ウマ娘ショートストーリー?   作:扶桑畝傍

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実はその亡くなった当日に
今、出来る範囲で育成をかけまして
SSランクに到達

その後に、カレンチャンのUG到達しています

偉大な馬に最大の敬意を今一度ここに

ありがとう、ナイスネイチャに安らかな眠りを


ナイスネイチャに捧ぐ

そう

アタシは『ナイスネイチャ』

 

どのレースでてもパッとしない成績で

 

GⅠも結局勝てなかった

 

 

 

「んぇ?夢?」

 

アタシはナイスネイチャ

 

今日からあの中央トレセン学園へ通う事が決まった

 

こんなアタシでも出来るのだろうか

 

 

意外や意外、レースばっかりかと思ったら

全然普通の授業がある

 

ほうほう、今日の午後から練習コースが解放されると

成程ね、な・・・あん?

 

隣で寝ているのは

ツインターボとかいったおチビ

 

(おーい、おきろー)

小声で声を掛けるが起きる気配なし

(ダメだこりゃ)

 

「おわわっ!?」

「どうしました?

 マチカネタンホイザさん?」

「は、鼻血がノートに。」

「ぁ~、ナイスネイチャさん、

 押さえて上げて貰えますか?

 先生は氷嚢を持って来ますので。」

「へ?アタシ?

 はぁ、まぁ、わかりました、

 えっと、マチカネタンホイザさん?

 チョイと失礼。」

「あややや、ずびばぜん。」

「『つっぺ』詰めるから大人しくしててね?」

 

クラス全員『つっぺ?』

 

「あ゛っ。」

 

つっぺ、どうやら北海道でいて一部限定らしい

 

恥っ

 

 

お昼休み

 

「いや~、先程は助かりましたぞ。」

「まぁ、先生から頼まれたからね。」

「改めましてマチカネタンホイザです、

 普通の私ですが以後お見知りおきを。」

「あぁ、そぅ、

 アタシはナイスネイチャ、

 まぁ、何かの縁だし、今後ともよろしく。」

 

 

そんな感じで始まったトレセン学園の初日

 

それから半年もすれば

選抜レースもある訳で

 

「くっそ~っ!!」

 

また、誰かが負けて叫んでいる

かくも言うアタシも勝ててない

いや~、レベルが段違いですな~

 

 

後『2回しかない』

 

選抜レースの挑戦権の事だ

 

もう、本契約して

『メイクデビュー』へ向かうウマ娘達を尻目に

『私達はまだ選抜レースを勝てないでいた』

 

 

「すみません。」

「はぃ?アタシ?」

「はい、貴女です、『ナイスネイチャさん』」

 

そう、結構崖っぷちで『南坂トレーナー』に

声を掛けられた

 

 

そうして連れて来られたのは

『チーム用のルーム』

 

「え?」

「これで4人です、

 なんとか『チームの立ち上げ期限に間に合いました』」

「は?」

 

中には

『マチカネタンホイザ』

『ツインターボ』

「えっと、貴女は?」

「初めましてイクノディクタスと申します。」

「おぉ、ご丁寧にどうも、

 ナイスネイチャ、です。」

「あにぃ、『今度はこの娘らか?』」

「えぇ、頼みますよ?」

 

末永(まつなが)サブトレーナー

 

彼と会って、

私はトンでもない事をやらかす事になった

 

 

もー、ヤバイも何も

末永トレーナーのメニューヤバすぎ

『チーム・カノープス』

アタシが否応なしに所属させられたチームだ

 

ま、そのおかげで

『来年まで待たずとも

 本戦に出れるのはありがたいけど』

 

「ネイチャ、ペース落ちてるぞ!!」

「はーい!!」

 

いや、既に周回トラック何周目?

何周するの?

そろそろ息苦しいんだけど?

ほら、ツインターボが

ヘロヘロの周回遅れになってるよ?

 

 

6月

ジュニア級メイクデビュー

京都・芝2000m 右・内・良

 

「と、言う事だ、行って来い。」

「はあぁああっ!?」

 

南坂トレーナーが

『お出掛けしましょう』とか言って

ついて来たらメイクデビューを

やらされる事になった

 

「ほれ、体操着、

 登録済みだから逃げるなよ?」

「末永トレーナー、

 それ、普通はセクハラで訴えられますよ?」

「『ガキの身体に興味なぞ湧くか』

 さっさと行って。」

 

勝って来い お前は勝てる

 

 

まぁ、勝ちましたよ?

