深海の龍帝は何を成す?   作:リア・ユグドラシル

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「「「あけましておめでとうございます!」」」

「今日は俺達深海棲艦兄妹があらすじを担当するぞ!」

「それにしてもめでたいね〜」

「新年か〜今年は更新頻度上げようね?作者」

「善処させていただきます…」

「ハハ…まぁとりあえず…前回のあらすじはぁ!?」

「「初期艦綾波(META)襲来!ビルドライダーズはどうしてこうなった!?」」

「間違っては無い…ないけどさ?もうちょっと詳し「「「それじゃあ本編へレッツゴー!!」」」無視ィィ!?」

「「「「またもや異世界転移!?激突!パンテオン!」」」」


またもや異世界転移!?激突!パンテオン!

「…ああ…平和だなぁ…」(/◎\)ズズズ…

 

「平和ですね…」( '༥' )モグモグ

 

平和な横須賀基地の敷地内の丘の上で紅茶と茶請けにスコーンを齧りながらのんびり過ごす龍とセリア…基本龍達の出番は大規模作戦か勝手に龍達が出撃した時位なため基本龍達が出張ることはない

 

「…平和なのはいい事だ。兵器として生を受けた俺が言うのもあれだが、戦争なんてのはないのが1番だ」

 

そうしみじみと言う龍…だがそんな平穏も…

 

「あ?」

 

「へ?」

 

このトラブルだらけの世界が許すわけもなし…2人の足元に突然裂け目が…

 

「しゃ〜!!」

 

「うおわ!?」

 

「きゃっ!」

 

たまたま通りかかったルカが異常に気づき慌てて飛びつくと同時に2人と1匹は裂け目に落ちていった…

 

深海棲艦&魔王使い&ハナカマキリ転移中…

 

「…ここどこぞ?」

 

「さぁ…?」

 

「しゃ〜…」

 

転移先は廃ビルの中…いきなり転移した2人と1匹は顔を見合わせる…

 

「…とりあえず外に出るか…」

 

「ですね」

 

「しゃ!」

 

外に出て様子を確認する龍達…

 

「外は普通なんだな」

 

「ですね」

 

「しゃ〜」

 

外は普通に人が歩いていた。なんなら通勤時間だったらしくかなりの人が行き来していた

 

「…情報収集するか…適当なコンピュータを見つければハッキングできるだろうし…」

 

「どこでそんな技術習ったんですか?」

 

「妖精」

 

「あ〜」

 

「しゃ〜」

 

安心と信頼の妖精ぇ…因みに龍は他にもピッキングや刀の手入れの仕方、弾薬製造方法を学んでたりする(一応危険物取扱者の資格は全部もってるし火薬の取扱に関する資格も持ってます)

 

「それじゃあ移動『臨時ニュースです』あ?」

 

どうやら近くに家電量販店があったらしく底に置いてあったテレビからニュースが流れていた

 

『アメリカにてパンデモニウムのリーダーサタンがアメリカ軍と戦闘、しかし駆けつけたパンテオン四大使徒日上宮子が現場に向かった事により撤退しました』

 

画面にはアメリカ軍を蹂躙する魔王を彷彿とさせる鎧を纏った男と神々しい鎧を纏った女が向き合っていた

 

「あん?パンテオンにパンデモニウムって確か…」

 

「…まさかこの世界は…」

 

「しゃ〜?」

 

パンテオン、パンデモニウム…龍はその組織名に聞き覚えがあった…それは

 

「セリアの居た世界…か」

 

「…」

 

その言葉に不安そうに顔を伏せるセリア…の頭を撫でる龍

 

「…安心しろ。相手が世界規模の組織だろうがお前は俺達横須賀基地の仲間で身内だ。喧嘩売ってくるなら片っ端から…」

 

一旦言葉を切って目を閉じ…次に眼を開けた時、龍の眼は…

 

 

 

 

 

「死が救いと思えるほどの地獄を味あわせて殺る…ククク…」

 

 

 

 

底が見えぬ闇と狂気が宿っていた…

 

