「うるさいぞカイザ…黄泉桜だ」
「前回はまさかのキバット、タツロット登場だな!」
「それと裏で暗躍する女は一体誰なんだろうな?」
「少なくとも龍達に危害を加える様子は無さそうだが…」
「まぁその話は今後明らかになって行くだろう…とりあえず本編…」
「いくぞぉ!!!」
「声がデケェっての!それじゃあゆっくりしていってくれ」
「「キバの鎧」」
「…で、渡と太牙が放った必殺キックが復活したキングに突き刺さってキングは打ち倒されたんだ」
「「「お〜」」」パチパチパチ
前回よりキバット達と自己紹介を終えた3人はキバットから先代キバこと紅渡の戦いについて聞いていた
「…すごい話だった…」
「ハーフファンガイアとして生まれ、迫害されてなおファンガイアと人間の架け橋となる為に戦い抜いた男…か」
「渡さんも凄いですけど1番すごいのってただの人間なのにダークキバに3回も変身して復活前のキング相手に戦った音也さんでは?」
「安心しろ、それに関しては俺もタツロットもこいつ人間?って思ったくらいだから」
「なんであんなに負荷の大きい闇のキバ鎧3回も纏えたんでしょうね?」
ファンガイアよりも人外だと思われている紅音也…ここでタツロットの闇のキバ鎧と言う言葉に関してオーフェリアが問う
「さっき言ってた闇のキバ鎧って?」
「俺の父ちゃん…キバットバットⅡ世が管理している鎧だ。因みに俺が管理しているのが仮面ライダーキバことキバの鎧だ。元々キバの鎧はキングの為に作られた物なんだ。他にもキングを守るためのサガの鎧…これは仮面ライダーサガの事だな…も存在する」
「へぇ〜」
そこまで聞いてオーフェリアは思った
(…私吸血鬼…しかも真祖だし…変身できないかな?)
ファンガイアは吸血鬼に近い性質を持っているため自分なら変身できるのではないかと考えたオーフェリア
「ねぇ…キバット…」
ぐぅ〜
変身できないか聞こうと思った矢先に大きな音が響いた
「…すまん。腹が減ったからなんか食わせてくれないか?」
「そう言われればミーも…」
「わかった。簡単な物になるが構わないな?」
「「とりあえず今は腹に入るならなんでもいい」」
そういう二人を見て本当に腹が減ってるんだなと思った龍はボリュームのあるものを食わせてやろう、と考えキッチンに向かった
「龍の言う簡単な物…か」
「…絶対簡単なやつじゃない」
「?どういう事だ?」
「「見たらわかる」」
「「?」」
龍の家事スキルを知らないキバットとタツロットは首を傾げる
2分後
「できたぞ〜」
「お〜できた…?」
「…えっ…それって…」
「?何ってハンバーグだぞ?」
そう、龍の持つ2枚の皿には大きなハンバーグ(チーズ入り)が乗っていた
「「なんで2分足らずでハンバーグ作れてんの!?」」
「家事スキルを極めればこの位できるぞ」
「「「できるかぁ!!」」」(女子's)
龍の発言にキレ気味に返す女子's
「ま、まぁ美味しそうだし…」
「せっかく作ってもらったわけですし…」
「「頂きます!」」
ハンバーグにかぶりつく2匹…次の瞬間目を見開く
「「美味ァァァァァァァァァァァァァァァァァァい!!!!」」
「お、そう言って貰えると嬉しいなぁ♪」
「「「…あの」」」
「勿論3人の分もあるから安心しろ」
「「「や っ た ぜ ☆」」」
この後全員でハンバーグを美味しく食べて解散した(尚オーフェリアは聞くことを忘れていた)
その夜…
「いや〜ストラップのフリってのも大変だな〜」
「仕方ないでしょ…貴方達みたいな存在この世界に居ないんだから…」
キバットとタツロットはオーフェリアの鞄に付いたストラップとして行動を共にすることになった(どうやら多少サイズを変えるくらいならできるようだ)
「でもこの世界は割と平和でやんすね…表面上は」
「…ええ…」
タツロットの言う言葉に頷くオーフェリア…彼女もまたこの世界の表面上の平和の裏で人生を歪められた被害者だから…
「…ま、私は後悔なんてしてないけど」
あの地獄が無かったらオーフェリアと龍は出会わなかった…だからこそオーフェリアは後悔をしていなかった。仮に過去に戻れるとしても彼女は躊躇いなくあの地獄に飛び込むと言い切るだろう
「…それにしても…」
オーフェリアは僅かにカーテンを開き外を見る…一見するといつもの夜…だが
「…なんか…嫌な感じがする」
「…だな」
「なーんかやな夜ですね…」
何処か嫌な雰囲気が街を覆っていた…直後
キャァァァァァ…
「「「!?」」」
小さな…それでも1人と2匹の耳に響いた悲鳴
「ちっ!」
「なんだなんだぁ!?」
「んな事言ってる場合じゃないっすよキバットさん!」
即座に着替えてルイン・スカーレットの起動体を持って飛び出すオーフェリアと慌ててオーフェリアの両肩に捕まる2匹…オーフェリアは悲鳴の場所まで全力疾走した
「…ここは…歓楽街?」
「多分この奥の廃ビルだ!」
「急ぐでありんす!」
その言葉が言われる前にオーフェリアはルイン・スカーレットを起動しそのままビルに入る…階段を上っていくと…
