EVANGELION the DARKSIDE   作:cycle(サイクル)

2 / 6
いよいよ始動する、残酷な物語

<サンプル>内部は第四の壁突破状態、読者に語りかけてる状態です
«サンプル»内部は通信状態です


episode I / Apostles of advance

新世紀2015年 X月??日 {晴天}

 

日出ずる国、日本。

第三新東京市。

 

機械仕掛けの要塞都市[第三新東京市]、その上空を数多の航空兵器が飛び交っていた。

しかしその兵器たちは別に争いあってるのでは無い、寧ろ団結して全く同じ方向を向いて進行していた。

 

 

・・・そして山岳地帯のある地点に到着した瞬間。

 

[ドガガガガガガ!]

 

全兵機が一斉に攻撃を開始した、黄橙色の閃光と共に放たれる弾丸。朱色の火炎を噴き出しながら飛び交うミサイル。

 

それら全てが向かう場所は一点、[謎の黒緑色の物体]に対し放たれていた。

・・・しかし物体はこれらの嵐をものともせず前進する、それに応じて兵器群は後退してゆく。

 

[ズシン!・・・ズシン!・・・]と巨大な[足音]と共に進み行く物体・・・否、生命体。

謎の生命体は吹き荒れる弾丸とミサイルの雨あられの中苦も無さそうに悠然と歩みを進める。

・・・そして山岳地帯を抜け、遂にその全貌を明らかにした。

 

細長く自立してるのが不思議な腕脚部、胸元で輝く紅蓮の宝球、何処か可愛く怖い仮面のような顔面。

 

そんな生命体を[ある場所]から映像確認する者達がいた。

 

「クソッタレが!なぜ効かん!?」

「惜しみなく使え!!なんとしてでも駆逐せよ!!!」

 

軍服を着こなした屈強そうな男共が受話器片手にひたすらに叫び喚いていた。

・・・そしてそんな男共より僅かに下の場所から映像を見る物が二人。

 

「・・・15年ぶりだな。」

「あぁ・・・間違い無い・・・[使徒]だ。」

 

背筋を伸ばしキリッと立っている老人が言った後に机に肘を置き己の顔面・・・正確には口元を隠すように手を組んだ男がそう言った。

 

[ぷるるる][ガチャ!]

「私です・・・はい・・・はい・・・わかりました、現在戦闘中の部隊に連絡します。」

「N2地雷か?」

「全く・・・地図を描き直せばならんくなったな。」

 

老人がそう言った瞬間、モニターが白閃光でホワイトアウトした。

 

 

[ズガガガーン!!!]

 

「「いよっしゃ!、ヤった!」」

「残念だったな、どうやら君たちの出番は無さそうだよ」

 

一番偉そうな軍人が皮肉るような表情でそう発言する、しかし言葉をかけられた彼らはそれらを無視し作業を見つめる。

 

「監視カメラ・・・映像回復!、モニターに出します!」

 

オペレーターであろう人物がそう言うと同時に大型ディスプレイに映像が再び映り出す・・・そして

 

「なにぃ!?」

「そんな馬鹿な!!」

「・・・街一つ犠牲にしたんだぞ!」

「・・・化け物めぇ!!!」

 

「・・・やはり・・・[ATフィールド]か?」

「あぁ・・・人の兵器ではATフィールドを突破することは出来ん。」

 

そこに映し出されていたのは、全身が軽いケロイド状になりながらも、力強く立っている使徒の姿だった。

・・・さらに使徒に異変が生ずる。

 

[メリメリメギャァアア!]

 

仮面のような顔面が異音をたてながら右上にズレ、元あった位置に新たな顔が出現した・・・そして目の様な穴が光った瞬間。

 

[ミ"ヅ・・・ザーーーーーー]

 

「カメラ破壊されました!」

「・・・オマケに知能も付けおった。」

 

そう老人が言うと同時に後ろでいつの間にか電話していた軍人が受話器を置いていた、そして立ち上がると同時に。

 

「国連からの支持だ、今から指揮権は君たちに移る・・・しかし君たちにあんな化け物に対抗できるのかね?」

 

そう軍人が言うと座っていた男が立ち上がり、サングラスを掛け直す動作と共に言い放った。

 

「ご心配なく、その為の[NERV]です。」

 

[同時刻---山の上]

N2起爆→爆発と同時刻、山の頂上からその光景を見ている者がいた。

たった一人で佇み、羽織ったローブマントを爆風でたなびかせながらその光景を見下ろす者。その表情はローブのせいで伺い知れない。

 

「・・・ノンニューク爆弾か、あの威力で放射能ゼロってのは凄まじいな。・・・だがあの化け物相手に通用してるのかどうかは甚だ疑問だが。」

 

そう言いながら人物は振り返り歩を進める、・・・しかし。

 

[ィィィィイイイイイイイイ!]