 

 

 

 

 

「龍…さん…」

 

「しゃ〜…」

 

普段の龍と全く同じと言えるその言動…だがセリアとルカは不安と悪寒を感じた…

 

「…大丈夫です…前みたいに弱い私じゃないです…だから龍さん」

 

同じように言葉を切るセリア…目を閉じ、そして再び開かれた眼に宿るのは…何処までも澄んだ思いと覚悟

 

 

 

 

 

「私も頼って下さい。私に光をくれた、深くて暖かい夜をくれた貴方を、私も支えたいんです」

 

「…セリア…」

 

その言葉を聞いた龍は目を見開いた後…気恥しそうに頭をガシガシとかいたあと…

 

「全く生意気なんだよっと!」グリグリ

 

「はわわっ!?」

 

「しゃ〜( * ◜ω◝ )」

 

グリグリとセリアの頭を荒く撫でる…その雰囲気と眼が普段の龍に戻っていることに安心するルカ…しばらくして

 

「…まぁそうだな。たまには頼るさ…ホントにたまにだけど」

 

「む〜…たまにじゃなくても良いのに…」

 

「はいはい」

 

「しゃ〜( ̄▽ ̄;)」

 

乱れた髪を整えながら頬を膨らませるセリアの言葉を軽く流す龍、その様子を苦笑い(人間で例える)しながら龍の肩に乗って見つめるルカ…はインターネットに繋がっている機械を探してあちこち歩き回って居た

 

「て言うかわかってたとはいえそうそうそんな機械がある訳もなし…人気のないとこじゃねぇと怪しまれるし…」

 

「いっそ龍さんのステルス能力でどこかの企業とかに侵入してみるのはどうでしょう?」

 

「うーん…一応考えたが…なんか今別行動しようとすると嫌な予感がするから辞めておく。セリアはステルス出来ないからな」

 

「ルシファーの魔法にもそう言った物は無いですからね…」

 

因みにルシファーの魔法は基本プラズマを利用した拘束や砲撃だが最近になって真っ黒いプラズマとも違う閃光を放ったり普通なら有り得ない現象(下が地面のはずなのに穴を開けた訳でもないのに落下させたり、黒い渦で攻撃を消滅させたり、罪を設定し犯した人間のみを人体発火現象で焼き尽くしたりetc…)引き起こす事ができるようになった

 

「…ん?あれは…廃品置場か?」

 

龍が気付いたのは家電量販店近くの路地にある大量の廃棄品が置いてある場所…そこにはコネクタや壊れたパソコンなどもあった

 

「…あ、これいけるかも?」

 

「「?」」

 

それを見て何か閃いた龍は廃品からコードとパソコンのコネクタ、極小カメラを持ち出しコードを長く長く繋げていく

 

「これをどうするんですか?」

 

「これをな…こうする」

 

部分展開した艤装にコードを刺し、自由自在に動かしてみせる

 

「あとはこれを空調機のダクトなりに忍ばせてパソコンをハッキングすれば情報を集めれる」

 

「なるほど…」

 

「しゃ〜(ฅ ˙꒳˙ )ฅ 」

 

そう言って再び移動し、路地が近くにある会社に向かいダクトにコードを入れる

 

「さてさて…」

 

コードの先に取り付けたカメラを通じて現在人が居ない部屋を覗いていく…

 

「お、手頃なの見つけた」

 

パソコンにコネクタを刺し、インターネットにアクセスしてパンテオン、パンデモニウム、魔王使いについて調べていく

 

「…なんだこりゃ」

 

「どうしました?」

 

龍の顔は苦虫を噛み潰したような表情になっていた…

 

「魔王使いなんて犯罪者全員死ねばいいのにとか色々と醜い事が書いてある…魔王使いだから何してもいいとかアホな事考える奴が居るとかこの世界終わってんだろ…」

 

「…」

 

「その癖パンテオンは世間のヒーローとして崇められてる…だけどこれはなんだ?パンテオンの闇も相当だぞ」

 

