紅葉の葉ってわかっててもさ・・・
マンハッタンカフェ
ライブの本気モードにやられました
やべぇって・・・
と、言うか、声の方
『ゴブリンスレイヤー』の
神官ちゃんと同じとか
目が点になるとはこう言う事か・・・
つまり?神官服のマンハッタンカフェもあり?
鍵が掛かったロッカーの中
「トレーナー、さん。」
「どうした?カフェ?」
「いえ、オトモダチさんが、申し訳ありません。」
「ま~・・・何時もの事だし。」
▽
なぜこうなったのか
⏰
「やぁやぁカフェく~ん・・・ん?
おや?今日は居ないのかい?」
「お、アグネスタキオン。」
「おろ?珍しいねぇ、
カフェのトレーナー君、
今日は一人かい?」
「あぁ、カフェを探しててな、
連絡をつけようにも
『オトモダチさん』に邪魔されてなのか、
電話が繋がらなくてね。」
「ぐぬぬ、電子機器にまで影響を及ぼすとは、
科学者の立場が無いよ。」
「すると、アグネスタキオンもカフェを?」
「あぁ、『変わったコーヒー』を手に入れてね。」
袋のパッケージを見ると
「これまた珍しい
『あの糞に紛れた珈琲豆』か、
この時期に珍しい。」
「学会の発表でね、
知り合った同業者から譲って貰ったんだ。」
「同業者。」
「なに、彼は健全な科学者であり外科医だよ、
ウマ娘をメインに医療従事している、
ちゃんとした医者だよ、
それは私の名に誓って嘘はない。」
「さて、困ったな。」
「困ったねぇ。」
「おい、アグネスタキオン。」
「ん~?エアグルーヴ副会長、何かね?」
「なにかねでは無い、
裏の畑の植物は何だ?」
「食虫植物だねぇ。」
「お前が植えたのか?」
「違うよぉ?」
「なにぃ?」
「それは『ニシノフラワー』に、
聞いてみなよ、
私は取り寄せただけに過ぎないのだから。」
「くっ、彼女が植えたのなら
致し方無いのか。」
「待ちたまえ、私が植えていたら?」
「生徒指導室行だ。」
「酷いねぇ。」
「普段の行いのせいだ少しは自重しろ。」
「ならキミも実験に付き合ってくれるのかい?」
「断る、それと、___トレーナー、
先程、マンハッタンカフェが探していたぞ?」
「お、何処でだい?」
「校舎裏だったな、
しかし、あの辺は備品倉庫しか無いのだが。」
「了解、行ってみるよ。」
「では、私は実験に戻るかね。」
「アグネスタキオン、
なにをする気だ?場合によっては。」
「もういないぞ?」
「なっ!?___トレーナー
見かけたら連絡を頼む。」
「わかったよ。」
⏰
校舎裏
「さて、スマホには。」
〈テヘペロ☆〉
「・・・『オトモダチ』さん?」
〈ハ~ィ!〉
はぁ
「カフェは?」
〈そこの倉庫の中〉
「なぜ?」
〈入ってからのお楽しみ☆彡〉
スマホを投げ捨てたくなったのは
俺がまだ正常な証拠だろう
ガラッ
「カフェ、いるのか?」
「ぁ、トレーナーさん。」
「・・・どうしてそうなった?」
「『オトモダチ』さんのせいです。」
「おけ、理解した。」
体育授業で使うであろう
緑色のネットに絡まったカフェを
少しずつ解いて行く
「もう少しだ。」
「すみません、いつもなら
こんな事をしないのですが。」
「『オトモダチ』の悪戯は
今に始まった事じゃ無いからなぁ。」
「うし、ほどけた。」
「ありがとうございます、
さて、『オトモダチ』さんに、
どうオシオキをしましょうか。」
ォォォオオ
(おぉ、カフェが燃えてる)
「って、なんでソコのロッカー、
扉が開いてるんだろ?」
「先程は開いていませんでしたね。」
どーん!!
「ぐえっ!?」
「トレーナーさんっ!?」
どん!
