「…今カンペ来たけど大丈夫なんだ…じゃあやろっかな」
「前回は…次の試合の相手チームのウルサイス姉妹と接触したんだね」
「裏社会って怖いね〜…トワ様人間の裏社会よりもヤバいとこにいるんだった…」(Ⅲ-ω-)ズーン
「…辞めようこれ以上この事考えるの…バレたらウル様に殺られる…」
「…と言うか昔の妹さん2人の料理ってどんだけ酷いんだろう?それに耐えれる龍さんもヤバいけど…」
「…はあちゃまの食用タランチュラよりもヤバそうな…辞めよう…うん」
「…これ以上考えると辛くなってくるから本編行こっか…それじゃあ本編、ゆっくりしていってね?」
「吸血暴姫」
大会期間3日目
「さて、今日は試合だが…」
「ん、対戦相手は吸血暴姫とその妹…」
「吸血ってどっから来たのかと思ったが…あの鎌そういう物なのか…」
龍が手元に出現させたデジタルディスプレイには覇潰の血鎌の情報が記載されていた
「能力は重力操作で代償に使用者の血液を持っていく。でもそれだと直ぐに使用者が死んでしまうから使用者を吸血鬼に変える…か」
「それ故に吸血暴姫という二つ名が付けられたと…」
ここまで話して龍は1つの不安があった
(…純星煌式武装には明確に意思が存在する。ここまで使用者に影響を与えるという事は…下手したら…)
そこまで考えて直ぐにこう思った
(…物理で止めればいいじゃん)
The脳筋☆
「で、重力操作に対抗する手段は?」
「今更多少重力強くなった程度でどうこうならんだろ。まぁ一応避けとくけど」
「それもそっか」
(…今度妖精に重力操作できるようトレーニングルームを改造してもらおうかな?)
(…私も龍の血飲んでみようかな?)
そんな事考えながら2人は会場に入った
『さぁ間もなく2回戦!』
『勝敗なんて最早わかりきってるのでは?』
『それ言ったらダメなやつ!!』
「なんかやたらズタボロにいわれてるんだが」
「「いや試合見たけど妥当でしょ」」
「「お前らも言うか」」
既に居たイレーネ達にもそう言われてしまう龍&オーフェリア
「…まぁその話は一旦置いとくか…」
「そうだな」
そう言ってイレーネは覇潰の血鎌を、龍は凶月を起動する
「さぁ試合開始だ」
「派手にやらせてもらうぞ…!」
次の瞬間鍔迫り合いが始まっていた
「…紅茶飲も…」
「え!?」
オーフェリアはいつの間に取り出したのかお茶会セットを取り出し紅茶を入れ始めた(尚バリアは展開済み)
「…貴方は戦わないんですか?」
「龍我が楽しんでるのを邪魔するのはダメだし…」
『すいませーん試合中にお茶会始めないでくださーい。ていうかまだ試合開始のコールやってないんですが〜!?』
「「黙ってろ役立たず解説&実況!!!!」」
『『あ、はい』』
((圧に負けちゃってるよ…))
実況&解説を黙らせた2人は更に苛烈な戦闘を繰り広げる
「重力の檻!」
「ちっ!」
格子状に重力波が放たれ龍を押しつぶさんと迫り土煙で視界が塞がれる
「…?アイツどこいった?」
土煙が晴れたが龍はそこにおらずイレーネは周囲を見回す…次の瞬間
「オラァ!!!」
「!?ぐほっ!?」
イレーネの背後の地面から飛び出した龍がそのまま背中を殴りつけ吹き飛ばす…が
「ってて…まさか穴を掘って回避するとは…」
「…咄嗟に前に飛んで衝撃を逃がしたか…」
ほぼ反射で回避したその反射神経の良さに呆れる龍…だがその表情は笑ったままだった
「これでも貰っとけ!」
「うおぉ!?」
凶月に星辰力を流し黒い斬撃を飛ばすとイレーネは上半身を逸らして躱す…が斬撃が直撃した場所には深い斬痕ができていてイレーネは冷や汗を流した
「流石にあれはヤベェな…」
「おいおいぼさっとしてる場合か?」
