IS・ライダー! 〜最初に言っておく、仮面ライダーではない!〜 作:カイト改
メールを頂いたのに気づかず、返信が遅くなり反省
色々と描写不足を自覚する今日この頃・・・
今回は繋ぎですな。
「取り敢えず、初めまして、ナナシです。よろしくお願いします」
いや、何でそんな傷ついた顔すんの⁉︎初対面だよ・・・ね?あ、もしかして記憶失う前の知り合いかも?だとしたら凄い確率引いたなおい・・・
あ、どーもー、正直逃げ出したタイミングで死を覚悟してたナナシです。目を開けたら三途の川だと思ってたらなんか緑の液体の中で窓らしき所に爆乳が乗っかってて、めっちゃびっくりしましたわ、はい。
話を聞く所によると、神社の裏手に墜落してた俺を助けてくれたそうな。ISとの戦闘で出来てなんとか止血してた傷口が全部開いて大量出血、何で生きてんのか割と不思議な部類らしい。
ちなみに逃げ出した日から4日経ってるらしいよ。ホントに人間?みたいな顔をされたけど、ナノマシンとか色々ぶち込まれてるからそんなもんじゃない?
「そんで、俺はどうなるの?助けて貰った所悪いけど、俺は普通に、犯罪者だよ?ペイルライダーだけ返して貰ったら今からでも居なくなるけど」
「・・・ッ‼︎」
えっと、この中で一番幼なそうな巨乳ポニテがめっちゃ泣きそうなんだけど。悪いけど覚えてないしいちいち反応されると居心地悪いし勘弁してくんないかな?あと、出来れば早く此処を離れたいかな〜個人で医療ポッド持ってるとか絶対一般人じゃないでしょ。それとも一家に一台医療ポッドって?んな訳あるか。
「・・・此処を出て、行く所はあるのか?」
「え、無いけど?ペイルライダーが鹵獲されて殺人兵器されるのもなんか腹立つし、どっか誰もいないところで破壊するつもりだけど?」
なんやかんやあったけど、こいつは全部失った俺の相棒だしな。それにまたコイツのパイロットを作る為に何人も犠牲にするのは惨過ぎる。あんなクソみたいなのは俺で終わりだ。
「ねぇ、れ・・・ナナシくん、行く所ないならウチに来ない?」
「は?訳わかんねぇEOS持った何の記憶も持たない男誘うって大丈夫か?俺の居た研究所も吹っ飛ばされてたし、関わらない方がいいだろ」
「・・・じ、じゃあ、この後はどう生活して行くんですか⁉︎」
「え、別に普通に死ぬつもりだけど?俺自身の身体もボロボロだし、下手に捕まってモルモットにされんのも、もう沢山だからな」
そんな、とか言ってるけどさ、もう疲れたよ。痛い思いすんのも、命のやり取りをすんのも。良いこと何もなかったしな〜
「ってか、誰なんだアンタらは?反応的に俺のことを知ってるのはわかってる。あ、ついでに俺って家族居た?居るなら戸籍とか関係ない状態にしてもらわないといけないんだけど」
な〜んかボソボソ喋ってるけど、早くしてくんないかな?あ、もしかして時間稼ぎか?やっべ、これで通報とかされてたら終わったcompleteだな。はぁ、諦めるか。
「えっと、篠ノ之束です!」
「織斑千冬だ」
「え、えっと、篠ノ之箒です」
「・・・しのののの・・・あぁ、元凶か」
「ッ‼︎それは・・・」
「ん、別に気にしてない。・・・ちょっと待って」
えっと、記憶飛ぶ前の俺の交友関係どうなってんだ?諸々の元凶さんと友人とは・・・ふむ、色々諦めてたから死ぬ気満々だったけど、まだ生きれるか?