「え?」
ばたん かちゃ
⏰
と、言う事なのだ
「さて、カフェ、恐らく
内側から開けられると思うんだけど、
後ろに手を回しても?」
「・・・しっぽ、には、
触らないようにお願いします。」
「ぁ~。」
(物理的に無理なのでは?)
ロッカーは何処にでもある標準タイプで
『丁度、カフェの腰の位置に取っ手』が
付いており、つまり、ソコに鍵も付いている
「・・・カフェ、ちょっと俺に抱き着いて?」
「は?」
「怒るな怒るな、
後ろに隙間が欲しいんだ、
そうでもしないと尻尾に当たる。」
「・・・仕方ない、ですね。」
ぎゅ~
「苦しくないか?」
「な、なんとか。」
(さて、手探りで開けるしか無いんだけど、
これ大丈夫か?)
幾ら手を動かしても
『引っ掛かり』が見つけられない
(だんだんカフェの息が荒くなって来てる)
そう、暑い
幾ら秋が近くなっても今日は暑いのだ
当然、ロッカーの中も暑くなる
「とれ、なー、さん。」
「すまん、まだ開けられそうに無い。」
「あの。」
「ん?」
「におい、ません?」
「誰の?」
「・・・私、です。」
「いや?むしろ俺の方が汗臭いだろうに、
ごめんな、ん?なんか手に引っ掛かったな。」
(引っ掛かりはしたけど、見えない)
「カフェ、もう少し強くして大丈夫か?」
「ぇ?」
さらにカフェを強く抱きしめ
なんとか鍵を見えるようにする
がりっ
「いでっ!?」
「トレーナーさん?」
「いって~・・・爪が割れたか、
すまん、手を入れ替える。」
血で滲む指が眼前に迫る
「・・・はむっ。」
「カフェっ!?なにをっ!?」
「ふひぇらら、
(これなら)
ひひゃひゃるひも
(滴る血も)
ひぇいふくよこりぇましぇんし。」
(制服も汚れませんし)
ガチャガチャと何分だろうか?
がちゃん!ばたん!
何処からか『舌打ち』が
聞こえたが何とか脱出出来た
「ふひ~、やっとでれたぁ~・・・
カフェ?カフェ?
もう指を咥え、なく、ても。」
ごくっ
なんて愛おしそうに俺の指を離すんだ?
ふやけた指に繋がる〇〇は
カフェの赤く染まった顔と共に
俺には刺激が強すぎた
「あの。」
「カフェ。」
そのまま、口付けをしてしまう
そうだ、二人共、暑さにやられただけだ
そう言う事にしよう
「っ///しちゃいましたね、キス。」
「あぁ。」
かたん
ばっ、と振り向く先には
「な゛っ!?マーチャン着ぐるみっ!?」
「っ?!」
カフェが姿勢を屈め
一気にマーチャン着ぐるみに掴みかかるが
しゅばっ!!
「なっ?!」
あの着ぐるみを着たまま
バク転して避けたのだ
「おい、マートレ、たづなさんには
言わないで欲しい。」
かきかきかき
〔お幸せに~〕
フリップボードに書かれた文字から
読み取れる意味は
『たづなさんにお伝えしますね』
「逃がすかぁっ!!
