の筈
書きたい事を詰め込んだらこーなった
え~と
アタシはナイスネイチャ
うん、大丈夫
(じゃぁ、さ)
『パソコンの画面に頭突っ込んでる
ツインターボをどうしたらいいでしょ?』
⏰
どどどどど
「むぁああてぇえっ!!」
「ひぃいいっ!!」
本日も本日で
家のツインターボは
エアグルーヴ先輩を怒らせたらしい
曲がり角で
こっちに飛び込んで来る
「うげっ、なんでこっち来るのさぁ?」
「ネイチャ~っ!!助けてぇ~!」
「はぁ、しゃーない、
ほら、こっちの部屋入んな。」
「さんきゅっ!!」
⏰
「は~、は~、全く
ん?ナイスネイチャ、
こっちにツインターボが来ていないか?」
「あぁ、それならあっちに飛んで行きましたけど、
また、何かしたんですか?」
「あぁ、
昼食後、校外へ無断外出しようとしていてな、
『あっちのトレーナーに会いに行くの!!』
とか、言ってな、
午後の授業もあると言うのに。」
「うわ~・・・って、
『あっちのトレーナー?』」
「そもそも
『カノープス』には
南坂トレーナー以外に居たのか?」
「ぁ~・・・一応、
南坂トレーナーの紹介で、
リモートですけど、
色々相談を受けて貰ったり
雑談でちょいちょい話してますね。」
「あぁ、
例の『画面の向こうのトレーナー』か、
人によっては『海外』から
リモートで指導しているとか言っていたが、
どうやって会いに行くつもりだったんだ?」
「さぁ~?」
「兎に角、午後の授業後、
アヤツは呼び出し確定だから、
後で伝えといてくれ。」
「わかりました、捕まえときますね。」
「すまない、頼んだ。」
⏰
「ターボさんや、
そろそろ午後の授業はじま・・・る、よ?」
と、ここで冒頭に戻るんですわ
「え~っと、どゆこと?」
〈あ、その声はナイスネイチャだね?
兎に角、
ツインターボをそっちに引っ張って貰えるか?〉
「え?あ、はい。」
両足を掴み引っ張るが・・・
「う、動かない?」
〈え?こっちも肩を押して
戻そうとしてるんだけど?〉
「マジですか。」
「あ、ここに居たのですか、
ナイスネイチャさん。」
「おーイクノ~、
ちょっち手伝ってくれる~?」
「はい?」
画面から出ている
ツインターボの腰から足
(あ、固まった)
「よっほ~い、
イクノディクタス~?
どしたんですか?」
「はっ!?
す、すみません、
現状を読み込めなくて。」
「んぉ?」
「うぇえええっ!?」
「あ、タンホイザ、
足引っ張って足。」
「あ、はい!」
ぎゅ~
「およ~、動かないですな~。」
「ね~。」
「どうしましょうか?
このままでは
午後の授業に遅れてしまいます。」
〈どうもこうも
ほれ、ツインターボ!
元の場所に戻りたいって
強く思えって!〉
〈ふひゃひゃひゃひゃ
くすぐったくてむりむりww〉
「むむっ!
心なしか画面に
吸い込まれているような気がするですぞ?」
「え?うそでしょ?」
「いえ、先程から徐々に
画面に吸い込まれていますね。」
(いや、メガネを輝かせながら言っても
解決にならないから)
「てか、イクノも引っ張って!」
「了解です。」
ぎゅ~
「うわ~、足首まで
潜っちゃってるよ。」
「でも
手を放しちゃうと不味いですぞ?」
「かと言って
このままでは授業にも行けませんね。」
やや?
「みなさん!!どうされましたかっ!!」
「「「うわ、サクラバクシンオー先輩」」」
「やや?その掴んでいる足は
どなたの足でしょうか?」
ぐい~
「うわっ!?」
「おぉぅっ!?」
「あ。」
4人は画面に吸い込まれた
「ちょわ~~~っ?!」
⏰
「えっと、どゆこと?」
「あいたたた、
アタシらまで画面に吸い込まれたじゃん!!」
「はんにゃ、はにゃがいらいれふ。」
「ここは?」
「あー!!
