「という訳で前回あらすじ担当は謎の少女こと私が担当させてもらいます♪」
「前回はまぁ圧倒的暴力と蹂躙な試合…試合?でしたね♪」
「まぁオリジナル’sに勝てるわけもないんですけど♪」
「さて、まだお互いセーブした状態の戦闘なので派手さはありませんでしたが…これ六花持つんですかね?その前に会長さん達の胃が死ぬでしょうけど♪私には関係無いし、試合を楽しませてもらいまーす♪」
「それじゃあ本編…ゆっくりしていってね♪」
「祭りの最中でも節度は持て」
第一回戦が終わった日、選手の回復も考えて1日インターバルが設けられる。龍はいつもの流れで全員分の食事(一日分)を用意し終え暇になったので適当にブラブラしていた
「あ〜暇だぁ〜」
尚鶴神姫とフローラはオーフェリアとユリスの案内であちこち見て回ってる
「…あれ?ここ歓楽街じゃね?」
フラフラさまよっていたらいつの間にか歓楽街まで来てしまった
「…この辺もこの時期は治安が悪くなるな…」
そこまで考えた龍、ある事を思いつく
「よし、小遣い稼ぎするか」
小遣い稼ぎという名の追い剥ぎをする事にした(皆さんはやっちゃいけません)
「そうと決まれば…」
周囲を見渡せばカモがやってきたと思い込んだ輩が集まっていた(星導館第1位だとバレると面倒なので使ってた隠蔽装置のせいで周りの人間は龍を龍だと認識できていません)
「始めようか?血祭りを」
この後残ったのは手足を本来曲がらない方向に曲げられたバカの山であった…
「いや〜ホクホクだわ〜♪」
それなりの額になったので上機嫌な龍はそろそろ歓楽街から出ようとすると…
「…!…!」
「ん?なんだ?」
ほんの僅かに聞こえた声
「…なーんか嫌な気配だな」
不穏なものを感じた龍は聞こえた方向に向かった
「確かこの辺り…っと」
そこは歓楽街の更に奥にある人気が無い路地
「離してって言ってるじゃないですか!」
「うるせぇ!テメェの姉のせいでこっちのメンツはズタボロなんだ!せめてお前には報復しないと気が収まらないんだよ!」
「なんだただのゲス集団か」
複数の男が1人の少女を囲んでほざいてる事が余りにもゲスだったのでそのまま姿を表す(尚隠蔽装置は解除済み)
「おいおい。いくら大会中だからってはっちゃけ過ぎだ」
「!?だ、誰d…げ!?」
「な、なんで紅月が!?」
「小遣い稼ぎ」
そう言って血の着いた財布をいくつか取り出すと男達の顔が一気に青くなる
「ひっ…」
「つーか男数人が明らかに戦闘系じゃねぇ女相手に大人気ない…」(復讐とかならまだしもメンツで手を出せない相手の家族に手を出しても笑い者になるだけだろ)
「う、うるせぇ!お前みたいなバケモンにわかるかよ!」
「うんバケモンなのは否定せん。まぁ強者にとって化け物ってある意味最高の褒め言葉なんだぞ?覚えとけ」
そう言うと龍は男2人の顔を掴んで地面に叩きつけ後ろで呆然としている男の後頭部に裏拳を食らわせる
「は、へ?」
「これで最後」
そのまま少女の腕を掴んでいた男の首を掴んでその頭を壁に埋めて全員戦闘不能にした
「あ、ありがとうございます」
「気にすんな。たまたま気付いただけだ。つーかなんでこんな治安の悪い場所に1人でいんだよ?」
「あはは…実はお姉ちゃんとはぐれちゃいまして…」
「スマホ使えよ…」
「えっと…」
少女がポケットから取り出したのは…
「…真っ二つだな」
「…今日買い直すはずだったんですが…」
手の上には真っ二つに折れたスマホ…しかも力づくというよりは刃物で切られたような断面だった
「うちのお姉ちゃん純星煌式武装の使い手なんですけど…寝惚けて起動しちゃって…」
「ぶった切られたと」
「はい…」
「はぁ…一旦家まで送ってやる」
「え!?で、でもそこまで…」
「どうせまた襲われるだろうからな。助けたやつこんな治安最悪な場所に放置するのもあれだし」
「…それじゃあよろしくお願いします」
「おう」
―――――――――――――――
