煙の魔法使い   作:四乃 兎卯助

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5ヶ月以上投稿が遅れた作者でございます。他の小説とかを見てると毎日投稿している人とかいたりするのでスゲーって思ってたりします。こんな鈍間の私の作品を読んでくれてる方々ほんとうにありがとございます。


シスターと恩人、出会います。

昨日はひどい目にあった、朱乃のお仕置きから条件付きで解放された後、黒歌にもバレていたらしく、すごいディープなキス食らった後、身体中なめ回されたり、すりすりされた挙げ句、後から朱乃も来て、朱乃からもディープなのをお見舞いさせられた、え?むしろご褒美じゃないかって、嫌じゃないけど体拘束された上でやられたから嫌なんだよ、その後はR指定のこともやったりして大変だったんだぞ。今日の朝だって……

 

「れろっ…んちゅ、ん、ぷはっ」

 

「んれろっ、ん、ん、朱乃朝からいきなり。」

 

「んふふ、王子様はお姫様のキスで目覚めるものですよ 」

 

「いや、逆じゃないソレ。」

 

「朱乃ばっかりズルい、私もする。んちゅ……んれろ、んーぷはっ」

 

「ん、んれろ、ぷはっ。黒歌お前まで。」

朝から目覚めのソフトなキスではなく、口内キスで起こされた。

「イッセー君は私達のキス、嫌いですか?」

 

「きらいなんて一言いってない、ただちょっと、恥ずかしい///。」

 

((かわいい))

普段は見せない顔に、おもわず二人はキュンとしてしまった。

「……今日は学校休んでもう一回戦する?」

イッセーの顔を見て、昂ってしまった黒歌が朱乃に問う。

 

「だめです。今日は必ずイッセー君をつれてくるよう、私も部長から言われていますの、さすがにこれ以上していては学校にも遅刻してしまいますわ。」

 

「賛成だ、これ以上やってたら俺の体が持たん。」

 

「「最終的には獣のように逆襲してくるくせに」」

 

「うるへー」

 

……なんてことがあったりした。あっ避妊はちゃんとしてるよ………今誰に説明してたんだ俺、仕事のやりすぎでとうとうおかしくなっちまった『キャー』……いよいよ現実逃避も終わりに近づいてきたらしい。

 

「や。どうも。兵藤一誠くんと池谷龍也くんはいるかい。」

こいつは……たしか…えーと「木場君よー」、そーだ、そーだ、イケメン王子で有名な木場祐斗だ。確かにあんときいたよ。改めて相手が昨日の現場にいた一人だと認識する。

 

「おい、呼ばれてるぞイッセー。」

正直この後めんどくさい展開になるのは必須だ。だが、行かなければ何故こなっかたとさらにめんどくさいことになる、ここは着いていくのが吉だ。

 

「何の…「何のご用ですか?」

俺に被さるように割り込んでくる池谷

 

「リアス・グレモリー先輩の使いできたんだ」

 

「僕はともかく、彼は必要かい?」

 

「二人ともつれてくるようにと、命じられていてね」

あからさまに俺を邪魔そうに見てくる池谷、何で周囲の奴らはこいつのこういう面に気づかないのかねー。

 

「俺はOKだけど、お前はどうだ池谷」

 

「ちっ、しかたないな。」

舌打ちかよ。しぶしぶ承知した池谷を後に俺達は木場の案内のもと旧校舎にある教室までやってきた。そして掲げられた看板に目をやる。

 

(オカルト研究部ね、俺達の存在がオカルトみたいなもんだけどな)

 

「部長、連れてきました」

 

 

「ええ、入ってちょうだい」と引戸の奥から声が聞こえる。俺達が中に入ると、ソファーに小柄な女の子が座っている。こちらに気が付いたのか、視線が合う。すると少女は軽くペコリと頭を下げる。返事を返すように俺も頭を下げると、シャーと部屋の奥からシャワーの音がする。まさか……

「部長、もうイッセー君達きてますよ。」

朱乃の声がカーテンの奥から聞こえる。

「ありがとう、あけっ痛った、ちょっと痛い痛い、そんな髪を乱暴に拭かないで、髪が痛むじゃない‼️」

 

「何が髪が痛むですか‼️お客様が来るのにシャワーなんか浴びて、待たせてる身にもなってください‼️」

 

「昨日は立て込んでてお風呂に入る暇がなかったのよ、客人を前にしてそんな姿で出れるわけないでしょ‼️」

 

「あなたがスムーズに仕事を片付けていれば、時間は十分ありました‼️さっさと着替えてお二人に要件を伝えますよ。」

ぎゃー、ぎゃー、ぎゃー

なんか奥から痴話喧嘩が聞こえてくるな~、部員の二人も申し訳なさそうな顔になってるし、池谷はなんか少しは困惑気味な顔してんな、何でだろ?

