深海の龍帝は何を成す?   作:リア・ユグドラシル

43 / 103
「今回の前回のあらすじは私、クローディアと」

「風紀委員の我!カレラだ!」

「前回は…なんか凄いことになってましたね」

「ファンガイアか…いいな…血が滾るなぁ…!」

「落ち着いて下さい…しかし突如現れた銀のサイ…メタルゲラスとその主の少女は一体何者なのか…敵では無さそうですが…」

「敵ならそもそもキバの力を与えたり必殺技に必要な道具を届けたりしないだろ…ファンガイアの事故召喚の尻拭いもしようとしないだろうし」

「まぁそうですね…ん?カンペ?」

【尺が長くなるんで巻でお願いします】

「「あ、はい」」

「ん"ん"…それじゃあ本編行くか」

「そうですね…それじゃあ本編」

「「ゆっくりしていってください(していくがいい!)」」

「「シルヴィアとデート!」」


シルヴィアとデート!

ライオンファンガイア出現から半年…この半年間はとても平和だった

 

オーフェリアはアームズモンスターやドラン達と仲良くなった(尚ドラン達は餌は不要)

 

あれ以降決闘騒ぎも落ち着き龍達は平穏に過ごしていた…そして今日は…

 

「ごめんね?遅くなった?」

 

「別にそこまで待ってねぇぞ」

 

シルヴィアと龍は六花から出て某夢の国に来ていた

 

なぜこうなったかと言うと…

 

 

2日前…

 

「ふぁぁ…おふぁよ〜」

 

「おうおはよ…お前寝癖凄いぞ。ちょっとこっち来い」

 

朝起きた龍はまだ寝ぼけなまこなシルヴィアの寝癖を見て即座に部屋に戻ると髪を整える

 

「ありがと〜…zz…」

 

「ここで寝るなよ…」

 

予想以上に眠かったらしいシルヴィアは椅子の上で寝てしまった

 

「( ˘ω˘ ) スヤァ…」

 

「…どうすんだこれ」

 

腕をガッチリ掴まれてしまっているのではなれることもできず、近くにあった椅子に座る

 

「…起きるまで待つか…」

 

「すぅ…すぅ…」

 

「…相変わらず綺麗な顔だな」

 

シルヴィアの顔を覗き込みそう言う龍

 

「ん…にへへ…」

 

「どうやらいい夢を見てるようだな」

 

ニヤニヤと幸せそうな笑顔を浮かべるシルヴィア

 

「龍我…」

 

「…俺が夢に出てるのか?」

 

「次…あれ乗ろ…」

 

「…遊園地か?」

 

そこまで考えた龍は端末を起動してカレンダーアプリを起動する

 

「…よし」

 

検索アプリからとあるホームページに飛び何かを予約し、今度は電話する

 

「…もしもし?会長?明後日外出したいんだけど…」

 

 

 

 

…と、言うことがあってシルヴィアと龍は一緒にネズミーランドに来ていた

 

「えへへ…まさか龍我君からデートに誘ってもらえるなんて…///」

 

「…デート…うん確かにデートだなこれ」

 

よく考えずシルヴィアの望むことをしてあげようとチケットと優先パスを自腹で2人分購入した龍

 

(ただ遊ぶだけのつもりだったが…そんな感じで動くべきかな?)

 

そう思い手を繋ぐ

 

「はわっ!?りゅ、龍我君?!」

 

「デートって言ったのはそっちだろ?」

 

「はぅぅ…///」(なんでもうこんなにイケメンなのさぁ…///)

 

顔を赤くしながらもピッタリとくっつき歩く

 

(…なんか周囲からの視線が鋭いな…まぁ無視すればいいか)

 

(はうぅ…思わずくっついちゃったけど…幸せだなぁ…♪)

 

周囲からの嫉妬の視線をスルーする龍とそもそも視線に気づかず幸せに浸るシルヴィア…2人が最初に向かったのは…

 

「まぁやっぱ最初はジェットコースターだよな」

 

「お〜…結構怖いやつだ」

 

めちゃくちゃ悲鳴が聞こえるジェットコースター…幸い優先パスを購入しているのであっさり乗れた

 

「おお…昇っていく…」

 

「この溜めが結構ドキドキするだよなぁ…」

 

コースターが登頂にたどり着くと突然停止する

 

「?あれ?」

 

「なんだ?故障かああああああああああ!?

