「ん〜久しぶりの学校です!」
「そこまでか?」
「まぁまぁ久しぶりと言えば久しぶりだしさ?」
「私もちょっと楽しみね」
『私は成長した皆さんに対してクラスメイトがどんな反応するか気になりますね〜』
久々に学校に登校する4人…だが周りの生徒の視線は龍とその両腕に集中していた
「…ところでクーナ、アンネ」
「なんです?」
「なぁに?」
「…いや…その…な?」
「…近くね?距離」
そう龍の右腕にはクーナが、左腕にはアンネが抱きついていた
「そうですか?」
「普通だと思うけどね」
「『いや充分近いでしょ』」
トワとBBがツッコミを入れるが2人は何処吹く風で抱きつく力を強める
「良いじゃないですか。私にとっては婚約者ですよ?」
「私にとっては師匠だし…」
「クーナのそれは表向きのはずなんだが…?あとアンネのそれは理由としてはちょっと弱くね…?」
そう呟くが龍は言ってもしょうがないと思いそのまま歩き出した
「麗しの我が姫君、クーナ様。ようやく、ようやく、あうことができました。このライル、この日をどれだけ待ち望んだことか!あなたがいない日々は、まるでウインナーの入っていないホットドッグのような味気ない日々でした。これで再び、輝きの日々が始まるのですね!」
教室に入った瞬間長文で話しかけてきたのはライル。入学試験でイチャモン付けてきた上、クーナに玉を蹴りつけられた結果、ドMとして覚醒してクーナに求愛している
「…私は別に会いたくありませんでした。アンネの悪口を言ったあなたは嫌いです…それにちょっと怖いです」
だが、ライルの思いは届かない。というか第一印象が悪すぎてクーナ(と言うか龍達)からしてみたら敵以外の何者でもなかった
「そうは言わずに、我が姫君。僕はあなたの騎士として生涯の忠誠を」
((((あ、これそろそろ手が出るんじゃ…))))
クーナの目が冷えきったのを見て他のメンバーが察した
(まぁ自業自得だろ…誰だってドン引くわあれは…)
元々クーナの対応はもう少し優しかったが、ライルが偶然抜け落ちたクーナの尻尾の毛を拾い、匂いを嗅いで舐めている瞬間を目撃してから一気に嫌悪感が高まった
「騎士になってもらう必要がありません。だって…」
突然、クーナが龍に抱きつく。尻尾も足に絡める本気仕様だ
「私はもうリュウガくんのものですから♪」
「なっ!?」
クーナの様子と発言にナニがあったのか察した(実際はナニも無い)ライルが迫る
「貴様!我が姫君に手を出したのか!?」
「いや出してnムグッ「出されちゃいました
♪リュウガくんに全部捧げちゃってます♪」おいおま…」
「ふ、不純だ…学生としての本文を…」
「いやだからmムゴッ「良いんです。リュウガくんは私の婚約者です。ちゃんと責任取ってもらうので好きにして構いません♪」は、話を…」
否定しようとする龍の口を塞いで頬擦りまでしながら話すクーナ
「うっ…嘘だ…嘘だ…我が姫君が…クーナ様が…」
「みんな、行きましょう。先生が来ちゃいます」
そう言って龍の手を引っ張るクーナ。ライルは灰となって崩れ落ちた
「クーナ?流石にこれはねぇだろ…」
「そうよ、クーナ。これは無いわ」
「うう…ごめんなさい…」
流石にアンネにも苦言を呈され、バツが悪そうに顔を伏せるクーナ…だが次のアンネの発言に目を見開く
「抜け駆けはズルいわ。という訳で私もリュウガと婚約したの」
「えぇ!?」
「「ぶふぉ!?」」
『え〜…?』
「「「「えええええええええええええ!?」」」」
アンネ以外の全員が驚くと龍達の頭に声が響く
『ちなみにですがリカードからのコメントを…『君なら任せられる!』…だそうです』
(そんな簡単に娘を任せんなよ父親ぁぁぁぁ!?あとお前も止めろやベルゼビュート!?)
(いや止める理由無いですし…寧ろここで許可しなかったらマスター一生独身貫きますよ?というかロード以外ありえないと考えてますからね)
(なんでそんなことになってんの??)
(いや…今までの自分の行動考えて言ってください。なんならこうなって必然としか…まぁそういう訳なんで…頑張ってください☆)
(ざっけんなテメコラ待てや!?ってもう切ってるし!?)
「みんなー、おっはよう♪ごめんね〜、遅刻しちゃった。うん、夏休み早めにとっちゃったから、夏休みボケがいつもより酷いや〜」
龍とベルゼビュートが脳内レスバをしているとクラス担任のナキータ教官が入ってきた。流石に全員席に着く
「みんな久しぶりだね。まずは課題を提出してね。提出しないと単位あげられないよ。それと、あんまり手抜きでもやっぱりあげられない。みんな、ちゃんとやったかなー?」
その言葉を聞いたクーナの表情が若干引き攣る
「あと今日は初日だから課題を集めて連絡事項の共有だけで午前は終わり。午後簡単な訓練と…みんな大好きランク測定だよ!夏休み、1ヶ月も自由な時間があって成長してない、向上心のない子は要らないから。あ、これ私個人の感想じゃなくて騎士学校の総意だからね。先生信じてるぞ、先生のクラスにはそんな子がいないって」
教官が教室を見回すが生徒全員自信があるらしく、それが顔に現れていた
((((あ、これ確実に騒ぎになるやつ…))))
龍はとりあえずエルシエで倒した魔物のメモを準備をすることにした
「よし、課題の回収は終わり。連絡事項も全部伝えたね。午後は訓練場だよ。遅れないでね!じゃ、ちょっと早いけど休憩だ」
そう言って風のように去っていく教官。だが龍の内心はそんなのどうでも良かった、なぜなら…
(…この後の説明どうしようか…)
自分に向けられ無数の視線にどう対応するか考える必要があったからだ…
to be continued…
次回「面倒事Part.2」
キャラ解説…要る?
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書け!
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別に要らんじゃろ