緑谷入夏→緑谷舞夏に変更
プロローグ 転生!
ーー……セレヌス大陸、アルファディオスにある教会。
普段から沢山の人が訪れるその教会、しかし、いまそこには1人の赤毛の老婆が椅子に座って天井を見上げて穏やかな笑みを浮かべていた。
「はぁ、タイガ……あんた、今何処にいるんだい。先に逝くなんてねぇ……はぁ、歳は取りたくないよ。」
老婆の名はマイア、若い頃は愛したタイガという青年と共に多くの戦場を駆けた女傭兵であり、剣と戦闘センス、生きる為のスキルを沢山持ち合わせていたが歳を取ってからは隠居して暮らしていた。
そんな彼女もそろそろ終わりが近付いてきており、マイアはこの教会へ来たのだ。
「はぁ……眠くなって来た。戦場で犯し殺されるよりは遥かにマシな終わり方だよ。(さようなら……タイ、ガ……みん、な。)」
マイアは静かに目を閉じて、息を引き取ったのであった……。
◆◆◆
マイアside
あたしはすごく暖かいところにいる。なんていうか、とてもふわふわした感覚で、雲に乗ってる感じ。
このまま あたし、あの世行くのかな?それとも……地獄?
どっちでも良いかな、沢山人殺したし、地獄に行くのも当然かな。“傭兵”なんてやってたら、人や魔物を殺して金稼いでたし。まぁ、タイガと会ってからは他人のために戦ってたけど……。
「(死んだらどうなるんだろ?あの世に行けるんなら行きたいなぁ。)」
そんな中、背中が急にひんやりしてきた……ふわふわしてたのに何で……ん?
「なんでひんやり!?」
「お、目が覚めたか?」
あたしが目を覚ますと、そこは真っ暗な夜空の星のような空間が拡がっており、さらに知らない男が椅子に座っていた。しかし、それよりも驚きなのは……!?
「あたしの体、若返ってる?」
「ここは精神だけの空間で、あんたと話をするのに良いと思える歳にしといた。あ、俺は飛鳥。宜しく。」
「……ここは、地獄なの?」
あたしの質問にアスカという奴が答えた。
「いや、ここは転生の間だ。俺達管理者はここで転生の為の準備をするんだ。」
「転生?輪廻転生のこと……?」
「まぁ、そんなところだ……けど、あんたといい、あいつといい、よく傭兵なんてやったよなぁ?命がいくつあっても足らないのに。」
「あいつ?あいつって誰?」
「ん?タイガだよ。あんたの彼氏だった「あいつもここに来たの!?」ま、まぁね。けど、もう別人に転生したよ。行き先は知らないんだ。」
「そう、なんだ。」
タイガも転生したんだ。だとしたら あたしらのことなんて覚えてない、かな……。だとしたら、寂しいなぁ。
「あ、そうだ。あんたに渡したいものがあるんだ。」
「え……?なにこれ、手紙?」
渡されたのは四角形の手紙だった。開けてみると、そこにはタイガからのメッセージが書かれていた。
マイア姉へ。
・この手紙を読んでるって事は飛鳥に会えたみたいだね。
俺は今、別の世界に転生してます。みんなとは離れ離れになったけど、マイア姉やアリシアやプリム、カグヤやルー・ルー、母様やセレスティン様、オリガやクロエ、それに他のみんなの事は絶対に忘れないよ。
大好きだよ、マイア姉!!
タイガより!
「……………………………馬鹿っ。」
間違いなく、これはタイガの書いたものだ。あいつは本当に馬鹿だ。こんな手紙だけ残すなっての……!
「どうする、マイアさん?」
「……あんまり気は進まないけど、新しい生命として生きてみるよ。」
「分かった。それじゃあ、転生をするよ……良い人生を過ごしてくれ。マイアさん。」
光が足下から現れると、あたしはその光に包まれて意識を失った……。
さよなら、タイガ。
愛してるよ、馬鹿弟……。
マイアのお相手
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