「これからは発動体をベッドの近くに置かないよう言っておいたので今後こんな事は無いとは思いますが…」
「しばらくは気をつけろよ」
「はい…あ、この辺で大丈夫です」
そこは歓楽街に近いが治安はいい区画にある一軒家だった
「おうそうか。それじゃあな」
「あ、ちょっと待って…もう居ない…」
既に龍は周囲の家の上を駆け抜け去っていた
「うーんまた暇になったな…」
またブラブラし始めた龍は商業区をウロウロしていた
ガヤガヤ…
「?なんか騒がしいな」
謎の人集りを見つけた龍は何事かと覗いてみると…
「ちっ!逃げるくらいなら最初っから絡んでくんな!」
ズタボロになった輩数人とその中央に立つ少女…少女は先程助けた子と似たような雰囲気であることから恐らく姉だろう
「速くプリシラを探さねぇと…」
「あ〜ちょぅといいか?」
「!てめぇは…確か星導館の」
「一応星導館第1位の深海龍我だ。お前の妹って(プリシラの特徴)じゃないか?」
「なんでてめぇが…」
「その子が絡まれてたから家に届けた。一旦戻ってみ?多分いるぞ」
「…嘘は言ってなさそうだな」
「んな下らんことで嘘つくかっての」
「…お前結構お人好しだろ」
「よく言われる」
そう言うと呆れる少女
「普通次の対戦相手の妹助けるか?」
「すまん。対戦相手の戦闘情報は収集するが名前は覚えてない(戦闘情報もほとんど集めてねぇとか言えねぇ…)」
「いや名前もセットで覚えろや…はぁ…アタシはイレーネ・ウルサイスだ」
「イレーネか、覚えておく」
そう言って後ろに回した手でスマホのメモに記録しておく龍
「アンタ。相当強いな?試合を見た時点でわかってたが」
「あれ真っ当な試合って言えるのか?やっておいてあれだけど」
「まぁほとんどワンパンだしな…だがな…」
イレーネは凄みのある笑みを浮かべる
「ディルクのクソ野郎がくたばってあたしらはやっと自由になれた…だからアタシはやりたい事をやる」
「…今からここでドンパチやるってか?明日になりゃどうせやり合うことになるだろうに…」
「悪ぃが我慢できねぇな!」
そう言って大鎌…純星煌式武装
「何やってるのお姉ちゃん!!!」
「うげっ!?」
イレーネの後ろから聞こえた怒鳴り声に2人がそちらを向くとイレーネの妹のプリシラが居た
「あ、さっきの…」
「おっす」
「お姉ちゃんが早速ご迷惑をおかけしたようで…」
「気にすんな。こっちだってこれ使おうとしたわけだし」
そう言って発動体を見せる龍に苦笑しつつもプリシラはイレーネの首根っこを掴む
「とりあえず帰るよお姉ちゃん!」
「ちょ!首締まってる締まってる!!」
「おうそうか。じゃあな「あ、貴方も来てください」はい?」
龍も手を掴まれそのまま2人の家に連れて行かれた…
「…なんで俺ここで飯食ってんだ?」
「知らねぇよ…」
「まぁまぁ…お礼もできませんでしたし…せっかくなのでゆっくりして行ってください」
龍はプリシラの手料理を食べていた(既に他のメンバーや寮母には連絡済み)
「…美味いな」
「当然だろ。アタシの自慢の妹なんだ」
「…俺にも妹が2人居るがそれよりも美味い」
「あ、妹さんがいらっしゃるんですか?」
「今はそれぞれ離れて暮らしてるから会えないがな…2人の料理か…最初の頃は大変だったな…」
とても遠い目をする龍に気になったのかプリシラが質問する
「失敗とかの処理ですか?」
「失敗もそうだが出来上がったものの討伐がな」
「「討伐!?」」
まさかの処理ではなく討伐という単語が出てきたことに驚き叫ぶ2人…そんな2人に龍は続きを話す
「いやぁ…まさか謎のスライム見たいなのが産まれたり10メートル位の巨大ムカデが産まれたり…」
「最早料理じゃねぇだろそれ!」
「錬金術の類ですよそれ!」
「しかも何故か全部俺の腹に入るって言う…」
「お前大丈夫か色々と!?」
「気にするな。医師には「なんでこんなの食べて死んでないんですか?常人なら100回死んでてもおかしくないですよ?」って言われた程度で済んでる」
「それ済んでるって言いません。普通にやばいです」
