから。」
再び口を塞ぎ
『着る必要が無い制服を脱がして行く』
「この、たわけ///
部屋の鍵は閉めたのか?」
「おっと。」
がちゃん
⏰
翌日
生徒会室
「・・・帰れ。」
流石にバレたらしく
シンボリルドルフが
滅茶苦茶怒っていた
張り付いた笑顔は、ホント怖いね
エアグルーヴのトレーナー
10人目の担当でエアグルーヴとなった
エアグルーヴよりは背が高い
エアグルーヴよりは・・・
入籍済みで『うまぴょい(意味深済)』
エアグルーヴ
女帝・目
どたぷんばるんばるん・科
サイズアップしたウマ娘
戸籍は大学院生で入籍済み
生徒会役員OBなのだが、
やっている事が変わらない
やってくれるウマ娘が居ない
今回の犠牲者 シンボリルドルフ
皇帝・目
体型が変わらなかった・科
うまぴょいがご無沙汰なウマ娘
担当トレーナーは
チーム・個人担当を併せ持ち
超多忙優秀トレーナー
うまぴょい(意味深)がご無沙汰の状態で
メス臭を振りまく
エアグルーヴに気づき『キレた』
その夜
担当トレーナーが干からびる寸前まで
うまぴょいしたらしい