深海の龍帝は何を成す?   作:リア・ユグドラシル

45 / 89
「前回のあらすじ…は私オーフェリアと」

「クローディア・エンフィールドが行わせて頂きます」

「前回は…ユリスがレヴォルフの刺客に襲われた」

「襲撃犯はレヴォルフでしたか…一応予想はしてましたが…」

「界龍とかガラードワースとかクインヴェールはそういう事しないだろうからね…」

「校風を考えるとそうでしょうね。それにしてもユリスさんあれだけの戦力を相手に善戦してますよね」

「ん、流石は私の親友」

「ふふ。仲がよろしいようで…あ、そろそろ本編に参りましょう」

「ん、そうだね」

「「本編、ゆっくりしていってね?」」

「「紅月影に咲く焔」」


紅月影に咲く焔

ギンッ!

 

ドゴンッ!

 

ズドンッ!

 

「はぁ!」

 

「!」

 

鳴り響く轟音。異形と無数の人型…傀儡兵と自動人形の軍勢に相対するのは紅蓮の炎を纏ったユリスだった

 

「…!」

 

「!」

 

「「「「「!!!」」」」」

 

「だぁぁぁぁぁ!!鬱陶しい!!」

 

傀儡兵の隙を突こうとしても自動人形の軍勢が妨害してくるためユリスは大分苛立っていた

 

「…」ブンッ!!!

 

「ちっ!」

 

それでもしっかり冷静さを保ち対応するのは流石と言えた

 

「埒が明かない…」

 

「埒が開きませんね…」

 

相手側もユリスが予想以上に自動人形を撃破しているのでマズいと考えていた

 

「ですが…」

 

「!追加武装か…」

 

自動人形の腕が変形しショットガンやエネルギーブレードが出現する

 

「全く面倒なことをしてくれる!」

 

「…」

 

傀儡兵の拳が唸るがユリスも炎をバーニアの様にして高速移動し躱す

 

「はぁ!」

 

「「「「「!!!」」」」」

 

自動人形がショットガンで弾幕を張りユリスを捉えようとするがその全てを弾き、躱し、いなした

 

「鬱陶しさが増したな…」(とは言えジリ貧か…)

 

先程の発言が真実ならこのままだと確実に物量攻めにやられてしまうだろう

 

「…誰か来てくれたら…」

 

「騒がしいな?」

 

「騒がしいですなぁ?」

 

「「!」」

 

商業エリアに続く道と近くにある茂みからそれぞれ声がした

 

「買い出しから帰ってきてみれば…これはどう言う状況だ?」

 

1人は買い物袋を持った龍

 

「お祭りですかぁ?私も混ぜて下さいよォ♪」

 

もう1人は全身真っ黒なシルエット…謎の少女

 

「…全身タイツの変態?」

 

「ちょ!?誰が変態かぁ!?これは姿を隠すための物じゃい!!!」

 

とんでもない勘違いに即座にツッコミを入れるへんたゲフンゲフン謎の少女

 

「作者ぁ!こんなふうにしたのはあんたじゃい!!!」

 

「何言ってんだこいつ…」

 

地の文につっこんで変人を見る目で見られる謎の少女

 

「…いい加減無視するなっ!!!」

 

「「「あ、忘れてた」」」

 

「忘れるなぁ!」

 

明らかに印象強すぎなのが登場したせいで忘れられてた襲撃犯

 

「おいユリス。状況から大体察しはつくが…」

 

「ああ。こいつが襲撃事件の犯人だ。どうやらレヴォルフの者らしい」

 

「…フェスタの有力候補を潰して自学院のメンバーを優勝させる為か」

 

「そうだろうな…全く…フェスタは成長した己の実力を見せ合う機会でもあるというのに…まぁ統合企業財体ができる範囲でなんでも願いを叶えてくれるからこういう輩も湧くんだが…」

 

「人間の欲望は際限がないな…」

 

「全くですねぇ…」(そういう奴ほど餌にいいんですけど)

 

人間の欲深さに呆れる3人(約1名はそれすら利用している)

 

「とりあえず…」

 

「とりあえずは…」

 

「蹴散らすぞ」

 

「蹴散らしちゃうぞ☆」

 

ソードベント

 

龍は禍月を、謎の少女はカードを腕に着いた装置に入れてドラゴンの尻尾を模した剣を呼び出す

 

「…ふふ…頼りにさせてもらおう!」

 

ユリスも周囲に焔の弾丸を形成し迎撃体制を整える

 

「「「全部纏めてスクラップだ!」」」

 

To Be Continued…




次回の深海の龍帝は何を成す?は…

「おらぁ!」

「おらよ!」(某邪神になった事がある犬娘風)

「失せろ!」

優勢となる龍達!

「…」

「!コイツ…」

傀儡兵の正体とは!?

「…しういえば建造機ありませんでしたね」

妖精はまたもや計画中?

次回!「傀儡と成り果てたモノ」

キャラ解説…要る?

  • 書け!
  • 別に要らんじゃろ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。