ガールズ&ファイター 聖グロリアーナのエース   作:ゲオルギーJr

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最終決戦(中編)

聖グロリアーナ女学院の滑走路で、空を眺める一人の生徒がいた。

 

「…………」

 

その人物は、エースに次ぐ二番手のパイロットであるウェリントンだった。彼女は黒森峰上空での空戦で撃墜されたあと、捕虜交換を経て再び聖グロに帰校する。搭乗機だったモスキートは海へと落ち、手持ち無沙汰の状態だった。

 

「どうしたんだいウェリントンのお嬢さん? ボーっとして?」

 

そこに声をかけたのは、つい先ほどサザーランド達を見送った清美だった。

 

「別に。夕焼けが綺麗だから見上げていただけですわ」

 

どこか思わせぶりな表情をみせるウェリントンに、清美は鋭い指摘をする。

 

「ほーう? さてはサザーランドのことを心配してるんだね?」

 

するとウェリントンは顔を赤らめて反論した。

 

「そ、そんなことありませんわ! サザーランドはわたくしのライバルですわよ! 断じて心配なんて致しませんの!」

 

「あー、そうかい。やっぱり気にしてるんだねぇ」

 

「でーすーかーらー! わたくしは何もあの人に特別な感情を抱いてはいませんわ! むしろ超えるべき壁、往年の宿敵ですわよ!」

 

「うんうん。君のエースに対する好意はよーく伝わったよ」

 

ウェリントン本人は必死に隠しているつもりだろうが、誰が見ても彼女がツンデレであることは明白である。なんだかんだ言っても、同じ学校の仲間としてサザーランドの勝利を願っているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

*

 

 

 

 

 

「全機、R4Mオルカンを発射せよ!」

 

 

「またロケット弾が来るわ、回避するわよ!」

 

「了解です、先輩!」

 

聖グロのエース、サザーランドと黒森峰の二番手、ガーランドによる対決は続く。

黒森峰のジェット機、Me-262シュバルベから放たれる大量の空対空ロケット弾を、サザーランドとメイヨーの機体は凌いでいく。

 

「おのれ、ちょこまかと……!」

 

繰り返し怒涛の攻撃を仕掛けるもそれを見事に回避していく聖グロの二機を見て、黒森峰側のパイロット達は徐々に冷静さを失いつつあった。

 

「30mmでもロケット弾でもいい。当てさえすれば一撃のはず……」

 

ガーランド含め黒森峰のパイロットが信頼しているのは、Me-262の圧倒的な火力だ。元々B-17を始めとする堅固な連合軍爆撃機を撃墜するために搭載されたその武装は、直撃させれば単発戦闘機くらいなら一発で撃ち落とせる。その考え方自体は正しいだろう。

だが問題は、それをどうやって命中させるかだ。どんな強力な攻撃であれ、相手に当たらなければ意味はない。

 

「時間がない。何がなんでも、あの二機を落とせ!」

 

当てさえすれば勝利という誘惑が調子を狂わせたのだろうか。黒森峰の機体の動きに変化が出てきた。

 

「先輩、相手の機動が……」

 

「まさか格闘戦を挑むつもり?」

 

三機のMe-262はこれまで高速で一撃離脱を繰り返す戦法を取っていた。だがそれが一変し、今度は機体を旋回させてのドッグファイトに切り替えてきたのだ。

 

「これでどうだ!」

 

一撃離脱で無理なら格闘戦で状況を打破する作戦だろうか。

しかしそれが墓穴を掘ることとなった。

 

「減速した! 今がチャンスよ!」

 

敵機が失速した隙をついて、スピットファイアの20mm機関砲を叩き込む。

 

Nein(ナイン)!」

 

弾丸はMe-262のジェットエンジン二基に損傷を与え、機能停止に追い込んだ。これでは飛び続けるのは不可能だろう。

 

「どうした? 応答しろ!」

「すまないガーランド。エンジンがやられた。これ以上は戦えそうにない。離脱させてもらう」

 

これで黒森峰側の損失は3機目。数の有利を失うという手痛いものだが、まだ終わりではない。

 

 

 

