大丈夫、
side斬騎
生ユノライブ翌日。
俺は整備室にいた。
神機の銃、機鋼小銃乙弍型の強化が完了した、と思ったのだが……
「ごめん、素材が微妙に足りなかったの」
デスヨネー。
ま、アクシデントは
「でも、今暴走神機兵がエイジス島に大量発生してるからそれをバラして持ってくれば何とか造れそう」
「了解、エイジスですね?」
こうして俺はエイジス島へ神機兵狩りに出撃した。
エイジス
出撃から一時間。
……………出ない。
目的の素材が出ない。
しかも、
ガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャ
「キモッ!!
どんだけ出てくんだよ!?」
切っても切っても減らない。
ウジャウジャいる。
最初は五体くらいしか居なかった。
アッサリ殲滅したら、今度は倍の十体出てきた。
バッサバッサと薙ぎ倒したが、更に増えた。
40体ほど斬ったところで数えるのが馬鹿らしくなって止めた。
そして今に至る。
辺り一面、神機兵。
ガシャガシャうるさいし、素材出ないからイライラしてくる。
向かってきた神機兵の剣を呪刀でぶっ壊して胴体をたたっ切る。
切れたコードとかからバチバチいってるけど無視して転がってる上半身を補食。
ちっ、またハズレか。
俺は邪魔な下半身を近くにいた一体に投げつけ、怯んだところを下半身ごと縦に切り裂く。
左右対称に真っ二つ。
構わず右半分を補食するも、またも出ない。
ッ!上から光弾が雨の様に降ってきた。
転がってる神機兵を盾に身を隠して、防いだ。
盾で防ぐより確実に安全だ。
だって
そう考えるとこの
弾雨が止んだのを見計らって次の獲物に切りかかる。
オラー、かかってこいやー(ヤケクソ)。
終わりの見えない神機兵狩りはまだまだ続く。
更に一時間後
「ゼェゼェ……ハァ~」
何とか求めていた素材が出た。
近くには夥しい量の神機兵スクラップ。
いずれも綺麗に切断されている。
ってか神機兵のスクラップが多すぎて歩くのに苦労する。
さっき躓きかけて大ピンチに陥ったし。
今日は久々に疲れた。
さっさと帰って寝よう。
翌日、何故かまた支部が騒がしかった。
今度は何があった?
side綾佳
いきなり凄いニュースがアナウンスされた。
『え、エイジスで大量発生した神機兵百体分の素材が整備室に運び込まれました。
素材が多すぎるので運ぶ手伝いを募集します!!
緊急です!』
は?
ひゃくたい?
「オイ、今のアナウンス誤報だよな?」
「神機兵百体とか,w,w」
「大変だ!
神機兵の素材で支部が溢れかえりそうだ!
誰か手伝ってくれ!!」
「「な、なんだってー!!!」」
近くでそんな声が聞こえた。
そう言えば斬騎君の姿が見えない。
彼の銃は神機兵をベースに造られていたはず。
いや、でもまさか…………ねぇ。
「………あり得る。」
私は斬騎君を探すことにした。
「あ、どうも綾佳さん。
この騒ぎは一体何ですか?」
割りと簡単に見つかった。
「何か神機兵を百体倒したとか言うアナウンスが流れたから」
…………………そっ。
「斬騎君!?
何で目を逸らすの?
君でしょ!絶対君だよね!?」
「シリマセン。
ボク昨日ハ自室ニ居マシタ」
「嘘つけー!
めっちゃ片言じゃん!!
百体討伐とか何してんのさ!?」
「ムシャクシャしてやった。
反省はしていない」
「認めた!?」
こうして、神機兵百体をソロで討伐した斬騎君の名は極東支部どころか世界的に有名になった。
チート化が進む今日この頃。
斬騎君はどこへ向かっているのでしょうか?
全ては神のみぞ知る。←をい!