皆さんご機嫌麗しゅう、メジロマックイーンですわ。今日はライスさんを誘ってキャンプに来ましたの。都会の喧騒から遠ざかり、自然と触れ合い自然と一体化することでまた新たな食べ……いえ、新たな発見があるかもしれませんわ。ちなみに今の時期としては10月前半くらいと少々肌寒いですわね。食欲の秋って感じがいたしますわ。
キャンプや旅行と言った、どこかに行く必要があるものってなかなか踏ん切りがつきませんのよね。「行きたい!」と思っても調べているうちに「もういいや……」となりますわよね。つらいですわ。
話がそれましたわね。今回はキャンプですわ。ライスさんはキャンプ……というか野営をよくするみたいなので今回お誘いしましたの。今はテント張りと火起こしをお願いしていますわ。そして私は食材の調達に来ていまして、山の中にいますの。多少のお肉や野菜は持ってきてはいるのですが、ライスさんはよく食べる方なので少し採集していきますわ。背負っている籠が2/3ほど埋まってほしいですわね。
このあたりの木々には沢山キノコが生えていますわね。テングタケやサルノコシカケ、ワライタケなどありますわね。(素人が野生のキノコを食べてはいけません)
……なんだか少し匂いますわね。恐らくマイタケだとは思うのですが、少し出所を探しましょうか。ちなみに毒キノコはうまみ成分であるイノシン酸が非常に多く含まれていますので食べると美味しいですわよ。本当かどうかは存じ上げませんが。
マイタケは木の幹に生えているのですが、その大きさは顔のサイズをも超えるようですわ。普段食べているマイタケ……に限らずですが、キノコ全般は菌床栽培といって菌糸から生えてくるものを収穫してパッケージングしていますわ。原木栽培と比較すると味や質は若干劣りますが、安定した収穫が見込めるのが特徴ですわね。大量生産が主の現代では合理的ですわよね。
ちなみにクワガタムシは菌糸瓶で育ててあげると大きくかっこよく成長しますわ。その時に使う菌はヒラタケが主流ですわ。ホームセンターの昆虫コーナーにある冷蔵庫に菌糸ブロックと菌糸瓶がありますので機会があったら見てみると面白いかもしれませんわよ。常温に置いておくと普通にキノコが生えてきますわよ。
恐らくこのあたりにあると思われるのですが……ありましたわね。初めて野生のマイタケを見ましたが、こんなに大きいのですわね。そして香りが凄いですわ。野生のマイタケは香りが非常に強くて少し離れたところからでも存在に気付けるらしいのですが、それのおかげで今回は見つけられましたわ。
それにしても一株が大きいですわね。重量は1キロ以上ありそうですわ。それが3つほどありますから3キロほどのマイタケですわ。何も知らない素人が見つけれるものではないと言いますし、本当に運が良かったですわね。
収穫の方法は下から起こすようにして収穫しますの。木の根っこあたりに生えているマイタケと木の境目……をこうやって……こうやって……。難しいですわ……。ナイフを使ってもいいのですが、刃物を使うと生えなくなるとも言いますし、素手で頑張りますわ。多少ボロボロになっても食べるのは私とライスさんですし、大丈夫だと信じたいですわ。(このウマ娘は特殊な訓練を受けています)
そのころライスシャワーはテントを張り終わり、火おこしの準備に取り掛かっていた。が、マッチやライターを忘れてきてしまったことに気づき、落ちている木材や弦から火起こしを作っていた。今は弦を通した木の棒と木の板を組み合わせて、弦と木の板で三角形ができるように火おこしを作っていた。着火剤は枕の中の綿を使うそうだ。
