ウマ娘ショートストーリー?   作:扶桑畝傍

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ミスターシービー回

作中の車両はあくまで
作中のだけの存在です、
公道ではルールを守り
安全運転を心がけましょう。


自由気ままに

「やっ!トレーナー!」

 

「・・・え?」

 

 

(ふぅ、何とかSSか)

今回の育成も何とかSSを獲れた

担当は『ミスターシービー』

 

そう、あのシービー

 

特に気に入っている訳では無いのだが、

大抵のレジェンドレースなり

特定のイベントを網羅して来た

 

そう、無意識に

 

「ぁ、もうこんな時間か。」

既に深夜を明けるような

(この場合は夜明けだが)

「寝るか。」

 

 

もそもそと布団から這い出て

朝食を取り

 

ある程度身だしなみを整え

「あ、車、走らねぇとな。」

 

最近、寒くてバッテリーが大分ヤバいので

二日置きに走りに出ている

 

いそいそと準備を進め、

玄関の扉を開けたら

 

「やっ!トレーナー!」

「・・・え?」

 

ここで、冒頭に戻る

 

 

「えっと、アプリの?」

「うん、そうだよ?」

「・・・出て来ていいの?」

「ん~、大丈夫なんじゃないかな?

 私は、とっくにOBだし、

 自宅住まいだからね。」

「あ、そう言えば会話で言ってたね。」

「うん。」

「ぇっと、シービーは、どうしてここに?」

「気分的に?」

(あ~、アプリでも

 突然お出かけしたいとかしてたなぁ)

「それで?トレーナーは

 どこかにお出かけ?」

「ん?あぁ、車のバッテリー充電を兼ねてな。」

「それじゃ、

 それに同行してもいいかな?」

「へ?」

「ぷふっ、変な顔ww」

「い、いや、

 シービーの予定は?」

「私?無いよ?

 たまたまで、気晴らしに歩ってたら、

 ここに着いたんだ。」

「ぇ~。」

「そう言う訳で、一緒に行こ?」

「・・・え?」

「え?」

ポクポクポク・チーン♪

「なに?嫌なの?」

「い、嫌じゃ無いんだけど、

 助手席に、誰かを乗せた事無いからさ。」

「へぇ、私が始めてなんだ。」

「そうなりますね。」

 

「で?」

「あの・・・。」

「車はどこ?」

「ぁ、はい、ガレージの中です。」

 

ガレージを開け

かるくモップでホコリを取る

 

「へ~・・・

 マツダプレマシーなんて、珍しいね。」

「悪いか?」

「全然?男のヒトにしては、

 可愛いらしい車乗ってるな~って。」

「可愛い、か?」

「私はそう見えるけど?」

「ま、良いけどさ。」

 

キュキュ ヴォン

 

「良い音だね?」

「流れるように助手席に乗るねぇ。」

「え?いいんでしょ?」

「ぁ~、はい。」

「優しい加速だね。」

「そうか?」

「うん、車を労わってるって、感じがするよ?」

「まぁ、年式はそこそこだからねぇ。」

「それで?」

「まぁ、何時ものルートでフラフラだね。」

高速を走行中

「ねぇ?」

「ん~?」

「後ろに居る車、なんか変だよね?」

(・・・煽りか)

「シービー。」

「なぁに?」

「ちょっと、荒くなるけど構わないか?」

「え~、のんびり走らないの~?」

「煽り運転だ、恐らく、

 前に出て来てブレーキして来るだろう。」

と、言い終わると同時に前に出て来る

「シービー、口は閉じとけよ?」

バックミラー・サイドミラーを見て

200m範囲には他の車なりトラックも居ない

「もぅ、後で良い場所に連れてってよね?」

「はいはい。」

 

マツダの工場で『とある改造』を

施しているプレマシーなので

そこら辺の走り屋には負けない

 

ヴォォオオン!!ヴォン!!