 

「ちっくしょー、どうしてスピードが落ちていくんだ?」

 

メイヨーのテンペストとの格闘戦に挑む、もう一機のMe-262パイロットは、機体の制御が思うようにいかず苦戦していた。

 

「やっぱり減速が激しい……。もしやこれがMe-262シュバルベの弱点?」

 

それを相手取るメイヨーにも、Me-262の機動力が鈍っていることに気が付いた。

激しい旋回を行うと機体速度が著しく減少し、立て直すのが難しいという欠点は、実のところMe-262に限らず黎明期のジェット機全般に共通する特徴なのだ。それ故に、ジェット機に乗る場合は事前に訓練を積んでおき、その癖を把握するべきである。

 

だが今回、黒森峰側にそんな時間は無かった。ガーランドは何がなんでもエースを超えたいという欲望から、Me-262の圧倒的スペックに目を付けて実戦投入をした。パワーもスピードも桁違いに高いシュバルベを持ってすれば、エース相手と言えども楽勝だと考えたのだろう。

 

しかし付け焼き刃というのは必ずどこかで綻びが出るものだ。黒森峰パイロットは従来の機体から乗り換える際にMe-262の操縦訓練をしていなかった。そうなると必然的に、レシプロ機に乗っている頃と似たような動かし方になっていく。するとどうなるか? レシプロ機と同じ感覚で旋回をした場合、Me-262はあっという間に失速してしまう。こうなるとジェット機の長所だった速度優勢は失われ、むしろ不利な状況になっていく。

 

Me-262の特性上、一度速度を失ってしまうと復帰するのは難しい。後退翼は高速時には有利に働くが、低速時は機体の不安定さを招く。加えて搭載エンジンであるJumo004は加速力に乏しく、現代のジェットエンジンのような馬力もない。

これらの事実から導かれる結論は、Me-262は格闘戦には不向きであるということだ。レシプロ機とは根本的に違う立ち回りが要求される。速度を失う旋回戦を避け、一度攻撃を仕掛けたら即座に離脱する。この一撃離脱戦法をこなせるようになって初めて、Me-262シュバルベは真価を発揮するのである。

 

 

「落ちてください!」

 

「ダメだ! 失速して振り切れない!」

 

そうこうしている内に一機のMe-262は度重なる旋回で完全にエネルギーを失い、テンペストに捕捉される。無慈悲な20mm機関砲の弾幕を浴びて、そのシュバルベは翼を折られて撃墜された。

これで残る黒森峰側の戦力は一機のみ。

 

 

 

 

 

「バルクホルンもシュタインホフもやられた。後は私だけか……」

 

ガーランドの置かれた状況は厳しい。四人いた味方パイロットを全て失い、二対一まで追い詰められた。さらに……

 

「燃料も残りわずか、と来たか……」

 

彼女の機体の残燃料は底をつきつつあった。これはMe-262のもう一つの弱点で、とにかく燃費が悪いのだ。一般的なレシプロ機と比べて五倍近い燃料が必要な割に、飛べる時間はせいぜい一時間が限界。しかも今回はロケット弾を積んだりしたせいで余計に燃料消費量が増えていた。

 

「このままでは黒森峰に帰れなくなるかもしれんな」

 

残る僅かな燃料の量から、ガーランドは今すぐ撤退しないと母艦である黒森峰に帰還するだけの燃料が足りなくなることを予感した。味方が全滅したことも考慮すると、彼女が取るべき行動はただ一つ。潔く負けを認めて撤退することだ。

 

『もう諦めなさいガーランド。あなたに勝ち目はないわ!』

 

サザーランドから撤退を促す無線が送られる。

 

『分かっているはずです、ガーランドさん。あなたでは先輩は倒せません!』

 

ダメ押しと言わんばかりに、メイヨーからも同じ内容の無線が送られた。

 

『言ったはずだ聖グロリアーナのエースよ。刺し違えてでもお前を落とすと。たとえ燃料が尽きようとも、私は撤退するつもりは断じて無い!』

 