なんとか収穫できましたわ。貴重な経験をしましたわね。あともう二種類ほど収穫できれば十分かとは思いますが。なにがありますでしょうか。秋と言えば栗やドングリ、山椒、山芋がありますわよね。ドングリは渋み成分が少ないものを食べないといけませんからドングリに詳しくない私は食べるのを控えたほうがいいかもしれませんわ。となると栗や山芋、見つけられたらノビルやオオバコを収穫してもいいかもしれませんわね。目標は栗と山芋を目標にしましょう。
栗はなかなか見つけやすいですわよね、地面に栗の殻? が落ちているのでその周辺の木が栗の木ですし、山芋は葉の形が特徴的ですものね。なんというのでしょう、縦に伸ばした三角形のような形をしてたような気がしますわ。
栗の殻が落ちているところを発見しましたので、ここからは少し視線を上にして栗の木を探しますわ。……っとありましたわね。軽く木に登って栗の実を落としていきますわ。枝を揺すって落とした方が痛くありませんし、その方がいいですわよね。剝くのが大変なので少しでいいと思います。そうそう、栗きんとん。あれの餡はさつま芋で作るのが主流ですけど、元々餡も全部栗で作るものですわよ、栗きんとん。
だしパックに入れて砕いたクチナシの実とさつまいもを茹でて潰してお湯や酒で伸ばせば餡が完成しますのよ。砂糖や水あめで調味も忘れずに。酒の入れすぎには注意ですわ。酒臭くなってしまうので食べたくない味に仕上がりますわ。
最後は山芋ですが、スコップを持ってきていませんし、多少歩いて見つけた弦を引っ張って採れたものを食べましょう。山芋はお味噌汁が主流でしょうか。なかなか食べる機会がありませんのでよくわかりませんわね……。ジャーマンポテトにするとかできますでしょうか……。フライドポテトとか……。
余談ですがねばねば成分のムチンはドライアイの改善や粘膜の保護に効果がありますわ。積極的に摂りたい栄養素ですわね。ちなみにオクラにも含まれていますわ。
山芋は狙ってとれるものではありませんわね。そもそも山菜が狙って採るものではないと思いますが……。
今回は厳しそうですわね。マイタケと栗があればどうにかこうにか……なってくださいまし……。
ちなみにライスは火おこしという長い戦いを終え休憩していた。焚き火台の上では大きい炎が自己主張激しく燃えていた
さて、キャンプ地に戻ってきましたが時間も押してきていますのでノンストップで参りますわよ、お米を炊く準備をしなければ。メスティンは2つありましたわよね。白飯と炊き込みそれぞれ作ることができるのでその準備をしていきましょう
「マックイーンさん戻ったんですね。……この匂いはマイタケかな? 美味しそう!」
「ええ、美味しそうなマイタケと栗を持ってきましたわよ。メスティンは2つありますわよね?」
「ええと……メスティンは3つあるから炊き込みご飯を2種類作っても1つは白いおこめが炊けるよ」
「では作っていきましょうか」
ではライスさんには焼き野菜やお肉の準備をおねがいして私はご飯ものを準備していきますわ。
さて、まずはマイタケの炊き込みご飯を作っていきますわ。
材料
マイタケ100g
米3合
醤油大匙3
酒大匙2
油揚げ1枚
ニンジン1/2本
まずお米を研いで、うるかして待っている間に具材を切っていきますわ。人参は短冊切りにして、油揚げは※油抜きをせずに同じく短冊に切っていきますわ。マイタケは食べやすい大きさに割いて汚れを軽く洗って準備完了ですわ。