「なぁ、しのののの束さんよ」
「篠ノ之なんだけど・・・な、何かな?」
「ちょっとばかし記憶がなくて、面倒臭そうな組織に追われるかもしれないがある程度の戦闘能力を持った護衛を雇う気はないか?」
「え・・・?」
あー、手の平返すの早すぎた?死ぬ以外道無いと思ってたからちょっと焦ったな〜
「ほう、・・・だが、どういう風の吹き回しだ?」
「まぁ、当然だな。状況が状況だったから俺を知る人が居たことが1つ、んでしのののの博士って世界から指名手配されて尚、逃げ回り続けてんだろ?それに付いてったら少なくともあれの生き残り共に捕まることは無くなるから一石二鳥ということですな。死ぬ覚悟はあるけど、流石に積極的に死にたい訳じゃないからな」
「良いよ」
「「束(姉さん)⁉︎」」
「色々と思うことはあるけど、束さんはキミに生きて欲しい。それに、七年も心配かけられたんだから、記憶がなくてもしっかり生きてもらうよ」
「んじゃ、契約成立という事で・・・まず、此処の清掃を始めるか」
「「「あ・・・」」」
いや、やばいぞ此処。何で女が三人も生活しててこんな汚く出来るんだよ?1人位・・・と思うが、あの研究者共も誰も清掃が出来なかったな。
え?元々しのののの束の隠れ家?どの道汚いのは一緒だろ。
さぁ、やりますかな。
ーーーー
えー、清掃しながら色々教えて貰ったんだが、記憶無くす前の俺大丈夫か?
まず、事故で家族死んでる。全員、しかも10歳の時に。そんで泣きまくった後、自力で生活してたと。因みにお金は投資で稼いでたらしい。ふむ、もう何かおかしいよな。んで、知能指数が高めでしのののの束とある程度普通に専門的な話が出来たと。小説の主人公かなんかかな?
で、拐われて改造されて異形化って本郷猛か?"ライダー・・・変身"ってか?心惹かれるがまぁ、あんなカッコ良くはどうあがいても無理だろうな。左腕の義手も作って貰ったし、ライダーマン位は・・・無理だな、知ってた。
「さて、アンタらへばんの早くね?自分で散らかしといてこれって・・・」
「「「面目ない・・・」」」
「まぁ、いいけどさ。飯作るけど、チャーハンでいい?」
「「「はい!!」」」
おおう、元気かよ。さて、うわーこの冷蔵庫ほぼ何も入ってねぇじゃん!冷凍食品ばっかて・・・どうやってあのスタイル維持してんだか。
フライパンは・・・
ーーーーーside out
「記憶が無くなっても、零さんは変わらないですね」
「そうだね〜、喋り方とか、一定のテリトリーに入ると一気に砕けるところとか」
「あぁ、あと得意料理がチャーハンなのもな。こう、もう少し引きずるかと思ったが不思議と普通で居られるな」
「う〜ん、色んな衝撃がまわりまわって平常ってかんじなのかもね」
畳の上で大きめのちゃぶ台の上に"へにょっ"と言う擬音が似合いそうな格好でそんな事を宣う三人。一応テレビはついているが、ガン無視されており三人の視線は鼻歌交じりに料理をする零に集まっている。手際よく料理していく彼は紺のエプロンを付けており妙に似合っている。
「〜♪そういや束さんよ」
「ん、何かな?」
「悪いが飯終わったら、ペイルライダーの改修手伝って貰っていいか?」
「全然いいけど何で?」
「いや、そもそもの話を思い出せよ」
「あ、そうでした・・・」
「まぁ、取り敢えず、合掌」
「「「いただきます‼︎」」」
何故かチャーハンを食べた三人が号泣し始めたりと多少のトラブルはあったが、食事を終えて四人はペイルライダーのあるハンガーへと向かった。
「うわ、よく生きてたな俺」
コードやら何やらを無理矢理押し退けて作ったスペースに置いてあるペイルライダーは、ほぼスクラップと同様の状態だった。
呆れたように頭を掻く零は首の機械をコードで繋いだ。