しかしガーランドは徹底抗戦の道を選んだ。もはや今の彼女にとって、黒森峰に帰還することは二の次だった。ここで相打ちの結果になったとしても、サザーランドを撃墜することだけが望みなのだ。

 

 

 

 

 

『落ちろっ、サザーランドォッ!!』

 

ガーランドはMe-262の持つありったけの火力、四門の30mm機関砲とR4M空対空ロケット弾による一斉射撃を仕掛ける。

 

『甘いわね!』

 

その殺人的とも言えるレベルの弾幕を急旋回で回避するサザーランド。

そしてお返しに20mm機関砲の弾丸を最後のMe-262に注ぎ込む。

 

「くそっ、避けられないか!?」

 

ガーランドは急降下し、反撃を凌ごうとしたが完全には避けられなかった。スピットファイアの弾丸が一基のエンジンに当たり、動力を停止させた。

 

『さあ、これで大分キツくなったんじゃないかしら?』

 

二基あるエンジンのうちの一基を機能停止にしたことで、Me-262の推力は弱体化した。これで更に減速し、追いつきやすくなるはず、なのだが―――。

 

「片肺を失ったか……。だが問題ない」

 

ガーランドのMe-262はそれでもしぶとく戦い続ける。

 

「エンジンの片方が止まってなお、私のスピットファイアより早い……。本当にオーバーテクノロジーな機体ね」

 

Me-262のような双発機は、片方のエンジンが停止しても別のエンジンが生きていれば飛行できるのがメリットだ。だが単純計算でも推力は半減してしまう。まともに飛び続けられる時間は、そう長くないだろう。

 

「先輩、双発機は片側のエンジンを停止させれば大幅に機動力が低下します。上昇力なんかもガタ落ちするハズですよ!」

 

「上昇力……。なるほどね」

 

メイヨーからの助言を受けて、サザーランドは作戦を閃いた。

 

 

 

 

『いくぞ!』

 

ガーランドは現状で出しうる最高速度での突撃を開始する。残燃料から察するにこれがラストチャンスだろう。

 

『来なさい!』

 

それに対してサザーランドは操縦レバーを思いっ切り引いての急上昇を始める。

 

『上に逃げるのか? ならば追いかけるまで!』

 

サザーランドの機体の動きに応じて、ガーランドのMe-262も上昇を開始した。だがエンジンの片方が停止したのが災いし、思うように上昇できない。

 

『今度はこっちよ。ついてこれる?』

 

そんな弱体化したガーランドの機体を嘲笑うかのように挑発しながら、サザーランドは逆に降下態勢に入る。

 

『次は下か? 舐めるな!』

 

再びスピットファイアを追うべく、ガーランドのMe-262が降下しようとした、その時だった。

 

「んっ!? 機体が進まない!? 何故だ!」

 

特に攻撃を受けていないのにも関わらず、ガーランドのMe-262はコントロールを失い、ふらふらと回転しながら落下し始めたのだ。

 

「これで終わりよ、黒森峰の二番手。あなたの負けでね」

 

この現象は、Me-262の推力が半減した状態で無理やり上昇した結果、速度が失速限界を越えるまで低下しきったことで起きたストールだった。つい先ほどのメイヨーの助言を参考に、サザーランドがとっさに思いついた戦法である。このように一切攻撃せずに敵機を撃墜することをマニューバキルと言う。

前にも説明したとおり、Me-262は一度失速すれば復帰することはほぼ不可能だ。ガーランドの機体もいずれ海面まで落下する運命だろう。

 

 

 

 

『聖グロリアーナのエースよ、教えてくれ。私は何を間違えたのだろうか? 最強の戦闘機を用いてもなお、お前に勝てなかったのは何故だ?』

 

見る見るうちに高度を失っていく機体の中で己の敗北を悟ったガーランドは、最後にサザーランドにこう質問した。

 

『そうね。強いて言えば()()よ。あなたは全てを間違えた。ジェット機の特性、あなた自身の驕り、私の強さ、メイヨーの成長、そして何よりも、強い戦闘機を使えば勝てるという、その甘えた考え。空戦道は決して機体の性能だけが勝敗を決するものではないのよ』

 

