「前回は…まぁ流石の技術力ですね。すこん部を作り出すとは…と言うか彼女に不可能なことは基本無いでしょうね…人間程度の技術相手なら…後生徒会長死なないといいですけど大丈夫でしょうか?すこん部で少しは癒されて欲しいです」
「前回のお話はこんな所でしょうか?それじゃあ本編に…え?私は一体誰なのかって?…フフ…それはまだ秘密です♪」
「…では、改めて…ゆっくりしていってね♪」
「蝙蝠と不穏な影」
「あ、それと一般通過提督さん。必殺技の名前にスパロボを使えば良いのでないか、と教えて頂きありがとうございます♪」
「ふんふんふーん♪」
ご機嫌な様子で歩くオーフェリア。今日は1人で出歩いていた…が
「おいおいこんな所で女1人d「ほい」ごぺっ!?」
「あ、兄貴!?「ほれ」ごは!?」
「迷惑料で財布の中身全部貰っていきマース♪」
彼女が居るのは治安の悪い歓楽街…彼女の機嫌が良いのはこんな風に絡んでくる輩をシバいて有り金をかっさらっているからであった
「ふんふんふーん♪お小遣いから歩いてきてくれるのは嬉しいな〜♪」
やってる事は犯罪だがそもそも歓楽街に居るガラの悪い連中は場合によっては表沙汰に出来ないことをやっている者も多いのでやられても警察に頼れないため被害者は泣き寝入りするしかなかったり…と言うか大半の人間はオーフェリアが歴代最短日数で星導館の序列2位になったガチの怪物だと知っているので絡んでくるのは基本情報を調べようともしないバカばかりである
「日本の言葉だと鴨が葱を背負って来るって言うんだっけ?こういうの…」
「あべしっ!?」
違っているようで合っている言葉を呟きながらオーフェリアは絡もうとして来た男の顔面を殴り飛ばし地面とディープキスさせるついでに財布を抜き取って中身を全部奪って捨て置く
「10…20…30…大体50万位かな?結構手に入った…前に食べたかったクレープのお店に行こうかな?」
そんな事を呟くオーフェリア…その近くの窓に異変が起こっていた
「…見っけ♪」
本来そこには居ないハズの影が写り込み…自身の手を掲げる
「…彼女なら…これかな?」
その言葉と共に手元に時計の様な物が生成される
――!
「…さて、今はまだ気づかれる訳にはいかないし…やる事もあるから移動しよっと」
その影は去っていった…だが影が残したソレは…現世に残されたまま…
「…ん?なにこれ?」
「おお…」
「あうう…」
それは…小さな蝙蝠の様な存在とこちらも小さな龍の様な存在だった…
「…喋ってるし…生き物?」
「うう…」
「ぬうう…」
「…なんか弱ってるみたいだし…連れて帰ろう…」
「…で、連れて帰ってきたと…」
「流石に捨て置く訳にもいかないし…」
「…と言うかコイツらはなんだ?生き物?にしてはメタリックだが…星螺」
「…軽く診察した感じ気絶してるだけですね」
出かけていた紗夜以外の3人がオーフェリアの部屋に集まり折りたたんだタオルの上で眠る2体を観察する…
「…ううん…」
「あ、起きた」
蝙蝠の方が目を覚まし、周囲を見回す
「…ここは?」
「ここは星導館の女子寮…私の部屋だよ」
「…アンタらは?」
「人に名前聞く時は自分が最初に名乗れ」
「ああ!そうだったな!俺は――」
龍がそう返すと蝙蝠は名乗ろうとして…
「んん…ここはどこでしょう?」
「おお!たっちゃん!起きたか!」
「龍の方も起きたか…とりあえず名前から教えてくれ」
一方レヴォルフ黒学院…
「…来ねぇな」
レヴォルフの生徒会長ディルクはイラついた様子で座っていた。今日は報告会の為全員集合するはずだが誰も来ないのだ
「どこで道草食ってやがる?」
苛立ちはどんどん募っていく…報告会は生徒会の物ではない。ディルクとその仲間達は六花の闇と言っていい存在であり、裏で様々なことをしては甘い汁を吸っていた…
「…既に10分過ぎてるのに誰も来ないのは流石におかしい…何かあったか?」
腕時計を確認し、指で机を叩く…元々人相が悪いが更に悪鬼の如く歪んでいた…だが次の瞬間その背筋は凍りつく
「貴方の協力者はもう二度と来ませんよ♪」
「!?」
誰もいない、扉も窓もない、あるのは部屋の装飾として置かれた1枚の鏡のみ…
「誰だてめぇ!」
「今から消える貴方に名乗るなんて面倒なことはしませんよ?」
鏡の脇に立っていたのは黒い髪に青い目の女…頭には狐の耳が生えていた
「今から消えるだと?」
「ええそうですよ?貴方は…いえ、貴方達は私やオリジナル…とその仲間達にとって余りにも邪魔過ぎたんですよ」
(オリジナル?)
