ホロライブラバーズ トロフィー『数多の輝きと紡ぐ未来』獲得実況プレイ   作:倉乃亜蓮

6 / 10
今回のバトル描写、中々難しかったです。
これからの戦闘描写では、申し訳ありませんが実況の方は無しで行きたいと思います。実況有りの戦闘は難しいので断念しました。
自分に出来る精一杯を尽くしたつもりですので、良ければ読んでみて下さい。



バトロワPart2〜病んだ白、心配する黒、安堵する紫〜

ハイ!前回はホロライブ学園に入学して、バトロワでコソコソとイモり、フブミオとラプラスのタイマンにハル君が首を突っ込んだところで終わりましたね。

今回はその続きから行きたいと思います。では、初のホロメン戦闘行くぞー!

 

 

 

 

 

 

刀と妖術の込められた札を構え、こちらの動きを警戒しているフブキとミオ、今の今まで捨てられなかった家宝の剣を構えた俺と、先程よりも数は少ないが明らかに強い異形達を召喚したラプラス。両者共に動かなかった。それは、どちらも最初に有利な状況になった方が戦闘の流れを掴むと知っているからだろう。緊迫した状態が続く中で、動き出したのは両者同時だった。

抜刀術『初伝・残影』!

爺さんに教えて貰った八重垣家に伝わる武術の一つ。目前の敵一人にしか見えることのない残像が敵に居合で斬られるイメージを見せる技。この技で先にミオの攻撃の手を潰し、ラプラスの方に合図を送る。

その合図を見たラプラスがミオの方に異形達を送り込んでいった。これで安心してフブキと戦える。

 

「アハッ!ミオじゃなくて私を選んでくれたんですね、ハル君!嬉しいです!さぁ、私と楽しみましょ?アハ、アハハハッ!」

 

フブキが繰り出した斬撃を短刀による『初伝・風花』で受け流してカウンター。獣人の俊敏さでカウンターを避けられ、剣の攻撃範囲外に下がられた。 

すかさず、ちょこに入学祝いで渡されたアイテムボックス付きの指輪から弓を取り出して『初伝・翅抜き』。フブキが呼び出した狐火によって矢は燃やされる。 

迫ってきた狐火を避けながらフブキの方へと走り、家宝の剣に持ち替え『初伝・断切』。

『霊器招来──障壁(シールド)

障壁を貼られたがそのまま振り切って破壊し、受け止めようとした鞘に収められた刀ごと吹き飛ばした。

離れ過ぎるとどんな手を打たれるか分からない為、即座に距離をつめる。後少しの所で直感が警鐘を鳴らした。その場に立ち止まり周囲を警戒する。

 

「嬉しい。ハル君がやっと私だけを見てくれて、私だけを意識してくれてる。でも、…ごめんね。今は負けられないの…。邪魔者を排除しなきゃ。私とハル君が一緒になる未来に…、障害になるものは全部綺麗にしないと。だから、ハル君はそこで少し待っててね。…全部終わらせるから。」

 

その言葉を聞いた直後、空気が変わった。俺はすぐさま『閃光』──フブキの目前へと移動し、『初伝・浮舟』を放った。しかしフブキから発せられた霊力によって攻撃は当たったものの弾かれ、体ごと吹き飛ばされた。まずいな、フブキから感じる力が大幅に上がってる。よく見れば、その体に黒いオーラの様になった霊力を纏っていた。

 

「ハル、こいつを止められなくてごめんな。頼むからちゃんと避けてくれよ。」

 

そう言ってフブキ?は悲しげな顔をしながら、先程よりも大量の狐火を放ってきた。『閃光』を何度も使いながら、どうしても避けきれなかった時は『パリィ』や『初伝・風花』で防いでいたが、残り数が少なくなったことに少し油断して1発の狐火を右腕に受けてしまった。すると、狐火を受けた右腕に黒い紋様が刻まれ、胸に鋭い痛みが走った。

 

「グッ!?コレは…何だ?」

 

俺の問いに答える様に、元に戻ったフブキがこう言った。

 

「フフッ。ダメですよ、動いちゃ。ハル君は今、呪いに掛かってるんですから。体を縛り付け動けなくする呪縛の呪いがね…。」

 