サザーランドからの冷たい返答を聞いたガーランドは、どういうわけか高笑いをし始めた。

 

『そうか。全てか……。フッ、フハハハ。ハハハハハハ……!』

 

そして海面に衝突する直前に、こんな無線をサザーランドに送った。

 

『お前の強さはレッドバロンと同等。いや、あるいは……

 

結局、その無線の途中でMe-262は海面に落下し、通信は途切れてしまった。ガーランドが伝えたかったメッセージは最後まで分からずじまいであった。

ともあれ、黒森峰のナンバー2たるガーランドとの対決は終わった。聖グロリアーナのエース、サザーランドの勝利によって。

 

 

 

 

 

「やりましたね、先輩!」

 

「ええ。あなたの助けも借りて、何とか退けることができたわ」

 

黒森峰のジェット戦闘機隊との激しい空戦に勝利し、ほっと息をつく二人。

だが安心するのは早かったようだ。ちょうどそのとき、管制官から新たな無線が送られた。

 

「警告! 同方位に新たな敵機のレーダー反応を確認。高度は約10000m。機数は……二機!」

 

そのメッセージで、二人の間に緊張が走る。

 

「二機!? 先輩、これってもしかして……」

 

同方位ということは、最初にガーランドの飛行隊が侵入してきた方角と同じ。つまり黒森峰女学園の学園艦がある方向である。そして黒森峰からやって来た二機の戦闘機となると、その正体は明らかだ。

 

「レッド…バロン…!」

 

その通り。黒森峰のエース、レッドバロンと、その僚機を務めるハルトマンの二人組だ。

サザーランドとメイヨーにとって因縁の相手である。

 

「……行きましょう。これは私たちにとっての一大決戦よ。アイツを、黒森峰のエースを止める、最後のチャンス。メイヨー、準備はいい?」

 

「はいっ!」

 

二人は崩れた編隊を再び組みなおすと、10000mの超高高度を目指して機体を上昇させていく。

その遥か高い空の先に、最後の相手が待ち受けている。

 

 

 

 

 

 

 

 

*

 

 

 

 

 

 

 

聖グロリアーナ女学院の航空管制塔―――。

管制官の生徒たちは忙しそうに動いていた。

 

「急いで! 新しい敵機の速度を計算しないと!」「他にレーダー反応はある?」

 

航空管制の知識を持った彼女達が働くこの場所は、周辺空域の安全を守るうえで最も大切な場所である。それだけに警備は厳重で、部外者の入室は固く禁じられていた。

だがその部屋の扉を強く叩く音がした。

 

「おい、開けろ。今すぐ開けるんだ!」

 

突然の訪問者に、一人の管制官が対応する。

 

「誰ですか、こんな時に! ここは関係者以外立ち入り禁止で―――

 

その人物を追い払おうとしたとき、顔を見た管制官が驚いた。

 

「か、会長! 何故あなたがここに!?」

 

「説明は後回しだ。入らせてもらうぞ」

 

幸子は会長権限を行使し、管制塔内部に入っていく。

 

「サザーランドの奴はどうなった?」

 

彼女がわざわざ管制塔まで来た理由は、さっき発艦したサザーランドとメイヨーの状況を知るためだった。生徒会メンバーからスクランブル発進が行われたという報告を受けて、すぐに駆けつけたのだ。

 

「数分前、黒森峰からの編隊を迎撃し、全て撃墜しました。現在は新たな敵機へと向かっているようです」

 

それを聞いた幸子は苦虫を嚙み潰したような顔をする。

 

「まずいな……。既に発艦から三十分が経過している。横槍が入ったせいで余計な戦いも起きた。こうなるとスピットファイアの燃料の消耗が多くなってくるぞ」

 

彼女が最も心配しているのは、サザーランドの搭乗機であるスピットファイアMk.24の航続距離の短さだ。

そもそもスピットファイアは派生型を含めてあまり航続距離は長くない戦闘機である。一応Mk.IXで一旦は改善されたものの、現在のグリフォンエンジン搭載タイプは初期型と同程度まで退化してしまっているのだ。機体性能とのトレードオフの関係とも言える。(テンペストはそこまで短くないので大丈夫)

