僕が僕であるために(仮称)   作:ファンの一人

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舞台裏 修行2

【魔法訓練】帰り

 

「今日は移動プラス魔法訓練をしますっ」

 

ノートが木の枝を持って話す

 

「よろしくお願いします」

 

ノートから渡された杖を持って答える

 

昨日、ノートから魔法を教えてもらった

 

否、飲ませてもらった

 

ノートの魔法知識は凄く

魔法を知らない僕でも飲み込めた

 

タッタッタッタッ

 

谷底マラソン、今回は障害物有り

 

走っていると……

 

 

 

 

灼熱の連弾(ハルハール・ラサース)っ』

 

 

 

 

後ろをチラと見ると

ノートの周りに火の玉が現れる

その火の玉が前の壁に当たった

 

壁が崩れ、道を塞ぐ

 

走りながら、塞がれた道を跳び越える

跳び越えながら、振り向く

 

 

 

光線(フラーシュ)

 

 

 

ノートに狙いを付け、魔法を放つ

光線がノートを襲うが

 

「残念っ」

 

避けられる……

おかしいな文字通り光の速さなのに……

 

「ほらっ、走る走るっ」

 

ウザさ全開で煽る

 

コノヤロと光線を連射するが何一つ当たらない

浮遊魔法でフワフワと避ける

 

「当たらないよっ、走ろうかっ?」

 

「チッ、分かったよ」

 

こんな感じで

 

走る→撃たれる→避ける→撃つ→走る

 

のルーティーンになるが、たまに

 

ボッ

 

「アッチィ!」

 

身体に当たって服が燃える

 

「早くっ、消しなっ」

 

「ウルセー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何で木の枝を杖にしてんだ?」

 

今日の修行が終わったため、聞いてみる

一日中木の枝を杖にして魔法を出していた

普通に魔法を出せるのおかしいような……

 

「……実はねっ……」

 

「実は?」

 

「杖をねっ……」

 

「杖を?」

 

勿体ぶってるのかなかなか進まない

 

「実は杖を売っちゃったっ!」

 

「何の為に?!」

 

杖っていくらになるんだろう

 

「その日の生活費にっ」

 

魔道士が杖売って良いのか……

 

 

【2往復目】

 

谷底マラソン2往復目はただ走るだけ

自分の限界まで走るだけ

 

行きも帰りも走る走る走る

 

途中休憩、ユナンの小屋

 

「思ったより、早かったね……」

 

「僕もびっくりしてます……」

 

「直ぐ、行くけどねっ」

 

ノートは小屋に着いて話した

 

「今回の修行の理由を説明するよっ」

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

今回の修行は分かってると思うけど

魔法を使うための体力をつけるため

 

体力が無くては持久力はもちろん

魔法を放出するパワーさえ無くなってしまう

 

魔法を使うためには

体力、知識、操作法を学ばなければならない

 

今回またここに来たのは

3つ全てを使う魔力(マゴイ)操作の最上級

 

魔力(マゴイ)を液化させるやり方

 

安心してそのために

最高の魔導士が二人いるから

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

「「魔力(マゴイ)の液化?」」

 

ユナンさんも分からないらしく同じ質問をした

 

「前飲ませたろっ、自分の魔力(マゴイ)を一箇所に集め特殊な命令式を与えると出来る」

 

「何でそれが最上級なんだ?」

 

魔力(マゴイ)の液化は体内に蓄えられた魔力(マゴイ)を絞り出す技っ、体力は勿論魔力(マゴイ)の流し方を知ってなきゃ出来ないんだっ」

 

「絞り出すって大丈夫なの?」

 

「だから、魔力(マゴイ)切れを起こしても良いように私達が居る」

 

魔力(マゴイ)切れ起こす前提ですか

 

「じゃあやってみるかっ」

 

「はい……」

 

魔力(マゴイ)切れは良くて気絶

最悪死ぬことだってありえる

それでもやってみる価値は有る! 

 

ノートの強さの秘訣かもしれない

 

「全身の血液を掻き集める感じっ、集めた血液を指先から無理やり出すっ」

 

そんなこと無理だと思うが

身体中の感覚を研ぎ澄ます

 

血液、多分魔力(マゴイ)が人差し指に集まる

脚から力が抜け、立っていられなくなる

 

それでも止めたくないと続ける

息が荒くなり、汗が吹き出す

心臓の鼓動が激しくなる

 

人差し指の先から汗か魔力(マゴイ)か分からない

液体が出たのを目撃した瞬間

 

気絶した

 

 

後で聞いたが魔力(マゴイ)を一度空にすると

溜めるタンクが広がるらしく

これからも何回かやれと言われた




魔力の液化とかタンクに関しては独自設定?
この世界(自分の中のマギ)の魔力は頑張れば形あるものに出来る資源としています
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