女の言うオリジナルと言う単語が気になるディルクだがそもそもそんな事を考えている場合ではないと思考をフル回転させる
(相手は女1人だが他の連中が既に消されているという事が事実ならこいつは見た目や気配通りの実力じゃねぇ…)
元々ディルクは星脈世代ではあるが戦闘能力が高い訳では無い。故に既に逃げ道は断たれていると考えたディルクは諦めたように溜息をつき。女を睨みつける
「…じゃあ最期にひとつ聞かせろ」
「いいですよ?地獄への道すがら暇つぶし位は必要ですからね」
余裕そうな表情で椅子をひとつ持ち出し座る
「…てめぇの目的はなんだ?」
そう聞くと女はクスッと笑い
「現世への完全な現界…今の私は基本鏡から一定期間しか出られませんからね…その為にも力を蓄えねばなりません…その為には…」
その後に放たれた言葉にディルクは絶句した
「必要なんですよ…沢山の餌が…!」
(餌だと!?こいつまさか!?)
「それじゃあ質問には答えましたし…」
「っ!くそが!?」
発砲音。ディルクは隠し持っていた銃で女の眉間を撃ち抜く…が
「あらら…随分可愛い抵抗ですね♪」
「!?」
眉間に穴が空いているにも関わらず普通に話していた
「化け物がっ!」
「化け物で結構♪それじゃあ…サヨウナラ♪」
GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!
鏡から飛び出す多数の異形…それがディルクの体に食らいつく
「がはっ!?や、やめ…」
そのままディルクは四肢を引きちぎられ鏡に引きずり込まれた…
「…どうやらここに来る前に彼女にアレを渡した影響で時間が削れてしまいましたか…まぁいいでしょう…あの力は彼女が持っておいた方がいい…」
そういう女の体はノイズが走り不安定になっていた
「…いつか…愛し合える時を待っていますよ?オリジナル♪」
その言葉と共に女は消える…この部屋に残されたのは床に着いた血痕と血で真っ赤に染まった鏡だけだった…
星導館女子寮(オーフェリアの部屋)
「お前らの名前から教えてくれ」
「俺の名前は…」
「ミーの名前は…」
「キバットバットⅢ世!誇り高きキバット族の貴族だ!」
「魔皇竜タツロットでありんす!」
イレギュラーによって起こった本来ありえない出会い…それがこの先どのように影響するのか…それはまだわからない…
To Be Continued…
オマケ
謎の女プロフィール
現在わかっている情報はほとんどない。わかっていることは現世への完全な現界が目的であること、オリジナルと呼ばれる存在をとても好いているという事。オリジナルやその仲間の為なら基本的に手段を選ばない。全身真っ黒なシルエットで辛うじてノイズかかった声と体つきで女だとわかる。鏡の異形を使役しているが恐らく戦力はそれだけでは無いと思われる。
次回の深海龍帝は何を成す?は…
「キバの鎧?」
「ああ!」
突然現れたキバット達!なぜ現れたのか?
「うぉぉぉぉぉぉ!」
「おいおいなんだアイツ!?」
市街地に現れた異形!?
「オーフェリア!行くぞ!」
「わかった…!」
次回!「キバの鎧」
キャラ解説…要る?
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書け!
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別に要らんじゃろ