深海の龍帝は何を成す?   作:リア・ユグドラシル

23 / 103
「あら、今回は私達ね?テスタロッサよ」

「ウルティマだよ〜」

「前回は私達が弟くんに召喚されて私達が義姉になったわね」

「も〜可愛すぎるよ龍はさ〜♡」

「そうね…綺麗な銀髪に丸っこい蒼い眼…そして透き通るような白い肌…」

「龍に関することで語りつくしちゃ「いやそれは裏で…」ちっ…」

「…まぁそれはそうね…それじゃあ本編に行くわよ」

「「義姉達による魔法教室」」


義姉達による魔法教室

義姉組が召喚されて数日後…哨戒中にて

 

「今になって思うけどさ。お姉ちゃん達の使う魔法ってどうやったら使えるんだろ?」

 

「あ〜確かに…使えたら便利だよね〜」

 

「帰ったら聞いてみるか」

 

深海棲艦帰還中…

 

「「「という訳で魔法教えて」」」

 

「「「「「お姉ちゃんに任せなさい!」」」」」

 

という訳で義姉組による魔法教室の始まり始まり…

 

「まず、私たちが使う魔法は一般的によく使われる元素魔法と霊子を使って発動或いは聖霊との契約によって発動する神聖魔法、精霊と契約してその力を借りる精霊魔法、この三つを修めて初めて使える召喚魔法が主になっているよ」

 

「元素魔法は人間が想像する魔法に1番近いと言えるわ。火を出したり水を出したり相手を凍らせたり…」

 

「核撃魔法もこれに分類されるな」

 

「次に神聖魔法。これは魔素をさらに細かくした…魔素を分子としたら霊子は原子ね。これを操ることで発動できるわ。神聖魔法は一般には知られていない魔法ね。魔素が命の源である私たち魔物からしてみたら魔素を浄化できる神聖魔法は天敵ともいえるわ。でもそれが魔物が神聖魔法を使えない理由にはなってないの」

 

「どういう事?」

 

「要は信仰よ。奇跡を願い信じるものなら誰でも使えるという事らしいわ。まぁ霊子を直接操る方法を確立出来たら楽なんだけど…」

 

「普通は操れないの〜?」

 

「操れないな。霊子はランダムに移動、転移するから観測と予測が困難だ」

 

「なるほど…」

 

「次に精霊魔法ね。この魔法はさっきも言った通り精霊と契約してその力を借りる魔法ね」

 

「因みに僕達悪魔、精霊、そして天使は三竦みの関係なんだ。悪魔は天使に強く、天使は精霊に強く、精霊は悪魔に強い…まぁ多少相性が悪くても経験が足りないなら結局雑魚だけど」

 

「悪魔に階級があるように精霊にも階級があるわ。下級、中級、上級、精霊王といった具合にね」

 

「悪魔は貴族階級で表されてるんだっけ…じゃあ天使は…」

 

「熾天使級とか人間も神話学とか学んでたら知ってると思うよ?」

 

「なるほど?」

 

「そして最後は召喚魔法ね。これは先に言った3種の魔法の習得が前提の魔法よ。まぁ呼び出す対象がいなければ意味ないし、元素魔法で空間について理解してないと呼び出せないからね。弟くんが私たちを呼び出すのに使った本はあくまで門を開ける為の物であって特定のものを呼び出す訳では無いから召喚魔法とは別になるわ」

 

「なるなる…」

 

「まぁ魔法の種類に関してはこんな感じね。じゃあ次は習得法。先ずは魔素知覚して操作できるようにするわ」

 

三十分後…

 

「魔素の操作に関してはわかった」

 

そう言う龍の周囲では魔力球が20個程操作されていた

 

「いや〜皆スポンジみたいに教えたそばから吸収していくから教えがいがあるね〜」

 

「これなら元素魔法も直ぐに習得できるな」

 

「じゃあ先ずは簡単な水氷大魔槍アイシクルランスから…」

 

10分後オイセイギョガアマイゾ!ア、ヤベミスッタ…エエ!?マッテコッチトンデキテベブシ!

