TF最終イベント風前日話。
引用タグ多用で文末がえらいことになってます
唐服を着た恰幅の良い大柄な男と痩せぎすながらも鍛え上げられた体を持つ男が、デュエルディスクを起動して、向き合っている。
2人の間にはソリッドヴィジョンが展開されている。
「 速攻魔法[
唐服の男の場に3体の神が並ぶ。
「そして、場の3体の神を素材にエクシーズ召喚!この時、罠カード、[
憤怒の形相の中年の男が怒鳴る。
「俺はこれを呼ぶとしよう」
黄錦龍はデュエルディスクにモンスターを置く。
[桃煙の慈母]*15
「そんなモンスター、楯にもならんわ!この恩知らずの親不孝ものが!拾ってやった恩を忘れて楯突きおって。大方その胡乱な力を使ってここまで来たんだろうが、儂に通じると思わんことだな!バトルフェイズ!ゴッド・ブレイズ・キャノンッ!!」
「俺は常々思っていた。大恩ある父祖がいつもいつも何かに怒っていて憐れでならないと。俺は俺の家族が不幸であることが悲しくて仕方がなかった。お前も、良い夢を見たいだろう?」
「ふん、所詮は薬漬けの賎女が産んだ掃き溜めの塵よ。厳罰を覚悟しておけ」
そういって男はデュエルディスクを外そうとする。
しかし、デュエルディスクは作動を続け、魔法・罠ゾーンに誤って置かれたモンスターカードがデッキに戻り、1枚のカードが発動していた。
速攻魔法[桃煙の誓い]*16
場に薄桃色の霧を纏った漢服の3人が現れ、ラーはフィールドから消える。
宣言された「ラーの
▫▫▫
新童実野町の工業区と港の間に存在する中華街。
そこの華僑の溜まり場に煌びやかな摩天楼があった。
そこは中華黒社会「
そこに明らかに堅気ではない黒服の男たちの間を抜けて、赤い帽子を目深に被った青年、
黒服の男たちは青年に道をあける者と排除の為にデュエルを挑む者が居たが、青年は挑んで来た者をまとめて一蹴し、奥にあるエレベーターに乗った。
ここの最上階に彼、
黒服たちを転がし、彼の
白髪は赤い布で縛られているものの、緩んでいて髪の途中で垂れている。一目で上質であるとわかる金色に輝く四神を従えた黒い唐服をはだけさせ、腰に巻かれた豹皮の帯が衣服の役割を辛うじて留めている。
彼は甲斐甲斐しく艶やかな女性たちに侍られていたが、それは男女のそれと言うよりも
青年に気付いているのか曖昧などこか焦点のずれた視線を向けながら、黄錦龍が口を開く。
「おお、今日も来たのか。本当にお前は俺のことが好きで好きで仕方がないんだなあ。善哉、善哉。抱き締めてやるからこっちに来い。ん?法扇を開いてどうした。ああ、そうかそうか。羽化登仙のため、俺に教導して欲しいのか。まったく愛い奴だ」
黄錦龍はそう言うものの変わらず椅子に身体を預けている。
女性の一人が、近くの用箪笥の上にある刀掛けに似た台に置かれた八卦鏡のようなデュエルディスクを黄錦龍の左腕に取り付けた。
黄錦龍が女性たちに支えられながら、椅子の上で身体を起こす。
そして2人のデュエルが始まろうという時に乱入者が現れる。
それは義父、黄金栄だった。
「どういうつもりだ、錦龍。彼奴らから掠めとるだけなら兎も角、儂の部下と事業にまで手を出しよって。お前は日本で鬼子を桃源郷に沈めていれば良いのだ。
久々に儂直々に教導してやる。そこの身の程知らずな鬼子もまとめて躾けてやろう」
ーーー
「これで父祖は救えたなあ。善哉、善哉。本当は皆、夢を見たくて仕方がないというのに、何故、あんな地獄の中で生きているんだろうな。あれか。もしかして照れているのか、俺にそんな遠慮は要らんというのに愛い奴らよ。俺は皆を救いたくて救いたくて仕方がないのだから、もっと喜んで良いのになあ。そう思うだう、俺よ」
そして、祖国に舞い戻った黄錦龍と常に彼の側にいた赤い帽子の男によって、非常に多くの人類が彼の夢に沈むこととなった。
このカードが場にあるとき、このカードのコントローラーはモンスターをリリースできない。①お互いはモンスターをリリースする代わりに、デッキから裏側で5枚除外することができる。②このカードのコントローラーが受ける戦闘ダメージは半分になる。
①このカードをリリースする。このターン、「桃煙」と名の付くモンスターは他のカードの効果を受けず、戦闘で破壊されない。
①手札から「桃煙」と名のつくカード3枚をモンスターゾーンに特殊召喚する。②このカードが「桃煙」のルール外効果で発動したとき、相手フィールドの一番攻撃力の高いモンスターをEXデッキに裏向きで送る。
星10/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードが墓地に存在し、
「ラーの翼神竜」がフィールドから自分の墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
この効果の発動に対して効果は発動できない。
(2):このカードは他のカードの効果を受けない。
(3):1000LPを払って発動できる。
フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
(4):エンドフェイズに発動する。
このカードを墓地へ送り、自分の手札・デッキ・墓地から
「ラーの翼神竜-球体形」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。