温暖化よ、止まれ!
side斬騎
「あの、ギースさん
「んなワケあるか!
いつもはこんなに出てこねぇよ!」
と、言うことは
「俺の
俺は後ろから飛び掛かってきた赤ボルグを盾ごと切り裂くと、バックステップで迫りくる黄ボルグから距離を取った。
因みに今のスコアはボルグ×17、赤ボルグ×4、黄ボルグ×8、スサノオ×0だ。
スサノオが全く出てこないこと以外は順調である。
まぁ、逆に無印ボルグは大量に湧いてくるけど……。
「くそッ!キリがねぇな!」
ギースさんは神蝕剣タキリを神蝕銃オキツに変形させてバレットを連射した………ってなんだアレ!
弾丸が凄い勢いで分裂した!?
分裂した弾丸はギースさんを狙っていた周囲のボルグ・カムランを残らず殲滅した。
後から聞いたがあれはマルグリットさんが作った特製バレットらしい。
俺も負けてられないな。
《呪怨の太刀・黒レベルⅢ》!!
更に!
俺は溢れ出た黒い靄を敢えてコートとブーツに変えず、全て刀身に纏わせた。
靄は徐々に刀身をより長く、より硬く強化した。
「模倣血技・《
その一撃は赤ボルグと黄ボルグを何の抵抗もなく切り払い、両断した。
俺はここから刀身に纏わせた靄の性質を変化させた。
刀身から斬撃を飛ばすイメージ。
「模倣血技・《
刀身から黒い光が放たれ、延長線上にいたボルグ・カムランに深い傷をつける。
実は模倣血技のバリエーションも増えていた。
《バリアスライド》に加えて新たに《ソニックキャリバー》と《朧月》を模倣できるようになったのだ。
………まぁ、今でも三回に一回は失敗するから基本、余裕のある時にしか使わないが。
今の連続模倣血技とギースさんの特殊バレットでボルグ・カムラン神属のノルマは達成した。
近くにいたボルグ・カムランはあらかた殲滅したし、後はスサノオ五体だけか。
そう考えていた俺とギースさんの前にいつものアイツらが現れた。
つまり、
暴走神機兵×大量
「うわっ!どっから湧いてきた!?」
何なのコイツら!やっぱり俺に何か恨みでもあるのか!?(←エイジスの神機兵大量スクラップ化が原因)
俺は前と同様、破壊した神機兵を盾にしつつ、呪刀で確実に一体ずつ減らす戦法をとった。
ギースさんは神蝕剣タキリを振るって神機兵を斬り倒しつつ、上空から降り注ぐ弾丸を同士討ちに利用していた。
ある意味俺よりえげつない。
「オイ、斬騎!後ろから攻撃が来てるぞ!」
「な!?」
俺は後ろから接近していた神機兵をどうにか振り向き様に一閃、無理やり倒した。
危なかった………。
俺は気合いを入れ直すと目の前の
「これで、ラストッ!」
スパッ!
俺の斬撃が神機兵を上下に真っ二つにして戦闘は終了した。
「さて、じゃあスサノオを探しましょうか、ギースさん」
「いや、一度戻るべきだ」
「え?」
「お前、怪我がまだ治りきってないだろ。
何度か回避できる攻撃を回避しきれてなかったぞ」
「………気づいてましたか」
「当たり前だ。
これでも長いことゴッドイーターやってるからな」
確かにギースさんの言う通りまだ超巨大スサノオとの戦いの傷は回復しきっていない。
それに加えて長距離移動の疲労もまだ抜けきっていないのだ。
前回あれほど一方的に戦いを進めていた対神機兵戦闘も今日は不調であった。
「わかったら一度戻ろうぜ。
カルメラさんには俺からうまく言っとくからさ」
「そう………ですね。
ありがとうございます」
「ん、そうかわかった。
まぁ、初日にそれだけ出来れば十分だ。
今日はもう休んでいいぞ」
俺とギースさんの結果報告を聞いた師匠の反応は予想と違い、やけにあっさりとしたものだった。
てっきり怒られるものかと身構えてた俺たちは拍子抜けした。
そんな俺たちに師匠は怪訝そうな顔をして、
「何だ、不満か?
なんなら今からでもスサノオ狩りに行かせてもいいんだぞ」
という地獄の様な提案をしてきた。
それに対する俺とギースさんの答えはこうだ。
「「マジで勘弁して下さい!!」」
模倣血技・《
斬騎の新たな模倣血技その一。
オラクルによって巨大な黒い刃を形成し、敵を切り裂く技。
本家よりはやや威力が劣るが、そこは呪刀の切断力でカバーできる。
どちらかといえば攻撃威力上昇と言うより攻撃範囲拡張が主である。
模倣血技・《
斬騎の新たな模倣血技その二。
オラクルにより形成した黒い刃を攻撃に乗せて飛ばす技。
こちらは本家より劣る上、《