「?…げぇ!?」
イレーネの視界には先程とは違い無数の黒い斬撃が飛んできていた
「うぉぉぉぉ!?」
鎌で弾き、重力で隙間をこじ開け反射で躱す
「捕まえた!」
「!しまっ…!?」
「ふんぬぅ!!!」
「ぐぅ!?」
イレーネの足を掴んだ龍はそのまま地面に叩きつける
「んにゃろ…!離せっ!」
「げふっ!?」
空いてる足で龍の腹を蹴りつけ手が離れると距離を取るイレーネ
「一筋縄じゃ行かねぇのはわかってたが…ここまでとはな…お前そんな効いてないだろ?」
「まぁ身体は頑丈だからな…そっちは大丈夫か?」
「へっ!まだまだいけらぁ!」
「そうこなくちゃなぁ!」(つっても結構血を持ってかれてるからな…さっきの斬撃を逸らすに使い過ぎた…)
龍の放つ斬撃がそう簡単にそらせるような優しい物な訳もなくひとつ逸らすだけでもそれなりに血を持っていかれていた
「ちっ…仕方ねぇ…プリシラ、貰うぞ」
「あ、うん」
「?あぁ…そういう事」
お茶を飲んでいたプリシラがバリアから出てイレーネに近づく…すると
「ガブッ…」
「なるほど?そういう感じか…」
イレーネはプリシラの首に噛みつき血を吸う
(…確か再生系能力の最上位なら血も直ぐに作れるんだっけ?おそらくプリシラはそれだろう…なんで戦えないアイツが居るのか不思議だったがそれなら納得出来る)
「…ふぅ…ありがとうな。プリシラ…さて、再開だ」
「気にするな。こっちもちょっと補充させて貰ってたし」
実は龍は憤怒之王を用いて消費していた星辰力の回復できないか試していた(成功した)
「それじゃあ第2ラウンドだ」
「さっきまでと同じと思うなよ?十重壊!!」
イレーネは重力球を10個生成し龍の周囲を囲むように差し向ける
「こっちも使わせてもらうか…」
純星煌式武装は強力な能力を持っている。それはもちろん凶月にも当て嵌る
「水天…」
「!水?」
凶月の能力は属性付与。しかも通常の水や炎などではなく…
「鮫!」
「って鮫ぇ!?」
凶月が纏う黒い水が鮫となって重力球を喰らい尽くしイレーネにも襲いかかった
「っぶねぇ!?どうなってんだそれ!?」
「次行くぞ!雷天…虎!」
「ちょ!?水と電気はダメだろぉ!?」
今度は蒼い雷の虎が飛び出し周囲に電気を撒き散らしながら鮫と共に攻めたてる
『…速すぎて訳分かんね』
『…解説できない解説役なんて確かに役立たずだな…』
一般人や一般星脈世代から見たら2人の姿が消えてないもない場所から金属音と衝突音がして電撃と水が飛び交ってるようにしか見えない
「っだらっしゃぁ!」
「うおっ!」
自分を中心に重力力場を生成し龍や虎、鮫に距離を取らせる
「これでも喰らえ!」
「!流星戦技か!」
流星戦技(メテオアーツ)とは大量の星辰力を純星煌式武装或いは煌式武装に流すことで武装を巨大化させたりより強く能力を発動させる技である
「潰れちまえ!」
強力な重力が龍に降りかかる…が
「ふん!ぬぅぅぅぅぅぅぅ…!」
「な!?い、一体どれだけの重力が掛かってると思ってるんだ!?」
具体的な倍率をイレーネは把握しておらずただ全力で放った重力力場をもろともせず立つ龍に表情が引き攣る
「確かに重いぞ!だがなぁ…」
「この程度で潰れるほどヤワではないわぁ!!!」
「ええ…」
「わーお…」
「…まぁそうだよね」
ドン引く2人とそりゃそうだと納得するオーフェリア…その間に慣れたのか龍はいつも通りに動き出した
「いくぞぉ!」
「うおおお!?」
重力が強くなったことで攻撃力の増したかかと落としがイレーネに放たれるが何とか躱す
「じ、地面が…」
「威力上がってるとはいえ…まさかここまでとは…」
直撃した場所を中心に大きなクレーターができあがりイレーネは衝撃波で吹き飛んだ