あっちのトレーナー!!」
ツインターボが抱き着いて来た
「ちっさ、軽っ、
ツインターボ、
まぁ、うん、初めまして。」
「うん♪
アタシはツインターボだぞ!!」
お腹に顔をぐりぐりして来て
ぁ~、可愛いんじゃ~
「って、
色々不味いのでは?」
「不味い!!
午後の授業!!」
「はっ!?そうでした!!」
「早く戻らなくては。」
画面真っ暗
「って、電源入って無い?」
「いんや?今さっきまで
『ウマ娘』やってたから、
消えて・・・るねぇ、消えてますわ、コレ。」
「つ、つまり?」
「帰れない?」
「なんとっ!?」
「それじゃぁ!
トレーナーのお家にお泊りしよ!!」
「お、お泊りかぁ~・・・。」
⏰
「サクラバクシンオー。」
「は、はい~。」
生徒会室に持ち込まれた
『電源の抜かれたパソコン』
「とりあえずこちらで預かる、
4人の事は生徒会に任せて
キミは授業に戻り給え。」
「ぁぅ~、わかりました。」
⏰
「さて、
エアグルーヴ、
電源を頼む。」
「大丈夫でしょうか?」
「やらねば
4人共帰って来れないぞ?」
「わかりました。」
pppp
「ダメですね、
エラーが出てしまいます。」
「困ったな。」
「失礼します。」
「あぁ、南坂トレーナー。」
「はい、事情は聴いています、
『そろそろかな~』と
思っていたので
まぁ、起こるべくして起きたので
『対処法はわかっています』」
「なに?」
「南坂トレーナー、
その対処法とは?」
『ツインターボ』が納得するまでですね
「それでは、他の三人の
『授業単位』が取れないでは無いか!」
「そこは『リモート』で取れるように
『理事長』と相談済みです。」
「そ、そうなのか。」
「して、ツインターボが
納得とはどういう意味なのかね?」
「会長、
それは
『ツインターボしかわかりません』
流石に一生では・・・
無いと良いですね~。」
⏰
「わーい!お泊りお泊り♪」
「なんかすいません、
___トレーナー。」
「まぁ、しゃーないよ、
直すのは明日にして、
今日は休みなよ?」
「それでは
お言葉に甘えさせて頂きます。」
「おっじゃましまーす!」
⏰
〇ーバー〇ーツでぇ~す
めんどくさいので
『大量の食材を〇-バー〇イーツ』に押し付けた
総重量20kg
ウマ娘は良く食べるからね~
ぁ、あざっしたぁ~
流石にチップは大目に渡してあげた
「お~、随分と頼みましたね~。」
「4人ものウマ娘が居るからね、
少し手伝ってくれるか?」
「アタシで良ければやっちゃりますよ~!」
「ほほほ~い!
私もやりますよ~
食堂の娘ですからね~!」
「私は・・・
ツインターボを捕まえておきますね。」
「えー!ターボもお手伝いしたいー!」
「ふむ、
それじゃぁ、
ハンバーグのタネ作りを頼めるか?
イクノディクタスも一緒に。」
「よろしいのですか?」
「まぁ、その方が
目の届く範囲に居るからな。」
「なるほど!」
⏰
「いやぁ~・・・
ものの見事に無くなったな。」
「たは~、
思った以上に美味しくて、つぃ~。」
「むむむ、
家の食堂で再現したら
売れる気がするですよ~!」
「栄養バランスも最適でいて、
これほどまでに満腹感もある、
なんと素晴らしい。」
「くぁ~・・・ターボ、ねむぃ。」
「はは、もう22時だからな、
部屋はそっちのを使ってくれ、
俺はまだやることあるから。」
「いいんですか?」
「構わんよ、
ほら、ツインターボが
舟をこいでるよ。」
「ぁ~、危ない危ない、
ほら、お布団行くよ。」
「ふぁ~ぃ。」
⏰
カタカタカタ
ふぅ
03:00
「げ、三時か。」
べきべき鳴る身体を伸ばす
「あぇ?とれ~な~?」
「あぁ、ツインターボ、トイレか?」
「すんだ。」
「そか。」
「とれ~な~。」
「なんよ?」
「ターボ、かえりたくない。」
「なんでさ?」
「もぅ、走れる気がしない。」
「なんでまた?」
「なんかね、すっごく苦しくて
目の前が真っ暗になるの。」
「・・・それで?」
「わかんない、
良く見る『怖い夢』は
そこでいつも終わっちゃうの。」
「・・・こっち来い。」
「うん。」
小さなツインターボは
俺に抱えられる
「あったかい。」
「・・・ツインターボ。」
「なぁに?」
「その夢は『お前の夢じゃない』
『もう一人のツインターボ』の夢だ。」
「え?」
馬の『ツインターボ』の動画を見せる
「わぁ、なにこの生き物?」
「コレは『馬』って言うんだ、
ウマ娘の漢字で
『点』が多い方な。」
「・・・すごい、
ターボとおんなじ、『逃げ』だ。」
「あぁ、そうだな。」
「今もいるの?」
「いや、もぅ25年も前の事だ。」
「ぇ?」
「もぅ、亡くなっている。」
「・・・そっか。」
「同じ名前だからな、
生まれ変わりなのかもな。」
「生まれ変わり。」
「そ、だから
『繰り返す必要は無い』
ツインターボが走りたいなら
『走り続けろ』
そして、『逃げ切り勝ち』しなきゃ。」
「でも、こわい。」
「トウカイテイオーに
まだ勝って無いんだろ?