腑に落ちないけど

 

 

季節が巡って11月

 

また『お出掛けしましょう』が発動

 

「って事で

 ジュニアステークスな?」

えぇ、京都駅に向かった時点で

何となく察しましたよ

そうですね

人気も足りないと『GⅠ』出れませんからね

わかってますよ?

 

 

勝てちゃう  いや、良いんだけどさ

 

あれぇ?

 

 

12月

 

もう慣れた

 

慣れたけど『GⅠホープフルステークス』

 

いや、GⅡ挟まないでGⅠ?正気?

あ、正気ですかそうですか

 

 

ん゛ん゛~?勝てちゃったよアタシ

なんで?

『勝ってるのに違和感を覚える』のってなんで?

わからん

 

 

は?冬休み中に、なんで『OP若駒ステークス』?

 

出走登録済み?わかったわかった、

はいはい出ます、出ますよ~

 

「あ゛っ!」

 

仕掛け所を邪魔された

 

二着 まぁ、これも『違和感』が

拭えないのはなんでなのさっ!!

 

 

今度は夏真っ盛りですかそうですか!!

あっつい!!

『GⅢ小倉記念』

 

あ、なんで?『戻って来た』って思えるの?

 

勝ったけどさ、なんか・・・なんかなぁ~

 

 

あり?『皐月賞』出ないの?

あぁ、そっちが出て枠が埋まったの?

『ツインターボとマチカネタンホイザ』が出て

 

どっちも着内(2~5着を指す)だった

 

アタシ(俺が)が出てたら

勝てたかも知れないのに

 

アタシ(俺)?

 

 

菊花賞

 

かてた あたま いたい

 

つらいこと おもいだしそうでこわい

 

 

年末空けといて?

ま~、嫌な予感がしましたよ?

商店街のおっちゃん達も

な~んかよそよそしくて変だったよ?

 

「有馬記念じゃ~んっ!!」

「そうだ、有馬記念だぞ?」

「末永トレーナー!

 アタシ聞いて無い!!」

「言ってなかったからな。」

「帰ったら覚えとけよぉ。」

「・・・ナイスネイチャ。」

「な、なによ?急に改まった顔しちゃってさ。」

 

悔いなく走れ それだけだ

 

「は?」

「後は、走ればわかる。」

「はぁ~、はいはい、

 ネイチャさんは

 アンタ達のおもちゃですよ~だ。」

 

 

まけた

 

でも

 

アタシ(俺)は

 

《思い出した》

 

【有馬記念・3着】

 

 

「末永トレーナー、ちょっといい?」

トレセン学園のトレーナールームで声を掛ける

「・・・おぅ、

 部屋は抑えてあるからそっちで話そう。」

 

 

「『俺』は誰なんだ?」

「『ナイスネイチャ・ウマ娘』だな。」

「かぁ~、俺が女か、地獄かよ。」

「美人じゃないか。」

「そうかよ、

 んで?末永トレーナー、

 いや、『マツナガ』

 久し振りだな?随分若返りやがってよww」

「久し振り、ナイスネイチャ、

 まさかこんな世界で再会が叶うなんてな。」

 

って事は『俺は死んだのか』

 

「あぁ、キミは2023年5月30日に、ね、

 眠る様に苦しまず、そのまま、な。」

「ばっかヤロウ、

 泣くなよ、今、こうして話せてるじゃねぇか。」

「泣くなとは酷いね。」

「そう言うたちじゃねぇんだよ、

 んで?次はどうするんだ?

 『俺とお前』で繰り返すのか?」

「冗談、今までの負けは2回、

 なら、どんどん書き換えて行こう。」

「ほぅ、いいねぇ、やったろじゃん!」

「とは言え、出るGⅠを絞らないと

 鍛える期間が足りなさすぎるからな。」

「あぁ、そうだな、

 『馬』の時とは勝手が違うからな、

 じっくりやならきゃ壊れちまうからな?