「あ?・・・なんだ?」

(この音・・・間違いなくモーター音だ・・・しかも・・・300kmはゆうに超えてる)

 

そこまで考えていた次の瞬間!

 

[ズゴゴゴゴザザザザザ!!]

 

ド派手な横向き停止で目の前に車・・・正確にはスポーツカーが現れた。

 

(アルピーヌ・ルノー・・・か、雑誌以外じゃ初めて見たな、・・・待てよ・・・この車確か純正無鉛のプレミアムガソリン車だろ?なんでモーター音なんだ?・・・つかなんで俺の前に?)

 

そこまで思考していると目前のドアが開いた。

ドアを開けた運転手であろう女性は疲れてるのか息切れを起こしていた。・・・そして

 

「やっと見つけたわよ!、さあ!早く乗って!」

 

そう言われると同時に人物は女性に車内に引きずり込まれる。まるで拒否権なんて無しだといわんばかりだ。

あまりに凄い勢いで車内に引きずり込まれたせいで人物の頭が軽くシェイクされてしまう、そして彼が薄れゆく意識の中で思った事は。

 

(・・・この車・・・本来は左ハンドルのはずなんだけど?)

 

・・・案外くだらないことを考えていた。

 

---[???/?????]---

 

時を飛ばして夕方、地上では先のN2地雷の威力のおかげか使徒の進行は今も尚止まっていた。

そして地下、一編成のカーゴトレインが闇を照らしつつ進んでいた。

そのカーゴの一両に先程爆走していたルノーが載せられており、その中でどこか色気のある女性が、ローブの纏った人物とコンタクトを取ろうとしていた。

 

「さっきは強引な事しちゃってごめんね、でも今はとにかく時間が無いの。」

 

女性がそう言うが人物は全くもって反応しない。

 

「あぁ・・・っと・・・私は[葛城ミサト]、ミサトでいいわ・・・えぇっと、ちょっち聞いてもいいかしら?」

「・・・なんだ?」

「・・・君は、[碇シンジ]君・・・でいいのかしら?」

 

女性がそう必死に話題を作り会話しようとするが、人物は口を閉ざしたままだった。

四苦八苦すること約数分後、暗闇に突然明光が差し込んでくる。

そして完全に明るくなったと同時に壮大な景色が広がる。

 

「!?・・・ほら見てみて!、あれが[ジオフロント]よ!・・・人類再建の要にして最後の砦。」

 

そう女性が言うが、人物はそれでも口を開かない。

 

「・・・Eine Festung ist etwas, das zerstört und eingestürzt ist.」

「え?」(今なんて?)

 

そしてやっと口を開けたと思いきや何やら変な言葉を呟いた、・・・まるで今後そうなってしまうかの様な重く暗い呟きを、ミサトは運悪く聴き逃してしまった。

 

---[ジオフロント/通路]---

 

「んぁっれ〜?、おっかしいなぁこっちだったはずなんだけど?」

「・・・・・迷ったのか?」

「ウグ!?・・・ごめんねシンジくん、私も実はここに配属されたばっかりで」(^∇^;)

 

そう言いながらおちゃらけ気味で歩を進めるミサト、それに対しシンジ(仮)はあくまでも冷徹に無言を貫いている。

 

(・・・食えない子ね、唐突の失踪をして以降十年間どこの情報機関にも一切引っかからなかった少年。・・・正直なんで今このタイミングで姿を現したのか分からないけど・・・)

[チン♪︎]

「ん?・・・げぇえ!?」

 

唐突に妙な奇声を発しながら後退るミサト、その声に反応したのか人物はローブ越しに顔を上げる。

そして目に映った光景は、目の前のエレベーターから怒りが見える表情で立っている白衣の女性とその人に対して手を合わせ謝るミサトというなんともまぁ不思議な光景が映っていた。

 

「本っ当にゴメン[リツコ]!、今度必ず埋め合わせするから!」

「それも明日があればの話でしょう?・・・既に勝ちを確信しているとはお気楽なものね葛城二佐。・・・そう、彼が例の。」

「そっ・・・[マルドゥック機関]が選出した、行方意不明だった[サードチルドレン]よ。」

 

ミサトがそこまで言ったところでリツコと呼ばれた女性はシンジ(仮)を、まるで道具を品定めするような視線で見た。

その視線に気づいたのかシンジ(仮)は嫌そうな雰囲気を醸し出しながらこう言った。

 

