ことーしことし
2022年3月6日のおはなし。
ゼンカイジャーがトジテンドを倒し、全ての世界を解放してから1週間。
46番目の新たなスーパー戦隊が誕生した。
その名は……
「「暴太郎戦隊ドンブラザーズ!」
「祭りだ祭りだー!袖振り合うも多生の縁!4人のお供を引き連れて!えーっと……なんだっけ?」
「いやセリフ覚えてねぇのかよ!」
「え?何してんの?」
事務所に入ったら、5期生の桃鈴ねねを筆頭に、6期生holoXの女幹部鷹嶺ルイ、4期生の天音かなた、ゲーマーズの戌神ころね、そしてあやめがそれぞれ赤、青、黄、黒、桃の衣装を着てどんちゃん騒ぎしていた。
何このお祭り騒ぎ?マツリワルドでも来たの?てかその神輿どっから持ってきたの!?
「あ、章兄!見てみてこれ!ドンねねタロウだよ!」
赤いスーツを着たねねがこっちに近づいてくる。
「本当になにやってんの?」
「なにって、ドンブラザーズごっこだよ!」
いやドンブラザーズなのはなんとなくわかったけど。
「ねねちがドンブラザーズにハマっちゃってさぁ…たまたまいた僕らが付き合わされてるの。にしても失礼だよね!ぼくのどこが猿なんだよ!」
俺の疑問に答えたのは、青い衣装を着たかなた。
「あーなんていうか…すごい、うん、様になってる」
「様になってねぇよ!大体何がサルブラザーだよ!これほとんどゴリラじゃん!!」
「いやほんと青色といい、バカ力といい、なるべくしてなった感がすごいよかたな。おめでとう、祝え!!!」
「祝うな!こっちはちっとも嬉しくねーよっ!!!」
いやぁ前からサルブラザーってかなたっぽいなぁと思ってたんだよ。解釈一致だわ。
「章二様ー!どうだ?オニシスターの余だぞ〜!」
今度は黄色い衣装を着たあやめが寄ってくる。
「おー流石あやめ、似合ってるよ。かわ余すぎる」
「ふふん!」
さすがあやめ。鬼人なだけあってオニシスターがよく似合う。
「章二〜!こおねはイヌブラザーだよぉ!ゆびゆびぃ〜!」
「まあ、だとおもったよ。てか、指はやめようね」
本当にやめて。あれ痛いから。
「にしても、まさかルイまで付き合っているなんてな。でもキジブラザー、結構にあってるよ」
「ふふっ、ありがとう章二さん。実はこの衣装、キジの図柄の生地なんです」ドヤァ
いや、そんなドヤ顔されても…。
多分キジと生地をかけたのね。はい、アルトじゃーないと!……これ以上触れまい。
にしてもまだドンブラザーズも一話なのに、みんなだいぶハマってるなぁ。
「ねぇねぇ章兄!章兄も一緒にドンブラごっこやろうよ!」
「え?俺も?いや仕事なんだけど」
「章兄はねー、ゼンカイザーブラック!」
聞く気ないのかよ…。
ていうかあの無色田介人か。
ドンブラの介人は一体どんな立ち位置なんだろうな。なんかセンタイギアを集めてるみたいだけど、何が目的なんだか……。
「ほら章兄早く!」
「わかった!わかったから!」
ねねがしつこくねだってくるので、仕方なくドンブラごっこに付き合うことにした。これは当分の間付き合わされることになるだろうなぁ。
……そういえばここに来る途中、変な人に会ったな。
「やばい寝坊した!急がないと!!」
ダッシュで事務所に向かっていると、小包を持った配達員の男性にぶつかってしまった。
「あ、すみません!」
「……縁ができたな」
「え……?ヤベ、急がないと!それじゃあ!」
あの配達員の人、縁がどうとか言ってたけど……まさかなぁ…。
おまけ
「このお話を読んだな?これでお前とも縁ができた!悩みなんざ吹っ飛ばせぇ!ハッハッハッハッハッハッ!!」