 

「え〜事故が多発したがなんとか全員核撃魔法まで習得できたな」

 

「まだ喋っちゃダメよ弟くん!」

 

「見事に眉間にアイシクルランスが…」

 

「んなこと言ってる場合じゃないよォ!」

 

「レイン!急いでタオル持ってきてください!」

 

「わかってますよ!」

 

「わ〜ん!お兄ゴメーン!!!」(´;ω;`)

 

「(´× ×)キュー…」(アイシクルランスが後頭部に直撃し気絶)

 

少々お待ちください…

 

「…改めて、全員元素魔法は全部習得できたな…ていうか安全のために深海棲艦の力か混沌之帝使っとけばよかった…」

 

「後はこれを組み込んだ戦闘方法を考えて…」

 

「訓練しよう!」

 

「「「「「とりあえず天姫ちゃんは誤爆しないように気をつけてね?」」」」」

 

「…ハイ」

 

そう言ってトレーニングエリア(妖精の技術とセイレーンの鏡面海域の応用によって作られた亜空間)に向かう面々…その後ろの方で龍はカレラに質問する

 

「なぁカレラ姉ちゃん」

 

「なんだ?」

 

「破滅の炎ニュークリアフレイムを剣に纏わせたり重力崩壊グラビティコラプスのエネルギーを一方向に収束させて砲撃にしたらどうなるんだろ?」

 

「…弟よ…面白いことを思いつくではないか!!」

 

なんかやばい事を考え始めていた…

 

深海棲艦&悪魔移動中…

 

「さて、それじゃあ僕とテスタロッサで天ちゃんを見るよ」

 

「お願いしまーす」

 

「それじゃあ私とレインが妖姫ちゃんを見ましょう」

 

「はーい」

 

「では我は弟とやる事があるからアッチに…」

 

「そうだな…」

 

そう言ってイソイソと離れていく2人を見て…

 

((((((…なんか企んでないよね?))))))

 

と心配になるメンバーであった(尚しっかり企んでいます)

 

「…さて、我が弟よ…早速実験を始めようではないか…」

 

「そうだな…幸いお姉ちゃん達は天姫達にかかりきりだ…」

 

「「(ΦωΦ)フフフ…」」

 

「それじゃあ先ずはアビスコアを生成して…」

 

「付与する武器はやはり艤装のアレだな?」

 

「ああ。焔なら修理も簡単だし耐久力もある…という訳で早速…」

 

「ふむ…私も妖精に頼んで刀を造って貰おうか…?」

 

「クッキーかケーキ買ってあげれば喜んで作ると思うぞ?」

 

「…甘いもの大好きだもんな…」

 

そんな事言い合いながらアビスコアを生成し焔に纏わせる

 

「…こんなとこかな?」

 

「おお!良いではないか!」

 

龍の掲げた焔の刀身にはアビスコアの黒い炎が纏わりついていた

 

「んじゃあ試し斬りを…確か妖精が創ったって言うクソ硬金属使うか…そいっ!」

 

振り下ろされた刀はまるで何も切っていないかのような手応えと共に金属を両断し、断面から黒い炎を噴出させドロドロに溶解、消滅させた

 

「うわぁ…これは喰らいたくないな」

 

「我でも防げるか…?」

 

流石に龍もカレラもこれは喰らいたくはないらしい…どうやら本来無差別拡散するアビスコアのエネルギーが斬撃によって一方向に集中した結果こうなった様だ

 

「…とりあえず次行くか?」

 

「まぁそうだな…次はグラビティコラプスを収束砲撃にする実験か…」

 

そう言って艤装を展開する

 

「さてさて…どうなるか?」

 

グラビティコラプスはアビスコアを圧縮して擬似ブラックホールを作り出す魔法…これを見た龍は思った…

 

「これビスマルクがブラックキューブ使って撃った砲撃を再現できるのでは?」

 

…と

 

「さて、先ずはどうやってグラビティコラプスに指向性を持たせるか…」

 

グラビティコラプスはそのとんでもない火力から制御がとても難しい…

 

「むぐぐ…かなりキツい…」

 

「頑張るのだ!」

 

暴発なんてしようものなら大惨事を免れないのでかなり神経を尖らせながら制御している

 

「うぬぬ…これでどうじゃ!」

 

圧縮率を更に上げて主砲に装填、空間魔法で指向性を持たせる…砲身が溶解寸前言わんばかりに赤熱化する

 

「ちょ!これ大丈夫か!?」

 

「構わん!ぶっぱなせぇ!」

 

「だぁぁぁもうどうにでもなれ!発射!」

 

流石にヤバいと焦る龍だがカレラの号令によりやけくそ気味に砲撃を放った

 

ズドォォォォォォォォォォン…!

