ホロライブラバーズ トロフィー『数多の輝きと紡ぐ未来』獲得実況プレイ 作:倉乃亜蓮
最後に誰と戦わせようか、どう終わらせようかと悩みながら、仕事も始まり、気づけば二週間も経ってました。
あまり綺麗には終われていませんが、取り敢えず出来たので投稿します。
それでは、どうぞ!
皆さん、どうも〜
前回は強敵であるあやめお嬢との戦闘に無事勝利し、フブキを恥ずか死させ、ミオ、みこ、ラプラスとの修羅場を切り抜けてデートの約束を取り付けた所で終わりましたね。
今回戦うホロメンは一体誰なんでしょうか?ドキドキですね!
前回の続きから始めて行きたいと思います。
では、本編へゴー!
今までで1番の強敵だった二年生の先輩で【アンチ】と呼ばれる新入生初バトロワへの乱入者だったあやめさんとの戦闘に勝利し、ミオ、みこ、ラプラスと一旦の別れを告げた俺は今、露店で買い溜めしておいた回復薬を飲み、残り十名を切ったバトロワ参加者の居場所を示した先へと向かっていた。
しばらく走ると、少し先で戦闘を行なっている人間とエルフの二人が居た。しかし、その二人を見て、俺は少し違和感を覚えた。その二人に近づくに連れて違和感は増していく。警戒しながらも進み、劣勢に見えるエルフの方へと加勢に入った。
「大丈夫か?助太刀する。」
「ありがと。近接戦相手は厳しくてね。少しの間頼むね。」
「もう!ここで邪魔が入っちゃうなんて!団長今日ついてないかも…。」
その後も違和感が拭えず、しばらく二対一での戦いは続いたが、そんな時、好機が訪れた。相手をしていた人間の少女が、戦闘による疲労からか攻撃の密度が少なくなっている様に感じたのだ。後ろで援護していたエルフの少女も同じ様に感じたのか、攻撃が段々と強烈になっていった。それでも、人間の少女は中々倒れなかった。ここで今までの違和感が確信に変わった。
相手がいつ仕掛けて来るのかを警戒しながら戦闘を続けていると、遂にその時が来た。人間の少女が体制を崩し、俺が追い討ちを掛けようとしたその時、背後から短剣が迫って来たのだ。俺は追い討ちを掛ける振りをし、背後から来た短剣に『渦雲』の薙ぎ払いを掬い上げる様に当て、その勢いのまま、正面でメイスを振りかぶっていた人間の少女へと放り投げた。
「キャ〜!?」
「えぇ〜!?」
「危なかった…。警戒していて正解だったな…。今の動きに対応出来ない所だった。」
「イテテ!もう!今のは行けたと思ったのに〜!」
「うぅ…。もしかしてと思ってたけど、いつから気付いてたの…?」
「気づくって程じゃ無いが…。違和感は最初から有った。念の為に警戒してただけだ。」
「最初から…?一体どうして…。」
「最初に感じた違和感は、傷の少なさだ。残り十名を切ったアナウンスの後に表示されたマークは二つで、そのマークは俺が姿を目視出来る場所に行くまでその場を動いていなかった。向かってる途中で知ったんだが、黄色のマークは戦闘中を示すものらしいな。アナウンスから俺が姿を確認出来る場所へ着くまでに最低でも五分は経ってる。戦闘での五分ってのは長い。同程度の実力を持った相手だとしても、ある程度の傷は出来る。なのに、二人には傷が殆ど見当たらない。エルフの君だけ傷が無いなら、回復の精霊魔法でも使ったんだと思えたけど、そうじゃ無かった。それに然程疲れている様子も無かった。まるでつい数分前に戦闘を始めたばかりみたいに…。ここで俺は、もしかして二人が繋がってるんじゃ無いかって思った。だから俺はもしもの為に準備してたんだよ。」
「獣人並の勘の良さだね。…そして、その勘を補強する観察眼。案外凄いんだね…君。まぁ、バレちゃったならしょうがないか…。これからは私達二人で君を倒す。…行くよ。」
「そうだねフレア!私達二人の力、存分に見せてあげるよ!」
そう言った二人の息を吐く間も無い見事な連携に、俺は次第に苦戦を強いられていった。
