「ん、今回は私と綺凛」
「前回はハラハラしましたね…」
「ん、イレーネも無事でよかった」
「そう言えば綺凛もギフトもらった?」
「あ、はい!貰えました!まぁまだ出すのは先ですけど…」
「ん、それがいい。でも介入してきた存在と始祖の神って単語が気になる」
「ですね…私達もあのプレッシャー感じましたけど…嫌なものでは無かったです」
「あれはどっちかって言うと…自然と頭を垂れる王の覇気…って言うのかな?」
「あ、そんな感じです!」
「やっぱり?まぁわからないことだらけだけど…気にしてもしょうがないし、そろそろ本編にいくよ」
「はい!それじゃあ皆さん」
「本編…」
「「ゆっくりしていってね!」」
「「鳳凰星武祭第二回戦」」
「お疲れ様です!龍我先輩!オーフェリアちゃん!」
控え室から戻って来た2人を出迎えたのはスポーツドリンクを持った綺凛だった(紗夜は既に控え室に入っていた)
「ありがとな綺凛。つっても後半ほとんどオーフェリアに丸投げだったけど」
「いいえ、龍我が待機してくれてたから安心して戦えたのよ。血も貰っちゃったし」
スポーツドリンクを受け取りながら話す2人
「次は綺凛達だろ?相手は確か…」
「アルルカントのタッグですね。確か…自律式擬形体のタッグだったはず」
「あれありなのか?戦闘映像見たけどデカくてそこそこ硬くて厳ついやつとそこそこ速くてそこそこ精密射撃ができるやつだったけど…」
「あれをそこそこと言えるあたりお前らの規格外さがわかるな…」
そう言って入ってくるのはユリス…後ろにはフローラと鶴神姫も居た
「ぶっちゃけたこと言うけど本気出した2人の方が硬いし速いし強いだろ」
「いやまぁその通りなんだが…アルルカントには同情するぞ…自分達の最高傑作が蹂躙されるんだから…」
「「「「何を今更」」」」
人外相手に勝てる人間なんてそうそう居ない(ましてやガチの殺し合い経験済みなのが居るなら尚のこと)
「っとそらそろ試合時間だろ?しっかり決めてこい」
「はい!」
龍の激励に花が咲いた様な笑顔で綺凛は答え控え室に向かった
『さぁさぁ二回戦第2試合!先程の第1試合は何やらトラブルがありましたが第2試合はどうなるのかぁ!』
『そもそも私達解説とか実況できるんですかね?』
『解説さんシャラップ!!!』
解説と実況が漫才を行っている間に綺凛と紗夜は入場していた
「綺凛、デカブツの障壁やれる?」
「映像を見ただけでは把握しずらいですが…問題ないと思います。紗夜ちゃんは?」
「弾幕で制圧」
「…確かにそれが一番効きますね」
一応方針を相談する2人
「ふははは!」
「「!」」
反対側の入場口から聞こえる大きな笑い声と共に紫色の装甲を纏った巨体が姿をあらわにする
「今回は楽しめそうであるな!リムシィよ!」
「うるさいですよアルディ」
厳つい紫の装甲を纏ったもの…アルディとその後ろから現れた見た目は人間の少女にしか見えない赤い装甲を纏ったもの…リムシィは並び立つ
「…無駄にでかい」
「ちょ、紗夜ちゃん…それはわかってても言っちゃダメです!」
「お主も酷いぞ!?」
「まぁ無駄にでかいし煩いのは否定しません」
「リムシィ!?」
辛辣な言葉にツッコミを入れるが味方のリムシィに裏切られるアルディ
「…あなたとは気が合いそう」
「私もそう思います…ですがマスターのためにも負けるつもりはありません」
「それは当然のこと。私達も負けるつもりは無い」
「ですね」
「…あれ?吾輩忘れられてる?」
「黙りなさいアルディ。さぁ試合を始めましょう」
「…これが悲しいという感情か」
流れるはずのない涙が溢れそうになるアルディだった
『そ、それでは二回戦第2試合!開始!』
「プロメテウス起動」
「いきましょう。無月」
2人が純星煌式武装を起動すると観客から歓声があがる
「!?データに該当無し…」
「ほう?中々強そうではないか!」
困惑しながらもリムシィは腕に着いたルインシャレムを向けアルディは障壁で形作られたハンマーヘッドを持つウォルニールハンマーを構える
「
「刀藤綺凛…押して参ります!!」
瞬間砲撃と砲撃、ハンマーと無月がぶつかりあった
side change
「…凄まじいな」
「ていうかいくら純星煌式武装とはいえハンマーと打ち合って壊れないってすごいですね…」
「あの星螺が作った物が半端なものでは無いのはわかりきっていたことだが…」
ユリス達の視線の先には高速で駆け回りウォルニールハンマーを躱し、無月で弾きながらアルディに攻撃を加える綺凛の姿があった(ほとんど残像しか見えていない)
「…流石に強過ぎないか?」