30分経ちましたら水を入れてメスティンで炊いていきますわ。……今回は3合なので540㏄でしょうか。そこから調味液の分差し引いて……500ほどにしましょう。強火で沸騰させてから極弱火にして20分。火を止めて5分間蒸らしますわ。
※ 油揚げを煮ることで余分な油を抜いてギトギトにならないようにする。味噌汁の揚げはこれをやらないと油が浮いてくる。熱湯をかけることでも簡易的な油抜きができる。余談だが油は常温で液体のもの(例 オリーブ油)、脂は常温で固体のもの(例 牛脂)を指す。
次は栗ご飯ですわ。栗を生から調理したことがありませんので、出来上がりが楽しみですわね。
材料
栗250g
米2合
昆布だし360㏄
酒大匙1
みりん大匙1
塩小さじ1
剥いていない栗を水の中に入れて塩大匙1/2を加えますわ。その後弱火にかけて10分程かけて沸騰させ、30分程煮ていきますわ。茹で上がったら取り出して荒熱を取って殻にナイフで切り込みを入れながら剝いていきます。これで栗の下準備は終了ですわ。
そして先ほどと同じようにメスティンに先ほどの食材を入れて炊いていきますわ。
そして最後は白いお米を炊いていきます。ただ炊くだけでも面白くありませんから少しアレンジを加えていきますわ。
材料
米3合
酒大匙1
塩小さじ1
まずはお米を研いでいきますが、一番最初に研いだ水というのは早めに捨てるといいですわよ。糠が多く混ざった水を米が吸収してしまうので、お米本来の力が出せなくなりますの。水の吸収というのは洗米中でも起きているものですから、最初だけに限らずこの作業は手早く済ませることが重要ですわ。ちなみに最近は精米技術が上がっていますから、お米は研ぐというより洗うくらいでちょうどいいそうですわ。
お米1合につき1から1.1合の水を入れて夏は30分、冬は1時間吸水させてから酒と塩を加えて炊いていきますわ。今日の季節は秋ですから30から45分の吸水で炊きますわ。
お弁当屋さんのご飯の匂いを嗅ぐと、自宅で炊いたお米と何か違う香りがすると思った経験ありませんか? あれって実は前日炊いて古くなったお米にお酒を少量かけて潤いを与えているのですわ。だから嗅ぎなれない匂いがあるのですわね。水ではなくお酒を入れる理由としては、水より蒸発するのが早いという理由ですわ。栗きんとんの餡を作るときに酒を入れる理由と同じですわね。どちらも入れすぎに注意ですわ。
こちらはもう待つだけになりましたし、ライスさんの方を見ていきましょう。
ライスさんは野菜の下処理をしてくれていますわ。今回持ってきた野菜は玉ねぎ、ナス、シイタケ、ネギ、トウモロコシ、ピーマン、キャベツですわ。下処理が終わっている野菜は玉ねぎとナスとシイタケとトウモロコシ、ネギですわね。玉ねぎは皮をむいて輪切りに、ナスは傘の部分を取って一本そのまま、しいたけは石づきと軸を落としてありますわ、トウモロコシは輪切りにして焼く感じですわね。ネギは食べやすい大きさに輪切りにして串にさしていますわね。余談ですが輪切りと小口切りの違いは切ったものが自立するかしないかが分け目だそうですわよ。
まだ終わってないものはピーマンとキャベツですわ。そこに私がとってきたマイタケと栗を焼いて今回は終了ですわね。忘れてはいけないのはお肉ですわ、今回は牛タンを持ってきていますの。
では私はピーマンとキャベツの下処理を済ませましょう。
ピーマンはヘタとお尻の部分を切り落として中のワタと種を取り、縦に4等分しますわ。キャベツは1玉を8等分した後に芯を切り落として、食べやすい大きさに切っていきますわ。
では終わったみたいなのでバーベキュー開始ですわ!