 

「ひょわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

故障かと思って周囲を見回した直後急加速して動き出した

 

「あははははははは!まっさかそう来るかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「速い速い速い!!にゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

数分後…

 

「いや〜凄かったな」

 

「び、びっくりしたよぉ…」

 

笑いながら言う龍と若干グロッキーになっていたシルヴィア…次はゆったりした物にしようと考えた龍はシルヴィアに問う

 

「シルヴィア、次は何に乗る?」

 

「そうだね…あ、あれに乗ろう」

 

シルヴィアが指した先にあったのはメリーゴーランドであった

 

「メリーゴーランドか。OK。行くか」

 

「あ、龍我君…ちょっとお願いしたいことが…」

 

「?」

 

 

 

「えへへ〜♪」

 

「こんなのでいいのか?」

 

「いいんだよ〜♪」

 

メリーゴーランドの馬の上に2人は乗っていた。シルヴィアが前の方に乗っていて龍は後ろからシルヴィアを抱き締めるような体勢で棒を掴んでいた

 

「…おいシルヴィア…当たってるんだが?」

 

「当ててまーす♪」

 

「おい待て更に強く押し付けるな腰を振るな色々危ないから!?」

 

男として色々危ない状況になりつつもしっかりメリーゴーランドを楽しんだ龍とシルヴィアだった

 

そんな2人を離れたところから見つめる影が2つ…

 

 

「はぅ…いいなぁ…シルヴィア先輩…私も龍我先輩とそんな事してみたい…」

 

ひとつは半年後に星導館に入学することが決まっている龍達の後輩の綺凛であった(なお彼女が通った道ではナンパしようとした男達が軒並み気絶させられていた)

 

「そしてその後は…はぅぅ…///」

 

彼女は割とムッツリであった

 

「…速く来年にならないかなぁ…」

 

綺凛は動き出した2人を追跡する…後に自分も行く事になるだろうデートの参考にするために

 

 

もうひとつは鏡の中から様子を見ていた

 

「いや〜お熱いですなぁ♪」

 

謎の少女…こいつもしれっと追跡していた。だが目的は龍たちのデートを見てニヤつく事だけではなく…

 

「GA」

 

「おや、―――。どのくらい餌は捕まったの?」

 

そう、この遊園地で“餌”の確保を行っていたのだ

 

「GURA」

 

「ふむふむ…結構集まったね…」

 

少女の後ろに現れた赤い異形は黒い玉を差し出す…その玉から複数の呻き声と嘆き苦しむ人の顔が無数に浮かんでいた

 

黒魂珠の生産は順調だね…でもまだまだ足りないからもっと集めないと…あ、移動を始めちゃった!それじゃあ―――達は黒魂珠の回収を続けて!」

 

「GA」(。_。`)コク

 

「ふふ…他人のデートを肴に飲む酒は美味しいんだよねぇ♪…あとでその分働かないといけないけど…( ̄▽ ̄;)」

 

少女もまた追跡を始めた…

 

 

「…お腹空いたね〜」

 

「確かにいい時間だな。確かこっちにレストランがあったはず…」

 

「…思ったんだけどさ…もしかして龍我君マップ全部覚えてるの?」

 

「一応ある程度は…いくつか覚えてない部分もあるけど」

 

「いやいや…十分覚えてるよ…」

 

「そうかね?…あ、見えてきた」

 

「お、ホントだ」

 

入店中…

 

「…シルヴィアは決まったか?」

 

「うーん…これかな」

 

「決まったか。それじゃあ…」ピンポーン

 

「ご注文はお決まりでしょうか?」

 

「俺はポークカツカレー」

 

「私はチキンとトマトのカルツォーネで」

 

「かしこまりました」

 

※因みに実際にあります

 

数分後…

 

「お待たせしました」

 

「お〜きたきた♪」

 

「美味しそ〜♪」

 

湯気を立ててとても美味しそうなポークカツカレーとカルツォーネを2人は早速食べ始める

 

「うむ。美味いな」

 

「だね〜♪」

 

笑いながら食べる2人。するとシルヴィアが顔を赤らめながらカルツォーネの乗ったスプーンを龍に差し出す

 

「あ、アーン♪」

 

「ヴェイ!?…あ、あーん…」パクッ

 

唐突なアーンに驚きつつもスプーンを口に入れる…尚2人追跡している2名もこの光景を見ているが…

 

「…おかしいですね…これブラックコーヒーなのにめちゃくちゃ甘いんですが…」

 

「…おかしいなぁ…キャロライナリーパー(世界一辛い唐辛子)齧ってるはずなのにめちゃくちゃ甘いや…これさくらんぼじゃないよね?」

 

同じレストランでコーヒーを飲んでいた綺凛ととある場所から劇物丸かじりしながら見ていた少女…砂糖分が生産され過ぎて口の中が甘あmごぶっ!

