チート覇王とバグ聖王 作:核紅
「クラウスゥゥゥァァアアア!!」
「オリヴィエェエエエエエエ!!」
「はぁぁぁ!聖王式、蛇翼崩天刃!!」
「くっ!超級覇王電影弾んんんんん!!」
「まだまだ!!ゴッドフィンガー!」
「っ!ダークネスフィンガー!!」
「オオオオオオオオォォッ!」
「ハアアアアアァァァッ!!」
「聖王式…」
「覇王流…」
「「魔拳ビッグバン!!」」
「…またこの夢ですか。」
朝早く、鳥も鳴かない時間に起きてしまいました。
私、アインハルト・ストラトスは覇王の記憶を持っているために夢として見ることもあります。
記憶にある覇王のような強さを求め手私も鍛えているのですが彼には到底追い付けませんね。
最後の決闘に敗れ倒れ伏すクラウス、それを見てボロボロになりながらも高笑いするオリヴィエ…
私はクラウスのような思いをしないように力を求めているのです。
そして、いずれ出会うであろう聖王を打ち倒しクラウスの悔恨を拭いさるために…
それはそうと朝早く起きてしまいましたので軽く鍛練でもしようかと思います。
覇王としての感が聖王とはもうすぐ出会えると訴えているので…
鍛練には歴代の覇王に伝わる希少技能による恵まれた修行場があるのでそれを使用します。
「ディスガイアシステム ver.4.0 起動…」
これは歴代の覇王達が愛用していた非常に優れた修行用空間に入ることのできるスキルです。
基本修行空間に練武山やアイテム界にキャラ界など、自身を鍛えるのに便利な場所や施設が沢山有ります。
これらを駆使して覇王達は超人的な戦闘力を得ていたようです。
それもペンギンの着ぐるみのようなプリニー達に教えてもらいました。
しかし、このディスガイアシステムの中で得た仲間は外に連れ出すことはできません。
歴代覇王の一人はその召喚技能により極短時間の召喚に成功したようですが、
私にはそこまで召喚魔法の才能は無いようですし…
それはそうと私も最近転生したばかりですのでレベルを上げませんとね。
以前は1000レベルを越えていたのですが今は150ほどしかありませんし。
……チート屋は便利ですね。
私が修行から戻ると学校へ行く時間が差し迫っていました。
それから急いで準備をし、学校へ行きます。
授業中はマルチタスクとディスガイアを利用し仮想戦闘をしています。
相手は教育係や執事に自称ラスボス等を中心に戦闘していますね。
稀に教育係が暴虐時代になったりしますがそれでなくても勝てはしません。
昼食にイワシ弁当を食べ、午後の授業もやり過ごし放課後になりました。
夜になるまではディスガイアでレベルを上げています。
そこそこ時間が立つと変身魔法で大人の姿になり、バイザーで顔を隠します。
そして町に出て格闘技の実力者に覇王を名乗り勝負を挑みます。
しかし、今の私が実力者相手にどこまで通用するかを試していたのですがいまだに負けていません。
といいますか苦戦することもなく、むしろ手加減する余裕もあるくらいです。
これはどういうことなのでしょうか。
覇王の記憶にある人達は一般人であってもここまで弱くはなかったのですが…
何かスッキリしないまま帰宅します。
このもやもやとしたままでは眠れないでしょうから修行します。
ただひたすらに戦い、疲れきるまで続けます。
私が倒れ、少し回復したところで今日の修行は終了です。
ほどよい眠気に襲われながら夕食や風呂に入り就寝の準備です。
ベッドに入り今日の出来事を回想しながら寝ようとしたところで驚愕しました。
私、今日はほとんど修行ばかりでした…
全てはディスガイアが悪いんですよ。
レベルやステータスといった明確な数値として自身の能力が出ますから修行のやりがいありますし。
まぁ明日は自重して放課後は遊びますか。
というわけでこれが私、アインハルト・ストラトスの日常です。
お休みなさい。