ふらつく体をビルの壁を支えになんとか歩き、近場のベンチへと座り込み溜息を吐く。背もたれに体重を乗せ意識を脳内の掲示板へと向ける。スレに戻った事を伝えると何故か今の名前が特定されていた。いや、なんで!?
ノイズの厄介なのは色が無い間は攻撃をする抜ける所だ。別自走に体を置いているから一方的に触れられておわる。これは転生者でも例外ではなく、特典持つようしない事も普通にあるよ(n敗
186:匿名転生者
流石にノイズも核兵器…… と言うか継続的なMPA攻撃を前には敗退するから(被害状況は見ない物とする)
187:匿名転生者
ウチの世界なら撃ってるな
188:匿名転生者
>>187 怖っ!
まぁ、えっなゲーム世界のモブで良かったわ
189:クッキングキノコ
それは良かったな。こっちは定期的に国の姫様が攫われたりするけど、ワイには関係ない
190:匿名転生者
原作介入しなくていい勢が羨ましいだろ!こちとらカードを巡ってのバトロアみたいな世界や
191:ぼっち・ざ・リンク
愚痴で言えば、定期的に砕ける姉はどうにかなりませんか?
192:匿名転生者
リンクニキの姉はぼっちちゃんだろ? 諦めろ、彼女はそいう生体なんだ
193:匿名イッチ
なぁ、なんで今の俺が特定されてるんだ?
194:匿名転生者
頑張って欠片集めて修繕して、大海原の中でやった時みたいに
195:ぼっち・ざ・リンク
>>193
イッチお帰り。そしてそれは推定を確定にする情報なんだ…
>>194
それ僕違う、魂も因果も関係ない赤の他人の後輩なんよ
196:匿名転生者
お帰りイッチ、ちなみにイッチは自分がその世界の主人公に憑依した事に自覚はあるん?
197:匿名転生者
まだ確定でシンフォギア世界と決まったわけでは…
ほぼ確定?それはそう
198:匿名イッチ
は?俺が主人公?
199:匿名転生者
2012年から放送されたアニメ「戦姫絶唱シンフォギア」の主人公が立花響、それがイッチのじゃないかなって?
>>193
野生の厄介ファンがガラスに反射したイッチの姿を見て特定しました
200:匿名転生者
因みにそいつはいま就寝中
201:匿名イッチ
シンフォギア?同姓同名の別人とかでもなく、本当に俺が主人公になってるの??
202:匿名転生者
おれらの中でな。正確なイッチの外見が分からんから。
203:匿名イッチ
・・・転生者の掲示板だし良いか
【今の俺】
204:匿名転生者
イッチ話が早くて助かる
205:クッキングキノコ
随分とボロボロな服
そう言えば家が無いんだった
206:匿名転生者
なんか、グレビッキーの服をボロボロにした感じやな?
207:匿名転生者
ビッキーはビッキーでもXDの方でしたか……
208:匿名イッチ
うわぁ~~、知らない単語がたくさんだ~
209:飛電の新社長
意味が知りたい?俺も知りたい(by.ミリしら民)
210:匿名転生者
おk、ちょっとまとめてくるわ
211:匿名転生者
有能
212:クッキングキノコ
じゃ、ワイもイッチの為にセイバーの情報を纏める取る。イッチは持っているワンダーライドブックの一覧をよろしく
213:匿名イッチ
>>210
ありがとうございます
>>212
ワンダーライドブック?
___なるほど、変身の時に使う本の事なのか。
クッキングキノコさんが、ブックのタイトル分からんかったら画像でいいと言うのでベンチに今持っている…… 持たされているアイテムを並べてその画像をスレに張る。
クッキングキノコさん達が情報を纏めている間にセイバーに変身する為のベルト、スレ民いわく【聖剣ソードライバー】を取り出す。正直このベルトにはいい思い出が無い。この世界で生まれて、2回目にノイズと遭遇した時に手にしたこのベルト。
正直に言えば、1回目の時に手にしたかった。そうすればアキラさん達を、今の親を目の前で失うなんて事は無かったのに……
「ほんと、なにやってるんだろ俺……」
並べたブックを右手側から順に懐にしまいながらため息を吐く。そんな中【せっかくなら何か使っているところを見てみたい】と言うスレが掲示板に書き込まれ、それに便乗するスレが次々と書き込まれる。一番大きなブックを懐にしまいながら安価を取ってみる。その結果、試す事に____
ソードライバーから剣を取り出して、ブックの裏側を剣先にリードして使うのか… なんだかんだ、意識が無い時にしか使ってないから、スレ民から使い方を学ぶ。
「あ~、見えてる?」
ライブを配信してから声を出す。………うん。見えてるし、聞こえてるみたい。適当に取り出した紫のブックを剣に読み込ませる。すると剣から思ったよりダンディな声が聞こえて来た。
『ブレーメンの音楽隊!ふむふむ』
待機音が流れているからトリガーを引くと……
『習得一閃!』
「なんか出て来た…」
え~と、猫に犬と鶏、それに馬? あ、ロバなんだ。
楽器を構えた4匹の動物がこちらを見つめてくる。これが変身しなくても使える必殺技? これなら自分で切りがかった方がいい気もする。
『~~~♪』
なんて思いながら剣を軽く振るうと犬がギターを鳴らす。
なるほど!火炎剣烈火が指揮棒になってるのか
235:匿名転生者
なあイッチ、一曲なんか弾いてみて
236:匿名イッチ
普通に無理。ギリギリ楽譜が読める程度だぜ俺
237:匿名転生者
それでも音楽校の生徒かよ
238:匿名転生者
イッチは音楽校に通ってる情報は何処にも出てなかっただろ
239:ぼっち・ざ・リンク
ホイ、今即興で書いたつ
【楽譜】
240:匿名転生者
流石リンクニキ!仕事が早い
241:匿名イッチ
あ~、はい。やってみます
242:白狐
イッチのお手並み拝見だな
243:匿名転生者
>>239
1フレーズだけか…
244:匿名イッチ
『~~~♪』
『~~~♪』
245:匿名転生者
心地の良いゆったりとした曲だな
246:匿名転生者
夜空が広がる草原が自然と頭の中に広がる…
247:匿名転生者
___あ~~、一番最初の人生で聞いた気がする音楽
248:匿名転生者
何故だが馬の足音が聞こえてくる
249:匿名転生者
なんでみんなして集団幻覚見てるんだ?