(クッ…!?この二人、上手い!一人一人なら俺でも対処出来る程度だが、二人同時となると厳しいな。この二人はフブキとミオの様に近、中、遠全てに対応出来るオールラウンダータイプじゃない。けど、人間の少女が近接タイプ、エルフの少女が中、遠距離タイプで得意なものが分かれている事で、それぞれがある程度好きに動いてもお互いの邪魔にはなり難い上に、お互いの攻撃をカバーしやすくなる。戦いづらいな…、ホントに。)
「さっきまでの威勢はどうしたの!?もっと全力で来なよ!」
「私達、もしかして舐められてるの?だとしたらちょっと侮りすぎだよ…。」
「こっちとしては全力でやってるんだけどな…。君達二人のペースにまんまと乗せられて、上手くいかなかったけど。」
「ふ〜ん…。なら良いけど。」
「………。」
(警戒されてるな。…しかし、どうしたものか。攻撃する相手を絞ろうにも、もう一人に邪魔されて上手く行くとは思えない。一瞬でも良い、何か気を引けるものが有れば…。)
そんな事を考えながらしばらく戦っていると、考えに意識を割きすぎたのか、人間の少女による攻撃への防御が間に合わず、見事に吹き飛ばされた。
(グッ!?…手痛いのを貰ったな。まだ動けはするが、大分厳しくなって来た。)
「これで終わりだよ!ハァ!!」
(ホントにこれはやられるかもな…。でも、諦めるわけにはいかない!この僅かな時間でも何か出来るはずだ!何か無いのか…、何か!?)
人間の少女が目前へと迫って来たその時、俺の影から一体の異形が飛び出して来た。
「お前、ラプラスの召喚してた奴か!でもどうして…?もしかして、ラプラスの奴がやってくれたのか?」
俺の言葉を聞いた異形はそれに同意する様に頷いた。
「そうか…。後でラプラスには礼を言わないとな。少しの間だが、お前を頼りにしてる。頼むぞ…。」
突然現れた相手に警戒していた二人は、警戒は続けたまま攻撃を再開した。
「何だか良く分からないけど、行くよ!」
「待ってノエちゃん!まだあれが何かも分からないのに突っ込んだりしたら!」
「大丈夫!私達なら行けるよ!」
「そうじゃなくて!?」
俺は、まず人間の少女へと矢を数本放って足止めした後、矢を番えていたエルフの少女に向けて苦無を投げ放った。投げた苦無はエルフの少女が持つ短剣により弾かれ、地面へと突き刺さった。それを確認した俺は、目前に迫っていた人間の少女からの攻撃を『パリィ』や『風花』で防ぎながら準備が整うのを待った。そして全ての準備が整ったその時、後方で援護していたエルフの少女から悲鳴が聞こえた。
「キャア!?何!?貴方一体何処から!?」
目を向けると、そこには先程俺の隣に居たはずの異形が、エルフの少女を攻撃している姿が有った。
「フレア!?…待ってて、今行くから!」
「戦闘中によそ見は厳禁だ…ぞ!」
「…えっ。キャア!?」
(八重垣無刀流・剣術『初伝・地崩し』!)
異形から攻撃されているエルフの少女に気を取られた人間の少女へ、『地崩し』で体制を崩した所に剣による連撃を叩き込んだ後、俺は、しばらく動けなくなった彼女を置いて、エルフの少女の元へと向かった。
(聴こえるか。確か、プラスメイト…だったな。俺が彼女に攻撃したら、倒れてる人間の方に行って、さっきみたいに妨害していてくれるか?)
やはり、あの異形には俺の思いが伝えられる様だ。俺の思いを聴いた異形は首を縦に振った。
(八重垣無刀流・剣術『初伝・断切』!)
異形からの攻撃への対処に意識を割いていたエルフの少女は、不意打ちでの俺の攻撃を防御すら出来ずにそのまま受けてしまい、思わずよろめいた。
「イタタ…。やってくれたね、ホント。」
「数的不利を覆すには、色んな手を使わないと…だろ?」
「確かにその通りだよ。でも、私だって負けないから…。」
(今だ!行け!)
(早くしないと復活した彼女に異形を倒されて、また二対一の状況に戻される…。そうなったらもう打つ手が無い。早い所こっちもけりをつけないとな…。)
「フッ!ハァッ!!」
(『パリィ』!『パリィ』!『パリィ』!『パリィ』!)
