大変遅くなりました。
ドン亀更新です。
良ければご覧ください。
・・・だだだっ!だだだだだだだっ!!!・・・シュバッ!シュバババババッ!!!・・・ガサッ!ガサガサガサっ!!!
木々の間をすり抜け、木から木へと飛び移り、草木をかき分けて魔物の群れから逃げ回って回っていく、ただひたすらに。逃げ回りながらも魔物達と闘いながら。闘いながら逃げ回っているお陰で自分の居場所なぞ判らなくなり、ただ森の奥へ奥へと入っていく。
(・・・もう何が何だか訳わかんないわっ!あっちこっちから湧き出てくるわ、なんか段々技は弱くなってくるわ、攻撃当て続けても一向に倒れないわ、今何処にいるかもわからんし。・・・まだ魔物に追われてるし。・・・もういやっ!死んでまうっ!!!)
・・・だだだっ!だだだだだだだっ!!!・・・シュバッ!シュバババババッ!!!・・・ガサッ!ガサガサガサっ!!!・・・ズザザザァーーーー!!!
木々の間をすり抜け、木から木へと飛び移り、草木をかき分けて魔物の群れから逃げ回って回っていく、ただひたすらに。逃げ回りながらも魔物達と闘いながら。闘いながら逃げ回っているお陰で自分の居場所なぞ判らなくなり、ただ森の奥へ奥へと入っていく。
⦅・・・もう何が何だか訳わかんないわっ!あっちこっちから湧き出てくるわ、なんか段々技は弱くなってくるわ、攻撃当て続けても一向に倒れないわ、今何処にいるかもわからんし。・・・まだ魔物に追われてるし。・・・もういやっ!死んでまうっ!!!⦆
どこだか判らない切り立った崖に背を預けて乱れた呼吸を静めながら回復を試みる。
《ケアル》
・・・ぽわわわ~・・・
⦅・・・ぐっ、やっぱ効果が弱くなっちょる!・・・一体何だってんだ!原因が判らん。回復道具もないから魔法に頼るしかないのに。・・・とりあえず周りには魔物の気配はないからいいけど、めっちゃピンチやん。⦆
効果の弱い回復魔法を使いながら悪態を盛大に吐く。
⦅・・・---嗚呼あぁぁぁーーー!!!っっくっっっそっ!!!効果弱いから全然治らんっ!!!・・・傷は治らんけど体力は戻ったから良しとするか?・・・---やあああぁぁーーー、傷口がヒリヒリして痛いよぉぉぉ。しっかし、どうやってこの森から
「あがぁっ!!!」
⦅い゛っだあ゛ぁーーー。なに飛んできたんじゃ!?いや、ナンでもいい。攻撃受けたってことは魔物がいるってことだ。早く逃げんと。や、でも痛いってもんじゃあない。カチ割れたんじゃないかってほどにイタイ。受けた衝撃で眼が霞む、耳鳴りで音が聴こえない、平衡感覚が消えてる、逃げようがない。⦆
痛みと衝撃で身体の自由が麻痺し、思考も停止し目の前に転がっているコブシ大の石にも気付かずフラフラと辺りを彷徨う。側頭部からおびただしい出血をし痛みに耐えながら霞む眼で必死にその場を離れようとする。・・・
そしてその岩石系の一体に辿り着き壁と思い込み安堵した瞬間、一斉に魔物の咆哮が響き渡る。それと同時に一瞬にして絶望感が脳を支配しようとする。が、その前に横殴りの衝撃が全身を襲う。
「げはあぁーーー!!!」
⦅だ・・・ダメだ・・・。完全にフクロだ・・・。
「うげぇええぇーーー!」
・・・痛みで身体が思うように動かん。
「ぎゃああぁぁああーーーー!!!」
・・・何体に囲まれてんだ?・・・四方八方から殴られてナントナクですらわからん・・・。
「あ・・・。うわぁ・・・。・・・」
・・・こ、・・・このまま殺されて、・・・喰われたりするん・・・かな?・・・だんだん痛みも・・・無くなってきた。・・・もう・・・そろそろ死ぬんかな。⦆
