クヴァル・ベステの内部、玉座の間に設置されたテーブルで3人は向かい合っていた
「マナス…?」
「…ベルゼビュートって…おいまさか…?」
マナスの意味がわからず首を傾げるアンネとベルゼビュートの名前に聞き覚えのある龍…そんな2人にベルゼビュートは微笑む
「ロードの予想通り、私はロードの保持する
そう言って紅茶を1口飲むと再び口を開く
「まずは大前提として私ことベルゼビュートはその名の通り七つの大罪の一つである暴食を扱う能力ですが七つの大罪の通り、同種が後6つ存在します」
「憤怒之王、サタナエル」
「嫉妬之王、レヴィアタン」
「怠惰之王、ベルフェゴール」
「強欲之王、マモン」
「傲慢之王、ルシファー」
「色欲之王、アスモデウス」
「この6つに私を含めて大罪系スキルと呼称されます」
「現在、ロードは私を含めてサタナエル、マモン、ベルフェゴール、ルシファーの5つを保持しています」
「ふむ…それはわかったがお前がどこから来たのかがわからんのだが…」
「大罪系スキルはそれぞれ弱いながらも自我を持っています。それが保持者や外部からの影響を受けることでより明確な意識として成長します、その結果産まれるのが…」
「…マナス、か」
龍の言葉に笑顔で頷くベルゼビュート
「因みに大罪系スキルは元はとある神が保持していた正義、純潔、智慧、誓約、希望、救恤、忍耐の美徳系スキルを他の存在が模倣する形で発現した物です。かと言って我々が美徳系と比べて弱い訳では無いですよ?…ホントですよ!?」
「落ち着け落ち着け…誰も弱いなんて言ってないだろ…」
必死なベルゼビュートを苦笑いしながら抑える龍…落ち着いたのか再び席に着くと説明を続ける
「現在発言しているのは私だけですが…何れ他の大罪系スキルも自我を発現させるでしょう。ですが気をつけてください。全員が全員私のように友好的とは限りません。実際過去のスキル保持者の中にはスキルに自我を乗っ取られた者もいます」
「…要は呑まれるな、と」
ベルゼビュートは頷き、アンネを見据える
「それは担い手、貴方にも言えることです」
「…」
「元のクヴァル・ベステはこの世界に存在した魔王の名であり、魔剣という形に封印された存在…私からして見たら雑魚でしたが、貴方はより強大な力である私を扱う事になります」
「…溺れるな、扱いには気をつけろ…ってことね?」
「そういう事でございます…故に」
ベルゼビュートは立ち上がり、複数の鎧を召喚する…
「これより試練を開始します」
その言葉と共に鎧が剣を構えた
to be continued…
次回
「少女は魔剣の担い手となるか?」
キャラ解説…要る?
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書け!
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別に要らんじゃろ