煙の魔法使い   作:四乃 兎卯助

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ドロヘイッセー「…………」

作者「…………」

ドロヘイッセー「何か言うこと?」

作者「4ヶ月も書くのサボってすいません。」


遭遇、紅髪の滅殺姫(笑)

デート当日、俺は何とか朱乃に金を借りることに成功し、待ち合わせ場所に向かっていた。

天野夕麻が、堕天使だということはわかっている。ただの神器狩りなら、人気のないところにつれていって殺すまで、もしそれ以外の目的が他にあるのなら、游がせる算段だ。待ち合わせ場所に着くと、天野夕麻が既に待機していた。

 

「ごめん、遅くなった。」

 

「ううん、私もいま着たとこ。」

天野は気にしてないように装うが、

 

(こうゆうのは、普通男が先に着いてるものでしょが!人間ごときが私を待たせるなんてあり得ないんだけど。)

 

と心の中で思っていた。

 

「じゃあ、行こうか。」

 

「う、うん。」

こうして二人のデート始まった。

◆◆◆◆◆◆◆

一誠said

天野とのデートも終わりを迎えてもいい頃合いになってきた。天野は、特に何の変化もなく、俺を騙そうとする気配満々でデートを行っていた。はー、まぁまぁ好みの容姿だったしこの茶番にも乗ったけど、俺にかけられる甘い言葉には嘘が混じってる感じして気持ち悪かった。特に何もないのなら殺すのは確定かな。でも、ひとつだけひっかかるな、さっきデート中に聞いてきた質問には、本音が混ざっていた感じがあった、質問の後以降は言動にも素直さを感じられた。なんなんだいったい?

 

「ねぇ、イッセー君。聞いてる?今日のデートどうだった?」

 

「ん、あぁ悪い、聞いてるよ。楽しかったよ。」

 

「うん、私も♪︎」

天野はニコッと笑って答えた。この笑顔にも嘘は感じられなかった。さっきまでの演技は何処にいった?

人気のない公園で俺達は向かい合う、しかし、この人気のなさは自然のものではない。

 

(おそらく、人払いの結界。気配からして他にも堕天使がいるな、数は二人ってとこか。)

 

「ねぇ、イッセー君。」

 

「なんだよ、天野。」

 

「ひとつ、お願いがあるんだけど、聞いてくれないかな。」

 

「お願いって?」

くるか?俺は指先に煙を放つ準備をする、天野夕麻が、堕天使の本性を現した瞬間に、煙浴びせ再起不能にし情報を引き出す、他の二匹の堕天使は出てきしだい殺す、さぁ、くるなら来い‼️

 

「私のこと、忘れてくれない。」

 

「………は?」

天野が、そう言うのと同時に、記憶改竄の術式を俺に使おうとした。

あれっ?俺殺されるんじゃないの?

 

一誠said out

◆◆◆◆◆◆◆◆

レイナーレsaid

私は、いつも周りからバカにされて生きてきた。中級堕天使に昇格できても、私の強さは下級より少し強い程度、周りの中級堕天使には遠く及ばなかった。私はアザゼル様やシェムハザ様の役に立てるような、至高の堕天使に成りたかった。そのために研鑽を重ねてはきたが、他の中級を追い越すことすら出来ず、今に至る。

だが、そんな私にも転機が訪れた。かなり高性能の神器もちの聖女が、教会を追い出されたという情報が、私に入ってきた。何でも敵である悪魔を治療したことが原因らしい、これは好機だ。悪魔をも癒す力持った神器が手に入りさえすれば、私は他の中級とは一線を引く存在になれる。

そのためにまず他の堕天使達の目に届かない場所で、神器を抜き取るしかない、その選んだ土地がここだ。悪魔の領地であれば、他の奴らの目を気にする必要はない、後は適当な神器持ち狩りの名目をつければ、上を欺ける。

その神器持ちというのが、目の前にいる男、兵藤一誠だ。背丈は他よりあるが、それだけしか目立たない平凡そうな男だ、一目惚れですなんて言葉に、簡単に釣られた甘い男、こいつなら楽に殺せそうね。

そしてデート当日、集合時間に10分も遅れてしかも悪びれもせずヘラヘラしてやがる、人間ごときが今すぐにでも殺してやろか‼️ふん、まぁいいわ。こいつみたいな人間なんて後でいつでも殺せる。これが終わった後、苦しめて殺しやるわ、その時までせいぜい私とのデートを楽しんでなさい。

