「ララ様。これが今月のお小遣いです。
無駄遣いすることのないように」
「はーい」
「ところでララ様。リト殿の姿が見えませんが?」
「リトならお買い物に行ってるよ!
リトパパから画材の買い出し頼まれたんだって」
「おお。そういえばスクリーントーンが何種類か切れておりましたな」
「ありがとうございました」
「さて! 頼まれた物はこれでそろったかな」
(そういえばララが今日ザスティンが来るって言ってたな…
親父が世話になってるしタイ焼きでも買って帰るか)
「まいどあり」
(なんだあの子…長い金髪…ララより長いんじゃないか?)
その子はリトをジッと見ていた。
(凄く見られてる…タイ焼き欲しいのかな?)
「えーと、もしかしてコレいる?」
「………」
(あ。本当に食べた)
「………………地球の食べ物は変わってますね…」
「ははっそりゃー地球の食べ物は…へ? 地球?」
女の子がリトの両肩にてをやる。
「あなたが結城リト…」
「!? 何で俺の名前を………?」
「あなたを探していました…」
そう言うと女の子の右手が硬化する。
「!?」
リトがすぐさまバックステップで横薙ぎを躱す。
「………敵か」
「ある方からあなたの抹殺を依頼されました。
恨みはありませんが、消えてもらいます」
「そうか。こちらも本気で行こう。ここでは被害が大きい。
無関係の人間を巻き込みたくはないだろう。
この先の広場で勝負だ」
リトは
神殺しの槍を纏う。
「私も無関係の人間を巻き込む気はありません。
それでお受けしましょう」
二人は広場へ向かった。
ピルルルピルルル
「? 何事ですララ様」
「私の研究室からだ」
「やっほー ララたーん
僕だよ もちろん覚えてるよねえ」
「げっ ラコスポ!?」
「そう! ガーマ星の王子にして君の婚約者候補No1! ラコポスだよ!
ララたーん元気にしてたかーい。今日はさあ、地球にララたんを迎えに来たんだよ。
だからさあ早く結婚しようよ。ララたんには特別に僕ちんの隣に特等席を用意してあげるからさ!」
「べー。お断り! 知らないの!? 私、地球ですっごくいい人見つけたんだから!」
「結城リトの事かい? でも、彼はもうこの世にいないかもしれないよぷぷぷ」
「!? どうゆう事!? リトに何かしたの!?」
「………」
「金色の闇って知ってる?」
「ヤミ?」
「!」
「コードネーム金色の闇! 全身を自在に武器に変化させる能力!
変身能力を持つ伝説の暗殺者さ! 彼女に結城リトの抹殺を依頼したんだ!
もう彼のことは諦めた方がいいよ。それじゃ近いうち迎えに行くから!
まっててねーララたーん」
「………」
「リト!」
「ララ様! 私も行きます!」
(まさか金色の闇とは…宇宙でもトップクラスの危険人物。
厄介なことになったぞ…! 私が行くまで持ちこたえろよリト殿)
「はあ……はあ……」
「どうした? この程度か?
全身を自在に武器に変化させる能力は面白いがそれだけだ。
リトの右眼からビームが発射される。
ヤミは避けるがビームは追尾してきた。
咄嗟に盾を作り出すもそれをビームは貫いた。
「我が身を呪え………『
ヤミは咄嗟に躱すもその威力に吹き飛ばされた。
「が……は……」
(強い! 今までの対象の誰よりも!)
「リト!」
「! ララ!」
「よかった。大丈夫!? リト」
「ああ。ララは俺がいきなり襲われた理由を知ってるのか?」
「あの人はね! 私の婚約者候補の一人ラコスポが雇った殺し屋さんなの」
「なるほど。理解した」
「ララ・サタリン・デビルークですね。銀河の覇者デビルークの姫…。
邪魔しないでください。結城リトは私の標的です」
「ララ、下がれ。すぐに終わる。……引いてはくれないか?」
「依頼されればどんな人物だろうと始末する…。
それが私金色の闇の仕事です」
「そうか。ならば全力を見せてやろう」
リトは奥の手を出すために構える。
「何やってるんだもん金色の闇!」
「ラコスポ!?」
「!」