龍はパンテオンのシステムもハッキングして機密情報や闇の情報も漁っていた…そこにあったのは未熟な魔王使いを人身売買しているデータや裏帳簿が多数記録されていた

 

「…余りにろくでもなさすぎて怒鳴る気も失せるわこんなの…」

 

「度し難いですね…」

 

「(「◣д◢)「シャアー!!!!」

 

ゲンナリした様な表情の龍、嫌悪感を隠さないセリアと怒りのあまり動かないハズの目を吊り上げて鎌を振り上げるルカ…

 

「これで正義の味方とかマジで言ってんのか?五代雄介見習えや」

 

龍の脳裏には最初の平成ライダー、クウガの変身者にして龍が「真に人のために己の全てを投げ出せる大馬鹿野郎で最も尊敬できるヒーロー」と称した五代雄介の姿が過ぎった…龍もまた仮面ライダーであるからこそパンテオンのやっている事と世論に対して嫌悪しか持てない

 

「…パンデモニウムがやってる事を認めることはできねぇが…コイツらも自分達の身を守ろうとしてるだけだからな…コイツらもまた被害者…か」

 

「…やるせないですね」

 

「しゃ…」

 

例えどれだけ非道を他者から受け、差別され、自分達の身を守るためとは言えパンデモニウムがやっている事がテロである事は変わらない…力で訴える以外の手段を持つことができなかったからこそ被害者であり加害者であるパンデモニウムに対して龍達はやるせない思いを抱いた

 

「…一応確認するがパンデモニウムがセリアを勧誘してきたら本人としてはどう返事するんだ?」

 

「え?バッサリお断りしますよ?無理やり連れていこうと言うのなら焼きます」

 

「お、おう…」

 

予想以上にバイオレンスなO☆HE☆N☆ZI☆をするつもりなセリアに若干引きながら龍は更にハッキングを進めようとした瞬間…

 

「あ、やっべ気付かれた」

 

「へ?」

 

「しゃ?」

 

どうやらハッキングされていた事に気付いたパンテオンが会社に連絡したのかパソコンがある部屋に多数の警備員が突入してきた(尚入ってきた時点で既にコードを切り離した)

 

「会社の中がごたついてるうちに離れるぞ」

 

「はい」

 

「しゃ!」

 

いそいそと離れていく龍達…だが龍は出る寸前に壁を見て…マジキチスマイルを浮かべる…そこには防犯カメラがこちらを見ていた…

 

(殺れるもんなら殺ってみせろ…だがテメェらが喧嘩を売るのは神だろうが悪魔だろうが喰らい潰す龍だと知れ…!)

 

因みに後にこの防犯カメラの映像をチェックしたパンテオン職員と会社の社長は龍の狂気とマジキチスマイルをモロに見てしまい悲鳴を上げて気絶したそう…

 

深海棲艦&魔王少女&ハナカマキリ移動中…

 

「…まぁ色々胸糞悪くなったが…幸いお金は重桜の物を問題なく使えるっぽいし…なんか美味いもん食うか…」

 

そう言って近くにいい店が無いか辺りを見回す龍

 

「…あ、あそこにCoCo○がありますよ」

 

セリアが指さしたのは某有名カレーチェーン店の看板であった

 

「Co○o壱か…あそこのカレーかなり辛いけど美味しいんだよな。よし、あそこにするか」

 

「ですね」

 

「しゃ〜♪」

 

「あ、でもルカが居たらヤバいのでは…?あそこ飲食店ですし…」

 

「しゃっ!?」

 

いくら大人しいとはいえ流石に飲食店にデカいハナカマキリを連れて入るのは色々問題があると思ったセリアは困った顔をする

 

「…そうだな…ルカ、流石に飲食店で外には出せないし、飯をあげれないが…どうやら少し先でキッチンカーフェスがやってるから後で好きなの食べさせてやるから勘弁してくれないか?」

 

「しゃ〜…(´・ω・`)」

 