 

頭を左に振るフェイントをかけると

先の車が左に車体を被せて来る

 

「よっと。」

そのままの勢いで、右に切り

一気に追い越し車線に出る

 

それでも前にかぶして来るので

 

『窓を開け、パトランプを上に付け

 例の警報音を鳴らしだす』

 

「へ?」

「あぁ、シービー、

 俺は現職の警察官で

 今日は高速警らも含めた

 お散歩だったんだよ。」

 

そう言うないなや、

カーナビの下が入れ替わり

『無線機』が出て来る

 

《はい、前の(○○○)

 次の出口で降りてください》

 

まぁ、逃げようとするので

 

『秘マル2より近隣の高速警ら隊へ』

『こちら○○、どうぞ』

『ただいま、○○で○○を追跡中

 増援を求む』

『こちら○○現場に急行します』

『○○、こちら○○、

 こちらも現場へ急行します』

 

 

あっと言う間に

数台の覆面パトカーとパトカーに

囲まれ、御用となった

 

「ったく、非番の日ぐらい

 普通に走らせてくれっての。」

「ぇっと。」

何故か顔色が悪いシービー

「なんだ?酔ったのか?」

「ち、違うんだけど。」

「あぁ、平日に学生がウロウロしてるって事か?」

「あぅ。」

「そもそもが、トレセン学園なんて

 こっちに無いんだし、

 それと、OBなんだろ?

 高卒認定は貰ってるよな?」

「それは、大卒まで取得してるよ?」

「歳は?」

「明日で、二十歳だね。」

「・・・まぁ、大学生か、

 大学院生って事なら、

 問題は無いんじゃねぇか?」

「現職の警察官がそれでいいの?」

「いや、もう辞めるのは決めてるんだ、

 丁度、今月でな。」

「え?」

「色々あんだよ、色々な。」

 

 

「それじゃ、戻るね。」

自宅にプレマシーをしまい、

シービーがリビングでくつろいでいると

「ん?帰るのか?」

「うん、流石にお散歩のつもりで

 家のヒトにも言って出て来てるからね。」

「そうか、それじゃ、またな?」

「うん、またね?」

 

 

「お嬢様、お誕生日おめでとうございます。」

「うん、ありがと。」

 

ヴォンヴォン

 

「え?」

「お嬢様、お客様がお着きの様です。」

「お、お客さん?」

 

コンコンコン

 

「シービーお嬢様、

 ___トレーナー様が御出でになられました。」

「は?」

開けられた扉の先には___トレーナー

「や、ミスターシービー、

 二十歳の誕生日、おめでとう。」

 

完全に固まっているミスターシービー

 

「ミスターシービー、

 コレを受け取って貰えるかな?」

彼は跪いて、その手には、指輪

 

「へ?ちょ、と、トレーナー?」

「これから先、自由気ままに、

 俺と一緒に過ごして貰えますか?」

「・・・はい///」

 

すっ 彼女の薬指に指輪を通す

 

「ドレス姿、とても綺麗だよ、

 ミスターシービー。」

「もぅ、ちゃんと結婚式用のドレス、

 選んでよね?」

「勿論。」

 




___トレーナー

元・マル暴目
色々あって辞職を選んだ科
シービーの様に
自由気ままにフラフラしたい系トレーナー

色々・目の前で殉職された相棒が居た
  ・転科するもそこでも相棒が殉職
  ・高速警ら隊に移動するも
   巻き込まれ事故で相棒を失う

辛うじて心身の拠り所として
ウマ娘をプレイ
ミスターシービーの自由気ままに憧れ
辞職を決意、しれっと
『たづなさん』に連絡を取り
トレセン学園のサブトレーナーの職を手に入れた

ミスターシービー

縛られるのは嫌目
自由気ままに走りたい科
トレーナー以外の運転する車だと
車酔いするウマ娘

珍しく誕生日パーティーに参加して
トレーナーに射止められた
その際のドレスは
深めのスリットが入っており、
紐がはみ出ていたのを気づいて居なかった

新婚初夜の際、トレーナーに
ぽろっと、言われ発覚
悶絶し、そのまま
トレーナーを絞りつくした

ミスターシービーのお家のヒト

メイドさん

狙って
深めのスリット入りドレスを選ぶ目
実はトレーナーと現職時代
数日だけバディを組んでいた科
たづなさんとの連絡役なメイドさん

___トレーナーの同期

・高速警ら隊の覆面パトのヒト
実は、自宅を出るタイミングで
ミスターシービーも乗るプレマシーを
見つけていたので尾行していた

・クラウンパトのヒト
たまたま警らルートが重なって居たので
直ぐに急行出来た
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