 

「…あれ?ちょっと予想と違う…?」

 

「…普通なら砲撃した所にブラックホールができるはずだが…?」

 

放たれた砲撃は砲弾型ではなく黒い極光であった…だが着弾した場所に異変が…

 

パリン…ズゴゴゴゴゴゴ…

 

着弾した場所の空間が砕け、地鳴りのような音が響いていた

 

「…訂正、もっとヤバそう」

 

「…よし、逃げるか」

 

2人の艤装のセンサーには亀裂から膨大な量のエネルギーが観測され、それがグラビティコラプスの重力によって更に圧縮され臨界限界を既に超えようとしているのがわかった

 

「これ大丈夫かな?」

 

「…後でテスタ達から雷を落とされそうだな…」

 

後で来るであろう他の姉妹からの怒号を想像し、ため息をつく2人であった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方少し時間を戻して姉妹の方を見てみると…

 

「そうそういい感じ!」

 

「あとは方向に気をつけて!」

 

「うん…よし!どうだ!」

 

天姫はセルブレードに魔法陣を展開しアイシクルランスを雨のように振らせていた

 

水氷大魔降雨(アイシクルレイン)…大分形になって来たわね」

 

「飛ばしたセルブレードからも魔法が飛ばせるってわかってから凄いいっぱいアレンジしてるよね〜」

 

「こっちだと制御が簡単です♪」

 

どうやら普段からセルブレードからレーザーを撃っていたからかかなりやりやすいらしい

 

「妖姫ちゃんその調子ですよ」

 

「うにゅにゅ…こうじゃい!」

 

「けぶらっ!?な、なんでこっちに…?」

 

妖姫はニュークリアキャノンを撃ってそれがサボってたレインに直撃という図らずもお仕置する結果となっていた

 

「…ところでお兄ちゃん達大丈夫かな?」

 

「…なんかカレラと企んでましたからね」

 

「絶対にろくな事になってないでしょあれ」

 

「「だよね〜」」

 

そんな事呟いた直後…

 

ズドォォォォォォォォォォン…!

 

「「「…」」」

 

ズゴゴゴゴゴゴ…

 

「「「……」」」

 

ガリガリガリガリ…

 

「「「………」」」

 

ズガァァァァァァァァァァァン!!!

 

「「「…………」」」

 

黒い球体が龍達の行った方向からドンドン広がってきたと思ったら一気に収縮し大爆発する光景を見て呆然とする3人

 

「「「「「「…………」」」」」」

 

勿論天姫達も確認していたので思考停止…そして一言

 

「「「「「「…そうはならんやろ…」」」」」」

 

深海棲艦&悪魔組合流中…

 

「で、どうしてああなったの?」

 

「「その前に下ろして?」」

 

合流した龍とカレラは速攻で捕まり妖姫の艤装のクレーンに逆さ吊りにされて問い詰められていた

 

「いいから話しなさい」

 

「いや…あの…」

 

「話しなさい?」

 

「あの…下ろして…」

 

「ハナシナサイ?」

 

「「…ハイ」」

 

「えっとですね…核撃魔法を砲撃に使ったり色々試してみようと言う話になりまして…」

 

「試しにグラビティコラプスを砲撃にしてみたところ…」

 

「ああなった訳ね…」

 

その説明に頭を抱えるテスタロッサ…流石のテスタロッサもあの馬火力魔法に指向性を持たせようとは思わなかったらしい…

 

「…と言うか何よあれ…空間が罅割れるとか聞いたこともないんだけど…」

 

「多分指向性を持たせるために空間魔法使ったから空間属性が付与されたんだと思う…」

「…確実にそれですね…」

 

「…どうします?これ…」

 

「とりあえず使用禁止ね?」

 

「流石にこんなヤバいもんバカスカ撃たないよ…それにこれ制御ミスったら多分惑星消し飛ぶし…艤装もあんな風になっちゃったし…」

 

その視線の先には半壊した龍の艤装が…

 

「…妖精に頼んで耐久性上げてもらうか…」

 

「あとは演算能力も上げないと…」

 

「「「「「「「「…やる事多いなぁ…」」」」」」」」

 

そう言って遠い目をするメンバーであった…(尚妖精は半壊した艤装を見て悲鳴を上げたそう)

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

「…あれ?私の出番は?」

 

「いやぁぁぁぁ!?私の傑作がぁぁぁぁぁぁ!?」

 

「…ドンマイ…と言うか指揮官は何処に向かってるんだ?」

 

『とりあえず明日辺りにでも会いに行けば?』

 

「…そうします」

 

To Be Continued…




次回の深海龍帝は何を成す?は…

「お久しぶりです、指揮官」

「お前も来てたのかよ…」

遂に謎の存在が龍の前に現れる!

「「「「「「おい妖精てめぇ何を飲ませたこの野郎( #・∀・)」」」」」」

シグロス達になにやら異変が!?

次回!「初期艦襲来!?ビルドライダーズ男の娘化!?」


因みに今回開発した龍の技2つの名前を募集します。ルビも書いてくださると助かります。あとそれとは別に龍、妖姫、天姫の技も募集するのでどしどしコメントに書いてくださると有難いですBy作者

キャラ解説…要る?

  • 書け!
  • 別に要らんじゃろ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。