仕方ないな〜、と言わんばかりの顔…顔?をするルカの頭を軽く撫で、服のポケットに収まってもらう

 

「さて、何を頼むかな〜」

 

「そういうのはお店に入ってメニューを見てから考えましょう?」

 

「そうだな」

 

因みに龍はロースカツカレー、セリアはフライドチキンカレーを注文した

 

食事中…

 

「…ふぅ…食った食った…」

 

「やはり○oCo壱のカレーは美味しいですね…」

 

「しゃ〜♪パク(*゚~゚*)モグ モグ」

 

龍達はCoCo○を出てキッチンカーフェスの会場でルカに焼き鳥を与え、色々見て回っていた

 

「しっかし今後どうすっかね…元の世界の座標は今特定中だが時間がかかるし…」

 

「…適当なホテルでも借ります?」

 

「どのくらいかかるかわからないから手持ち的に大丈夫か不安だがそれしかないか…」

 

できるだけ安いホテルを探そうと動こうとした瞬間…

 

「…ん?なんだ?」

 

「周りの人達が…」

 

「しゃ〜?」

 

急に周りを歩いていた人が次々と倒れていく…困惑する2人と1匹だが龍のセンサーに周辺環境に異常を感知した

 

「…これはウイルス?」

 

「へ?」

 

「しゃ?」

 

周辺には正体不明のウイルスが散布されていた

 

「恐らく原因はこれだな…どうやら俺達には効果が無いみたいだが…」

 

「…ドゥルジ?」

 

「ん?ドゥルジって確か…」

 

「虚偽と偽りを神格化したゾロアスター教の七大魔王で召喚魔法では高い不死性、嘘を現実にする能力と任意の病気を作り出しばらまけるそうです」

 

「なるほどな。となるとこのウイルスはドゥルジの契約者の魔法か…テロでも起こすつもりか?」

 

その時少し先にあるゲームセンターから爆発音が響いた

 

「…どうやらあそこで戦闘が発生してるようだな」

 

「…どうします?」

 

「…せっかく満腹でいい気分だったのに余計なことしやがったんだからシバく」

 

「あはは…まぁ私も気持ちは同じですけど…」

 

凄まじく不機嫌な声でそう言う龍に苦笑い気味なセリア…だがいい気分だったのを邪魔されたのはセリアも同じらしく若干目の光が消えていた

 

「じゃあ行くか…」

 

「ふふ…ですね…」

 

「しゃ…しゃ…」ジャキジャキ…

 

焔を手元に具現化する龍と何時でも第一召喚形態になれるように準備完了のセリア、鎌を研ぎ不気味な鳴き声をあげるルカ…明らかにやべーやつの集まりにしか見えなかった…

 

 

一方ゲームセンターでは…

 

「あら?痛いわねぇ…」

 

「な、なんで…なんで不死殺しのデュラハンの攻撃を受けて再生できてるのよ!?」

 

そこではドゥルジ(パンデモニウムでは持ち霊がそのまま名前になっている)と独立学園国家の学園に通うデュラハンの契約者ブリジット・ブランデルと魔王殺しのヤマトタケルの契約者鷺沢秋人、彼の亡き父の持ち霊にして現秋人の憑依霊の百合ことヤマタノオロチが居た

 

「不死性と不死殺しにはランクがあるの。ゾロアスター教の七大魔王に名を連ねる悪神ドゥルジの不死性を、たかが精霊程度の不死殺しで打ち消せると思ってるのかしら?」

 

ドゥルジの言葉に息を飲むブリジット…仮にこの光景を龍が見ていたら「魔王と称される存在に精霊が喧嘩売ってもそうそう勝てるわきゃねぇだろ。せめて逃げる算段くらいつけとけや」と酷評しかねない

 

「格の違いがわかったかしら?それと助けなら来ないわよ。警備室にも周辺にも同じ病をばら蒔いたし警察もパンテオンもマナフ叔父様に占拠された衛星基地に注意が向いてるでしょうね」

 

そう言って一気に距離を詰めブリジットの持つガンブレードをドゥルジが握ると錆び付いて砕け散った

 

