ウマ娘ショートストーリー?   作:扶桑畝傍

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御久しぶりです
タイトルは気にしないでください


お嬢様って事忘れてた

はて?何時もなら

部屋に来る時間なのに担当ウマ娘が来ない

「ぁ~、またか。」

デスクワークで痛む腰をさすりつつ

トレセン学園の

トレーニングルームへ向かい出す

ガチャンガチャンと

例の導入した器具の音が響く

幾人かのウマ娘の声がするが

どうやらドン引きしているようだ

「はぁ、ドゥラ?」

あ、ウマ娘用イヤホンしてる

周りの娘に声を掛け

ドゥラの前に移動するが

「ふっ、ふっ、ふっ。」

ぜっんぜん気づかない

「ドゥラ?」

ガシャンガシャン

「ドゥラ~?」

ガシャンガシャン

仕方ない

対ドゥラメンテ用必殺の

「ゴットフィンガーっ!!」

右手でドゥラメンテの頭を鷲掴みして

『にぎる』

「っ!?いだだだだだっ!?」

「ドゥラメンテ、何時からやってる?」

「ぁ、トレーナー。」

イヤホンを外し器具も固定位置に止める

「ドゥラメンテ?

 ミーティングの時間はどうする?」

ドゥラの目線が時計にゆっくり移動する

「・・・30分ご、で、だめ?」

「はぁ、30分な、

 今に始まった事じゃ無いが、

 ドリームカップへ転向したからって、

 やり過ぎても

 身体に悪いって何度も言ったよな?」

「ぁぅ。」

周りのウマ娘達が

(ぇ?なにあのしょんぼり顔!?)

(か、可愛いっ!?

 てか、ほんとにドゥラメンテさんなのっ?!

 ギャップやばいんですけどっ!?)

とか聞こえて来る

(言うな、俺もドゥラメンテが

 可愛くてしょうがないんだから)

「ほれ、タオル。」

あえて顔に被せて隠す

(あっ)

(ちっ、スマホに収めそこなったっ!!)

「キミ達、ちょっと

 トレーナーさんとオハナシしようか?」

「ひっ!?」

「ぁ、あの、ごめんなさい。」

「だ~め、ほら、ドゥラ、

 さっさとシャワー浴びといで、

 集合は何時もの部屋な?」

「?あぁ、わかった。」

居合わせたウマ娘ちゃん達は

ちゃんとオハナシした

どうやら、俺の怒る顔は

能面のまま笑顔固定らしい

んで、あのラモーヌですら

自身のトレーナーに隠れる始末

俺、そんなに怖い顔してるのかね?

コンコンコン

「どうぞ。」

「トレーナー、すまない。」

「はいはい、何時ものね?」

そのまま椅子に座る俺に近寄って来て

ぎゅ~

そう

最近だ、ドリームカップへ

転向した翌日辺りからだろうか

シャワーを浴びた後はなぜか

俺の背後に抱き着いて来るようになった

正直、ヤバイ、あの弾力はヤバイ

止めるように言っても

ぽろぽろと泣き出すので諦めた

そして

スンスンスン

匂いを嗅がれるようになった

さらに

ぎゅ~

俺の身体が折れるからね?

それ以上で抱きしめないで?

サバ折りになっちゃうからね?

「ふぅ、大丈夫だ。」

(俺が大丈夫じゃないがな)

「でだ。」

次のレースに向けてのトレーニング内容

全休日の調整

学業の補修等々スケジュールを組んで行く

「ドゥラ?」

こっくりこっくりと

どうやらシャワーで程よく温まったのか

眠たそうに眼を擦り出した

「あえて聞くが、

 今日は何時間トレーニングしていた?」

「なん、じか、ん?」

ぽへ~っともはや普段では絶対見れない

寝ぼけて顔をしている

「ほれ、ミーティングはもう良いから、

 自分の部屋戻れ。」

「へ、や?」

あ、ダメだコレ

〈ヒシアマ姉さ~ん〉

〈はいよ?ドゥラトレーナー〉

〈家の娘寝ちゃう〉

〈ぁ~、朝からトレーニングしてたからねぇ〉

〈朝からか~〉

〈そ、止めてもイヤホンしてて

 お昼は弁当を目の前に出したら

 すっごいお腹の音してさww〉

〈なる、ん?夕飯は?〉

〈時間はそろそろだけど、

 今寝かせちゃうと食べ損ねるよ?〉

〈・・・食堂に連れてくから

 ヒシアマ姉さん手伝って~〉

〈りょ~かい今から向かうよ〉

〈さんきゅ~〉

「ほら、ドゥラメンテ。」

すぴ~ すぴ~

「はぁ、しょうがない。」

イスから落ちないように

ドゥラメンテをおぶる

「よっと、ん?」

(あれ?もしかして大きくなってる?)