「・・・ここは軍事組織なのか?」ボソッ

「形式上はそうなるかしらね、私は[赤木リツコ]・・・時間が無いわ、とにかく着いてきて」

 

最早有無を言わせないほどスピーディーに急かしゆく現状、そしてそのままついて行くのかと思われたが。

 

「・・・なぜついて行く必要がある?、私には関係ないことだろう?」

「「え?」」

 

シンジ(仮)がそう言うと二人はまるで想定外といわんばかりに驚いた。

 

「・・・なぜ驚いている?。そもそもこっちは事情を何も知らないんだぞ、少しゃあ説明したらどうだ?。・・・まさかあんたら、説明無しでも[子供だから大人の言うことを大人しく黙って聞いてろ]なんて屁理屈押し通そうなんて訳じゃねぇよなぁ・・ぁあ!?」

 

そう言いながら殺気に近い波動を滲み出すシンジ(仮)。

あまりの威圧感にフリーズ仕掛ける二人だったが、何とかそうならずに状況を進める。

 

「とにかく来なさい、説明してる時間なんてないわ!」

「ごめんねシンジくん、説明なら道中で簡単にするから今は着いてきて。」

 

リツコがズカズカさっさと進む中ミサトがシンジ(仮)を引っ張りつつ後を追う。その道中シンジはわかりやすく簡単な軽い説明を聞いていた。

 

---{数分後}---

 

「・・・なるほど、ここは[特務機関NERV]と呼ばれる現在進行中の敵[使徒]に対抗する為に結成された組織で。今向かっているのは[最終兵器]へのルート・・・ということでいいかな?」

「簡単に言えばそうなるわ・・・それとシンジ君、・・・今から見るものは[超極秘]だから他言は絶対しないでね。」

 

そう言いながら暗い道を進む三人、するとシンジ(仮)は己の腕を引っ張る力が無くなったのを感じ歩を止める。・・・そしてその三秒後

 

[ガチャン!]

「着いたわ、シンジくん・・・今あなたの眼前に映っているのは[汎用ヒト型決戦兵器|人造人間|エヴァンゲリオン/試作初号機]そのものよ。」

「・・・大方予測できて(だいたいわかって)きたぜ、今後の展開が」

 

シンジ(仮)がそう言った瞬間だった

 

「よく来たな、シンジ。」

「あ?」

 

シンジ(仮)の頭上から声が聞こえてくる、視線を向けるとそこには上階級士官服を着こなした髭面の男が立っていた

 

「・・・親父か・・・なるほど、そういう事か。・・・んで、捨てといて今更何の用だってんだ?」

 

嫌味タップリにそういうシンジ(仮)、そんな彼の発言に何ら反応を示さず冷徹な一言を告げる。

 

「フン・・・出撃」

「出撃!?、零号機はまだ使えないんでし!」「くだらねぇ芝居はいらねぇよ葛城さん、・・・要するに俺がコイツを[利用]して上のバケモンぶっ潰しゃいいんだろ?」

 

そこまで言ったところでシンジ(仮)はローブに手をかけ、力一杯腕を払う言うに動かしローブマントを脱ぎ捨てる。

 

「仕方ねぇからやってやるよ・・・ただし後で必ず報酬は貰うぜ、赤木・・・あんたこいつの設計者だろ?、説明を求むぜ。」

「え・・・えぇ、わかったわ・・・こっちよ。」

 

そう言いながら歩き出すリツコ、その後ろを追うようにシンジは着いて行った。

 

---[初号機/エントリープラグ内部]---

 

赤木の説明を受け終わった俺は[エントリープラグ]なるコックピットらしき物に、変なもん頭に付けられた状態で作業員に入れ込まれた。

 

<・・・あぁそうそう、いい加減自己紹介しねぇとな。俺は[碇シンジ]、何やら世界の命運を賭けた戦いに参戦させられてる不幸な少年さ>

 

「っつってぇなぁ〜、あんの野郎ども覚えとけよ。・・・にしたってかってぇなぁ〜、これならバケットシートの方が柔らかいまであるぜ?」

 

なんて愚痴りつつ俺はシートに座り、丁度手元にあったコントロールレバーらしきものを握り込む。

そして暗いコックピット内部で深呼吸する。

そして思考を始めようとした瞬間、目の前が明るくなる・・・正確には外の景色・・・[外部映像]が映り出したのだろう。

その証拠にコックピット全体から外が見えるようになっている。

 

(ハイテクだな・・・さすがは最後の砦たる極秘組織、手ぇ抜かず使えるもん全てぶち込んでんのか)