「なっ!?」

 

「これで終わりよ!解放召喚(オーバーフロー)・ドゥルジ!」

 

その言葉と共にドゥルジの背後には魔王ドゥルジが召喚されその手がブリジットに伸ばされる

 

「!?解放召喚!デュラ(だめっ!間に合わない!)」

 

「ブリジット!」

 

『いかん!!』

 

魔王の魔手が迫り死の恐怖に思わず目を閉じるブリジット…その手が触れる寸前

 

熱収束砲(ニュークリアカノン)!」

 

終焉の鎮魂歌(レクイエム)!」

 

「しゃぁぁぁぁぁ!」

 

「「「『!?』」」」

 

熱線と黒い極光がドゥルジを消し飛ばし金の糸がブリジットの腕に絡みつき秋人に向かってぶん投げた

 

「ってうおっ!」

 

「きゃっ!」

 

『今のは…?』

 

全員が攻撃が飛んできた方向を見るとそこに居たのは…

 

「ったく覗いて見たらなんかピンチだったから攻撃したが…なんで学生と魔王使いがドンパチしてんだよ」

 

「恐らくこの学園国家の生徒ですね。確か召喚術士を養成する独立国家のはずなので…」

 

「しゃ〜」

 

龍とセリアとルカであった

 

「とりあえず…てめぇがドゥルジの契約者で間違いねぇな?」

 

「…そうだけど?」

 

「テメェのせいでせっかくのいい気分が台無しになったんだ。1回どつかせろ」

 

「拒否権はありませんよ?」

 

「しゃぁしゃぁ!!!」

 

「物凄い理不尽!?」

 

「「テロ起こした奴が何言ってんだ(ですか)?」」

 

(((言ってることは正論なんだけど言い方が…)))

 

明らかに893の言い方になんとも言えない様子の秋人とブリジットと百合…ドゥルジは理不尽と叫ぶがテロを起こした事を突っ込まれて黙り込んだ

 

「どう足掻こうがどつくのは決定事項だ」

 

龍は魔法陣を展開し…

 

「逃げられるとは思わないでくださいね?第一召喚形態・ルシファー」

 

セリアは第一召喚形態に変身、周辺にプラズマビットを展開し…

 

「しゃぁぁぁぁ!!」

 

ルカは周辺にある瓦礫や壊れたゲーム筐体で壁を作り始めた…だがドゥルジはセリアを見て驚く

 

「ルシファー!?貴方も魔王使い!?なんで貴方が私たちと敵対するのよ!」

 

「魔王使いが無条件に貴方達の味方とでも?私は私の帰る場所がありますし居場所もある。私を連れていこうと言うのなら…」

 

セリアはビットを自分の前に円形に展開し中心にプラズマの球体を形成する

 

「焼かれる覚悟を決めなさい…!」

 

「っ…」

 

その殺気にたじろぐドゥルジは何も無い壁に目を向け…

 

「1発どつくっつたろ?食らっとけ!」

 

「!?がはっ!!」

 

ドゥルジの腹に特大のアイシクルランスが突き刺さりドゥルジを吹き飛ばした

 

「吹き飛びなさい!プラズマスマッシャー!!」

 

「ぐほぉ!!」

 

追撃とばかりにセリアはプラズマビットを連結し巨大なプラズマの剣を作り出しドゥルジに叩きつけた

 

「しゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

 

そこに更にルカが大量の瓦礫と筐体を雪崩の様に叩きつけた

 

「「『うっわぁ…』」」

 

確かに1発ずつだがその1発があまりにも重すぎる事にドン引く2人と1霊…

 

「…埋まったな」

 

「土葬ですか?」

 

「しゃ〜?」

 

「大丈夫だろ不死性持ちみたいだしほっとけ…どうせそこで隠れてる仲間が回収するだろ」

 

そう言ってドゥルジが見ていた壁を見やる龍…すると壁が揺らぎそこから黒髪の女が現れた

 

「…なんでわかったの?」

 