「ほら、ドゥラメンテ~起きな~。」

「・・・ふぇ?ひし、あま姉さん?」

「そうだよ、ヒシアマ姉さんだよ~、

 晩御飯食べちゃいな?

 それからなら寝て良いからさ。」

「ふぁぃ。」

テーブルに並べられている夕飯を

うっつらうっつらしながら

ゆっくり食べ進めて行く

(しっかしまぁ、

 どうしてこうして

 こんなに丸くなったのかねぇ?)

ちょいちょい口元を拭いてあげながら

自分も夕飯を食べ進める

「んじゃ、ヒシアマ姉さん

 ドゥラメンテを頼めるかな?」

「いんや

 ちょいと用事があってな、

 ドゥラメンテを

 部屋まで運んで欲しいんだよ。」

「なぜに?」

「サトノクラウンにお説教だよ。」

「げっ、なにやらかしたん?」

「サトノダイヤちゃんと共謀して

 ドゥラメンテに

 変な事を教えようとしたからねぇ。」

「ほぅ。」

「・・・やっぱアンタの顔はコワイわ。」

「え゛っ?」

再びドゥラメンテをおぶり

部屋に着くが

「は~な~れ~ろ~っ。」

背中から剥がれない

「ドゥラメンテ、起きてるな?」

あ、尻尾が反応した

「はぁ~・・・

 やめとけ、俺はトレーナーだ。」

ぎゅ~

「・・・ドゥラ。」

ぎゅ~

「てい。」

脇腹を突っつく

「きゃひんっ!?」

「ったく、

 俺の何がドゥラのお眼鏡に掛かったんだ?」

「あたたかい、から。」

「そりゃぁ生きている人間だからな。」

「そぅじゃない!!」

「・・・言うな。」

「いや、言わせて貰う。」

 

『貴方を男性として好き・・・何だと思う』

 

「よく、わからないんだ、

 トレーニングをしていても

 授業中でも、実家でも、

 常に頭の中でアナタを考えてしまう。」

「それで?」

「・・・匂い、が、

 一番好き、なんだ、

 嗅いでると、なんだか、

 ポカポカするし、ドキドキするし、

 それはアナタがいけないんだ!!」

「なんで俺が悪いんだよ?」

「アナタも走り込みをするだろう?

 あの時が一番『嗅ぎたいんだ』

 でも、アナタは近寄らせてくれないし。」

「そりゃぁ、汗臭いしな。」

「だから、ダメだと、わかってても、

 アナタの、シャツを、その。」

「あ、一枚無くなってたの

 ドゥラが原因なのか!」

「すまない、

 でも、その匂いを嗅いでから

 益々アナタの事ばかり

 何をしていても

 アナタ事しか考えられなくなったんだ!!」

「・・・わかった。」

ちいさな箱を取り出す

「これは?」

「ほんとは、卒業を待ってから

 渡すつもりだったんだけどな。」

中にはペアリング

「ドゥラメンテ、

 俺と、結婚を前提に付き合って貰えますか?」

「けっ、こん?」

「ん?違うのか?」

「え?ちょ、あの、結婚って、

 あの、結婚?」

「どの結婚だよ?夫婦になるの?おk?」

「まだ、学生だ。」

「だから言ったろ?

 卒業を待ってから渡したかったって。」

「トレーナー///」

両肩を掴まれ

「ドゥラメンテ。」

「トレーナー///」

っ?!

「何奴っ!!」

アグネスタキオン製強化万年筆を扉に投げる

ドガッ!!

「「「ひゃぁっ!?」」」

3人程の尻餅の音がする

扉を開けると

「ヒシアマ姉さん、

 サトノクラウン、

 サトノダイヤモンド、何してるのかな?な?」

3人はカタカタ震えている

「ドゥラメンテ、だいじょ・・・ばないか。」

ベッドには

赤面し気絶しているドゥラメンテ

「さて、3人は

 『オハナシ』しましょうか。」

ヒシアマ姉さんは懲りたのか

ごめんと謝って来たが

サトノの二人は

また後日、お説教は確定した

 

 




ドゥラメンテのトレーナー
細マッチョで
一瞬だけならドゥラメンテの加速に付いて行ける
怒らせると顔が怖い
『オハナシ』は、口外されない

ドゥラメンテ
怒涛の追い込み目
無自覚可愛い科
結婚という言葉でテンパり
赤面して気絶するウマ娘
卒業を待ってちゃんと結婚した

ヒシアマ姉さん
トレセン学園のオカン目
耐性が付いて来たのか
色恋沙汰に首を突っ込みだした科
どんどん増えるウマ娘に
若干手が足りなくなって来たウマ娘

サトノクラウン
バイリンガル目
チョイ役なら良い科
居ないのでよくわからないウマ娘

サトノダイヤモンド
キタサト目
ゴルシが引くホンモノ科
弄りやすいボケキャラにしようと
作者に弄られたウマ娘
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