そう思いながら、私達は近くのスイーツ店にたちよった。

店員の案内にしたがって席に案内されると……

「げっ兵藤。」

 

「あ?」

隣の席の複数人の女子がイッセーの顔を見るなり声をあげた。

「なんでアンタみたいなのがここに!」

 

「そうよ、あんたみたいな野蛮な奴が来るとこじゃないでしょ」

 

「お店にも、あたし達にも迷惑だから!即刻出てって!」

顔を見るなりいきなりの罵倒、まるで仇敵をみるかのように、にらむ女子達にイッセーは……

 

「いきなり知らねぇ奴に出てって言われて、出てこうとするやついる?」と答えた。

 

その言葉に彼女達は…「は⁉️知らない奴って、あたし達クラスメイトでしょうが。」

 

「そうだっけ?どーでもよすぎて覚えてねぇわ。」

その言葉に女子達は開いた口が塞がらなかった。

 

「俺が何処で何しようが俺の勝手だろ、そんな俺に命令口調で出てけなんて、王様か何かかな君らは。」

これまた言い返せない女子達。

 

「あと、そんな声荒げて、他のお客さんに迷惑だから。他の客ことを考えないお前らの方がよっぽど野蛮だと俺は思うけど?」

ことごとく言い返され、そそくさと店から出ていってしまった。

イッセーは我が物顔で席に座り、レイナーレも同じく座った。お互い注文したいものを店員にたのみ、品物を待つ。「……ねぇ。」

 

ここで、レイナーレが口を開く。

「イッセー君ってもしかして、いつも学校とかであんな扱いされてるの?」

 

「そうだよ。」

 

「……何でそうな平気そうな顔出きるの?」

 

「平気っていうか、全然気にしてないだけっていうか。」

 

「バカにされてるんだよ。あんな蔑んだ目で見られて、落ちこぼれみたいな扱いされて、どうして平気でいられるの‼️」

レイナーレは思わず声をあげてしまった。あの会話を見て、レイナーレはイッセーも自分と同じで、周りからバカにされて生きている存在なんだと思ってしまった。だが違った、さっきの堂々とした態度を見て、イッセーは自分とはちがう、自分と同じで周りから見下されているくせに、自分を貫いていた。何故、そこまで強くいれるのか、あんなこと言われて嫌な顔一つせずいれるのか、その問いにイッセーはこう答えた。

 

「さっきも言ったろ、どうでもいいんだよ。他人からの評価なんざ。俺は俺をよく知らない奴に評価されたくない、自分の価値は自分で決める、それが俺の信じる道だ。」

 

まっすぐな……とてもまっすぐな目でイッセーは語った。その言葉は、大したことを言っているようには聞こえないが、その時の覚悟の決まった目や態度が、言葉ひとつひとつに輝きを付け加えるようだった。

 

「なんか臭いなこのセリフ、悪い今の忘れてくれ。」

イッセーは少し照れながら、話題を変えようとした。だが、その言葉にレイナーレはこころ動かされた。"自分の価値は自分で決める"その言葉が、イッセーといる間、ずっと頭のなかに残り、レイナーレのイッセーへの評価や見えかたが大きく変わった。

そして、とうとう終わりの時間がきてしまった。

 

(ただの茶番で終わらせるはずだったのに、わたしも時間なんか気にしないくらい楽しんでたわ、こんなに心が軽くなったのはいつぶりだろう、それも彼のおかげね)

だが、計画の足掛かりのためには彼を殺さなくてはならない、あのときの言葉を、少しでも自分の気持ちを軽くしてくれた彼を殺すのは気が引いてしまう。

(だから、私がする事はひとつ)

 

「ねえ、イッセー君。」

 

「なんだよ、天野。」

 

(いつの間にか湧いてしまった、この情を晴らす行為。)

 

「ひとつ、お願いがあるんだけど、聞いてくれないかな。」

 

「お願いって?」

 

(それは……)

 

「私のこと、忘れてくれない。」

 

最初から私と出会わなかったことにすればいい

 

レイナーレsaid out

◆◆◆◆◆◆◆◆

 

一誠said

 

天野が正体を現すのかと思いきや、記憶消去の魔術を使い始めた。いきなりの行動に、俺もおもわず対処が遅れ、術を防ごうとした時……

 

"ビュンッ"

何かが飛来する音がした。

「キャッ」

俺はその瞬間天野突飛ばし、飛来物から天野を庇った。飛来してきたものが地面に着陸し大きな土煙をあげ、大きなクレーターをつくりあげた。土煙が上がり、飛来してきたものが正体を現した。その正体は剣、しかもただの剣ではなく見るからに神々しいオーラを纏ったものだ。