『オトモダチ』さん!!」
様々な道具が飛び交い
マーチャン着ぐるみを
捕まえようと遅い掛かるが
「ざ、残像を残しながら回避しただとっ!?」
「トレーナーさん、挟み撃ちを。」
「任せろ!」
左右から掴み掛かるが
『その勢いを使われてしまった』
「くっ?!」
「カフェっ!?」
咄嗟に姿勢を変え、カフェを抱きしめる
かきかきかき
〔抱き合うとか相思相愛なんですねー〕
長時間暑さの中に居たせいか
上手く力が入らない
「マートレ!!」
かきかきかき
〔では、さらばっ!〕
しゅばばばばっ
⏰
理事長前
「カフェ。」
「トレーナーさん、入りましょう。」
そこにはマーチャン着ぐるみのマートレと、
アストンマーチャンが居た
「質問、___トレーナー、
マンハッタンカフェに付いて
何があったか確認したい。」
(終わった)
「はい。」
「問、熱中症で倒れたマンハッタンカフェ君を
介抱したのは間違い無いのかね?」
「え?あ、はい。」
「問、その際、
転倒しかけたマンハッタンカフェ君を
『抱きしめて』支えたそうだね?」
「・・・はい。」
「___トレーナーさん?」
「たづなさん。」
「はい。」
その手には
〔婚姻届け〕の書類
「言わずとも、御分かりですね?」
「あの。」
「マンハッタンカフェさん、
幾ら不可抗力だとしても
担当バだとしても、
学園内外だろうと、
『トレーナーと担当バ』の関係を
崩してはいけないのです、
アナタも重々承知の事ですよね?」
「・・・はぃ。」
「すまん、カフェ、
こんな形になってしまって。」
「そうですね、
『オトモダチ』さんが、余計な事をしなければ
普通に卒業を待ってから
婚姻届けを出しに行く予定でしたのに。」
「「「「え?」」」」
どうやら、流石にマートレも声を出して驚いたらしい
「理事長、俺は
担当バである、マンハッタンカフェと
卒業を待って婚姻届けを提出、
『トレーナー』を引退する予定だったんです。」
「なんとっ!?」
「はい、私の夢の一つ、
小さくて構わないので
喫茶店を開きたかったのです、
この___トレーナーと一緒に。」
ぽとっ
頭上に落ちて来るのは
『結婚指輪』の入った箱
(『オトモダチ』さん、ナイス)
固まる周りを無視し
「マンハッタンカフェ、
俺と結婚、してくれますか?」
「はい、不束者ですが
宜しくお願い致します___。」
指輪を通し合い振り向く
「「なにか、問題でも?」」
「祝福、しかし、___トレーナー、
今、辞められると困るのだ、
なにせ、トレーナーが足りない、
喫茶店を経営するなら、
学園脇に丁度いい空き地があるのだが、
そこで開いてはくれまいか?
そして、空き時間で構わない
『未来のウマ娘達』を
見てはくれまいか?」
「だ、そうだ。」
「・・・構いません、
店番を『オトモダチさん』に投げれば
時間は作れるかと。」
「感謝!!
___トレーナー!
マンハッタンカフェ君、
今後ともよろしく頼む!!」
さて、たづなさんが
張り付いた笑顔でぴくぴくしてたのと、
マートレが、なんか崩れ落ちていたのは
なんだったのだろう?
マンハッタンカフェのトレーナー
オトモダチさんは見えない
でも『いる』のは何となくわかる
マンハッタンカフェより頭一つ大きいので
カフェを良く捕まえるようになる
マンハッタンカフェ
ダウナー目
ステイヤー科
『オトモダチさん』に
オシオキは確定なウマ娘
正直、あのまま
マートレが介入しなかったら、
その先も覚悟していた
『オトモダチさん』
オシオキは確定した
店番は勿論、食い逃げはニガサナイ
喫茶店を開業する際
『よからぬ業者』に邪魔されかけたが
『オトモダチさん』のオトモダチを総動員し
一つの町丸ごとポルターガイストを引き起こし
『よからぬ業者』を仕留めた
アグネスタキオン
奇人目
オールラウンダー科
マンハッタンカフェがそこまで進んでいたのに
自身が進展しない事にモヤモヤするウマ娘
実は実験を通して、遠回しに
タキトレにアタックをしているつもり
マートレこと、アストンマーチャンのトレーナー
超人目
アストンマーチャンの専属レンズ科
アストンマーチャンを第一に行動するあまり、
着ぐるみ状態でも
パルクール
・常人離れした動きが可能になったトレーナー
マートレに見つかったら最後
担当バと結婚が確定してしまう
アストンマーチャン
神出鬼没目
目指せ世界のマスコット科
無くしたイヤリングを偶に見つけてくれる
専属レンズトレーナーを
ソファーからベットインしたいと
画策しているかもしれないウマ娘
初々しい波動を感じ取れる
しれっと『オトモダチさん』と
会話をしている時があるかもしれない