IS・ライダー! 〜最初に言っておく、仮面ライダーではない!〜   作:カイト改

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大分久しぶりの投稿となりました。
色々と私生活でありましたが、一言だけ・・・漫画とかの走馬灯ってマジで見るんですねアレ
あと、利き腕がないって意外としんどいですね。


ではでは気を取り直しまして!

サブタイトルの通り!でございます

本編どうぞ!


三話〜襲撃、初陣!〜

『あら、何かと思ったら脱走したあの無駄な研究の生き残りじゃない』

「あ"?」

 

 このクソシステムを作んのに失われた命を間接的に無駄つったよなこのクソ女?ぶっ殺す!

 

「クハハッ‼︎わざわざ自分があのクソ研究者どもの同類です、と自己紹介してくれるとはな!手足もぎ取って情報抜いてからぶっ殺してやるよ!」

『は!IS3機にボコボコにされたお前がレプリカとはいえ、その倍の6機に勝てるワケないでしょ!』

「そうかよ、かかってこいやぁ!」

 

 HADESみてぇなクソシステムを潰せるわ、束ですら見つけらんねぇあのクソ研究者どもの事を知ってる奴らが出てくるわ、今日はいい日だなぁ、おい!徹底的に叩き潰して全員引きずり出してやらぁ‼︎

 

 

 ・・・えー、唐突のお目汚し失礼しました。では、改めて。

 どーもー、なんやかんやあって天災の所に転がり込んで、そんでもって護衛になったり、ペイルライダー改修したり、そっから半年が経ちまして天災から色々な頼まれごとをするようになったナナシもとい、空野 零(そらの ぜろ)です。こんな状況になったのは・・・

 

「思考トリガー、ロックオン、ファイア!」

『グハァッ⁉︎』

『チッ、空を長時間飛べない事は分かってるんだ、距離を取って打ちまくれ‼︎』

 

 ハッハァ!全身武器庫化からの予備弾薬多めだ!前みたいに弾切れで困る事もないぜ‼︎

 

 えっと、何の話してたっけ?

 あー、何でこうなったかだったか。事の発端としては、新しくなったペイルライダーの習熟訓練もあらかた終わった所でちょうど暇してたタイミングでドイツに飛んでくれと言われたワケで。

 なんでも、ばるきりー・とれーす・システムとやらの研究施設を物理的に消滅させて欲しいとの事で。バルキリーヤー(ちなみにVF-19が好きです)そんで、件のシステムがモンド・クロッゾとかいうオリンピックISver.の優勝者の動きを強制的にトレースさせるものだそうな。HADESならともかく、鍛えた人間の動きだからいけるだろうと思ってたんだがな、ありゃ無理だ。千冬とイタリアのアリーシャ・ジョゼスターフさんとの戦闘を見たけど意味がわからん。

 刀一本vs近接武器色々だったんだけど、瞬間移動擬きとかめっちゃしてて、あれ絶対アニメかなんかと間違えてるだろ。そら、基本的に他人に興味を持とうとしない束が止めるように言ってくるワケですよ。あんなん俺みたいに改造されてなかったら、数分でミンチになるわ。

 んで、その工場にたどり着いたら警備かなんかでコイツらが居ましたよと。

 

 おっと、脚部3連ミサイルポッド及び大腿部グレネードランチャー残弾なし、パージ!

 

ーー背部マイクロミサイル残弾60%、左腕部ショットガン残弾50%

 

 ん、後は手持ちのアサルトライフル、ショットガンのマガジン6ずつと。敵は残り3機・・・

 

『この男風情ガッ⁉︎』

 

「はっ!零距離のショットガンは効くだろ?そのまんま寝てろ‼︎」

 

 いや、2機だな。ふむ、弾薬については問題なし。マジのISを持って来られたら流石にリミッター解除案件だけど、HADES発動の為に必要な戦闘データの蓄積も出来るしいい事ばっかだな。

 さて、後はリーダーっぽいのと銃火器でちまちま撃ってくるのだけか。先に後者を潰すかな、多分偉そうな方ならある程度の情報はあるでしょ。

 

 視線リンク、照準、射撃、今!