「…これもしかして逆効果か?」
「「もしかしなくとも逆効果でしょ」」
「よそ見してる余裕があるか?」
「だよなぁァァァァ!?」
龍の言葉に振り返ったイレーネが見たのは流星戦技で巨大化した凶月が迫ってくる光景だった
「おまっ殺す気か!?」
「え?あの程度で死ぬんか?」
「死ぬわ!」
バク転で躱すイレーネだが直前まで居た場所は巨大な裂け目になっていて上から見るとステージに太い線ができてるように見えた
「まだまだいくぞ」
「ちょっと待てそのサイズで振り回すなぁ!?」
「ひぇぇぇぇ!!」
「おお怖い怖い…あ、このフルーツタルト美味しい」
イレーネとプリシラは必死に回避しオーフェリアは怖い怖いと言いつつも結界の中でフルーツタルトに舌鼓をうっていた
『ちょっと待って!?これ以上暴れられたら闘技場が壊れるから待って!?』
「知らん」
「「ひょわっ!?」」
解説の言葉を無視して一際鋭い斬撃を放つ
「少なくとも本気で闘技場壊すつもりはねぇよ。つーかそこまでやったら会長が倒れる」
スデニタオレテマス!!!
「…なんか聞こえた気がするがまぁスルーするとして…」
「…後で胃薬持っていこうね」
「…おう」(ケーキも作って持っていこう)
スルーしようとしたがオーフェリアにツッコまれたので胃薬とケーキを差し入れに持っていこうと思う龍だった
「…」(あれ?これ勝ち目無くね?)
(え?今更?)
(直接脳内に!?ていうかプリシラお前それは言うなよ!)
若干諦めムードが漂う2人
「どうする?まだやるか?」
「…正直諦めたい気持ちがある…だけどな…アタシのプライド的には諦められねぇんだよ!」
「そうこなくちゃなぁ!!!」
再度激突しようとした…瞬間
「!?がぁぁぁぁぁぁ!?」
「「「!?」」」
覇潰の血鎌が紫色の光を放ちイレーネを覆い尽くす…
「お姉ちゃん!?」
「おいおい…マジで?あ、プリシラは下がれ。下手に近づいたら何が起こるかわからん」
「…これは私も動くべきかな?」
全員が警戒する中…光が晴れる
「…」
「ゲラゲラゲラゲラゲラ!!!!!」
「…龍我、ここからは私がやる」
「…OK。気をつけろ」
「フフ…誰に言ってるのよ」
「…お姉ちゃんのことをよろしくお願いします」
「ええ」
To Be Continued…
オマケ
「…あの鎌…あまり良くないなぁ…」
「お嬢?…ああなるほど…確かにあれはなぁ…」
「というか誰よあんな悪趣味なの作ったの…」
「レヴォルフだろ?まぁ俺ならもっとヤベぇの作るけど♪」
「流石、10分毎に日本の1区画を消し飛ばすなんてデスゲームやる奴は違うね?」
「褒めてもなんも出ねぇぜ?お嬢」
「褒めてないんだよなぁ…まぁ良いや。とりあえず確実にあの鎌は破壊されるからコアのウルム=マナダイトを回収すること。あれの自我をリセットして私用の作る」
「OK。お嬢の命令だ、しっかりやらせてもらうさ」
「頼んだよ…エボルト」
その言葉に白い異形…エボルトは任せろと返しスライム状になり消えた…
次回の深海の龍帝は何を成す?は…
「ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「速く…止まれっての!」
暴走するイレーネとの戦い!
「龍我…ちょっとちょうだい?」
「ん?…あ、そういう事か…わかった」
オーフェリアのお願いとは?
「ぎぃぃぃぃぃぃ!!」
「女王の判決を言い渡す…!」
次回!「吸血姫VS吸血姫」
キャラ解説…要る?
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書け!
-
別に要らんじゃろ