«主電源接続完了・・・異常なし»

«各部リミッター解除・・・及び起動開始»

(なんだか現実じゃねぇ、仮想の世界にいる気分だぜ。)

 

そう思いながら背もたれ?に身を預け、スタッフ?の声をBGM代わりにリラックスしながら思考する。

 

(ここまで急展開続きで見落としかけてたが、あの葛城って女・・・あの目はヤベェな。あの漆黒に歪んだ目・・・ありゃ完全に復習に囚われてやがる。)

 

そこまで思っていた時だった、足先から徐々に妙な冷えを感じ目を開けた・・・すると

 

「・・・水没溺死でもさせる気か?」

「それは水じゃないわ、大丈夫だから落ち着いて、LCLを肺に取り込めば酸素を吸えるわ。」

「ほーん・・・、ヴォエッ・・・何だこの鉄味、」

「・・・リツコ、あれって鉄の味がするの?」

「正確には血の味ね。「なんてもん飲ませてんだコノヤロウ」男子でしょ我慢なさい!」

 

この返答にクレーム入れたいがどうも時間が近いらしい、コックピットの景色がゆっくりと流れ出してきた・・・おそらくカタパルト辺りまで輸送し発進するのだろう。・・・そして

 

「碇司令・・・構いませんね?」

「あぁ・・・、・・・使徒を倒さぬ限り・・・我々に未来は無い。」

「[コク]・・・エヴァンゲリオン初号機!、発進!!」

 

葛城がそう言い終わると同時にとてつもないGが襲いかかってきた。

 

「ぐおっ!?、チィ!」

 

ものすごい縦Gが襲いかかってくる最中、頭上から降り注ぐ朱色の光。徐々に近づき・・・やがてその光に飲まれ・・・

 

[ガシャン!]

「ゴッ!?」

 

ストップGのショックに肺から空気が飛び出て思いもしてなかった声を出してしまう、そして閉じていた瞼を開き外を見ると・・・もう夕方だった。

 

«地上に出ました!»

«最終安全装置解除!、エヴァンゲリオン初号機、リフトオフ!。»

 

その言葉と共に固定されていた部分が外れ前に倒れる、転けるのはさすがに嫌なので何とかバランスをとる。

 

«シンジくん、まずは歩いてみてちょうだい»

«そんな悠長な事ができる場合じゃないわ!、シンジくんまずはナイフを取り出して、肩部ウェポンラックに格納されてるわ!»

 

了解と簡単に言葉を返しつつウェポンラックに手を向けるよう操作し・・・中小型のナイフを取り出した。

 

「敵の弱点はあるか?」

«青葉くんどう?»

«目標のエネルギー反応は中心部から出ています、おそらくあの赤い玉が弱点かと»

«ありがと。・・・聞こえたわねシンジくん、前方に見える敵の正面に回り込んで、そしたら赤い玉があるはずよ»

「そこを破壊しろと・・・OKやってみる」

 

序盤の手荒い歓迎が嘘のようにまともな指示を出すなと思いながらジャンプで正面に回り込む・・・そしてナイフ一突きでジ・エンド。・・・のはずが

{ピシュワィィイイン!!}

«««ATフィールド!?»»»

「えーてぃー・・・なんだ?、銀行のあれか?」

 

チンプンカンプンだが何とか後方に下がり距離をとる、よく見ると可愛い仮面・・・顔面か?まぁどっちでもいいか。

でかくて奥行きすげぇ目みてぇな穴がこっちを見据えて離さねぇ・・・これが使徒か。

 

「案外可愛い顔面してんなぁ、引き剥がしてオブジェにしたらありかもな。」

«その美的センスはビミョーだけど顔を潰すのはありだと思うわ、やつの目からは光線が出るから»

「武器破壊なりうるならありがたい・・・か、まぁその前にあのバリアモドキだ。あれをどーにかしねぇと顔面も赤玉も潰せねぇ」

 

距離をとるように後退しながら相手を見据えてそう言うが・・・まぁ簡単にゃいかんわな。

 

«バリアじゃなくてATフィールドよ、エヴァもATフィールドを使えるからそれを武器に纏わせて中和しながら突破して。»

「解説どうも・・・だがどう出すんだ?」

 

そういった刹那、目の前が光ったため反射的に回避する・・・すると顔面真横を掠るギリギリで何かが横切った。

・・・使徒側を見てみると奴が右腕を突き出しており、掌?から光る鋭利な棒を突き出していた。

 

「・・・なんだぁありゃ?、パイルバンカーか?」

«ATフィールドの応用ね、攻撃にも転用できるとは敵ながらアッパレね»

«呑気言ってる場合じゃないわ!、シンジくん!あれには絶対当たらないで!»