「ガッツリレーダーとセンサーに写ってたから」

 

黒髪の女…ぬらりひょんは自身や触れた相手を五感では探知できないようにできる。だが流石に龍のレーダーとセンサーは誤魔化せなかったらしい

 

「?レーダーに…センサー?」

 

龍の本質が船であることを知らないぬらりひょんは頭に?を沢山浮かべて首を傾げた

 

「まぁ要はお前の潜伏は意味ねぇってことだ…わかったらそこで土葬されかけてるお仲間さん拾って消えろ」

 

「…わかった」

 

「それとテメェらのボスに伝えとけ。セリアはテメェらに渡さねぇし殺る気なら全力でぶっ潰す…ってな」

 

「…伝えとく」

 

そう言ってドゥルジを抱えてぬらりひょんは姿を消し、離れていった…それをレーダーで確認した龍は高速で近づいてくるもう1つの反応の方に向き直る

 

「さて、また面倒な来客の様だ」

 

「…さっきのドゥルジとは比にならないですね」

 

「きしゃ〜…」

 

直後

 

ゴウッ!!!

 

轟音と共に壁と天井が吹き飛ぶ

 

「随分遅い出勤じゃねぇか?パンテオン四大使徒さんよぉ?」

 

「…何者だ?」

 

「質問に質問で返すなって教わらなかったか?パンテオンはそんな事もわからない力だけの馬鹿が幹部になれる無能の集まりか?」

 

煽るように言う龍に対し四大使徒日上宮子は顔を顰める

 

「…人が多数倒れている上爆発音が聞こえたと言う通報を受けて来た…これで満足か?しかし貴様は何者だ?そこに居る魔王使いはまだしも貴様とそのハナカマキリ擬きは謎が多すぎる…」

 

「敵対する気満々な奴に答えるわけねぇだろ」

 

「きしゃぁぁぁぁぁぁ!!(「◣д◢)「シャアー」

 

日上の疑問に呆れた様子で返す龍と威嚇するルカ。だが日上の視線はセリアに向けられる

 

「とりあえず魔王使い。貴様は連行させてもらう。そこに居る白い女もな」

 

「あ?」

 

「へぇ?」

 

「きしゃぁぁぁぁぁぁ!!きしゃぁぁぁぁぁぁ!!(「◣д◢)「シャアー」

 

ハイライトが消える龍、無表情に青筋と言う明らかにキレてるセリア、荒ぶりすぎて周辺の瓦礫を荒れ狂わせるルカ…

 

「ふん。ドゥルジを退けたようだがその程度で私を倒せると思うな!最終召喚形態(ラストサモン)大国主!」

 

そう日上が叫ぶと纏っていた服が更に豪奢で美しい神を象徴するそれに変わった…が

 

「なんだ。その程度か」

 

「これは…第二召喚形態で十分ですね」

 

「しゃっ(◦`꒳´◦)フン!」

 

拍子抜けと言わんばかりの龍とセリア、鼻で笑うルカ…明らかに侮られてる(実際は実力的に日上が圧倒的に雑魚)と感じた日上の顔は更に険しくなり額には青筋が浮かんでいた

 

「身の程知らずが…その身をもって詫びろ!これが日本における天地創造神話の武具。ランクX…天逆鉾!!」

 

「…ふーん」

 

黄金の矛を具現化させる日上に対して龍は焔を抜き…

 

「ふんっ」

 

「!?」ギャリン!!!!