(八重垣無刀流・小太刀術『初伝・風花』!槍術『初伝・乱れ蜂』!)
「クゥッ…!?」
(八重垣無刀流・弓術『初伝・牙穿ち』!)
「…フレア!!」
「エッ?」
(彼女がもう来たのか!?…いや、今のである程度のダメージは負ったはずだ。此処で畳み掛ける!八重垣無刀流・組討術『初伝・浮舟』!『初伝・天降り』!)
次々と飛んでくる矢を「パリィ」で防ぎ、エルフの少女へと近づいた瞬間、「風花」でカウンターを放つ。その攻撃で怯んだ彼女へ、俺は更に「乱れ蜂」で追撃を放った。これ以上のダメージは危ないと思ったのか、彼女は「乱れ蜂」に続けようとした攻撃をバックステップで避け、距離を取った。そのまま反撃しようとした彼女に、俺は止めとして「牙穿ち」を放った。彼女へ当たると思ったその時、所々、鎧の壊れた人間の少女が矢の目前に立ち塞がり、その攻撃を受けた。その人物がもうこちらに来ている事に驚きはしたが、俺はすかさず距離を詰め、「浮舟」と「天降り」でダメージで動けない人間の少女と、突然の事に呆けてしまっているエルフの少女へと攻撃した。
その攻撃が最後の体力を削り切ったのか、彼女達の体が粒子に包まれ始めていた。
「ウゥ…。最後の攻撃は酷くないかな。結構痛かったんだけど?」
「団長も結構痛かったよ!さっきの攻撃とその前の弓での攻撃!」
「それはすまない。手加減出来る相手でも無かったからな。」
「そう言われるのは嬉しいけど、何かな〜。」
「ホント見事にやられちゃった。」
「…そうだ!まだ名前言ってなかったよね!」
「団長の名前は白銀ノエル。好きに呼んで良いよ!」
「私は不知火フレア。見ての通り、ハーフエルフだよ。」
「そうか…。俺は八重垣晴臣。俺の事も好きに呼んでくれて良い。これからよろしくな。ノエル、フレア。」
話し終えた彼女達は、笑顔を浮かべたまま粒子となって消えていった。
「あれ?もう終わっちゃってたの?ざ〜んねん。」
「…!?」
気持ちを切り替え、残りのバトロワも生き残ろうと思っていたその時、すぐ近くから声が聞こえた俺は、咄嗟にその場を離れた。
警戒している俺の目の前へ、彼女は現れた。
「そんなに警戒しなくても良いって。…へぇ〜。君がちょこ先の言ってた子かぁ。」
「納得してる所にすまないが、ちょこ先ってのは誰だ?俺はそんな奴知らないが。」
「あれ?君は知らないの?癒月ちょこ。家の学校の保険医だよ。」
「いや、確かに癒月ちょこは知ってるが…。というかアイツの職場って此処だったのか!?」
「えっ?知らなかったの。ちょこ先から言われてると思ってたんだけど。」
「そんな事一言も言われてないがな。というか君は?」
「ん?…あぁ。名前、言ってなかったね。私は常闇トワ。よろしく後輩君。」
「やっぱり先輩か…。俺を倒さなくて良いのか?アンタ、みこやあやめさんと同じ【アンチ】だろ。」
「良いの、良いの。どうせもう今回のバトロワも終わりだしね。」
「それはどう言う…。」
《ピーンポーンパーンポーン!!》
「ただいま最後の一人が決定致しました。これで第一回バトルロワイヤルは終了となります。生徒の皆様、大変お疲れ様でした。それぞれ正確な順位の方は後程、皆様お持ちの生徒証よりご確認下さい。」
「それじゃ、またね後輩君。」
「せめて名前で呼んでくれ、トワさん。まぁ、また学校で会うでしょうからその時は。」
アナウンスが終わり少し経った後、俺達は元の場所へと転送された。
転送された後、無事家に着いた俺は気が抜けたのかソファに倒れ込み、気絶する様に眠りに着いた。
今回はどうだったでしょうか?
面白いと思って貰えた方は、これからも読んでくれれば嬉しいです。
次回は、バトロワのリザルトを見て、本編の日常ストーリーに入っていきたいと思います。
それでは、また次回に!
ヒロイン8人の内、ヤンデレは何人が良いですか?
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2人
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6人
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全員
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その他(ヒロイン増加や1人だけが良い)