僕が僕であるために(仮称)   作:ファンの一人

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舞台裏 修行1

大峡谷

 

『マギの世界』にある言わば

 

世界の端 

 

まるで世界がここで終わっているように…

 

その谷底を一人は走り、一人は浮き進んでいた

 

 

 

【四次元巾着〜】行き

 

僕は気になっている

 

ノートは一体、何処から物を出しているのか……

 

降って来るわけでもなく

 

錬金魔法で作ってるわけでも無い

 

それで作ったら多分味がないはずだ

 

でも、ノートが出す食材は味があるし

 

何ならここで料理もする

 

食材と調理器具は何処から……

 

「ご飯出来たよっ」

 

しまった! 疲れて見てなかった! 

 

今日の献立は……カレー!? 

 

本当に何処から?! 

 

聞くか……

 

「ノート」

 

「何っ?」

 

「何処から物、出してるの?」

 

さぁ、答えを! どうぞ! 

 

「これだよっ」

 

と、云って出してきたのは

 

小さな巾着袋だった

 

「へっ? 小さっ!」

 

どう考えても鍋は疎か、人参もとび出る

 

そのくらい小さかった……

 

「何それ?」

 

「よぉじぃげんきぃんちゃくぅっ」

 

脳内に旧ネコ型ロボットがチラつく

 

しかし、四次元? 

 

「秘密道具とか出せる?」

 

「これじゃ無理かなっ」

 

出せるやつが有るらしい

 

「コレは食材用、コレは調理器具用

コレは武器用、コレはゴミ箱、コレは着……」

 

どんどん出てくる、不思議な巾着

 

もう、良いです……

 

 

 

【第〜回大峡谷谷底マラソン】

 

今、僕は谷底を走っている

 

ほとんど前が見えない場所を

 

ノートが照らしてくれるが

 

それでもほんの数十メートルだ

 

だから、ゴールが何処か分からず

 

辞めたくなっていた

 

しかも、僕は体力がなく走っては直ぐバテた

 

「休憩を!」

 

「分かったっ、10分ねっ」

 

短いなぁぁぁ! バタッ

 

「大丈夫かいっ?」

 

「だい、ハアハアじょぶッじゃッ無いですッ」

 

疲れたぁ! 話したくないぃ! 

 

「仕方ないなっ」ポワ

 

ん? ノートが近づいて来る

 

右手を光らせながら

 

『疲労回復っ』

 

光った右手を僕の身体に当てると

身体の疲れが一気に飛んだ

 

「うぉぉ!」

 

スゲ〜! 身体が軽くなった! 

 

「それも魔法か?!」

 

「そうだよっ、軽くなったっ?」

 

魔法ってこんな事も出来るのか……

 

これは、本格的にユナンさんに教えて貰わないと

 

「軽くなりましたよ、ホント」

 

「もう少し休んでいくよっ」

 

「分かってますよ」

 

こっちだってすぐ進む気はない

 

 

 

【武術特訓】

 

今日は走らないらしい

 

おそらく前に云った武術だろう

 

巾着袋から木刀を出している

 

「刀って使った事あるっ?」

 

「ない……剣道は使った事に入る?」

 

体育で基礎ぐらいならやった

 

「多分っ、基本は同じっ」

 

それでも始めからだろうな

 

「私が上手く教えられるか何だよなっ」ハァ

 

不穏な言葉が聞こえる

 

「私は下手くそだよっ。教えるとは言ったけどいつか良い師匠が見つかるよっ」

 

「そんなに剣術苦手なの?」

 

「……周りが……化け物っ?」

 

一体どんな人達に囲まれていたのだろう

 

「取り敢えず、やるかっ」

 

ノートが木刀を手に取ったため

 

「よろしくおねがいします!」

 

自分も木刀を手に取った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「疲れた」

 

長く走るよりはマシだが

 

それでも修行は疲れる

 

何度木刀を振っても当たらないし

 

ノートはピョンピョン跳ねるし

 

教え方は大雑把だし……

 

「ここをこう! ここをこう!」シュッシュッ

 

「だから何なんだよ!」

 

こんなやり取りばかりだった

 

でも、取り敢えず動きや木刀の打ち付けで

 

力の使い方や剣の流し方も解った

 

教えずに動きだけ見せてくれりゃぁ良いのに

 

「いつか親父さんに会ってね」

 

偶にぶつぶつ云うのは何だ

 

 

 

【強制的魔法教授】帰り

 

行きも帰りも

 

ノートは光を絶やさずに飛んでいる

 

寝ている時は知らないけど

 

起きてる時は絶対に魔力(マゴイ)を切らさない

 

ユナンさんからも自分より上だと

 

云われる実力

 

今日は魔法を教えて貰う

 

「魔法は私の得意分野だよっ!」ニコニコニコニコ

 

剣術の時とテンションが違う

 

笑顔が2倍増しになってる

 

気がする……

 

「よろしくお願いします」

 

この世界の本質

 

魔法をやっと教えて貰える! 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

この世界の魔法は

 

ルフという存在が握っていると言っても

 

過言じゃない

 

体内のルフが魔力(マゴイ)を生み出す事で

 

魔法として放出する事が出来るんだ

 

マギの世界は魔法に型が有って

 

属性毎に別れている

 

1型 炎  2型 水  3型 光

4型 雷  5型 風  6型 音

7型 力  8型 命

 

とこのようにされているが

 

それでもこの分類は完璧な物ではない

 

錬金魔法はこの中に入らないし……

 

(のぞむ)っ、君の場合は術式なんか

 

考えなくていい

 

無理矢理だけどっ、私の()()を上げるよ

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

「無理矢理?」

 

「そっ、今から力を発現させる」

 

そう云うと、ノートは手を前に出して

 

人差し指から水っぽい何かを出した

 

出す場所を決められる汗かな? 

 

……汗に見えたら何か汚く思えてきた

 

「これを飲んでっ」

 

えっ。ヤダ、そんなもの

 

「そんなの飲むの?」

 

「飲まんと魔法使えんぞっ」ムス

 

ヤベっ、不機嫌になった

 

「飲みます……」

 

仕方がないから舌を出した

 

ノートは目の前に来ると

 

その雫を口の中にたらした

 

すると

 

「ウォォォォ!!」

 

身体の中から何か湧き上がってくる ビィビィ

 

周りのルフが騒いでいる

 

今までルフが近くに居た事は知らなかった

 

魔法の術式が頭の中に流れてくる

 

だが、この世界の魔法だけじゃ無く

 

他の世界の魔法も流れてきた!




書く本人の語彙関係無しに文章が
書ける魔法を誰か教えて
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