「大体胃薬があればどうにでもなった」
「お前の身体が異常に頑丈なんだろ…」
妹2人のメシマズ時代のことを話しつつ料理に舌鼓を打つ
「今となってはちゃんと美味い飯作れてるからいいんだ。俺の内蔵もやたら頑丈になったし」
「そこまで改善できたお前をほんと尊敬するわ…」
「私だったら諦めちゃいそうです…」
「放っておいたら勝手に練習しそうだったから付き合うしか無かったんだ…」
「「…お疲れ様」」
同情する2人に龍は当時の地獄を思い出し乾いた笑みを向ける
「…次の試合、お前達とアタシ達の試合だ。お前らがどれだけ強くてもアタシ達は負けるつもりは無い」
「寧ろ負ける前提だったらこの場でどついてるぞ。全力でこい」
「ククッ…後悔すんなよ?」
「させれるもんならな」
互いに獰猛な笑みを浮かべる
「そんじゃあ…ご馳走様でした」
「はい!今日はありがとうございました!」
「互いに悔いのない試合にしようぜ」
龍はイレーネ達の家を後にし寮に戻る前に軽く素振りしてから就寝した
to be continued…
オマケ
これはちょっと先の未来のお話…
「ん〜久々に冥界に戻ってきたけど…丁度いい子は居るかな?」
新しい眷属を探しに来たのは原初の紫のウルティマ。ぶっちゃけ暇つぶしに来ただけである為そこまで真剣に探していなかった
「…そろそろ帰ろうかな〜…ん?」
帰ろと思ったウルティマは少し先に紫色の何かを見つけた
「…なんだろあれ?」
近付いて見ると…それは魂だった
「へぇ?こんな所に魂なんて珍しい…普通なら既に食べられてそうだけど…」
そう呟くとウルティマは魂を手に取り記憶を読み取ってみる
「…へぇ?平行世界の悪魔ね…随分ショボイイタズラばかりやってたみたいだけど…」
ショボイと言いつつも愉快なものを見たと笑うウルティマ。そして彼女は決めた
「この子眷属にしよっと♪」
悪魔転生の魔法陣を展開しその中央に魂を置く
「さて、楽しませてね♪」
魔法陣が光輝き魂が生前の姿を形作っていく
「ん…んん…」
「おっきろ〜♪」バチバチバチ
「にゃぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
眠ったままの少女の頭を掴みそのまま電撃を叩き込んで強制覚醒させる
「シビ…ビビッ…」ビクンビクン
「寝起きはバッチリかな?」
「最悪に決まってるでしょうがぁ!!!」
まっ黒焦げ状態で飛び起きる少女…だがウルティマの顔を見た瞬間青ざめた
「あばっばばばっばば!?」
「…そう言えば眷属は自分の系譜の原初だって見ればわかるんだっけ。怒ってないから安心しなよ」
「は、はい…」
だが未だに震えは収まらず少女はガタガタ震えていた
「え、えっと…私めに一体なんの御用でしょうか?て言うか私死んじゃったはずじゃ…」
「うん。死んでたから私が眷属として転生させたんだよ」
「え…そんな簡単に?」
「て言うかそうしなかったら貴方の魂食べられてそのままさよならだったよ?」
「ありがとうございますマジで!!!」
割とガチでヤバい状態だった事を知り土下座する少女。その様子を満足そうに見るウルティマは少女に告げる
「とりあえず眷属になったからには役に立って貰うから覚悟しといてね?」
「イエッサー!!」
元気の良い返事をする少女を連れウルティマは元の世界に戻ろうとして…聞き忘れたと少女に問う
「ああそうだ…貴方の名前改めて聞いてもいいかな?」
「あ、そうでしたね…私の名前は…」
次回の深海の龍帝は何を成す?は…
「さぁ試合開始だ」
「派手にやらせてもらうぞ…!」
激突する龍とイレーネ!
「…貴方は戦わないんですか?」
「龍我が楽しんでるのを邪魔するのはダメだし…」
隅っこで話す2人の空気は比較的ほのぼの?
「ちっ…仕方ねぇ…プリシラ、貰うぞ」
「…なるほど?そういう感じか…」
イレーネの打った手とは!?
次回!「吸血暴姫」
キャラ解説…要る?
-
書け!
-
別に要らんじゃろ