荒神ロウガ、アイドルになる   作:サクラモッチー

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【前回のあらすじ】
マスコット契約を初ライブをこなしたロウガ。
ライブをした影響なのか、心境に変化が現れて..........................



トモダチ

ロウガ「..................楽しかったな、昨日のライブ」

 

屋上のベンチに座り、そんなことを呟きながら昨日のことを振り返る俺。

あの後、みれいとパンパンは俺のライブを褒めてくれた。

パンパンの場合、こっちが引くぐらい泣いていた。

で、俺とみれいはプリチケを交換した。

まぁ、みれいはプリパラで出来た初めての友達だったし、別にいいだろうと思いながら交換した。

その後に知ったことだが、みれいはアイドルの頂点に立つ存在、『神アイドル』だったらしい。

そんな人とプリチケを交換してしまった..........................と、俺は心の中で興奮しまくっていた。

 

ロウガ「というか、なんであの場所にみれいがいたんだ?」

ぴかり「みれいちゃんって誰?」

ロウガ「うわっ!?」

 

俺に話しかけてきたのは、同じクラスの女の子の米田ぴかり。

家がおにぎり屋をしているため、おにぎり作りがうまい。

 

ロウガ「なんだ、ぴかりか」

ぴかり「ねぇねぇ、みれいちゃんって誰?もしかして、ロウガくんの彼女?」

ロウガ「ただの友達だ」

ぴかり「ふぅん..........................」

 

ぴかりは例えるならお母さん的な存在だ。

何故か勘が良く、よく相談相手になってくれる存在だ。

しかも口が硬い。

彼女なら打ち明けてもいいかもしれない。

そう思い、俺はぴかりに話すことにした。

 

ロウガ「実は俺、プリパラに行ってんだよ」

ぴかり「プリパラ!?ロウガくんが!?」

ロウガ「ほら、これが俺のプリチケ」

ぴかり「すごい.................本物だ!!」

 

プリチケを見て興奮気味なぴかり。

そういや、ぴかりにはまだプリチケが届いていなかったはずだ。

 

ぴかり「いいな〜、アイドルの時の名前はなんなの?」

ロウガ「..........................マカロン」

ぴかり「え.................えぇ!?」

 

まぁ、驚くよな。

 

ぴかり「ロウガくんが..........................マカロン.................」

ロウガ「どういうわけか、プリパラに行ったらあんな性格になったんだよ」

ぴかり「あー、いるよね。プリパラに行くと性格が変わる人」

ロウガ「俺、めちゃくちゃ恥ずかしかったわ」

ぴかり「うん、ロウガくんキメ顔で『ベリベリ』とか、『カワイイはジャスティス』とか、『カワイイ星から来た』とか言ってたしね」

ロウガ「思い出しただけでも恥ずい」

ぴかり「しかも、ロウガくんのブランドってポップタイプだよね、ちょっと意外」

ロウガ「俺もそう思った」

ぴかり「ロウガくんってクールな性格のイメージがあるから、てっきりクールタイプなのかと思ったよ」

 

意外!!という顔をしたぴかり。

..........................むしろポップタイプはぴかりに似合う気がする。

 

ロウガ「最初は『なんで俺が?』って思ったが、いざライブをやってみたら楽しくて楽しくてたまらなくて..........................」

ぴかり「確かに、ロウガくん楽しそうだったもんね」

ロウガ「最初は恥ずかしかったが、プリパラに来ていた人たちの歓声で頑張れた、みたいな感じだからな」

ぴかり「アイドルはファンの応援がパワーになるって誰かが言ってたしね」

ロウガ「ファンの応援..........................か」

 

ぴかりの言う通り、俺がライブを頑張れたのは観客の応援があったおかげなのしれない。

今思えば、ガンバレ、ガンバレ、と言う声に背を押されたから勇気が出たのかもしれない。

いずれにしても、プリパラには何か特別な魔法がかかっているのかもしれない。

そう思う俺がいた。

 

ぴかり「臥炎先輩にはそのことを伝えたの?」

ロウガ「アイツに伝えたら伝えたで面倒なことになりそうだから、伝えてねぇよ」

ぴかり「それはあるかもね」

ロウガ「そう言うことだから、絶対に教えるなよ」

ぴかり「分かった!!」

 

ふと、ぴかりの頭を見てみると、なぜかプリチケが乗っていた。

 

ロウガ「..........................」

ぴかり「どしたの?」

ロウガ「ぴかり..........................お前の頭にプリチケが乗ってるぞ」

ぴかり「え!?本当!?」

 

急いで頭の上にあるプリチケを取るぴかり。

プリチケをマジマジとみた後、ぴかりは目をキラキラと輝かせた。

 

ぴかり「私のプリチケだ........................」

ロウガ「お前のかよ!!」

ぴかり「ついに..........................ついに..........................私もプリパラも行けるんだ!!」

 

涙目になりながらも喜びを噛み締めているぴかり。

どんだけプリパラに行きたかったんだよ。

 

ロウガ「よかったな」

ぴかり「ゔん..........................」




【米田ぴかり】
ロウガのクラスメイトで、クラスのオカン的存在。
実家がおにぎり屋のため、おにぎりを作るのが上手い。
明るい性格で口が硬いため、よくクラスメイトの相談役になっている。
好きな食べ物は白米。
名前の由来は米とコシヒカリ。
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