ウマ娘ショートストーリー?   作:扶桑畝傍

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エイシンフラッシュ回

家のチョコフラさんは
渋いねん
直ぐに不調になりやがる

ついでに
カプリコーン盃は
Bクラス1位獲れました

次のガチャが
ダイタクヘリオス
ハロインライス
振袖ウララ

ウララーっ!!来てくれーっ!!


賢さD?

トントントン

「あの。」

トントントン

「あの。」

トトトトトト

「トレーナーさんっ!!」

 

はぁ、私はエイシンフラッシュ

このトレーナーさんと走り続け

引退ギリギリで

ジャパンカップの

リベンジは成功させたのですが

 

「フラッシュ!!やった、な。」

そう、この時、他のウマ娘さん達と

称え合い

 

トレーナーさんを

最後まで放置してしまったのです

 

その日以降、むす~っとされたまま

『あぁ』『うん』『そうか』しか

喋ってくれないのです!!

 

スマートファルコンさんに聞いても

『ん~、これは、ね、

 フラッシュさんが

 いけないんじゃないかなぁ?』

と、返され

『ぁ~、うん、

 フラッシュだね、謝れば?』

トーセンジョーダンさんにも言われ

『え?アタシに聞く?

 トレピッピに聞けよ、

 もしくは正面から抱き着いて

 強引に見て貰うしかねぇんじゃねぇの?』

ゴールドシップさん

これですっ!!

 

そうと決まれば正面に

回り込めません

 

トレーナーさんは本日08:00から

ずーっと、なにか料理を進めています

 

ぐ~

 

12:00ですね、仕方ありません

一度出直して・・・あれ?

 

「トレーナーさん?

 このお料理の山は。」

「食べろ。」

「え?よろしいのですか?」

むす~

こうなると何を言っても答えてくれません

 

頂きますをして、ナイフ、フォークを使い

『フルコース料理』を食べ始めます

 

 

ふぅ、大変美味しかったです、トレーナーさん

って?!

しっかりお昼を食べてる場合ではありません!!

確かに今日の予定は

特にないのでお休みなのですけど!!

くっ、手帳の予定には・・・あれ?

「トレーナーさん、

 私の予定帳は、何処へ?」

「知らん。」

「え?」

落とした?いつ?どこで?

いや、今日の朝は

06:00に起床して

軽めの朝食、07:00にテレビで

ニュースを確認しつつ

今日の予定を立てていた筈

つまり『着替える前までは』自室にあった?

〔ファルコンさん、私の手帳を御存じありませんか?〕

ラインで聞くも

〔うぅん、今日は見て無いよ?

 フラッシュさん、

 ご自分で持って出たじゃないですか〕

「え?」

つまり、ここに来る道中で落とした?

〔廊下とかで見かけてませんか?

 落としてしまったみたいなんです〕

〔わかった~、ちょっと探してみるね♪〕

〔お願いします〕

 

むむ、困りました

手帳が無いと次の予定がわかりません

 

すぱん!「ふきゃっ?!と、トレーナーさんっ!?」

 

何かで叩かれた

 

「落とすな。」

あ、私の手帳がテーブルに置かれていた

「あ、ありがとうございます。」

ファル子さんにお詫びと

見つかったとラインを入れ

「トレーナーさん!」

むす~

あ~っ!!もぅっ!!

テーブルに並べられるオヤツに

手が伸びます

 

「くっ、美味しい。」

何処で修行したんですかっ!?

パティスリーでもここまで

細分化された味は簡単に出せませんよっ!?

 

って

 

「トレーナーさん?このお菓子は。」

むす~

「もぅ。」

 

切り分けられたバームクーヘンを一口

 

「んん?」

何かを噛んだ?

 

「こ、これは。」

 

聞いた事があります

『メッセージ・パン』ですよね?

それを態々バームクーヘンに?

 

その折りたたまれた紙を広げ、読む

《エイシンフラッシュ

 俺はキミが好きだ、

 だが、それ以上は叶えられない

 なぜなら、キミは帰るのだろう?

 俺は、トレセン学園の

 トレーナーなのだから》

 

顔をあげると

 

トレーナーさんはそこに居なかった

 

 

走った

ほんと、一生分走った様な感覚に襲われる

校舎内・寮・練習コースも3周も探した

 

「はっ、はっ、い、いない、

 どぅ、して。」

 

ファル子さんに電話をしても出てくれない

他の方も、連絡がつかない

 

「なんでっ。」

震える脚を叩く

「っ!!」

 

思い当たる場所を全部探せばいい!!

 

行きつけのパン屋さん

モール、公園

 

いない

 

「いったい、どこに。」

 

再びトレーナーさんの個室に戻って来た

 

声がする

 

あぁ、トレーナーさんの声だ

 

それと

 

『女性の声?』

 

心の奥から煮えたぎる何か

どす黒い何かが湧き上がって来る

 

《トレーナーさん!!

 コレはどう言う事ですかっ!!》

 

ドイツ語で叫び、扉を破壊する

 

《あら、エイシンフラッシュ

 何処に行ってたのよ?》

《こら、扉は壊す物じゃ無いだろう?》

 

そこには

両親と、トレーナーさんが居た

 

逃げ出そうとするも母に捕まる

 

《へ~、フラッシュ、

 アナタそこまで入れ込んでたのね?》

《ちっ?!ちがっ!?》

《どこが違うのよ、

 今日はその話もあって来てたのに》

 

なんですって?

 

「エイシンフラッシュ。」

「と、とれ、なー?」

 

その姿勢は《最敬礼》

 

「俺と結婚して

 『日本で暮らさないか?』」

 

はぃ、トレーナーさん

 

 

あのむす~っとした顔は

気を張っていたそうで

緩めると

『私を抱きしめたくて暴走するから』と

 

「もぅ、トレーナーさんったら。」

「ご両親も快く許してくれたよ、

 ただ、『挙式』はドイツで、だけどな。」

「そうですよ?

 私の親戚はみんなドイツに居るのですから。」

 




エイシンフラッシュのトレーナーさん

ディアンドルアレンジ勝負服に
釘付けになった

ただ、バレンタイン時の
『コレクト・ショコラティエ』に
着替えて以降
それ一択になったのを
若干悔しく思いつつも
ホッとしていた

誰にも譲りたくないのは
男の常だから

エイシンフラッシュ

恋愛強者・目
テンパり・科
結局、うまぴょい(意味深)時、
『Meisterschaft』服で
初夜を致したムッツリスケベウマ娘

俗に言う『賢さG』に
近いエイシンフラッシュ

計画的に妊娠するつもりが
第一子を仕込まれ出産間も無く
第二子を仕込まれた

エイシンフラッシュのご両親

面白そう半分
娘が心配
(トレーナーさんに迷惑をかけていないか)
で、来日

スイーツの味はまだ負けていないが
『コース料理の腕前』は
素直に認めている

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