ユリスの得た情報ではアルディの障壁は簡単に破れる物でなくましてやハンマーヘッドは障壁が何重にも圧縮して重ねられたため耐久性は段違いなのだが…
「…あの障壁あんな紙みたいにスパスパ切れるものじゃないはずなんだがなぁ…」
障壁を加速した勢いを乗せたタックルで貫きハンマーヘッドをバッサリと両断していた
「…アイツらだし今更か」
ユリスは考えるのをやめた
side change
地上でアルディと綺凛の激戦が繰り広げる中上空でも凄まじい射撃戦が行われていた
「くっ!」
「ほらほら遅いよ?」
「!?」
高速で飛び回るリムシィと紗夜…だが速度は紗夜の方が上回っているらしくリムシィは紗夜を捉えることができていなかった
「っく…厄介ですね」
「そこ」
「しまっ!?」
いつの間にか後ろに回り込まれリムシィが振り向いた先には…
「ちょ!腕ぇ!?」
「捕まえた」
紗夜が打ち出したロケットパンチがリムシィを捕獲し紗夜はそのままリムシィの顔面にガトリング砲を突きつける
「ファイア」
「ががががががががががががが!?」
容赦ない弾幕が叩きつけられ逃げることすら出来ないリムシィはズタボロになっていくのであった…
一方地上では…
「ぬぅぅ!ちょこまかと!」
「当たってあげるほど私は優しくないです」
既に装甲も防御に使っていたハンマーもボロボロの状態のアルディと未だに無傷で余裕な綺凛。実力の差は歴然であった
(学習しようとしてもそもそもスペックが追いついていない!いくらパターンを読めてもそれが意味をなさないレベルの地力の差がある…)
アルディ達は人工知能であるが故に高い学習能力を持つ…だが綺凛のスピードとパワーに対応しきれず傷を増やすことになっていた(ジオウIIの未来予知をゲイツリバイブがそのスペックでゴリ押したようなもの)
「ぬぅ…流石に不味い…」
「決勝で先輩達と戦うんです。こんな所で負けてられません」
そう言って再び走り出す綺凛とそれに対応しようとするアルディ
「疾!」
「ぬぉぉぉ!負けられんのだ!マスターのためにも!」
その時アルディの叫びに呼応する様にアルディのコアに使われているウルム=マナダイトが光を増し、反応速度が急速に上昇した
「はぁぁぁぁ!!」
「っ!白虎!!」
無月を弾きそのまま綺凛にハンマーを叩きつけようとして綺凛は雷を纏って加速し範囲から離脱、仕切り直しとなる
「なるほど…貴方にも貴方なりの矜恃があるという訳ですか…ですが私達も負けられません!」
再び激突しようとする2人
どぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!
「「!」」
2人の間に何が落下し思わず2人の動きが止まる
「ぐぅ…」
「り、リムシィ!?」
「意外としぶとかった」
「あ、紗夜ちゃん」
紗夜が綺凛の横に着地する
「くっ!データ以上の戦闘能力!?」
「「いつ本気を出したと?」」
「…」
リムシィが少し考え込む…そして結論を出したのかアルディに言い放つ
「…アルディ、この際仕方ないです。アレを使います」
「!アレであるか…確かに今のままではあやつらに対抗するのは不可能である…わかった!」
「どうします?」
「…おもしろくなりそうだから待つ」
綺凛と紗夜は静観するつもりらしい
「ふははは!ではゆくぞ!合体!!」
「「え?」」
アルディの叫びと共にリムシィからロケットブースターやルインシャレムなどが分離しアルディに装着されていきハンマーも一回り大きくなる
「ふははは!合体完了である!!」
それを見た綺凛と紗夜は…
「とりあえず…」
「せめてこれ羽織って」
パーツが分離した影響でほぼ裸になったリムシィにプロメテウスの格納機能に一応入れて置いたコートを渡すのだった
To Be Continued…
オマケ
形態変化・白虎
四季を司り方位を守護する四神の一体白虎の力を宿した形態。雷と風を操り元々の素早さに更に磨きがかかっている。全身の電気信号も操ることで反応速度を大幅に上昇させ、動物の持つ本能的危機察知能力も大きく高まる。特徴として髪に虎特有のしましまと虎の耳と尻尾が生える
次回の深海の龍帝は何を成す?は…
「ふははは!」
「む、面倒…」
パワーアップしたアルディ!
「せいやぁぁぁ!!!」
「ぬぉぉぉぉ!!!」
加速する戦闘!
「幻獣回帰…!」
綺凛の切り札発動!
次回!「幻獣剣姫」
キャラ解説…要る?
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書け!
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別に要らんじゃろ