ーー報告、左腕部喪失・各関節部不可動・ジェネレーターオーバーロードにより再起動不可・FCSに異常発生・・・
そのレポートはもういっそ破棄した方がいいと誰しもが言いそうなものであった。内部に関してもそうだが、装甲も研究所跡から逃げ出す際は半壊程度で済んでいたのが木に引っ掛かったベースジャバーから放り出されたのがトドメとなったようだ。
「さて、これもう修理って言うよりオーバーホールの方がいいと思うんだけどさ〜」
「まぁ、そうだな。HADESだけ引っ張ってきて、一から作りますかな」
「そうだね〜取り敢えずシステムやら構造は吸い上げれたから大丈夫だけど・・・え、この意味の分かんないシステム使うの⁉︎」
「あん?・・・このクソシステムの為に少なくとも三桁の人間が死んでんだ俺が"ペイルライダー"を纏う限りこのシステムを手放すことはない」
と、一悶着あったがペイルライダーのオーバーホールが始まった。尚、そういった話に疎い篠ノ之箒と織斑千冬は全力放置である。
ーーーーーーーー
「よし、終わり‼︎」
「いえ〜い、できた!」
快哉を上げる二人の前でオーバーホールされたペイルライダーは静かに佇んでいる。
取り敢えず、ほぼ二日間放置された二人の前に正座させられてもっと構って欲しいという旨を実に回りくどく説教されている間に生まれ変わったペイルライダーを解説でもするとしよう。
装甲は一新されて強度が上がり、レーザー等の光学兵器に対して若干の優位性のある塗料が塗られておりデッドウェイトとなる盾が排除された。
ジェネレーターも出力が高いものとなり戦闘継続可能時間の延長や、各ビーム兵器の威力も向上されることとなった。
HADESシステムはそのまま移植されたが、外部からの干渉によって発動させられることがなくなり、発動時におけるリミッターの解除もパイロットの任意で段階的に外すことができるようになった。
武装は大幅に増えている。背中のバックパックしたから伸びるアームを介して正面から見て左側にあるのが、試作型複合兵装"シェキナー"である。この武装はビームキャノンとガトリングガンが装備されており、最大の特徴がビームキャノン最大出力時にシェキナーの上下の一部が展開しボウガンのようになる。この時の威力はISに使用される絶対領域すらも貫通するものとなった。
ただし、冷却が追いつかず連射は不可能であるのにプラスしてあまりの出力にジェネレーターがダウンするので使い所は選ぶものになってしまっている。
左腕前腕にはリチャージが可能となったビームサーベルが一本装備され、内蔵兵装として大口径の単装砲がある。
これらがデフォルトとなり、作戦によって武装が変更される・・・らしい。
「と、取り敢えずご飯にしませんか?私が作ったので」
「箒ちゃんのご飯⁉︎絶対食べる‼︎」
「待て!話はまだ・・・はぁ」
我が意を得たりとばかりに正座を解いて逃げ出す篠ノ之束。織斑千冬も止めようとはしたが、自分も腹が減っていたらしくため息をついて諦めたようだ。
「まぁ、私達も飯にするとしようか」
「ん、そうだな。そういや俺の名前どうしたい?いつまでもナナシじゃ困ると思うんだが」
「名前・・・私が名付ける・・・名付け親?・・・つまり私が母、零が私の夫だった・・・?」
「お〜い、帰ってこーい・・・ダメだこりゃ、俺も飯食うとしますかな」
虚な目でぶつぶつ言い始めた織斑千冬を放置してリビングへと向かう。
「なあ、零。子供の名前は・・・あ、おい待て!」
何やらおっそろしい事を言い始めたが、まぁ、スルーで良かろう。
「そんじゃあ、」
「「いただきます!」
内容うっす!
ってな訳で短いし薄いです。
取り敢えず仕事忙しいとか言い訳してらんないので頑張るので引き続き宜しくお願いします