「!あれは…」
そこに居たのは死に絶えた1人の女性とステンドグラスのような特徴を持つ異形
「ファンガイア!?しかもルークかよ!?」
「ちょ!?寄りにもよってチェックメイトフォー!?」
そう、その異形の名はライオンファンガイア。かつてキングの側近であるチェックメイトフォーの一員であり上位の力を持つファンガイアであった
「…あれ?なんかおかしくね?」
「「?」」
「ぎぎゅががががががが!!!」
「「「!?」」」
「おいおい!!完全に理性がねぇじゃん!」
「っ!危なっ!」
「ひょえええ!?」
次の瞬間ライオンファンガイアの拳が目の前に迫っていた。咄嗟にサマーソルトでカウンターしつつ距離を取る
「ウッソだろ何だあのスピード!?」
「渡さんが戦った時よりも強い!?」
「っ!また来る!」
「「うぉぉぉぉ!?」」
「ぎぎががががががが!!!」
ライオンファンガイアのラッシュを鎌で、手でいなしていく
「いやいやなんで変身してないのに対応できてんの!?」
「人外舐めないで!これでも吸血鬼なんだから!」
「「マジで!?」」
ここで初めてオーフェリアが吸血鬼の真祖であることを知った2匹だがそんなのお構い無しに事態は加速する
「!」
「ヴォ!?」
「「げぇ!?」」
ライオンファンガイアの攻撃がビルに致命的な損壊を与え、ビルが崩れだした
「ちょぉぉぉ!死ぬ死ぬ死ぬ!?」
「ひぃぃぃぃ!?お助けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」(´;ω;`)
騒ぐ2匹を無視してオーフェリアは瓦礫を粉砕、切断し降ってくる瓦礫を足場に何とか危険地帯から脱出する
「ふぅ…危なかった…」
「い、生きてる!俺生きてるぅ!!」
「し、死ぬかと思った…」
「ヴォォォォォォォ!!!」
「「こいつも生きてたァ!!!」」
瓦礫を吹き飛ばして現れたライオンファンガイアが未だに傷1つ無い状態で現れた
「…ねぇキバット」
「な、なんだ?」
「…キバの鎧。使える?」
「!」
オーフェリアが提案したのはキバへの変身。だがタツロットが慌て出す
「ま、待つでやんす!キバの鎧はファンガイアでないと魔皇力に耐えれないで「いや、行けるかも!」ええ!?」
「タツロット。よく考えてみろ。オーフェリアは吸血鬼、更に星脈世代の能力で星辰力でそう言ったエネルギーの扱いに関しても慣れている…」
「た、確かにそうかもしれないでやんすが…」
「ギギュギギギ!!!」
「っ!あ〜もう!どうなっても知らないでやんすからね!?」
「OK!いくぞ!オーフェリア!」
「わかった…!」
その言葉と共にキバットが飛び上がりオーフェリアは腕を天に突き上げる
「ガブリ!」
「っ…」
「うわわ!?」
「ヴォォァァァ!?」
突き上げられた腕にキバットが噛み付きアクティブフォースと魔皇力が流されオーフェリアの星辰力と混ざり合うと体に黒い線が走りスパークが発生する。ライオンファンガイアは弾き飛ばされ距離を取りタツロットも慌てて離れた
「…変身!」
オーフェリアの腰に鎖が巻き付くとキバックルに変化しキバットがバックルに収まると黒い音波の様な波動が発生しキバの鎧が纏われる
「…うっそぉ…」
タツロットが呆然と呟くその視線の先ではオーフェリアが変身したキバが居た…だがその容姿はタツロット達の知るキバではなく鎧はドレスアーマーに、顔はコウモリを模した仮面が上半分を覆っていて髪は白から漆黒にワインレッドのメッシュが走っていた。仮面から見える目は黄色に変わっている
どう見てもライダー少女である
「…これが…キバ…」
「…なんか色々気になるが変身できたなら良し!!!とっととぶっ潰そうぜ!」
「OK…さっさと終わらせて寝る…」
「「あ、そこは人間と同じなのね」」
「うっさい」
「ギュガァァァァァァァァァ!!!」
警戒した様子のライオンファンガイアは業を煮やしたのか突っ込んでくるが今度は受け流さず真っ向から拳を迎え撃つ
「はぁ!」
「ギッ!?」
拳をはじき飛ばしそのままライオンファンガイアの顔面を拳が捉え吹き飛ばす
「…いい…これなら行ける…!」
オーフェリアは体勢を整えたライオンファンガイアに向き直り告げる
「…さぁ…貴方の罪を数えなさい?」
「「あれそれ別のライダーじゃね?」」
To Be Continued…
次回の深海龍帝は何を成す?は…
「はぁ!」
「ぐるぉ!!」
ライオンファンガイアとの激突!
「よし、ならこれでって――がねぇ!?」
「ウソデザンショ!?」
異常事態発生!?
「…やっばやっちゃった…!」orz
謎の少女まさかのやらかし!?
次回!「WAKE UP」
キャラ解説…要る?
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書け!
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別に要らんじゃろ