 

「こほん、ではようこそ兵藤くんに池谷くん、改めて私がオカルト研究部の部長、三年のリアス・グレモリーよ。」

 

「副部長の姫島朱乃です。」

 

「二年の木場祐斗です。」

 

「一年の塔城子猫です。」

 

「私たち、オカルト研究部はあなた達を歓迎するわ。悪魔としてね」

やっぱりな、そして大方話の内容は……

「粗茶です。」

 

「あ、どうも」

 

「悪いな」

朱乃から、渡されたお茶を一啜りする。

「いつも通りで美味しいね。」

 

「それは良かったです。」

シリアスな空気など関係ないとばかりに朱乃がなごやかな空気を俺の周りに作り出す。

「この前から思ってたのだけど、朱乃と一誠君はどういう関係なのかしら」

俺達のやりとりを見たグレモリー先輩が質問をする。

 

「え、お前言ってないの?」

 

「聞かれたませんでしたから。それに言わない方が、イッセー君にとっては都合がいいんではないかと思いましたの。」

 

「あぁ、そういうことね。俺達はいわゆる幼なじみだな、後は「私はイッセー君の"彼女"でもありますわ。」…うん、まぁそういうことです。」

 

『えぇぇぇぇぇ‼️』

これにはグレモリー先輩も含め全員が驚いた。

「おい‼️ふざけたことを抜かすな‼️お前みたいな奴が姫島先輩の彼女なわけないだろ‼️」

 

「うるさい奴だな、俺と朱乃が付き合って何が悪いんだよ、そんなお前にはこんな言葉を贈ってやる、人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られろだ。」

 

「てめぇ!」

 

「良いのか?化けの皮が剥がれてるぞ。」

 

「止めなさい‼️この部屋で暴れないでちょうだい。」

一触即発とした雰囲気にグレモリーが声をあげる。

 

「ちっ」

 

(あの女、折角面白くなりそうだったのに。)

あわよくばこの場で池谷と殺りあえるかと思ったイッセーは、リアス・グレモリーに邪魔されたので少しムッとした。

「言ったはずよ、私は話し合いをしたいだけなの悪魔としてね。」

オカルト研究部員の全員の背中からコウモリのような翼が生えた。そこからグレモリーは、この世界には悪魔を始め様々な種族が存在していること、神器のこと、俺が狙われた理由を説明していった。

 

「貴方が狙われたのは内に宿る神器が狙われたから、それを踏まえて貴方たちの神器を見せてもらえるかしら。出し方は自分が一番強いと思うものを心の中で想像するイメージよ。」

ここで出すのを渋っても仕方ないと思い、左手から神器を出現させた。

 

「これは……形状からして龍の手(トゥワイス・クリティカル)かしら?きっとその亜種かなにかでしょう。」

おいおい、もう不安になってきたんだが。これ一応すごい神器らしいのにそれを一目みて見極めれない時点で、だいぶこいつのポンコツ具合がわかるな。

 

(相棒、この娘節穴だぞ。今なら止めない、この俺を其処らの神器と間違えるアホ女の顔に一発いれてやれ‼️)

お前が悔やむ顔がみたいからやらない。

 

(クソー‼️)

朱乃を見ると、自分の主をかわいそうなものをみる目で見ている。普段から振り回されてるんだろうな。

 

「俺の神器はこれです。」

池谷の背後から黄金の波紋のようなものが出てくる、そのなから出てくるのは、一目見ただけで、最高峰のものだとわかる武具の数々だ。

 

「俺の神器はこんな風に自由自在に、武器を出すことができます。」

自慢げに語る池谷。昨日はそれで俺のことを殺そうとしたくせに、よくもぬけぬけと振る舞えるもんだな。

 

「すごいわね二人とも。そこでなんだけど二人とも悪魔になって私のもとで働いてみない」

出た、眷属悪魔の勧誘だ。

 

「悪魔になれば寿命も人間の数百倍になるし、上位の悪魔まで出世すれば大抵のことは叶えられるわ。どお悪魔になってみない?」

その問いに俺はこう答える。

 

「断る」

 

「あら、どうしてかしら?」

 

「よくも知らない奴の下に着くなんて、まっぴらごめんだね」

 

「お前、リアス先輩の誘いを断るってのか」

 

「お前こそ、お母さんに習わなかったのか。よく知らない人の言葉を信じたらいけませんってな」

またも、俺と池谷の間で火花が散る。

 