 

「よう、兵藤無事か。」

そして聞き覚えのある声が、自分に語られる。

 

「お前がなーんでこんなところにいるんだよ、池谷。」

クラスメイトであるはずの池谷が、姿を現した。

 

「助けてやったのにその言いぐさはないだろ、その薄汚い堕天使からよ。」

池谷はゴミを見るような目で、天野に視線を向ける。

 

「質問に答えろよ、何でお前がここにいる。」

(ここにはコイツらが張った人払いの結界もあったはずだ)

 

「それは、自分が住んでる町で人払いの結界なんかあったら、気になるのは当然だろ。」

 

「そうかよ、じゃあ質問を変える。何で俺を…⁉️」

池崎に問おうとした瞬間、転移用の魔法陣が現れた。そこから出てきたのは…

 

「ごきげんよう、堕ちた天使さん。」

 

「リアス・グレモリー」

この街を管理しているグレモリー家の悪魔、リアス・グレモリーと、その眷属悪魔達だった。そしてその中には、

 

「まぁまぁ、こんなところで、しかも堕天使相手に逢い引きですか、イッセー。」

 

今にも怒り焦燥、ゴゴゴゴと効果音まで着きそうな雰囲気を纏わせた朱乃がいた。

 

(終わった)

こんなところでこのドS幼馴染と会うなんて最悪だ。なんとか天野を逃がして俺も逃げねば。

「あら、朱乃。知り合い?」

 

「えぇ、婚約者ですわ。」

 

「いや、婚約しとらんわ。」

 

「ならばいま婚約しましょう。」

 

「おー、人の話聞いてねー。」

そんな会話を繰り広げていると、朱乃の目が俺の隣にいる天野に移った。

「もしや、貸したお金はその女とのデートのためのものだと?だとしたら、少しあなたにお灸を据えなければなりません。」

 

「なんでよ、金も悪いことには使ってないじゃん。」

 

「そういう問題ではありません。良いですかイッセー君、私は、あなたが街に侵入した者のがいるから、その討伐の資金を貸してほしいと言ったのでお金を貸したんですよ、それなのにあなたは…」

 

「だから、デートして探ろうと思ったんだよ、察しろよバカ‼️」

 

「普段、察っする事が苦手な人に言われたくありません‼️」

 

ギャーギャーギャーギャー

 

「あの~、私を挟んで痴話喧嘩しないでくれるかしら。」

 

「うっせーな部外者は黙ってろ❗可笑しな髪色しやがってこの真っ赤っかが‼️」

 

「ま、まっかっか⁉️」

 

「プッ」

 

「朱乃、何であなたは今笑ったの⁉️」

 

「失礼、少々ツボがはいりましたわ、ごめんなさい真っ赤っか♪︎」

 

「悪びれがひとつも感じられない‼️」

頭が真っ赤な奴も加えられ、さらに現場カオス、他二人の眷属は割り込めずオロオロしていると、

 

「あの~」

 

「「「なんだ!(何ですか)」」」

 

「堕天使、もう逃げてます。」

 

「「「え」」」

俺達が言い合いをしてた隙に、いつの間にか天野は姿を消していた。

 

「逃げたわね。」

 

「しれっとカッコつけようとすんな、赤髪((笑)」

 

「なんで(笑)付けたの‼️とにかく、あなた達二人には後日、事情を聞くから、予定を開けておいてちょうだいね。」

そう言いながら(笑)は帰っていき、池谷も帰っていった。これにて今回の話は幕を閉じ…

 

「閉じませんよ?」

 

「……あの赤髪と帰ったんじゃないので?」

 

「あの堕天使とデートした話はまだ終わっていませんよ、それにひどくありませんか、幼馴染の私には、最近そういうことはご無沙汰なのに、これはきっちりO・HA・NA

・SIする必要があるのでは?」             朱乃がニッコリと目が笑ってない笑顔でこちらの肩を掴んでいた。

 

一難去ってまた一難とはこの事を言うんだろうか。

 

『日頃の行いだな』

 

「他人事だとおもって、この赤トカゲはー」

 

「さぁこちらに来なさい、ビリビリのお時間です。」

 

「ちょ、タンマ。ビリビリは、ビリビリは何卒勘弁を~‼️」

 

ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼️」

お仕置きの雷光はとんでもなく痛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




自分に継続力がないのはわかっていますが、この小説をなんとか続けていこうと思います。亀投稿をタグに追加しとこうかな。
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