魔物達に集団リンチを受けてボロ雑巾の様にズタズタにされ、糸の切れた操り人形のように力なく横たわっている。
⦅・・・も、ダメ・・・だ・・・。いし・・・き、・・・が、遠のく・・・。・・・こ・・・こで、し・・・んでも、元の・・・せ、かい・・・に、帰れる・・・のかな?・・・それ・・・に、しても・・・、ゴール・・・ドの・・・技は。・・・使い・・・そこ・・・ね・・・たな。⦆
〘・・・ふ、どうした?我ら3人の力を使ってみたかったのではなかったのか?夢見たのではなかったのか?これしきの事で力尽きるとは
⦅・・・あ、・・・あんたは?・・・あん・・・た、達は?・・・⦆
〘こんなトコロで諦めるのか?逃げ出すのか?自分では無理だと、出来ないのだと?・・・人間は、世の中は、世界はそう簡単に出来てはいないのだ。ただ、それを乗り越えることによって新しい可能性が、未来があるのだ。・・・確かに、今のお前の状態は、状況は非常に厳しいだろう。ただ、もう一度だけ自分の力を、心を燃やすことは出来ないのか?〙
⦅・・・もう無理だよ。いろんな力を、魔法を試したけど。この沈黙の森の中じゃ威力は半減以下になってしまう。半端な魔法は発動すらしない。自分の力たけじゃあもう通用しないんだよ。もうどうしようもないんだよ。⦆
〘・・・そうか、・・・わかった。・・・失望したよ、お前には。・・・我らの存在は、お前がこの異世界に来た時にお前の記憶から構築され出来上がったのだ。我ら自身もどういう存在なのかも
そう言って2人の気配が消えた。
〘・・・だ、そうだが。・・・どうする?このまま本当に朽ち果てるのか?・・・完全には心は折れていないようだが?〙
⦅・・・そんなお節介が好きな人間だったんですか?
〘・・・そうでも無いがな。ただ単に気になっただけよ。オレ等を呼び出した奴を。・・・なるほど、記憶の情報通りの情けない人間よな。そして情けない人間が憧れた世界の存在のオレ達だ、さぞ情けない戦いをしていたのだろう。〙
⦅そ・・・そんなことな無い!あんた達
〘まぁそれなら、それでもいいさ。ただ
は問うまい。お前の境遇も知っているからな。ただ、この異世界の中ではある程度不自由なくやってはいけるだろう。まだ死ぬにしては惜しいと思うがな。〙
⦅・・・まだ、・・・まだ死にたくない。まだ・・・死ねない。こんな無様な死に方したくない。・・・生きた、まだ生きたいよ。⦆
〘・・・そうか。・・・ならば!心を!命を燃やせ!限界まで!極限まで!お前に力を貸してやろう!だが自惚れるな!まだ借物だと!その先は自身で鍛えよ!己のみの
「・・・ま・・・だ、しね・・・な・・・い。・・・お・・・れは、いき・・・る。いきるん・・・だああああぁぁぁああぁぁー-----!!」
ーーードオオオォォォーーーーーーンン!!!ーーー
叫びながら立ち上がる。
「・・・これが、
魔物達は初めは
「・・・聖剣、
そう呟いた瞬間、微動だにしなかった魔物の胴体は上と下が分離した。そして唖然として見ている魔物達の一体に飛び掛かり、すれ違いざまに手刀を一閃させる。その一刀で2体の魔物の首を跳ね飛ばす。それを合図に残りの魔物達と乱戦模様に突入する。両腕を駆使し一体ずつ切り裂いていく。切り裂いていくが、更に殖えたであろう魔物達に囲まれてしまう。それでも次々に魔物達を斬り捨ててはいるが勢いが衰えずにいる。
「・・・
先程までの一刀一刀ずつの剣技から、縦・横・斜め等の数え切れない剣閃を放つ。それでも津波の様に押し寄せてくる魔物に今度は負けじと
煌めきが収まり静寂に包まれる。その場には