 

…作者こと終焉之世界樹が砂糖分摂取のし過ぎで死んだから代わりに俺(始原之虚無)がナレーションするぞ

 

砂糖分が生産され過ぎて口の中が甘々な状態の2人は追加でブラックコーヒーを注文したり自作のキャロライナリーパーよりも辛い唐辛子を齧ったりしながら2人の様子を見ることとなった

 

「えへへ♪美味しい?」

 

「お、おう…美味いぞ…」

 

「そっか〜♪ねぇ…それならさ…♪」

 

顔を近付けるシルヴィアに何を求めているのか察した龍はカレーを乗せたスプーンを差し出す

 

「…ほれ」

 

「あーん♪んふ〜♪」

 

((((((((((爆発しろっ!!!))))))))))←周りの客

 

((いいなぁ…(´・ω・`)))←綺凛&少女

 

嫉妬と殺意に塗れた視線(主に男)と羨ましそうに見ている綺凛と少女…だが実は…

 

(…1人はわからねぇがもう1人は綺凛だな?何してんだこんなとこで…)

 

視線を感じ取った龍に気づかれてたりする

 

「…む〜」

 

「?どした?」

 

「…今私以外の子のこと考えたでしょ〜」

 

「…お前エスパーかなにか?」

 

図星を突かれた龍は言い訳することも無く正直に認めた(この状況で変に言い訳すると墓穴を掘ると判断したから)

 

「で〜?誰のこと考えたの〜?」

 

「…右斜め後ろ」

 

「?…あっ…」

 

言われた方をシルヴィアが見ると下手な変装(帽子とサングラスとマスク…だけど特徴的な銀髪ツーサイドアップ)をした綺凛が居たのでだいたい察した

 

「…見なかったことにしましょう」

 

「おk」

 

2人は何も見なかった。見なかったったら見なかった…

 

「ご飯食べ終わったらどうする?」

 

「そうだな…じゃあ次は…」

 

食べながら話す2人…その姿はカップルのそれであった(尚2名は嫉妬のオーラを出しすぎて別の意味で注目を集めていた)

 

「じゃあこのルートで行くか」

 

「お〜いいね〜♪」

 

「そんじゃあ食べ終わったし…ご馳走様」

 

「ご馳走様でした〜♪」

 

2人は席を立ち店を出る(勿論シルヴィアは龍の腕に抱きつく)

 

「…」ガタッ

 

綺凛も席を立って追いかける(少女も唐辛子を齧りながら追いかける)

 

「「「「「すいませんブラックコーヒー下さい」」」」」

 

「「「「「すいません激辛カレー下さい(こんなのメニューにはありません)」」」」」

 

2人が去った後も甘い空気が高密度で残っていたので残った客はブラックコーヒーと激辛カレーで中和した

 

5時間後…

 

「いや〜遊んだね♪」

 

「だな。たまにはこうやって遊びに出るのも良いかもな」

 

シンデレラ城に居る2人。龍自身軍属であるが故に遊びに出る機会自体が少なかったのでこうやって遊園地に来たのも前世の中学校の修学旅行以来である

 

「…ありがとうね?龍我君」

 

「ん?気にすんな。この位なら予定が空けばしてやる」

 

「ふふ♪全くもう…朴念仁め♪

 

「?」

 

お約束の肝心なところが聞こえない難聴が発動した龍だがそれでもいいと笑うシルヴィア

 

「…ねぇ…覚えてる?あの時…私とウルスラが君に助け出されたあの事件…」

 

「そりゃあな。色々気になることが多すぎる事件だったし忘れられるわけねぇよ」

 

2人の出会い。オーフェリア達の頼みで歌ったあと羞恥心で思わず家を飛び出し、公園まで行って始まった縁

 

「あの時すっごくかっこよかったよ♪」

 

「出会って数分程度とは言え友人見捨てるほどクソじゃねぇしな」

 

「ふふ♪さっすが〜♪まだ友人…か

 

「…どした?」

 

「ん〜?なんでも〜」スゥーハァー

 

おもむろに抱きつき顔を埋めて龍を吸う

 

「いきなり抱きついてきて吸われりゃ気にもなるわ」

 