 

カレラから習った瞬動法で距離を詰め切りつけた。日上は慌てて天逆鉾で防御するが…

 

「遅せぇよ」

 

「!がはっ!?」

 

一瞬で背後を取られ無防備な深々と背中を切りつけられる

 

「くそっ!これならどうだ!天地創造の型・神威星衝!!」

 

天逆鉾から極光が放たれるが龍は焔をしまい、アビスコアを生成、握り潰す

 

重力崩壊(グラビティコラプス)

 

「なぁ!?」

 

再度開かれた手から神威星衝とは比にならない黒い本流が放たれ、飲み込んだ

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」

 

日上は後方にあったビルごとぶち抜かれ遠方にある山の1部を消し飛ばしてやっと止まった

 

「…うっそだろ…」

 

「なんて火力…」

 

『…流石のわしもあれは受けたくないのぉ…』

 

大国主と言う日本神話最強クラスの神霊と契約し、本人の実力も最強クラスのハズの日上を一方的に叩きのめした龍の力にドン引く…

 

「ぁ…ぁぁ…がっ!?」

 

召喚魔法も解除され、全身が焼け爛れた日上の頭を龍は容赦なく踏みつける

 

「…で?身の程知らずが…なんだって?」

 

「ぐっ…ぎっ…」

 

日上はパンテオンになって初めて恐怖を抱いた。今までの相手には苦戦することはあっても一方的に叩きのめされたのは初めてだからだ。最強の魔王使いサタンとも戦えるという実績もあって龍と言う異質で圧倒的な力を持つ存在に恐怖感じた…感じてしまった

 

「な…ぜ…だ…」

 

「あ?」

 

「何故…魔王使いを守ろうとする…?」

 

「…」

 

「魔王使いなど…居たところで…周りを不幸にするだぐがっ!?」

 

コイツ今なんつった?

 

日上の首を掴み吊り上げる龍…だがその視界は真っ赤に染まっていた

魔王使いが周りを不幸にする?勝手にテメェらが毛嫌いしてるだけだろうが…

 

ああ…イライラする…

 

――確認しました。全=⇈能之♯,神の稼働率が20パーセントを突破…これにより神威叡智書庫(アカシックレコード)を解禁…自己進化システムと連結…成功。条件を満たしました。究極能力(アルティメットスキル)憤怒之王(サタナエル)を獲得…成功しました。これにより出力の大幅上昇に成功しました。

 

赤く紅く…あかくあかくあかくアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカクアカク

 

 

アア…コワシタイ

 

「ぁ…ぁぁ…」

 

オイオイ…ナニオソロシイモノヲミタヨウナカオヲシテヤガル?サッキマデノイセイノヨサハドウシタ?

 

「ひぃ…い…やぁ…」

 

アーア…カンゼンニセンイソウシツシテヤガル…ツマンネ…ダカラ…

 

⇈ー“←←:’,:(死ネ)

 

絶海崩魔

 

憤怒之王によって爆発的に増加したエネルギーによって周辺の世界が塗り替えられる…

 

「こ…れは…!?」

 

そこは光届かぬ闇…

 

「サァカクゴハデキタカ?」

 

それは深海に眠りし支配者…

 

『○■○■○○○○■■○■■■■■■○■○』

 

クトゥルフ…現界

 

「あ…あ…あぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァ!?

 

「ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

 

世界の崩壊まで…あと…■■■■

 

 

 

 

オマケ

 

「…あれ?龍の反応が消えました〜?」

 

「ああ…それに…」

 

「…セリアさんの反応も消えてます…」

 

「…なんでしょうか…すごい嫌な予感が…」

 

「…だな」

 

「…大丈夫…です。指揮官なら…」

 

「…ふふ…そうですね〜」

 

「ああ。私達は指揮官の帰る場所を守る。それが今の私たちにできることだ」

 

「です」

 

「…それじゃあ…」

 

「「「セイレーン(粗大ゴミ)を片付けましょう(よう)」」」

 

この後セイレーンの大艦隊が塵も残さず消滅したという報告書にアズールレーン上層部は目をひんむき、トップ4人は大爆笑した

 

To Be Continued…




次回の■■■龍■■■?は…

■○,■○■■○○○■■▲◆●▲●■■▼□◆◇◇△▲□▲▽◆□□□▽▲□■▽□◆●□○◆◆■□□●◎▽▽■▼□◆◆▲▲□■■□□▽▼□●◆◆◆▲◇◇△

「△■ハルマゲドン」

キャラ解説…要る?

  • 書け!
  • 別に要らんじゃろ
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