「あいたた…」
「大丈夫ですかララ様」
「う…うーん」
「春菜!。大丈夫?」
「ララさん…何とか…」
「ゲホゲホ」
「ちっ!。油断したな…そこか!?」
リトは『
それは何も無い場所に着弾した。
「……外したか」
「リトどうしたの!?」
「『気配感知』に反応があった。透明な相手か。厄介な」
「ふーん…。ヤミちゃんとリサミオは落ちずにすんだのかな」
「そのようですね」
「は…早く皆と合流して外へ出よう…。
ここ…やっぱりおかしいよ。
だって、さ…さっきの声…「出ていけ」って…。
やっぱり幽霊の声だよね…」
「バカバカしい!。ありえないわ幽霊なんて!
どうせまたララさんのいたずらでしょ」
「へ?」
「それは違いますよ!」
「尻尾といい…そのおかしな喋る髪飾りといい…。
あなたが怪しげなメカをたくさん持った宇宙人って事は認めざるを得ないけど、
幽霊は別よ。非科学的!。信じないわ」
「…………唯…」
「お…おかしな…」
「さ!。早く行きましょ。旧校舎にいるのは校則違反なんだから」
ガクッ
「?」
「!」
「たっ」
「!。そこか!」
リトはアロンダイトを取り出し切りつける。
「ちっ!」
「な、何するの!」
「結城君!。あなた今、足引っかけたでしょ!」
「違うな。剣先をよく見ろ」
「………これは血?」
「さっきの攻撃で掠ったものだ。
何らかの生物の仕業だ。気を抜くなよ」
「キャアアアア!」
「!?。どうした西連寺!」
「い…今、ピ…ピピアノの音が…」
「ピアノ?」
リトが周りを見るとそこは音楽室であった。
ポロン…ポロン、ポロン。
「やるか」
リトはアロンダイトを構え戦闘態勢に入る。
「誰ですかー!?」
(躊躇なく開けた!?)
「?」
「あれー?。誰もいないよ?」
「ララ様これは一体…」
「う~ん」
(旧校舎を丸ごと破壊も出来るけどそれは最終手段。
当面は様子見だな)
「と…とにかく!。そんなにおびえる必要なんてないのよ。
幽霊なんて空想の産物。怖いと思うから変な音が聞こえたりするんだわ」
「じゃあ唯も怖いと思ってたって事?」
「え!?。そ、そんなわけないじゃない!
私は別に何も聞いて…」
「……」
「どうしたの?。唯」
「い…いえ別に何も…」
その時人体模型が動いて接近してきた。
「あ…ありえない…。幽霊なんて空想の産物であって…」
「出ていけ…」
「出ていけ…」
「出ていけ…」
「……」
西連寺が気絶する。
リトは槍を取り出す。
「堕ちたる神霊をも屠る魔の一撃。その身で味わえ! 『
ウオーターカッターの如き水流で人体模型を破壊する。
するとたくさんの毛玉の生物が逃げ出した。
ゴゴゴゴゴゴ…
「こ…今度は何!?」
「地震!?」
「上で何か…」
上から怪物が落ちてきた。
「ぐはははは!。思い知らせてやる~!」
「ヤミちゃん!?」
「プ…プリンセス…。不覚です…。
私こういうニュルニュルしたのが苦手で…」
「キャ~、助けて~」
「唯!。危ない!」
「え!?」
「は…放してよ~!」
「ぐへへへ…」
(ヤミもララも捕まったか。さて、どうするか……)
リトは冷静に状況を分析していた。