 頼んますよ?末永トレーナー?」

「すっかり女の子してるじゃないか。」

「うっさい、

 いいじゃん別に、

 『思い出したからって』

 アタシは(俺は)ナイスネイチャなんだから。」

「頼むぞ?相棒。」

「勿論、相棒!」

 

 

ツインターボやマチカネタンホイザ

イクノディクタスが春・初夏のGⅠに挑むかたわら

アタシは鍛えまくった

 

繰り返さない為にも

 

 

『GⅠ宝塚記念』

「うっし、絶好調!」

「末永トレーナー、

 彼女をどうやってここまで?」

「南坂あにぃ、

 それはPCに起こしたデータが証拠だって

 散々言ったろ?」

(それが、常軌を逸した伸びしろなんですがねぇ)

「んじゃま、行って来るね『マツナガ!』」

「おう、

 ぶっちぎって来い!!」

 

 

「うぉっしゃ~!!かった~っ!!」

今は『カノープスの部屋で祝勝会』

 

あのトウカイテイオーをぶっちぎって勝ったのだ

そりゃぁ嬉しいに決まってる

 

てか、名だたる『名馬』が

群雄割拠してやがる世界とか

この世界は面白れぇな!

 

 

『天皇賞(秋)』

「いけるな?」

「もっちろん!」

拳を付け合い

「「いざ!!天皇賞!秋!!」」

 

 

調整も兼ねてGⅢ『中京新聞杯』も

ぶっちぎった

 

そして

 

『有馬記念』リベンジ!!

 

「ふ~、っ、は~。」

「ナイスネイチャ。」

「大丈夫『マツナガ』アタシ、走れるよ。」

 

ぎゅっと、抱きしめられた

 

「・・・なんだよ、不安そうな顔しやがって。」

「だってよぉ。」

「アタシは誰だ?」

「ナイスネイチャ。」

「なら、『相棒』を、

 アンタの『愛バ』を信じろよ、

 これからも、『この先も一緒に走るんだからな』

 覚悟しとけよ?」

 

周囲なんて気にしない

 

しっかりキスを交わす

 

「こりゃぁ、責任取らなきゃなぁ。」

「当ったり前でしょ?

 アタシを変えてくれた責任、

 ちゃんと取らせるからね?」

 

 

〈さぁ、今年もやってまいりました

 

 『有馬記念』アナタの夢、私の夢は叶うのか?〉

〈三番人気に入りますのは

 『メジロマックイーン』

 天皇賞(春)を制した

 『純白のステイヤー』

 長距離はホームグラウンド、満を持して

 『前年の覇者トウカイテイオー』に挑みます〉

〈続きまして二番人気、

 ナイスネイチャ、

 名だたる強豪を物ともせず

 その驚異的な末脚は

 リベンジを勝ち取れるのか!〉

〈一番人気のトウカイテイオー

 やや落ち着かないか身震いを続けています〉

 

「ね、ネイチャ?」

「ん~?なにさ?」

「ネイチャは、ネイチャだよね?」

「・・・ふふっ。」

 

こんなに可愛くなっちまって

今度は負けねぇからな?ガキンチョ

 

ゾクゾクッ

 

「アハハ、やっぱり、

 『あのナイスネイチャだ』

 いいよ、『俺も負けない』

 負けてやる物か!ジジイ!!」

「あ゛?もっぺん言ってみろガキ!!」

「ナイスネイチャじゃなくて

 ナイスジジイ!!」

「よし、テメェは真っ先に潰してやるから

 覚悟しとけよ!!」

「もぅ、騒がしいですわよ?

 テイオー、ナイスネイチャ、さん?」

 

よぅ、久し振りで合ってるか?

ゴールドシップの『お・じ・い・ちゃん』

 

「お前こそもう一度言ってみろ

 ナイスネイチャ、

 『ブロンズコレクター』如きが

 調子に乗るなよ?」

「いいねぇいいねぇ!!

 最高じゃねぇか!!」

 

 

〈まくって上がって来るのは

 ナイスネイチャ!!ナイスネイチャだ!!〉

〈トウカイテイオー苦しそうだ!!〉

〈メジロマックイーンが必死に食い下がる!!〉

 

 

〈勝ったのはナイスネイチャだーーーっ!!〉

 

 

トレーナールーム個室

 

「はぁ~、つっかれたぁ~。」

「お疲れ様、ナイスネイチャ。」

「『マツナガ』

 アンタの声、聞こえたよ、

 ありがと。」

「ナイスネイチャ。」

「ぉぅ、んな顔ちかっ。」

 

 

「バカ///」

「愛してる、俺の愛バ。」

「当然でしょ?アタシの相棒。」

 

 




末永トレーナー

相棒

ナイスネイチャ
レジェンド目
下町美少女科
一家に一人な美人ウマ娘

トウカイテイオー

覚えている

メジロマックイーン

未だにゴールドシップの
おじいちゃんと認めたくない
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