ホロライブスタッフは特撮好き   作:R.N.

8 / 9
オーズ10th先日観てきました。
ネタバレなのであまり言えないことも多いですが、少なくともいつかの明日を見届けることができて個人としては満足です。オーズドライバーのCSM必ず買おうと思います。

今回は懐かしの特撮シリーズ第一弾です。どうぞ


みこめっとと超星神グランセイザー

日本では仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマンの三大特撮ヒーローが最も有名である。

仮面ライダーは50周年を迎え、更なる盛り上がりを見せる。

スーパー戦隊は海を渡ってパワーレンジャーとなり、アメリカの子供達にも愛されている。

ウルトラマンは、夏にシン・ウルトラマンの公開やウルトラギャラクシーファイト3の配信が待たれ、さらにマレーシアで高い人気を誇っている。

しかし日本のヒーローは彼らだけではない。メタルヒーローシリーズを始め、多くの特撮作品が存在した。

彼らの活躍は、今でも多くのファンの心に刻まれている。

 

 

 

 

 

 

「装動のこの売り方どうにかならねぇかなぁ」

 

俺は今自宅で、この前発売された装動リバイスのシール貼りに勤しんでいた。

ていうかリバイスになってから、装動も集めんのがまた大変になってきた。ただでさえリバイとバイス、そのリミックスのオプションとかで枠が圧迫されるのに、セイバー系も補完してるから余計に枠がなくなって一部のキャラがどんどん先送りになっているの本当嫌。もうセイバー系はプレバンで発売とかでも十分でしょうが。

 

「ならもう割り切って集めなきゃいいんじゃないかにぇ?」

 

「……うるさいよ。一回沼にハマったら抜け出せないの。それがオタクなの」

 

隣でくつろいでいる巫女服を着た桃色の髪の少女、『さくらみこ』の正論に対して、ぐぅの音も出なくなる。

なんで彼女が俺の家にいるのかといえば、暇だから来たとのこと。そんなコンビニ感覚で来られても困るのだが…。

 

ピンポーン

 

すると家のインターホンが鳴った。なんだろう?究極大聖剣ならついこの前届いたのに。

 

「みこ、出てくれるか?」

 

「めんどくさいにぇ……章二おねが〜い」

 

こいつ……しかたない…

 

「はーい、どちら様?」

 

「こんにちわー!彗星の如く現れたスターの原石、星街すいせいです!すいちゃんはー?」

 

「……はい、今日もかわいー」

 

玄関前にいたのは、青いサイドテールが特徴的な美少女。彼女は星街すいせい。ホロメンの中でも屈指の歌唱力を持ち、彼女の歌声はまさに歌姫と呼ぶにふさわしい。

今日もお決まりの挨拶に対して、少しテンション低めにコールを返したのだが、それが癪に触ったのか、不機嫌そうに頬を膨らませている。

 

「ちょっと章二くん、テンション低いぞー?じゃあもう一回いくね?」

 

え、また?これ1人でやるの結構恥ずいのに…。

 

「すいちゃんはー?「今日も平たぁ~い」あ"ぁ"!?今なんつった!?」

 

「ぎゃあぁぁぁぁ!!!!俺じゃない!!後ろのポン!!!」

 

奥にいたポンコツみこが煽ったせいでこっちがとばっちり食う羽目になってしまった。

みこの存在に気づいたすいちゃんはそのまま勝手に部屋へ入ってくる。

 

「な・ん・で?みこちが章二くんの家にいるのかなぁ?」

 

「暇だったから寄ったんだにぇ〜。すいちゃんこそ、こんなところで油売ってていいのかにぇ?」

 

「あたし今日はもう用事ないの…。せっかくだから章二くんと一緒にキュウレンジャーでも見ようかなと思って。ねぇ邪魔だからどっか行ってくれない?」

 

ヤバいよこの子たちすごいバチバチしてやがる…。でもこれ以上は近所迷惑だ。

 

マイティ!クリティカルストライク!