 

『なっ、武器を⁉︎』

「ってなったら目が離れるよなぁ‼︎」

『ゴッ⁉︎ゲボァッ・・・』

「安心しろ、下手に抜かなかったら死にゃしねぇわ」

 

 ん、レプリカって言ってるだけあって絶対防御も完全じゃないみたいだな。起動してないヒートナイフが貫通して刺さる程度か。保護機能も完全じゃないからさっきの奴らもショットガンの直撃で意識飛んでるな。

 

 

『そ、そんな、データベースにあったスペックも武装も全然違うじゃない⁉︎何なのよお前は‼︎』

「あ?お前が、お前たちが無駄だと断じてモノの生き残りだよ」

『こんな、こんなゴミ何かにぃいいっ‼︎』

 

 誰がゴミじゃ、その金だか茶色だか分からん髪の毛むしんぞゴルラァ⁉︎

 

ーーアサルトライフル残弾8、交換を提案。

 

 やけっぱちか?ちょうど弾切れ寸前だし、とっとと終わらせるか。

 弾倉を抜いて本体はバックパックのコンテナへ、弾倉はせーの!

 

「喰らえ!」

『んなっ⁉︎・・・ギャアアアアアッ⁉︎⁉︎』

 

 眼前へポーン!からの、薬室に残した一発でバーン!

 えー、顔面に軽度の火傷かな?整形外科に通い詰めになりそうな状態だね〜。後は、ニーサン(^U^)からのぐるっと回って踵落とし!

 

『ゲボッ・・・』

 

「さ〜て、後はアンタだけだな」

 

『チッ、カテレアも言ってたが、スペックが違い過ぎる!誰と繋がってるんだ!』

「おっ、鋭いねぇオバハン!まぁ、教えるワケないがな〜」

 

 FCS modeマルチロック、背部マイクロミサイル弾頭切り替え徹甲衝撃弾、全弾斉射、射撃後投棄、自爆プログラム準備、さぁさぁ汚ねぇ花火大会の開催だオラァ!

 

『なっ、回避しても追尾するミサイルとか聞いてないわ!ゴブッ⁉︎』

 

 そら、言ってねぇしな、うん。

 ちなみに使ってる弾頭は文字通りの物だから、しばらく悲鳴と打撃音が続くから、今のペイルライダーの武装でも紹介致しますかな。

 

 えー、上から行くと背中に多目的多連装マイクロミサイルポッドと縦長の武装コンテナ。今回はアサルトライフル一丁とフルオートショットガンが入ってます。腰の左側にヒートナイフ2本、右側に手持ちライフルの予備弾倉とグレネードのモスカートと。んで、左腕にショットガンとワイヤーガン、一発のみの徹甲榴弾を内蔵した複合兵装、手持ちのグレネード付きアサルトライフル、大腿部に3連グレネードランチャー、膝下に3連ミサイルポッドですな。あ、あとバックパック下から伸びるアームに試作型シェキナーと放熱フィンと。

 前の時は無駄にシールドとかバズーカとかあったけど、基本的にISとかは速いからあんま意味なかったんだよなぁ。

 ミサイルとかあれば煙幕とかの使い方が出来るし、パージすれば軽くなるから緩急のついた動きが出来んのに、その必要はないとか言い始めてたからな〜流石科学者ってところか?実戦を考えられないアホということで。

 あ、そうそう、ペイルライダー内のデータを束と漁ってみたらペイルライダー計画なるものがあって、HADESを作るためにあと三機"ライダー"の名の付く機体があったらしいですわ。で、試作型シェキナーがその内の一機の武装ですな。

 

『ゴボッ・・・』

「あ、忘れてた。お顔拝見・・・どっかで見たなお前・・・」

 

 この、なんていうか、えっと、三下っぽいこの金髪女・・・ペイルライダーのライブラリ参照開始・・・

 

ーーデータにヒット有り・第12回性能試験時

 

 おー、あった!なんか急に来たと思ったら、なんかピーチクパーチク喚き散らすだけ喚き散らして帰ってった奴だ!