ヤバいな…。フブキが言ってることはどうやら本当らしい。さっきから体を動かそうとするが金縛りに有った様に微動だにしない。だが、フブキを止めなければ。今のフブキはどこかおかしい。あいつらに何をするか分からない。動け!俺の体!…しかし、俺の体はびくともしなかった。クソッ!どうすれば…。そんな時、「私もまぜるにぇ〜!」と近くから聞き覚えの有る声が聞こえた。その声が聞こえた瞬間、近くに居たフブキは後ろへ飛びずさり俺の横を睨んだ。俺が目線を向けると、そこには春休みの仕事以来会っていなかった彼女「さくらみこ」が居た。

 

「久しぶりだにぇ〜、晴臣(はりゅおみ)。大丈夫?」

 

「これで大丈夫に見えるか?みこ」

 

「あはは、そうだにぇ〜。ちょっと待ってて、今それ解くから。」

 

彼女が俺に掛かった呪いを解こうとした時

 

「何ハル君に馴れ馴れしくしてるの…?ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!私のハル君から離れろぉ!」

 

怒りに染まったフブキが一直線に向かって来た。俺はみこに危険を伝えようとしたが、それよりも早くみこは手を打っていた。

 

「ちょっとうるさいにぇ。少し静かにしててくれる?」

 

そう言った彼女は何かを呟き、目前に迫っていたフブキを障壁で出来た檻に閉じ込めた。俺がその光景に唖然としていると…。

 

「それじゃ、今度こそ解いてくにぇ。じっとしてて。」

 

と言って俺の右腕の紋様に触れ、何かを呟くと紋様は綺麗さっぱり無くなり体も動かせる様になった。

 

「ありがとな、みこ。これでまた借りが増えたな…。」

 

「借り?別に気にしないで良いのに。」

 

「そういう訳には行かない。この借りはいつか必ず返すからな。」

 

「強情だにぇ〜。まぁ、覚えておくにぇ。」

 

みことの会話を終えた俺は別れて戦っていたミオとラプラスを探した。二人は直ぐに見つかった。膝を着き苦しげなミオとうつ伏せに倒れ込んだラプラス、その近くで二本の刀を構えた鬼人族らしき少女と共に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ラプラス Side〜

 

 

晴臣からの合図を受け、狼人族の女を任されのは良いが…、吾輩近距離戦の相手苦手なんだよなぁ。まぁ晴臣に頼って貰えたのは嬉しかったけどな。って、違う!そういうんじゃ無いぞ!ただ友達に頼って貰えたのが嬉しかったってだけだ!…誰に言ってるんだろうな。ハァ…。取り敢えずやれる所までやってやろうじゃないか。行け!お前達!吾輩の使役する異形、『ぷらすめいと』達が狼人族の女に向かい攻撃を仕掛けた。チッ!避けられた!そう簡単には行かないよな…。これは気合いを入れていくしか無いな。

その後も、吾輩は力の強い奴や奇襲の得意な奴を召喚しては、狼人族の女に攻撃を仕掛けさせてこちらに注意を向けさせ、もう片方の方に行かない様に立ち回っていた。

そんなことを続けていると、晴臣の戦っている方から何か良くない力を感じた。それは狼人族の女も同じ様で、戦闘を中断し、二人とも相手の動きを警戒しながら見たのは、黒いオーラを纏った狐人族の女とその目前に倒れ込んだ晴臣の姿だった。同じ光景を見ていた狼人族の女は「フブキ、どうしてあれを使ったの…?あれは禁術なのに。」と言った。気になった吾輩が言葉の意味を聞くと「あれはフブキの家に伝わる禁術の一つで、一時的に強力な妖術が使える様になるの。でも、その反動で精神を蝕まれて妖に近付いていく危険な技。本来なら先代の御当主様が禁術として封印してたはずなのに。」と答えた。狼人族の女と意見が合ったのか二人ともが彼を助けに行こうとしていたその時、嫌な予感がした。

急いで後ろへと飛んだ吾輩と狼人族の女は、目の前に現れた圧倒的な強者に冷や汗を流した。そこにいたのは、一人の鬼人族の少女だった。ただ、その体から発せられる威圧感は明らかに異常であった。二人とも目の前の脅威に十分警戒していたはずが、気が付けば吾輩は彼女の刀に吹き飛ばされ、狼人族の女は何とか持ち堪えていたものの、不意をつかれ膝を着いていた。

 

「もう終わりなのか?余はもう少しやりたいのだが…。そうだ!みこと一緒に居た彼にでも相手をして貰うことにする余!彼の方が楽しめそうだ余。」

 

その言葉を聞いた時、晴臣と彼女を戦わせてはいけないと思った吾輩は、同じく立ちあがろうとしていた狼人族の女と共に鬼人族の女へと攻撃を仕掛けた。しかし、即興の連携では力の差は埋まらず、数分と掛からぬ内に吾輩達は膝を付き、倒れ伏すことになった。

 

「最後まで余という脅威に抗ったのはお前様達が初めてだ余。最大限の敬意を評して余が引導を渡そう。」

 

そう言った鬼人族の女は刀を構え振り下げた。吾輩は思わず目を瞑る。

 

ガキンッ!