オストデルクラッシュ!

 

ゴンッ!ゴンッ!

 

右手にガシャコンブレイカー、左手にオストデルハンマー50を装備し、2人の頭をそこそこの勢いで叩いた。

 

「それ以上騒いだら実力を行使するぞ」

 

「ごめんなさい…」

 

「もう行使してるにぇ」

 

「なんか言った?」

 

「なんでも!!」

 

ということで喧嘩両成敗でこの場は収まった。

 

 

 

「うわーすごいなぁ」

 

すいちゃんは俺の部屋にある棚を物色していた。

右の棚には歴代ライダーのアーツやCSM、左の棚には歴代戦隊ロボ、そしてその奥の棚にはウルトラマンのアーツやウルトラレプリカが飾ってある。いやぁなんと絶景なことか。

 

「前から思ってたけど、章二くんって収集癖あるよね」

 

「それは否定しない」

 

課金と同じ原理だ。集めることによって満たされるものがあるんだよ。これが俺の欲望だよ。

それに俺の家は小遣い制じゃなかったからな。お金を貯めて欲しいものを買うってことができなかった反動だ。中学の頃は親から渡される昼飯代を貯金してたりしたものだ。お陰で空腹に苦しんだけど。

 

 

「章二ー!押し入れからこんなの見つけたにぇ!」

 

すると手に何かの玩具を握ったみこがこっちに来る。というかなに勝手に人ん家の押し入れ漁っとんのじゃ。

彼女が手にしているのは赤いロボットの玩具。ていうかそれは……

 

「おっ、ガルーダ!懐かしいなぁ」

 

しばらく触ってなかったけど、こんなところにあったのか。いやほんと懐かしい。

 

「へぇ〜、ガルーダっていうんだ。でもこんなロボ、スーパー戦隊にいたかな?」

 

「これはスーパー戦隊じゃないよ。このガルーダは超星神シリーズ、グランセイザーのロボさ」

 

「グランセイザー?超星神?」

 

「何だか知らない単語がいっぱいでてきたにぇ」

 

「まあ2人は知らないのも無理はないかもな」

 

超星神グランセイザー。

2003年に東宝によって制作された特撮作品。

この作品の特徴は、星座をモチーフにした総勢12人のヒーローと4体の巨大ロボが登場すること。

このグランセイザーが人気を博したことで、のちに超星神シリーズが誕生したのである。残念ながら超星神シリーズは3作目のセイザーXで終了してしまったが、俺個人としては、今でも新作やリメイクを待ち望んでいる。

 

「へぇ〜戦隊やライダー以外にもこんな作品があったんだにぇ〜」

 

「当時はスマホもSNSもなかったからな。見たことないって人が多いんだよ。今や知る人ぞ知る作品って感じだな」

 

でも俺は大好きな作品だった。今はライダー、戦隊、ウルトラ以外の特撮ってほとんどないからなぁ。あの頃はほんといい時代だったよ。

 

「でも、ぶっちゃけマイナーな作品だよね?ヒーローが12人とかキュウレンジャーっぽいし。これ観るならライダーや戦隊の方がいいんだけどなぁ」

 

は?何を言い出すんだこのすいコパスは?グランセイザーがマイナー?ライダーや戦隊の方がいい……?

 

「なんてこと言うんだすいちゃん!!!!」

 

「へっ?」

 

「確かにグランセイザーは当時龍騎のパクリだとかストーリーに起伏がないだとか色々言われてたけど、それでもその作風やアクションに惹かれて次第にファンを獲得していったんだよ!紛れもない名作の一つだ!」

 

「えっ?ちょっと!?」

 

「すいちゃんはわかるか!?ガルーダ、ドルクルス、ガンシーサー、リヴァイアサン、そしてガントラスの五体の超星神が合体してダイセイザーになった時の興奮が!ヒーローの最強ロボが怪獣型だぞ!?それにグランセイザーがなかったから、ジャスティライザーやセイザーXもなかったんだよ!!えぇ?わかってんのかよ、えぇ!?」

 

「わかった、わかったから!」

 

「章二が珍しく熱くなってるにぇ…」

 

ダメだこいつらわかってないだろ!やむを得ないが予定変更だ……!