 

「まぁ、取り敢えず、色々と吐いて貰おうか?」

『ヒッ⁉︎ま、待ってくれ!わ、私は何も知らないんだ!』

「・・・あ?その割には偉そうだったけど?」

『そ、それは、ISに乗れる女が偉いのは当たり前のことでしょ⁉︎』

 

 いや、それレプリカだよね?とか、いろーんなツッコミ所があるけど、まぁ置いとくとしますか。

 

「・・・じゃあ、アンタの組織について教えてくれる?」

『ヒィッ‼︎そ、組織の名前は"亡国ギィッ⁉︎ギャアアアアアッ⁉︎⁉︎」

「ぬうおっ⁉︎」

 

 ・・・えぇ?ファントムまで言って急に血みどろ花火になるとか聞いてないんですがそれは・・・

 怖ぁ・・・誰かしらに情報を与えようとすると、ナノマシンかなんかで蘇生不可レベルの攻撃と。殺意マシマシ殺る気高めかな?

 まぁ、二郎系ナノマシンは置いといて、コアも自壊済み、徹底してはんなぁ・・・他の奴らもぶっ殺し済みとね〜

 まぁ、取り敢えず工場の中の探索でもしますかな。なんか生体反応幾つかあるし、ワンチャン関係者が居る可能性が微レ存?ってやつだな。

 

ーーーside out

 

「戦闘が、終わった?」

「おねぇちゃん、もうだいじょうぶなの?」

「あぁ、おそらく・・・」

 

 所変わって研究所の中の一室。

 襲撃により、研究者達が逃げ出し部屋に取り残されていた少女達は隅で怯えていた。その中でウサギっぽい見た目の眼帯ロリは、前にペイルライダーと戦ったドイツのIS乗りであったりする。

 研究者やら何やらが居ないので脱走が可能ではあるが、この銀髪ロリはISを没収されており逃げたとしても外のドンパチに巻き込まれた場合の対処する手段がなく、子供達を守れないと判断して部屋に残ったようである。

 

「・・・!静かに、足音がする」

「「「「ヒッ⁉︎」」」」

 

 足音からして人数は一人だが、こちらは何も持たない少女のみ。

 怯える視線の先のドアが唐突にショートして勝手に開き始める。

 

『・・・よかったー、生存者一人だけじゃなかったか』

 

 こちらを確認してホッとしたように息を吐き、持っていたライフルを壁に立てかける日本人らしき男。一般的な黒髪黒目ではなく、総白髪の左が赤いオッドアイのせいか、少しわかりにくい。

 

『助けに来たんだけど・・・』

 

 何やら喋っているが、日本語な為に少女達には通じず、唯一通じる銀髪ロリは警戒に全振りして聞いちゃいないようである。

 

「んん"っ!あー、君たちを助けに来ました。此処に居るので全員かな?」

 

「ッ‼︎・・・貴様は、何者だ?」

 

「ん?まぁ、一応敵じゃないのは確か。ほら、とっとと此処を出るぞ?多分もうちょいしたら国連の救助隊が来るからな〜」

「国連だと?我がドイツ軍ではないのか?というか、そもそも貴様は何者だ?」

「あー、お前は確かドイツの代表候補生か。えっと・・・あったあった、ほいお前のIS。なんかよく分からんシステムインストールされかけてたから、代わりに此処のやらかしのデータぶち込んどいたから上手いこと使ってくれ」

「あ、ありがとう・・・は?やらかしとはなんなんだ一体?」

「ま、その方が邪魔されなくて済むか」

 

 かくかくしかじかという事で、簡単に説明するとこの研究施設は勿論世間に知れ渡れば世界からバッシングを受ける事は必至、だが国の代表候補生を騙してこの施設に派遣する事が出来る程度には国のお偉いさんが関わっているので、じゃあ国連にリークして逃さないようにしようという訳である。因みに、この銀髪ロリは一緒にいた少女の事を研究員の子供だときいていたらしい。流石に鵜呑みにはしていなかったようではあるが。

 取り敢えず、違う部屋に待たせていた少女と合流して外へと歩き出す。正体については、ある組織の実働部隊(一人だが)と言ってあり匿名のタレコミによって調査し検挙のため派遣されて来たと説明している。そういった事情があるので決して自分の事は誰にも言わない様にと念押しをしていた。

 

『零!そこから西に200mの所にIS部隊が到着したみたいだよ!』

『ん、了解した。んじゃ、さっさと消し飛ばしますかな』

 