 

「計算結果が出ました。仮にこのまま高度10000mまで上昇した場合、残燃料で戦える時間は五分前後かと思われます」

 

「五分か。まあそんなところだろうな。その短時間で黒森峰のエースを倒せるか、否か……」

 

増援を出したい気持ちは山々だが、今の聖グロリアーナ女学院に余剰戦力は残っていない。管制塔にいる全ての管制官、そして生徒会長の幸子すらも、ただサザーランドの勝利を祈るしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

*

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁっ、はぁっ……」

 

高度10000mへの上昇の途中、サザーランドの息が上がる。

 

「大丈夫ですか先輩?」

 

「ええ。大丈夫よ。でも流石に疲れたわ。ジェット機との戦いで体力使ったせいかしらね」

 

本人はあくまで大丈夫と言い張っているが、サザーランドは肉体的にも精神的にも消耗していた。無理もないだろう。Me-262との空戦では一部を除いて敵の攻撃は殆どスピットファイアに集中した。それも当たれば即終了の超火力の攻撃だ。一瞬たりとも、気を抜ける時間はなかっただろう。

 

「先輩、高度8000mに到達しました」

 

「はあっ……。空気が薄くなってきたわね」

 

高高度に差し掛かり次第に薄くなってくる酸素が、疲弊したサザーランドに追い打ちをかける。ここからは備え付けの酸素マスクが必要だ。

 

「ひゅーっ、ひゅーっ……」

 

「先輩、本当に大丈夫ですか? 無理をしなくても……」

 

「大丈夫、大丈夫よ……。レッドバロンなんかさっさと倒して、帰って暖かい紅茶でも飲みましょう……。ひゅーっ……」

 

無線越しでも分かるほどに苦しそうな呼吸を繰り返すサザーランド。

燃料だけではない。パイロットそのものの消耗も激しくなっていた。

 

 

 

 

「高度9400、9500、9600……」

 

高度計を頼りに、二機はひたすら上昇していく。

そしてついに、二人の目の前にその敵は現れた。

 

「……こちらサザーランド。前方に二つの機影を目視したわ」

 

「私もです、先輩」

 

10000mの空に浮かぶ二機の敵戦闘機。

一機は真っ赤な塗装が施された長い主翼を持った機体。

そしてもう一機は比較的小型で、機首に黒いチューリップ模様が描かれた機体。

 

「あれは黒森峰のBf-109と……、Ta-152です!」

 

メイヨーはすぐさま機種を特定してみせた。

そしてそのパイロットは―――。

 

 

『ちぃーっす! ようやく本当の意味で出会えたって感じ~? サザーランドォ!』

 

「騒がしいですよ、センパイ。テンション上がりすぎです」

 

レッドバロンとハルトマン。

数多のエースを撃破した()()()()()の犯人。

天才という共通事項で結ばれた二人。

そして何より、サザーランドとメイヨーにとっての宿敵。

 

 

『かかって来なさい、エースを狩る者よ。聖グロリアーナのエース、サザーランドがお相手するわ!』

『ハルトマンさん。全力でいかせてもらいますよ!』

 

『いっくよー? アンタに勝って、ウチは伝説になる!』

『さて、天才と凡才の違いを教えてあげましょうか、ね!』

 

沈みゆく太陽が照らすオレンジ色の空と、月と星々が彩る夜の青色の空がコントラストを作り出す。

役者も舞台も揃った。

聖グロリアーナ女学院と黒森峰女学園のエース対決。

空戦道の頂点を決める戦いの幕が切って落とされた。

 

 

 




黒森峰のジェット戦闘機隊のパイロット達のTACネーム(ガーランド、ノヴォトニー、クルピンスキー、シュタインホフ、バルクホルン)は、全てドイツ空軍でMe-262を操縦していた軍人の名前が元ネタになっています。

一番好きな学校は?

  • 大洗女子
  • 聖グロリアーナ
  • サンダース付属
  • アンツィオ
  • プラウダ
  • 黒森峰
  • 知波単
  • 継続
  • その他(BC自由等)
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