少し準備に時間がかかってしまいましたので日が傾いてきましたわね。まだ全然明るいのですが、早く始めたほうがいいですわね。
早速焼いて行こうと思うのですが、まず焼くものは野菜ですわよね。野菜から食べることにより血糖値の上昇が緩やかになるので太りにくいのですわ。お米から食べると太りやすいと言われているのは血糖値が急激に上がるからですわ。焼き野菜も普通に美味しいですし、更に太りにくいとなればやらない手はありませんわよね。
それでは焼いていきますわ。まず玉ねぎとキャベツ、端の方でナスも焼きましょう。1本焼きは美味しいとトレーナーさんからうかがっていますので非常に楽しみですわ。
玉ねぎとキャベツは王道ですから美味しくないわけがありませんわよね。今回使う焼肉のたれはキンコンマンの「我が名は焼肉大将濃厚タレ」ですわ。食欲をそそる甘じょっぱいタレに舌をほんの少し刺激する辛みがアクセントとなっている焼肉のたれですわ。非常に愛用しています(トレーナーさんが)。
では焼けたことですし、頂きますわ。ライスさん、焼けまし……もう食べてますわね。
まずは玉ねぎから頂きますわ。タレにくぐらせて……頂きます。……これは外れようがありませんわよね。玉ねぎって元々癖のない野菜ですから何とでも組み合わせられるのが一番の長所ですわ。そういえば玉ねぎの焼き加減にも派閥がありますわよね。若干生でシャキシャキした焼き玉ねぎと、中心までしっかり加熱したしなしなの焼き玉ねぎ。私は後者の方が好きなのですが、ほかの方はどうなのでしょう。ライスさんは私と同じく後者の方が好きみたいですわ。玉ねぎが焼きあがるのをまだかまだかと待っていますわ。……他の物を食べませんか?
続いてキャベツに行きましょう。これも外れることはまずありませんわね。いただきます。……温野菜のキャベツもまた美味しいですが炭火焼のキャベツもまた美味しいですわよね。タレが非常に絡みやすいですからつけすぎには注意ですわ。高血圧になる理由としては6割が遺伝だという噂もありますが、自己防衛も大事ですわ。
北海道のスーパーには時期になると1玉10キロ以上の札幌大玉なるキャベツが売られるそうですわ。恐らく漬物用ですが普通に食べられるのかなど気になることは多いですわ。一般的に売られているキャベツとの味の違いなどもあると面白いですわよね。
序盤の本命であるナスが焼けたことですし頂きましょう。焼けてくると箸で押したらブヨブヨするので焦がさないように焼いてくださいね。まずナスを縦半分に割ってみましょう。……半分に割ったところからナスの中の水分がじゅわぁと出てきますわ! ハンバーグを切った時の肉汁なんて比にならないくらいの水分が中からあふれ出てきていますわ! これは絶対美味しいやつですわ! いただきます。……これは優勝候補ですわ! とにかくジューシーなのですが、ナス本来の淡泊な味を焼肉のたれがカバーしているので、美味しくてジューシーな食べ物に変化させていますわ! これは焼き野菜業界に革命児が来ましたわね! 焼肉屋さんでも焼き野菜にナスがついてくるのも時間の問題ですわよ!
次は……マイタケ行きましょう。マイタケの炭火焼なんて滅多に食べませんわよね。では焼いていきましょう。
生のマイタケにはたんぱく質を分解する酵素がありますので、みじん切りにしたマイタケとブロック肉を袋に入れて放置したらお肉が柔らかくなりますのよ。きのこが嫌いな方は玉ねぎはリンゴなどでも代用できますわ。
栄養素的にはカリウムが多いのが特徴でしょうか、カリウムには塩分を排出する働きがありますから現代を生きる私たちには積極的に摂取していきたい栄養素ですわね。
ちなみにカリウム摂取を促すときによく名前が出る食材と言えばバナナとスイカですが、マイタケからはスイカ以上バナナ未満のカリウムを摂取することができますの。ですがバナナはカロリーが高いのでダイエット中の方が摂取をしたい場合、食物繊維が多く含まれており、かつエネルギー量も少ないマイタケを食べる方がいいですわよね。おすすめの食べ方は炊き込みご飯や肉巻き、主菜の付け合わせとして出す他、細かくして餃子や焼売などの点心の餡に混ぜ込むこともできますわよね。
スイカは体温を下げる効果の方が高いので、ついでにカリウムも摂れる……と考える方がいいですわよね。塩をかけて食べる方もいらっしゃいますから、塩分排出のためにスイカを食べるのはなんだかといった感じですが…。
そろそろ焼けてきましたわね。ではまずは塩で……いただきます。……マイタケの香りが非常に強いですわ。調理するとなるとどうしてもほかの調味料や食材で香りがかき消されるのですが、炭火焼と塩というシンプルな調理と味付けでマイタケの良さが十二分に引き出されている気がしますわ。こりこりの食感とうまみ成分が見事なハーモニーを奏でていますわ!