「まぁいいわ、眷属になるのは強制じゃないから構わないけど、せめて私の目が届くようにオカルト研究部に入部はしてもらう、これだけは譲れないわ」

監視下におくってハラか、わかりやすい。ただ、わかりやすいのは嫌いじゃない。

「いいぜ、そのくらいの条件なら飲んでやる。用が済んだなら俺は帰るぜ」

そう言って俺は部室を去っていった。

 

池谷said

なんだよあれ、あれが本当に変態で名高い原作主人公か?背だってあんなに高くなかったし、姫島朱乃との関係を持っているのも変だ。クソッ、何がどうなってやがる。まぁいい、アイツはこちら側に来ることは一生ないようなもんだ。俺にはそれを可能にできる力があるからな。そう言い聞かせながら、自信の左手に力こめた。

 

イッセーsaid

オカルト研究部の面々から、解放され俺は帰り道を歩いていた。

 

『今回はやけに素直に要望に飲んだな、相棒』

 

「ある程度は素直にしたがった方がいいだろ、そうした方が変な絡まれかたされずに済むはずだしな、朱乃に免じてっていうのもあるけど」

俺にはこれまで培ってきた、コネも人脈もある。いざグレモリーと揉め事になっても、悪魔側のお偉いさんの力を借りて潰すだけだ。

 

「あとは、そろそろ出てきてくれね~か。じゃないとこっちからいくぞ」

 

「やはり気づかれたか」

物陰から飛び出してきたのは、上下黒紫色のボディコンスーツを着た美女、しかし人間にはないはずの黒い翼が背中から生えている。

 

「久しいな、イッセー」

 

「堕天使領での仕事以来か、カラワ姐さん」

俺の恩人のひとりであるカラワーナ姐さんだった。

 

「レイナーレ様から聞いたぞ、お前まんまと色仕掛けに引っ掛かったらしいな、お前の好みは歳上ではなかったのか」

 

「レイナーレ?あぁあの天野夕麻とかいう女のことか、あれはわざと引っ掛かったんだ。お陰で色々と大変だったぜ。あと、俺の女の好みは黒髪の巨乳娘だ歳上じゃない」

 

「そ、そうか歳上はキライか」

何故か残念そうになるカラワーナ

 

「いや、別にキライじゃないよ。むしろカラワーナ姐さんみたいなヒトなら俺は大歓迎なんだが」

 

「あ、あまり私をからかうな❗それより、なぜお前がここにいる。」

 

「なぜも何も、住んでるからなこの町に」

 

「そうか、それが本来のお前の姿というわけか」

カラワーナが俺の学生服姿を、染々と見ていった。

 

「要件を言う、私達はこの街である計画をたてている」

 

「計画?」

 

「あぁ、詳細は話せないがレイナーレ様にとって大事な計画だ、それに介入するなという忠告をしに私はきた」

 

「アンタもよく尽くすね~、そのレイナーレとかいうのに、OKわかった。その忠告は大事に受けとるよ」

 

「話が早くて助かる」

 

「その計画がどんなものなのかは知らないが俺に実害がなければどうでもいい」

 

「そうか、では私はもう行くが、今度堕天使領で仕事で来たとき、二人で食事でもしないか?」

 

「いいぜ、飯の誘いなら大歓迎だ」

その答えを聞いたカラワーナはどこか嬉しそうに微笑み

「楽しみにしてる」

と言い飛び去った。

一体この街で何が起こるっていうのかね、そんなことを考えながら俺はその場を去った。

 

次の日

放課後の自由時間、俺はこの何もない時間を満喫するかのように隣町まで来ていた。こういった誰の目も届かない場所で悠々自適に動く悪くない

 

「あぅ、また何もないところで転んでしまいました」

目の前にドジそうなシスターが転がっていなければもっと気分が良かった。何でわざわざ俺の目の前に転がる?なんだこのいかにも声をかけなきゃならんようなシチュエーションは?無視だ無視、知らないふりを徹底しよう。

 

ガシッ

 

は?

 

「オー、オ、オナカガスイテ、イッポモアルケマセーン。タスケテクダサーイ」

 

こ、こいつ俺のズボンをつかんで、今すぐはがして「オー❗オナカガスイテイッポモアルケマセーン‼️タスケテクダサーイ‼️」

シスターは軽く近所に聞こえるくらいの大きな声で叫んだ。このままでは人が集まってしまう。

 

「わかった、わかったからその足を離せ」

俺が英語でシスターに話しかけると

「やっと言葉が通じる人にあえました!」

救いがきたかのような笑顔で俺に顔を向けた。

「腹減ってるのなら、其処らの飯屋でおごるから、な❗」

 

「いえ、別にお腹は空いてません」

 

「は?」

 

「同じ聖職者のかたに、この台詞を言えば親切の日本人が助けてくると聞きました!」

 