「そこのIS乗りさんよ、ちょっといいか?」

「む、どうした」

「西に200mの所に国連の部隊が来てる。悪いが俺は此処までだ」

「・・・軍人の私としては引き止めたい所ではあるが、諸々含めて黙っておくとしよう」

「助かるわ〜もし引き止めようとしてたら気絶させるのも視野に入れなきゃならなかったからな」

 

 二人の会話に気付いたのか少女達が近づいてきた。

 

「お兄さん、どっか行っちゃうの?」「白髪の人〜言っちゃヤダ〜」「おじさん、みすてるの?」

「・・・うぐ、その上目遣いは俺に効くんだが・・・まあどっか出会えるさ、じゃあな」 

 

 腰の辺りに群がる少女達をなんとか振り切ると、元来た道ー研究所のほうへと歩き出した。 

 その背中を見送り、見えなくなると指定された場所へと再び歩き出した。そこへ

 

「見つけた!私達は国連から派遣された部隊です!もう大丈夫ですよ」

 

 フランスの第二世代ISである“ラファール・リヴァイブ”を纏った女性と武装した複数人の女性が現れた。

 その中の一人が銀髪ロリへと近付く。

 

「ドイツ軍のIS部隊、“シュヴァルツエ・ハーゼ”の隊長、ラウラ・ボーデヴィッヒ少佐ですね?」

「そうだ。だが生憎と身分を証明するものを全て取り上げられていてな」

「それに関しては大丈夫です。貴方の部隊の副隊長の方のISと連絡をとっていまして、確認がとれています。ISは所持されていますか?」

「持ってはいるが、どうにもエネルギーが枯渇してしまっているようでな」  

「承知しました。直に救助ヘリが到着しますので暫くお待ちください」

「了解だ」

 

 こちらは何とかなった様である。一方その頃白髪のおじさんはといえば。

 

「いっきし!なんか超失礼な事言われた気がする・・・」

『どうしたの零、大丈夫?』

「問題なしだ。あの銀髪ロリ達は?」

『無事に保護されたみたいだよ』

「りょーかい。んじゃあこっちもさっさと終わらせますとしましょうか」

 

 近くに待機状態で隠してあったペイルライダーを装着していく。

 

ーー全ユニット接続完了を確認、メインジェネレーター起動・・・完了、出力安定、全システムチェック開始・・・異常無し

  P-001“ペイルライダー”起動完了  

 

 起動を確認すると、ふくろはぎの部分に内蔵されているアンカーを展開、バックパックの左のアームから伸びる放熱フィンも展開、反対側の試作型シェキナーを右腕上腕に固定し、射撃準備を完了する。

 

ーーシェキナー、最大出力形態へ移行・エネルギー充填開始、サブジェネレーター起動

 

  シェキナーの上下のパーツが展開、ビームキャノンの砲口が伸長しどことなくバリスタのような見た目となる。 

 

「つーか、初陣でこれをいきなり最大出力でブッパってなかなかイカれてるよな・・・」 

 

 そんな事をぼやきつつも網膜に投影されているエネルギーゲージがMAXとなる。  

 

「こんな場所、この世に存在しちゃいけねえんだ!消し飛べえ‼︎‼︎!」 

 

 砲口から強烈な光が迸る。 轟音 

 

 土煙が晴れると、存在していた建物は跡形もなくなっていた。その代償かシェキナーからは火花が散り、再使用は不可能であろう。

 

ーーメインジェネレーターに異常発生、注意!射撃の影響により冷却システムに異常発生! 

 

「異常・・・ちょっ、まっ、右腕あっつ⁉︎外れねぇし‼︎っ、アチャチャチャっ⁉︎⁉︎」

 

 全身から白い煙をあげ、右腕を押さえながらのたうち回る濃藍のロボット・・・どう足掻いてもシュールとしか言いようが無い。

 

ーー冷却カートリッジ使用

 

 バックパックからエアガンに使用するCO2ボンベを大きくした様なものが射出されると同時に一際大きく全身から煙を上げるとその動きが止まった。

 

「・・・死ぬかと思った〜」

 

 

 

 




採用しているペイルライダー計画ですが、ブラック、ホワイト、レッド、ペイルと、また後から増えたりするんですかねぇ
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