では次はタレにくぐらせて……。……こうなると食感を楽しむ食べ物になりましたわね。香りは殆どなくなりましたが、タレによる完成された味とマイタケの食感が合わさりムゲンマイタケと化してしまったかもしれませんわ。ごはんがあったら一緒に食べたいですし、間にこれを挟むことでマンネリ化を防ぐこともできますわね。
あら、そろそろご飯が炊きあがるころ合いですわね。ご飯を蒸らしている間にお肉を焼きましょう。では早速牛タンを焼いていきましょう。
牛タンと言えば、焼肉屋さんでお出しされるものには刻みネギが散らされている場合やネギ塩だれがかかっている場合などがあると思います。私は牛肉とはいえ食中毒が怖いですからネギはよけてしまうのですが、あれはどうやって食べればいいのでしょう。
まず1つ目としてはネギを乗せたまま普通に焼いた場合ですわ。網焼きだとネギが網の隙間から落ちてしまうので果たしてこれはいかがなものか……となる。これが1つ目ですわ。
2つ目としてはネギを乗せたまま牛タンでネギを包むようなイメージで焼くことですわね。これなら網の場合でも鉄板の場合でもネギは落ちることなく焼くことができますわ。
ですが問題点が複数ありまして、それが裏返せない問題とネギの火の通りがわからないということですわ。まず前者ですが、片面からしか火を入れられない関係上余分に火を入れないといけないため、焼きすぎになってしまう可能性が高いことや焦げてしまう場合も考えられますわ。後者は私の力量不足もあるのですが、ネギの青い部分の火入れ分かりづらくありません……? 白い部分は透明になってきますが青い部分……わかりませんわ……。
まな板は肉用と野菜用で分けてはいるとは思いますが、自衛も大事ですから……。ここは意識の違いかもしれませんわね。
……はっ! 牛タン! 忘れてましたわ。片面焼きでかなり火が通ってしまいましたわね……。こうなると食用ゴムを食べているみたいで好ましくありませんわ……。そのようなものがあるのかはわかりませんが……。
塩とレモン汁をかけて……頂きます。……やっぱり最高ですわ! 噛み切りづらいのは焼きすぎた牛タンあるあるだとは思いますが、それもまたいい味が出ているかもしれませんわ。炭の香りがするのも一層食欲をそそりますわよね。
そうこうしているうちにご飯が炊けましたわね。まずはマイタケの炊き込みご飯から頂きますわ。紙皿に盛って……すっごいマイタケの香り! マイタケのいい香りとそれを引き立てる焦がし醤油、色鮮やかな人参の彩、そしておこげ! ここは欠かせませんわ! 早く頂きましょう!