 

いつまで経っても痛みが起きない為、目を開けると目の前には先程まで狐人族の女に倒されていた晴臣の姿があった。

 

「ごめんな。ミオ、ラプラス。少し遅れた。」

 

彼の言葉を聞いた私は安心したのか力が抜けてしまった。狼人族の女も同じ様で、目線に気づいた彼女と共に笑ってしまった。

 

「さぁ、俺とも一戦お願い出来るか?先輩?」

 

「もちろんだ余!お前様も余を楽しませてくれるよね!」

 

「あぁ、出来る限りのことはするよ。先輩の期待に応えられるかは分からないけどな…。」

 

その言葉と共に鬼人族の少女との戦いは始まりを告げた。

 

 

ヨシ!今日はここまでにしましょう。次回はお嬢との戦闘です。先輩として通常よりも強化されているお嬢相手にハル君がどう戦うのかが見物ですね!

では、また次回に。

 

ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜フブキ Side〜

 

ホロライブ学園入学の日、ミオと自身のクラスに向かう途中で通った教室に彼の姿を見つけた。後ろ姿しか見えなかったけれど、私が彼を見間違えるはずが無い。やっぱりあの話は本当だったんだ。ある日、お酒に酔った白上家現当主つまり私の父が私にふとこぼした言葉とその後に聞いた言葉を思い出す。

「彼が元気にやれている様で良かった。何も出来ないことが悔やまれるが、今はただ見守るしかないな。」と言っていたのを。

それを聞いた私は父に詰め寄り、私達の幼馴染であり許嫁である彼「八重垣晴臣」の行方を問い詰めた。

最初は渋っていた父も、私が諦めないのを悟ったのか渋々と話し始めた。

私の家で行われた彼の誕生日会から家に帰り姿を消した後、いつからか彼は悪魔の女と半同棲の様なことをしているらしい。他にも、仕事だと言って彼に接触し、挙句には膝枕なんてことをした人族の巫女もいるとか。

その話を聞いた時、私の胸にはドス黒い感情か渦巻いていた。

ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!絶対に彼は渡さない。彼は私だけのヒーローで私だけの旦那様なんだから。まぁ、同じ幼馴染のミオとなら彼を共有しても良いと思えた。

もっと詳しく聞くと、彼はどうやらホロライブ学園という所に入学するらしいと言っていた。

なら早速、彼を迎えに行く準備をしなきゃ。私はこのことをミオに伝え、二人でそれぞれ親に直談判を何度も繰り返し、遂に入学を認められた。

そして入学の日、彼を無事見つけた。でも、邪魔者が増えていた。初対面のはずなのに図々しく彼に付き纏う魔族らしき女。彼が迷惑がっているのに何故気づかないのか…。彼は優しいから強く言えない。だからこそ私が排除してあげる。彼はもう誰にも傷つけさせない。私が護らなきゃ。その為には、コイツらも少し邪魔だな。お父さんが入学の条件として付けた数人の護衛と天狐族の族長の娘である私を姫として扱う親衛隊を名乗る集団の奴ら。

彼らはそれぞれの目的で彼と私の仲を邪魔しようとするだろう。だから、コイツらも排除するか何も言えない様に封じ込めておかないと。私と彼の邪魔は誰にもさせない。だって…、私達は赤い糸で繋がれた運命の二人なんだから。

もう少しで迎えに行くから。

だから待っていてね…、私の旦那様?

フフッ!アハッ、アハハハッ!アハハハハハッ!

 

 

〜フブキ Side out〜

 

 

 

 




今回はどうだったでしょうか?
ヤンデレってこんな感じで良いんだっけ?と思いながらも書きました。
何かご意見などありましたから感想の方でよろしくお願いします。
では、また次回に。
追記
アンケート追加しました。その他でヒロイン増加を選んだ方は何人位にしたいかを感想の方でお願いします。

ヒロイン8人の内、ヤンデレは何人が良いですか?

  • 2人
  • 3人
  • 4人
  • 5人
  • 6人
  • 7人
  • 全員
  • その他(ヒロイン増加や1人だけが良い)
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