「ちょっとそいつ呼んでこい、説教するから」

純真無垢な笑顔を見せながらとんでもないことぬかすシスターにイッセーは少しムカッときた。

「で、なんか用があって俺を引き留めたんじゃないのか」

 

「はい、実は私この町の教会に赴任してきたんですけど、教会への道が分からなくて」

 

「教会?ここら辺に教会なんてあったか?」

 

「はい、駒王町にある教会なんですけど「ここその駒王町の隣町」えぇぇぇぇぇ⁉️」

町自体を間違えていればそりゃ永遠にたどり着けるわけもない、シスターにその事実を告げるとひどく驚いている。

 

「あう、私ったらまたドジをしてしまいました。主よこんな罪深い私をどうか御許しください」

 

シスターは祈るような仕草をする。俺が悪魔とかだったら、この仕草をみるだけで不快感のようなものが襲ってくるのだろうが俺は純人間なのでそんな効果はない。

 

「駒王町の教会だっけ、わかった案内してやる」

 

「ほ、本当ですか!あ、ありがとうございますぅぅ!これも主のお導きですね!」

ここまで話してハイさよならなら良かったんだが、このいかにもどんくさそうなシスターに交番に行けといってもおそらく言葉が通じないから振り出しに戻るだろうし、ここまで見てほっとくのも何か違うような気もする。道案内くらいなら問題ないだろ。

 

「こういうのも何かの縁だ、あんた名前は?」

 

「あ、ハイ。アーシア・アルジェントと申します!」

 

俺はアーシアを連れ駒王町まできた。

 

「うわぁぁぁん‼️痛いよぉぉ!」

公園で子供が泣いておるのを見かける、俺は無視して目的地に向かおうとするが、アーシアが泣いた子供に駆け寄っていく

 

「おい、そんなもんに構うな」

と言った直後、アーシアの手から緑の光のようなエネルギーが出るのを感じた。するとどうだアーシアが手を当てている子供の傷がみるみる治っていく。

 

「もう、大丈夫ですよー。次からは転ばないように気をつけてくださいねー!」

 

「ありがとうお姉ちゃん❗」

お礼をいって元気に去っていく子供をアーシアは手を振って見送った。

 

ドライグ今のは、『あぁ、神器だな』神器持ちに遭遇するのは久しぶりだ。

 

「おい、その力……」

 

「はい。治癒の力です。神様からいただいた素敵なものなんですよ」

アーシアは微笑んでいっていたが、その様子は少し寂しげのようにもかんじた。あんまり深く関わらない方がいいかもな。

 

「とっとと、行くぞ」

 

「あ、ハイ!」

会話を打ち切り、再び教会の方に足を向けた。歩いて数分後俺たちはようやく教会に到着した。

 

「あ、ここです!良かったぁ」

やっぱりここで正解だったか、しばらく来てなかったがここまでボロくなってたとは、にしてもだ。…いるな。数はわからんが、異形が何体か混じってる、もうニつは感じたことのある気配だが気のせいか?カラワーナ姐さんの気配と前の堕天使の気配その二つを感じるんだが………いやいや悪魔の領地でこんな分かりやすいところに住み着くはずないな、うん!

 

「あの!」

 

「ん!あぁ、何だ。」

 

「ぜひ、お礼をしたいのですが、どうでしょう教会の中でお茶でも」

 

「いや、いい今日はもう帰らせてもらう」

 

「でも、それは」

困った顔をする彼女だが、正直もう関わりたくないのが一番の本音だ。

 

「じゃ!俺はこれで」ガシッ‼️

このパターンは❗

 

 

「そ、それでは私の気が収まりません。どうかお礼を」

こ、こいつ‼️メンドクセェ‼️しかもまた服の袖をつかんで離さねぇ。こうなったら

 

「わかった、だが俺は今急いでるんだ、お礼は今度にしてくれ、ほら、俺の電話番号渡すから‼️」

 

「あの」

 

「なんだよ」

 

「私、電話持ってません」

何だとぉ‼️こんな近代に携帯電話を持ってない人種がいたのか、これだけは使いたくなかったが

 

「兵藤一誠」

 

「ハイ?」

 

「兵藤一誠。俺の名前だ。誰かにでもその名前を聞けば俺を見つけられるはずだ、お礼はそんときでいい、今日は急いでるんだ。」

 

「わかりました、でも!お礼は必ずします!恩を返さないと、神も御許しになってくれません」

 

「うん、わかった。わかったから俺の服を離せ」

俺はアーシアからようやく解放され、教会を後にした。

 

イッセーsaid out

 

???said

 

「はぁ、はぁ…もう、これ以上は持たない、お願い…だれか、私を……殺して‼️」

 

 

 

 

 




バイザーかと思ったー?残ねーん、カラワーナさんでした。
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