僕が僕であるために(仮称)   作:ファンの一人

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3月3日! 両津勘吉の誕生日


闘技場 第二動物出てこいやぁぁ

壁にぶつかったが骨は折れておらず

 

大きな怪我無しとされた

 

それでも何日か休む事が出来たため

 

今、町の中を散歩していた

 

「おっ! アマルじゃねーか」「やっほ」

「あの時の闘い良かったぜ」「ありがと」

「アマル様ぁ」「グヘヘ」

 

などなどまあ

 

人気者になったものだ

 

綺麗な女性が近づいてくると

 

ニヤけてくる

 

当たり前だよなぁ

 

姿は12歳、頭脳は18歳その名も

 

「何しているの?」

 

おっ! また誰か近づいてきたぞ! 

逆ナンだ! 

 

「何でしょうか…お嬢様ッ」

 

見たことがある……

 

見た目は子供、頭脳は26ん"歳。その名も

 

「シェっ、シェヘラザード様?!」

 

「はじめまして、アマル」

 

こんな……町中に……なぜ……

 

最高司祭様が……

 

「ハジメマシテ」

 

多分、消え入りそうな声だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、シェヘラザード様が目の前にいる

 

マギ世界のロリババアが

 

僕なんかと……宿に! 

 

ノートと僕の宿だよ! ヤダなーアハハ

 

うん……

 

ムーさんに見つかったら

 

殺されるんじゃないか……

 

でも、やっぱり綺麗だなぁ。声も可愛いし

 

「あなた、アマル…よね」

 

「はいっ、そうです」

 

何で僕のこと知ってるんだ?

 

闘技場に居たってこと?

 

ルフの導きってやつ?

 

「あのっ」「…龍騎って知ってる?!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今なんて?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何で親父のなまえを?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この人が?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………どうしててすか?」

 

「……どうして…も…」

 

今、親父の名前を聞くとは思っていなかった

 

しかも、この人から……

 

「何で知ってると思ったんですか」

 

「アマルじゃない……希って名前でしょ…」

 

僕の名前を知ってる?

 

ここに来るまでは希と名乗ってたし……

 

聞かれても不思議じゃない

 

隠しても意味無いだろう

 

「何で親父を知ってるんですか……」

 

「やっぱり、お父さんなのね……」

 

拳に力が入る

 

あのクソ親父の話なんぞ聞きたくもない

 

「私は「やっぱいいです」」

 

あの屑らしい男の話は聞きたくない

 

「アイツの話はアイツ自身に聞きます」

 

そう言って、窓から飛び出して行った

 

 

――――――――――――――

 

 

「えっ、食らうものって名前なのに?食ってないってっ?細けぇこたぁ良いんだよっ」

 

「誰に話しているんだ? ノート」

 

「実況者ごっこも板についたからっ」

 

「ごっこ遊びじゃなく本物だがな」

 

「しかし、シェヘラザード様どうしたのかなっ?」

 

「昨日、お忍びで町に出たらしい」

 

「誰にも気付かれてないのっ?」

 

「何とも隠匿魔法を使ったらしい

そのため、誰も見てないと」

 

「アマルも元気無いしっ、何かあったのかっ」

 

「シェヘラザード様と

アマルが会った可能性……」

 

「しかないだろうなっ」

 

「話してないで早くしろ!」

 

「へいへいっ、分かったよ」

 

 

 

門が開く、何が来ても一向に構わんッッ

 

「今回もある人から渡された

再生する巨人っ“無垢の巨人”だぁっ」

 

「何じゃありゃ」

「裸の男みてぇだな」

「でも、アレがねぇぞ」

「キャアー」

 

観客の雑談が聞こえる

 

顎が外れるくらい驚く

 

そりゃ反則だぜ

 

「対して、食らうものの口を一切使わせなかったっ“アマル”だぁっ」

 

「おいっ! 巨人とは言ったけど!

反則だろ!!」

 

見たところ10メートル級……

 

聞いたことないぞ

 

マギの世界に無垢の巨人

 

「大丈夫っ! 死なないよっ!」

 

「死ぬわ! ブレード寄こせ!」

 

「では張り切っていきましょうっ」

 

「話を聞けぇぇぇ!」

 

『ウオ"オ"オ"』

 

巨人が突っ込んでくる

 

いけ!巨人!悪質タックルだ!

 

此方も直線的な攻撃なので避けた

 

と思ったら

 

「グッ」

 

掴まれた

 

握る力が半端ないが

 

一瞬にして剣に魔力を流し、腕を切った

 

「痛ッぇなぁ」

 

切った腕からは蒸気が立ち込める

 

『ウオ"オ"ォォォ』

 

たくっ……本当にノートは何考えてんだ?

 

まだ身体は大丈夫だなっ……

 

やる事は、うなじを切るか……焼くか……

 

どっちにしろ魔法か?

 

考えていると

 

巨体が突っ込んできた! 

 

今度は口を広げながら飛んできた! 

 

「危ねぇ!」

 

今度は上を跳んで避ける

 

巨人は地面に顔を突っ込む

 

脚が上がって、地面に叩きつけられた

 

『ヴッ』

 

今だ! この時をよぉ!

 

巨人が起きる前に仕留める

 

脚を狙って魔法を撃つ!

 

『炎神の引裂』

 

巨人の上半身が浮いたがお構い無しに

 

右脚を炎が引き裂いた

 

引き裂いた後も火が残り肉を焼いている

 

『ヴオ"オ"オ"オ"』

 

安心は出来ない……

 

巨人はまだ生きてる……

 

巨人から立ち込める蒸気で前が見えない

 

だが、うなじか首を切り落とす為に近づく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前に巨人の歯が近づいてきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食われた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒸気が晴れてきた……

 

アリーナには巨人しかいなかった

 

「食われちまったのか?」

「アマルどこ行ったんだ?」

「負けちまったのか?」

「期待ハズレだったな」

 

そんな筈は無い! 希が食われるなんて……

 

「どうする……? ノート?」

 

「アイツは諦めないよっ!」

 

食われてもぶち破って出て来る!!

 

そう期待するが

 

『ウァァァァ』

 

巨人は余裕でアリーナを歩いている

 

切った腕も脚も治っていた

 

「早く! 助け出しなさい!!」

 

「シェヘラザード様ッ」

 

シェヘラザード様が怒鳴りつける

 

「何故、誰も動かないの!?」

 

当たり前だ……

 

見たことのない化け物に誰が動くと言うのか

 

「貴方! どうにかしなさいよ!」

 

「どうにかと云われましても」

 

「役立たず!! 誰も動かないなら私が!」

 

アリーナに降りようと手すりを掴む

 

「シェヘラザード様ッ危険です!」

「お止めください!」

 

俺は信じることしかできない

 

「こっちよ! 化け物!」

 

シェヘラザードがアリーナに降りたらしい

 

悲しみ 怒り 願い 恐怖

 

色んな感情が渦巻く

 

『ヴアァ』

 

巨人がシェヘラザードを見つけたらしい

 

近づいていく

 

そんな中、聴こえない筈の声が聴こえた

 

 

 

『収縮と膨張』

 

 

 

巨人の腹に魔法陣が視える

 

「勝った」

 

腹が歪む……内側に歪む……

 

そして

 

巨人が爆ぜた

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