……少し薄かったでしょうか……塩をぱらぱらと……。……こんどこそ…。
炊き込みご飯はやはり最高ですわ! 口の上の方で香る醤油の香りと鼻を突き抜けるマイタケの香り! お揚げもいい味を出していますわ! これは優勝ですわ! 一瞬でなくなりますわ! ライスさんよかったら……あら? 食べられていますわ…。ライスさん…恐ろしい。
次は栗ご飯ですわ。今回の栗ご飯は甘露煮を使っておりませんので恐らくあの味は出ないとは思いますが、美味しいことは間違いありませんわ。味醂で照りも出ていて見た目も美味しそうですわね。マイタケご飯とは違った美味しさを感じますわ。いただきます。
やはり甘露煮でない分甘さは控えめですが、その分栗本来の甘みを感じますわね。わざとらしい砂糖の甘さ、あれがこれからは感じられませんので非常に満足ですわ。昆布だしを使ったのもいいポイントですわよね、出汁は日本の特権ですから。面倒な方は昆布茶で炊くという選択肢もありそうですわね。……やはり濃いかもしれませんわ…。
この調子でどんどん食べていきますわ。
気づけば夜になっていましたわ。夢中で食べ続けておりました……。
ライスさんはお腹いっぱいになって寝てしまいましたし、このあたりで焚き火と言えばあれというものを準備しますわ。
勿論焼き芋ですわね、アルミホイルに包んで焚き火に放り投げておきますわ。……ちなみにこの芋は異空間から取り出しましたわ。最近鉄球を握りつぶせるウマ娘さんが発見されましたし、異空間から芋を出すくらいは問題ありませんわよね。
それにしても……たくさん食べたから眠いですわね。……少し横になって目をつぶりますわ。勿論寝ませんわよ、では横になって……目を……瞑る……だ……け…………。
…………はっ……! 流石にここで目をつぶるのは悪手ですわ。寝落ちして目が覚めたら朝になっていて焼き芋が炭になっていて……よよよ~……と寝ること間違いなしですわ。
見張っていないと……
さて、焼き芋というものはこうやって焚き火で作る他にも電子レンジで作る方法がありますわよね。ではどちらの方が美味しいのかというと、前者ですわね、焚き火で作った方が美味しいですわ。
これには理由がしっかりありまして、じっくり火を通すことが美味しさへの一歩になりますの。
サツマイモは長時間加熱することで甘くなるのですが、電子レンジだと加熱時間はせいぜい数分ですわよね。ですが焚き火だと30分くらい加熱しますので甘い焼き芋になるということですわ。
さて、それなりに火が通ったと思いますので、取り出しましょうか。軍手を履いて、トングではさんで、持ち上げて、少しの間その辺の地面に転がしておきましょうか。熱いので。
さて、あれから数分が経ちましたわ。焼き芋も表面が多少冷めて持てる温度になったところで、ホイルをはがしていきますわよ。
……焼き芋の香りって素晴らしいと思いませんか? スーパーの焼き芋なんかも少し美味しそうだなと思うことがありますが、やはり焼きたてに勝るものはありませんわよね! やはりなんでも出来立てが美味しいですわよ! 多少炭の匂いがするのも高評価ですわね。
割ってみると湯気がすっごいですわ! これはべちゃっとしているタイプのサツマイモですわね。ええと……品種は……シルクスイートだったはずです。早速頂きますわ。
ほっくほくの焼き芋も美味しいですけれどこちらも美味しいですわね。口の中に直接伝わってくるねっとりとした芋の甘みが素晴らしいですわ。やっぱり焼き芋はシルクスイートに限りますわよね! 紅はるかや紅あずまなどありますが、一番甘みが強いと思いますし。
……というかサツマイモがあるなら芋ご飯っていう選択肢もありましたわよね。それはトレーナーさんに任せますわ。
さて、締めも終わったことですしもう寝ましょうか。ライスさんは……なんかいませんわ……いつのまに起きていたのでしょう…。恐らくテントですわね。
では私もテントに戻りましょう。テントを開けたらそこにはかわいいライスさんが……ライスさんが……いらっしゃいませんわ!
ですが、恐らく大丈夫でしょう。たくさん食べてましたから走り込みをしていると思いますわ。
では私はもう寝ますわ。おやすみなさい。
焼肉屋にナス1本は十中八九ないと思うけど言わせたいことってあると思うの。ナス汁多くてタレが薄まるし、第一でかいし、焼肉屋での焼き野菜の利益率考えたら750円以上にしないといけないから多分売れないし。ナスは単価が高いところがネックよね、ほんと。
ちなみにトマトもナス科の植物だよ、だからやいてもおいしいんだね。気が向いたらマックイーンに料理させたい。酢豚にパインを入れるのだ。