なら『まだ走れる』
今のツインターボは
『パドック』で
うじうじしてるだけだ。」
「ぅ~・・・。」
ひょいっと持ち上げ、向かい合わせになる
「ぁぅ。」
「カノープスだけじゃ怖いのか?」
「ぇぅ。」
「ふむ。」
そのまま抱きしめながらキスをする
「ふぇ?」
「俺が一緒に居てやる、
それでどうだ?」
「いいの?」
「良いから聞いてる。」
「___トレーナー、
ターボと一緒にいて
もう『怖い夢』を見ない様に。」
「あぁ、喜んで。」
⏰
「おはよー・・・お゛っ゛!?」
声にならない悲鳴
「あ、ネイチャ!おはよー!」
「どうされまし・・・た?」
「な、なんだか、
むんむんしますね!!」
⏰
「責任!!
ちゃんと取れるのかね?」
「はい、向こうの清算は済ませましたので。」
「トレーナーは悪いことしてないぞ!!」
「ツインターボさん、
そう言う事では無いのです、
アナタはまだ『高等部』を卒業していません
それが問題なのです。」
「へ?」
「ぁ~、ツインターボ、
まだ、『成人』してないって事で、
俺はそれを承知で
キミに手を出した、
その責任を取る為に
『向こうは捨てて来た』
こっちで住居を構えるよ。」
「え?トレーナーこっちに住むの!?」
「あぁ、そうだ。」
「じゃぁ、ターボも一緒に住む!!」
「驚愕!!
そこまでの覚悟とは、
ならば何も言うまい、
彼女の事を頼んだぞ?」
「勿論です。」
「はぁ、
これで何人目の
『在学中の婚約、結婚ウマ娘』ですか理事長!」
「謝罪、
すまぬ、しかし
『ウマ娘の血を絶やす訳にはいかない』し
異性との関りが
『トレーナー』以外に向かないのもまた事実だ、
下手な一般人では
『耐えられないからなぁ』」
「それは・・・。」
「たづなさん、
とりあえず
サブトレーナーとして
『カノープス』に所属したいのですが。」
「まさか・・・。」
「ツインターボ以外に?しませんよ、
元々ツインターボ待ちで
溜め込んできましたので。」
「トレーナートレーナー!
早くお家決めようよ!」
「はいはい、
ターボさんや、とりあえず
授業受けてくれないと
『卒業』出来ないからね~?
卒業しないと
ちゃんと『一緒に暮らせないからね~』」
「わかった!!
授業受けて来る!!
トレーナーも見てていいぞ!」
「寝てたら起こすからな~。」
「ターボ寝ないもん!」
⏰
「トレーナー!!早く早く!!」
「はいはい。」
「あ゛っ゛。」
「ナイスネイチャ。」
「ど、どうも。」
「おや、___トレーナー。」
「イクノディクタス今日から宜しく。」
「お~___トレーナーじゃないですか!」
「タンホイザ、鼻血鼻血。」
▽
「南坂トレーナー。」
「なんでしょう?」
「読んでましたね?」
「さぁ、なんの事でしょう。」
「食えねー人だ。」
「伊達にウマ娘のトレーナー
やっていませんよ。」
「こぇ~。」