「…ダメだった?」

 

「…んなこと言ってねえだろ?」

 

「…ふふ♪やっぱり…そう言ってくれるよね…♪」

 

そう言って暫く無言になる…

 

「…ねぇ…目、閉じて?」

 

「…?わかった…」

 

言われるがままに目を閉じる龍…少しして…

 

「…チュッ♡」

 

「…?!?!!?」

 

頬に当たった柔らかい感触に思わず目を見開きシルヴィアを見る

 

「えへへ…♡」

 

「…oh......」

 

目を閉じる前よりも近くにあるシルヴィアの顔…赤くなったその様子とさっきの感触で大体何をされたのか理解した龍は呆然としている

 

「今はまだ…ね♡」

 

「そ、ソウデスカ…」

 

妖艶な笑みを浮かべ意味深な事を言うシルヴィアにショート寸前の頭で何とか思考を回そうとする…が全く上手くいかずカタコトで返すしか無かった

 

「ふふっ♪それじゃあナイトパレード見る準備しよ?」

 

「…そうだな」

 

色々諦めた龍はシルヴィアに手を引かれてナイトパレードを見る準備(場所取りと立ちながら食べれる物の購入)をしに行った

 

 

 

「「…いいなぁ…」」

 

約2名を引き連れて

 

To Be Continued…

 

 

 

 

 

 

 

オマケ・帰宅後の綺凛

 

「色々参考になる事はメモしましたし…今日はこの辺にして寝ましょうか」

 

そう言って電気を消して布団に入る…手作りの龍の人形を抱いて

 

「おやすみなさい…」

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

――な―――さ――――――

 

 

 

おき――――さ――――――

 

「起きなさい」

 

「ほぇ…?え!?ここどこですか!?」

 

聞き覚えのない声で起こされた綺凛はこれまた見覚えのない武家屋敷の庭に綺凛は居た

 

「落ち着いて。とりあえずそこに」

 

「あ、はい…」

 

目の前に居た2人の男、その内日輪の耳飾りと特徴的な痣を持った人物が縁側に敷かれた座布団を指し示すと綺凛はそこに座る

 

「…えっと…貴方は?」

 

「その前に私たちがどう言った存在で、ここが何なのかを説明させていただいても?」

 

「は、はい」

 

「ありがとうございます。先ず、私と兄上…そこに居る人の事です…は所謂故人…既に死んでいるのです」

 

「!?」

 

いきなり目の前の人物が死人だと言われ驚く綺凛…なら自分は死んでしまったのか?と思うがそれを察した耳飾りの人物は首を横に振る

 

「貴方は死んでいません。この世界はあの世にある私と家族が住む屋敷ですが貴方は夢を通してここに来ているのです」

 

「そ、そうですか…」ε-(´∀`;)ホッ

 

とりあえず死んでいないことに安堵の息を吐く綺凛…その様子を微笑ましそうに見る耳飾りの人物は今度はその表情を少し真面目なものにする

 

「ここで会ったのも何かの縁ですし…私と兄上の継子になって頂けませんか?」

 

「?継子?」

 

「要は弟子です。私と兄上はとある剣術を使うのですが…とある物だけは使える者が余りに限られてしまうのです。ですが貴方ならそれを扱えるでしょう」

 

「弟子…ですか」

 

「幸いなことに今回の出会いで縁が繋がったらしく眠っている間なら任意でこちら側に来れる様になったようですから…勿論貴方の意志を尊重します」

 

「…お願いします」

 

少し考えた綺凛だが強くなれるなら、と頭を下げた

 

「そうですか、よかった…」

 

「あの…そう言えばお互い自己紹介をしていなかったので…」

 

「おっとそうでしたね…私の名前は…」

 

微笑みながらその男は自身と兄の名を言う

 

「継国縁壱と申します。そしてこちらが兄上の…」

 

「…継国巌勝」

 

これが後に日月剣姫と呼ばれる事となる綺凛ととある世界で鬼を滅した剣士とその剣士の兄との出会いだった




次回の深海龍帝は何を成す?は…

「襲撃事件?」

「フェスタの有力生徒を狙ったものです」

何やら不穏な気配…

「目星は?」

「何処も監視カメラ外か人が密集している場所で判別が付けれません…」

狡猾な襲撃者…

「貴様…!」

狙われたユリス!?

次回!「蠢く悪意」

キャラ解説…要る?

  • 書け!
  • 別に要らんじゃろ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。