 

「こうなったら今日は超星神シリーズ一気見だ!ちょっとTSUTAYA行ってくるから待ってろ!!」

 

俺はそのままTSUTAYAへダッシュした。

 

「行っちまった…」

 

「あはは〜…もしかしてあたし、地雷踏んじゃった?」

 

「何してくれてんだすいちゃん!このままじゃ特撮耐久レース待ったなしだろうが!まつりちゃんの二の舞になりたいのかにぇ!?」

 

「だって!まさかあそこまで熱くなるなんて思ってなかったから!!」

 

「だからってみこを巻き込むんじゃねぇ!とにかく面倒なことになる前にとっととズラか「借りてきてぞ!!」って早っ!?」

 

「クロックアップでもしたんかい!?」

 

「つべこべ言ってないで視聴開始だコラァ!!」

 

 

 

 

『装着!』

 

 

『セイザータリアス!』

『バーニングファルコン!』

 

 

『セイザーミトラス!』

「ブラン・トルネード!』

 

 

『セイザーリオン!』

『飛燕斬!』

 

 

『超星神ガールダ!』

『ファイヤーバードクラッシュ!』

 

 

『セイザーレムルズ!』

『ファイナル・ジャッジメント!』

 

 

『セイザーヴェルソー!』

『フルムーン・スラッシュ!』

 

 

『セイザーダイル!』

『大旋風破!』

 

 

『超星神ドルクルス!』

『ヘラクレスハリケーン!』

 

 

『セイザータウロン!』

『マタドール・バースト!』

 

 

『セイザーヴィジュエル!』

『ナイト・スクラッチ!』

 

 

『セイザートラゴス!』

『ペネトレート・サンダー!』

 

 

『超星神ガンシーサー!』

『グラビティバースト!』

 

 

 

『セイザーコルビオン!』

『デ・ストーム!』

 

 

『セイザーパイシーズ!』

『ブリンクショット!』

 

 

『セイザーギャンズ!』

『大海嘯切断!』

 

 

『超星神リヴァイアサン!』

『ハイタイドブレイク!』

 

 

 

『合神!ダイセイザー!!』

『ハイパーバースト!!』

 

 

『じゃあな……あばよ、天馬』

『……ああ!』

 

 

「……どうだった?」

 

「うん、面白かったにぇ!」

 

「正直ナメてた!かっこいいじゃんグランセイザー!」

 

2人ともグランセイザーの良さがわかったみたいだな…これで布教完了だ。

 

「2人は12人の中で推しとかできたか?」

 

「みこはセイザーパイシーズンだにぇ!愛ちゃんに優しく看病されたいにぇ〜」

 

「そういえばみこはパイシーズと同じ魚座だったよな。すいちゃんは?やっぱ同じ牡羊座のミトラスか?」

 

「んー……確かにミトラスも好きだけど……あたしはレムルズの伝通院先生かなぁ。カリンとの恋の行方とか思わずうるっとしたし。あ、でもダムを壊して"しまった!"はちょっと笑っちゃった」

 

そこはまぁ…触れてやるな。まあでも、2人がハマってくれてよかった。

 

「さて、じゃあ次はジャスティライザーだな」

 

「「えっ!?」」

 

「今日はぶっ通しで見るぞぉ。それに劇場版セイザーXで三作が揃うんだからな」

 

「すいちゃん…やっぱり耐久レース始まっちまったにぇ…!」

 

「みこち…もうこうなったら耐えるしかないよ」

 

「うぇ〜〜〜ん!勘弁してほしいにぇ〜〜!!!」




超星神シリーズ面白かったですよねぇ。
ちなみに私はジャスティライザーのライザーグレンが推しです。グレンソードの抜刀とか惚れ惚れします。
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