「言われなくともハナからそうするつもりだったさ、だが奴を殺るには嫌でも接近せざるおえないぜ」

 

時折放たれるパイルバンカーを避けながら通信を続けていたら、使徒が攻撃をやめた・・・と思ったら急接近して腕を掴まれた。・・・しかもその瞬間自分の腕に激痛が走る。

 

「ぐあっ!?・・・おい赤城、てめぇFFB(フォースフィードバック)あんなら最初に言えよ。」

«あら?言ってなかったかしら?»

「こんのあまぁ〜#」(ꐦ°᷄д°᷅)

«落ち着いてシンジくん!敵はあっちよ!»ヾ(ºДº`;))ノ

「んなこたぁわーってんだよ!、いい加減離れろや顔文字面ァ!!」

 

そう叫びながら思いっきり近くのビルに使徒を叩きつける、かなりの勢いで後頭部を激突させてあるかわからない脳を揺らさせる。

・・・すると痛いのかこっちの腕を離したので瞬時に距離をとる。

 

「チッ、ドグサレがよぉ。・・・狡いんだよ自分だけ無敵なんてよぉ。こいや顔文字面、バリアなんか捨ててかかってこい!。それとも・・・バリア無いと怖ぇか?お?」

 

そう言いながら挑発するように手招きする・・・まぁこんな挑発が通用する相手じゃねぇか

 

「###・・・キィィイェェェエエエァァアアアアア」(#〇V〇)<野郎ぶっ殺してやる!

 

・・・と思ってたら奇声上げながら突っ込んできやがった!?、ギリギリで交したけど動きが前より俊敏で避けづらい。

 

「クッソッ・・・余計な事言っちまった、どぉすっかなぁこれ。」

«ATフィールドを使えればいいのだけど»

「出来りゃ苦労しねぇっての、・・・こうなりゃ男の得意技、ゴリ押しで何とかするに賭けるか!」

 

そう言った俺はナイフを構え突っ込む、相手の攻撃を交わしながらすり抜け・・・赤玉に思いっきり突き刺す。

 

{ピシュワィィイイン!}

 

案の定謎バリアで防がれるがもう関係ねぇ、このままゴリ押す!

 

「そおりゃああああ!!」

 

一筋・・二筋とどんどん亀裂が入っていく。

 

{ピシピシ!}

«ATフィールドを、中和無しで突破してる!?»

「いけやこらああああ!」

 

そして遂に突き破って赤玉に気持ちよく刺さった。

無論使徒はヤダヤダと剥がそうと抵抗するが・・・

 

「ぜってぇ仕留めてやらぁ・・・だからとっとと、くたばりやがれええあああああ!!!」

 

絶叫と共にナイフを時計回りに捻り上げる、赤玉に刺さった刃が捻れ傷を抉る。・・・そして

 

{パキン!}{ブシャァア!}

「キィィイェェェエエエァァアアアアア!!?!?!???!」

 

赤玉が割れる音と使徒の絶叫が聞こえた次の瞬間・・・俺の目の前は白い闇に包まれた。そして俺はその時襲ってきた衝撃に負け・・・そのまま意識を手放した。

 

---[NERV/第一発令所]---

モニターは使徒の爆発のせいで真っ白になっており誰もまともに見れない状況になっていた。

 

「うぅっ・・・っ!?、初号機は!・・・シンジくんは無事なの!?」

「っ・・・映像回復に時間がかかります・・・!映像回復しました!、メインモニターに出します!」

 

青葉の発言と同時にメインモニターに映る映像。・・・そこには

 

「!?、なんだありゃ!」

「・・・まるで・・・悪魔だ」

 

紅蓮の十字の爆発を背にゆらりと立っている初号機の姿だった、そのおぞましい出で立ちに日向は悪魔だと表現した。

 

「あれがエヴァの・・・本当の姿なの!?」

 

ミサトがそう言った瞬間だった

 

«グルルルル・・・ウゥゥォォォオオオオオオオオ!!»

 

初号機が口を開け、勝利宣言と言わんばかりに夕焼け空に向かい咆哮を放った。




今回はここまで
前触れなく視点が切り替わって読みずらかったりしたら
遠慮なく感想お願い致します。

なお原作よりかスムーズにエヴァに乗ったためサキエルの戦闘シーンは夕方でお送りしております。


作中でシンジくんが放った言葉をガバ翻訳すると
「砦とはいつか必ず破壊され、崩れ落ちる物だ。」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。