でも何度も聞いた気がするのは確か。何処で聞いたっけ?
250:飛電の新社長
やべ、マジでどこで聞いたか思い出せない
251:匿名転生者
うぉ、眩し!
252:匿名転生者
何の光!?
253:匿名転生者
あ、この曲タイトル画面のBGMだ
召喚した動物達をなんとなくで指揮してたら目の前が真っ白に染まる。
「ここ、何処……?」
いつの間にか倒れてた身体を起し辺りを見渡す。辺り一面に広がる白い霧、古びた靴から感じる地面の感触は土でも舗装されたアスファルトでもない、文字にするには俺のボキャブラリーが無いがして言うなら浅い水たまりの上が近い気がする。
『~~~♪』
「___っ!」
突如として後ろから聞こえてくるオカリナの音色。音の元へ振り替えるとそこには立派な城を背に青色のお借りを拭く子供の姿。
美少年とも美少女とも例える事ができる中性的な子供は瞼を閉じ身体を左右に揺らしながら音楽を奏でる。ピンクの髪の中で金色のメッシュが輝き、身体に合わせて揺れ、その背中には1本の剣が背負われていた。
「顔を合わせるの初めましてだね…… イッチ」
演奏を終えた彼は青く煌めく瞳をこちらに向けてくる。
「色々聞きたい事があると思うけど、まずは自己紹介しようか。僕は後藤れい、君や掲示板の皆にはぼっち・ざ・リンクの方がなじみ深いよね」
「立花、響…です」
只々困惑する俺に向かって爽やかな笑みを浮かべるリンクニキ、いやれいさんと呼ぶべきなのかな?
「れいさん、ここは……?」
「う~~ん?なんて言えばいいんだろうね?」
こちらの問いにれいさんは頭をかしげる。その動作や声の出し方など、見ているだけ惹かれる不思議な魅力があった。子供の容姿でこれなんだから、成長したら何人もを虜にしていくのだろう。羨ましい
「ここは且つて、肉体を失った僕がハイラルと影の世界を救った彼に託せる物を託した場所。これからイッチ、響には僕との実戦で仮面ライダーの力を学んでもらおうかなって思ってね」
「はい? ……ちょっと待ってよ、別に俺は戦う力が欲しい訳でも無いし、それに___」
「運命に翻弄されその力を手に入れた身とは言え、目を背け逃げ続けるだけでは、聖剣も仮面ライダーの名も泣くわ」
先程までの穏やかな声色から一転、こちらを貫くかのような鋭い言葉と視線を向けてくるれいさん。その凄みに押され、自然と後退する俺。そんな情けない姿をより鋭い目つきで見つめてくる。
「そうやって恐怖から逃げ続けるのであれば、再び大切な者を無残に失う事となる。それが嫌なら剣を取れ。
話す事は終わりと言わんばかりに背中に背負う剣を左で持ち剣先をこちらに向けてくるれいさん。その佇まいは確かに、歴戦の戦いを潜り抜けた者。
戦いたくない。これ以上失う人もいない。けれどもこの先、新しい絆を紡いでその人が目の前でノイズに殺されそうな時に何もできないのは嫌だ。だからだろうか、右手に持つ剣の刃をれいさん刃と重ね合わせたのは……
「実戦に勝る経験は無い、掲示板のアドバイスを聞きながら本気で掛かって来い!」
こうして俺は初めて自分の意志で戦闘を始めた。
>立花響
前世と変わらず一人称は「俺」。音楽の才能は無く、ギリギリ楽譜が読める程度。
仮面ライダーセイバーの力は転生特典ではなく、元々この世界に存在していた火炎剣烈火に選ばれて力を得た。手持ちのブックは戦闘中にプリミティブドラゴンが拾った物。
>習得一閃(ブレーメンのロックバンド)
火炎剣烈火を指揮棒に見立てて召喚した4匹の動物に演奏してもらう。
今回はリンクニキの時代のタイトルBGMを演奏した。
>後藤れい
ぼっち・ざ・リンクの現在の名前。
時の勇者として戦い抜いたその力は平穏な世界で暮らす現在でも衰えてはおらず、彼を支えた数多の道具は今も使用する事が可能。その左手の甲には聖なる三角形が今も輝いている。